公用語
モルディブの公用語はディベヒ語です。アラビア語やサンスクリット語の影響を受けた独自の言語で、「サーサー文字」という右から左に読み書きする文字を使用します。ただし、リゾート内や空港、首都マーレのお土産屋・レストランなどでは英語が広く通じます。リゾートによっては日本語対応スタッフが在籍している場合もあるので、言葉に不安な方は事前に確認してみましょう。
宗教
モルディブはイスラム教を国教とする国で、人口のほぼ100%がムスリムです。約2,000年前に仏教の影響を受けた住民が定住しましたが、1153年にイスラム教へ改宗し、以降イスラム教が国民生活に深く根づいています。リゾート島ではアルコールの提供が認められていますが、首都マーレをはじめとするローカル島での飲酒は厳禁です。観光客も現地の文化・慣習を尊重し、マーレなどでは肌の露出を控えた服装を心がけましょう。
通貨
モルディブの通貨はモルディブ・ルフィア(MVR/Rf)です。補助単位はラーリで、1ルフィア=10ラーリとなっています。ただし、リゾートや空港、観光地のほとんどでは米ドル(USD)がそのまま使えるため、旅行者は米ドルを主に使う形が一般的です。ルフィアは日本国内では入手できないため、あらかじめ日本で米ドルに両替しておくことをおすすめします。
クレジットカード、キャッシュレス決済
モルディブのリゾートホテルでは、VISA・Mastercard・AMEXなどのクレジットカードが広く利用できます。一方、JCBカードは使用できないリゾートが多いため、注意が必要です。マーレのスーパーやローカル島の個人商店・小規模飲食店などでは現金のみ対応の場合もあるため、米ドルの小額紙幣(1ドル札など)を多めに用意しておくと、チップやちょっとした支払いの際に役立ちます。
費用
モルディブ旅行の費用は、宿泊するリゾートのランクやプランの内容によって大きく異なりますが、3泊5日で1人あたり約20万〜30万円が目安です。主な内訳は以下の通りです。
・航空券費用:往復で約10万〜15万円
・リゾート宿泊費:1泊あたり約3万円〜(ランクにより幅あり)
・空港〜リゾート間の交通費:約2万〜8万円
・食費:オールインクルーシブの場合は宿泊費に含まれる場合が多い
オールインクルーシブプランを選べば食事・飲み物・アクティビティがまとめてカバーされ、滞在中の出費を抑えやすくなります。旅のスタイルに合わせて、余裕をもった予算を立てることが大切です。
ビザ
日本国籍の方は、30日以内の観光目的であればモルディブ入国時にビザが無料で発給されます。事前のビザ申請は不要ですが、入国審査ではパスポート(残存有効期間1か月以上、機械読取領域のあるもの)、往復航空券、宿泊先の予約確認書の提示が必要です。また、渡航者はモルディブ到着前の96時間以内にオンラインサイト「IMUGA」より旅行者申告書を提出する義務があります。パスポートは帰国時まで有効なものを用意し、余裕をもった残存期間を確認しておきましょう。
日本との時差
日本とモルディブの時差は4時間で、日本が4時間早く進んでいます。日本が正午のとき、モルディブは午前8時です。モルディブにサマータイムは採用されていないため、年間を通じて時差は変わりません。ただし、リゾートによっては「リゾートタイム」と呼ばれる独自の時間設定(マーレ時間より1〜2時間早い)を導入している場合があります。チェックイン時にリゾートタイムの有無を確認し、スケジュールの管理に役立てましょう。
気候
モルディブは年間を通じて平均気温が26〜33℃の熱帯気候で、日本のような四季の変化はありません。気候はモンスーンの影響により、乾季(1〜3月頃)、雨季(6〜10月頃)、季節の変わり目(4〜5月・11〜12月頃)に大きく分かれます。雨季といっても日本の梅雨のように一日中降り続くことは稀で、多くはスコールと呼ばれる短時間の強雨がほとんど。近年は異常気象の影響で乾季・雨季の境目も曖昧になりつつあり、雨季でも晴天が続くケースも増えています。
服装
モルディブは年間を通じて夏の気候のため、Tシャツ・ショートパンツ・サンダルといった軽装が基本です。ただし、強い紫外線対策として帽子・サングラス・日焼け止めは必須です。水着はリゾートのビーチやプールでは自由に着用できますが、首都マーレやローカル島では露出度の高い服装は控えましょう。また、レストランによってはドレスコードが設けられている場合もあるため、ディナーの際は薄手のシャツやワンピースなどを一枚用意しておくと安心です。
旅行のベストシーズン
モルディブのベストシーズンは、乾季にあたる1月〜3月です。晴天が続き、海の透明度も高く、シュノーケリングやダイビング、フォトウェディングなどに最適な時期です。一方、雨季(6〜10月頃)は旅行費用が比較的抑えられるうえ、プランクトンが増えて魚影が濃くなることからダイビング好きにも人気があります。乾季はピークシーズンのため混雑や料金の高騰に備え、早めの予約が安心です。
治安
モルディブのリゾート島はセキュリティが整備されており、リゾート内での滞在も比較的安全とされています。ただし、ビーチやプールでの遊泳中の置き引きや、室内への侵入には注意が必要です。首都マーレではひったくりやバイクによる犯罪が発生しているため、貴重品の管理を徹底し、スマートフォンや財布の管理には細心の注意を払いましょう。基本的な防犯意識をもって行動すれば、安心してモルディブでの滞在を楽しめるでしょう。
物価
モルディブの物価は、島国という特性上、輸送コストが加算されるためやや高めです。特にリゾート内の飲食は割高で、ランチが1人50ドル前後、ディナーは100ドル前後が目安となる場合もあります。ミネラルウォーター(500ml)はリゾートで約5ドル前後と、日本と比べるとかなり高額です。食費を抑えたい場合は、食事・飲み物がすべて含まれるオールインクルーシブプランの宿泊施設を選ぶのがおすすめです。
交通手段
モルディブは「1島1リゾート」スタイルのため、空港からリゾートへの移動手段は主に、スピードボート・水上飛行機・国内線の3種類です。スピードボートは比較的近い島(北マーレ環礁・南マーレ環礁など)向けで、アクセスが良く24時間対応しています。水上飛行機は日中のみ運航し、遠方のリゾートへ向かう場合に使われますが、夕刻以降の移動には対応できないため注意が必要です。どの交通手段もリゾート側が手配するのが一般的で、パッケージツアーでは移動費が含まれていることがほとんどです。
空港から市街地へのアクセス方法
モルディブの玄関口となるのは、フルレ島にあるヴェラナ国際空港(マーレ国際空港)です。空港からリゾートへの移動手段は、宿泊先の島の距離によって変わり、スピードボート(所要10〜60分)、水上飛行機(所要15〜60分)、または国内線+スピードボートが一般的です。いずれもリゾート側が手配・調整するのが一般的です。なお、水上飛行機は日没後の運航ができないため、夜間に国際線が到着する場合はマーレやフルマーレのホテルに一泊してから翌日リゾートへ向かうスケジュールになることもあります。
インターネット
ほとんどのリゾートホテルでは、客室・公共エリアを問わず無料Wi-Fiが利用できます。SNSの閲覧や写真の送受信など一般的な用途は問題なく対応できますが、日本と比べると通信速度が不安定な場合もあります。移動中の通信を確保したい場合や、セキュリティ面が気になる方は、日本からポケットWi-Fiをレンタルするか、現地でSIMカードやeSIMを購入する方法もあります。eSIMは出発前にダウンロードしておけるため、現地での手続きが不要で便利です。
電源プラグ
モルディブのコンセントの形状は主にBF(三又角ピン)タイプです。日本のプラグとは異なるため変換プラグが必要です。電圧は220〜240V、周波数は50Hzで、日本(100V)とは大きく異なります。スマートフォンや最新のデジカメなどは多くが240Vまで対応していますが、ヘアアイロンなど一部の電化製品は変圧器が必要な場合があります。渡航前に使用する電化製品の対応電圧を確認しておきましょう。
飲水
モルディブでは水道水をそのまま飲むことは推奨されていません。現地の水道水は海水を脱塩処理したものや雨水を利用している場合が多く、衛生面での不安もあります。リゾート内では客室にミネラルウォーターが用意されていることがほとんどですが、有料の場合もあります。安心して旅を楽しむためにも、基本的にミネラルウォーターを購入・利用するようにしましょう。
トイレ
リゾートホテル内のトイレは清潔に管理されており、快適に利用できます。首都マーレ市内では、カフェやレストラン、ショッピングモールのトイレを利用するのが一般的です。公衆トイレは数が少なく、清潔度にばらつきがあるため、できるだけ飲食店や商業施設内のトイレを活用するのがおすすめです。なお、リゾートホテル以外のトイレでは、トイレットペーパーはそのまま流さずゴミ箱に捨てるようにしましょう。
海外旅行保険
現地で体調を崩し治療や入院が必要になってしまった際や、スリや盗難などのトラブルにあった際に海外旅行保険に入っていると安心です。NEWTではツアーやホテルのご予約完了後に任意で簡単に加入することができます。