ストックホルム中央駅
ストックホルム中央駅は、スウェーデン最大のターミナル駅であり、ストックホルムの中心部に位置しています。国内外への列車路線だけでなく、北欧諸国への路線も運行しており、毎日多くの人で賑わう場所です。また、各空港へのシャトルバスも運行されており、ストックホルムから他エリアへ訪れる際に便利な場所となっています。駅構内には観光案内所やカフェ、ショップが充実しており、長時間の待ち時間も有効活用することができます。北欧らしいデザインの駅舎は開放的で、太陽の光が入る内装が幻想的。地下鉄駅への通路も独特の雰囲気を演出しており、駅ではありますがストックホルムらしい芸術を垣間見ることができます。
スポット情報
ストックホルム旅行におすすめの観光スポット
ストックホルム市庁舎
ストックホルム中央駅の近くに位置し、大きな尖塔と石造りの建物が特徴の「ストックホルム市庁舎」。リッダー湾に面しており、1909年から1923年にかけて建設されたこの建物は、ショナル・ロマンティシズム建築の代表作として知られています。毎年開催されるノーベル賞授賞式の記念晩餐会が行われる場所でもあります。青の間では晩餐会、黄金の間ではセレブレーションパーティーが催されます。青の間は、床に青い石畳を敷いた巨大なホールで、天井から柔らかな太陽光が降り注ぐ柔らかな雰囲気。一方、黄金の間は、金箔のモザイクが施され、巨大な女神像や壁画で飾られたゴージャスな雰囲気が漂います。自由に見学することはできませんが、1日に数回、ガイドツアーが開催されています。ノーベル賞の授賞式の会場を見学できる貴重な機会となっています。
スウェーデン国立美術館
スウェーデン国立美術館は、ヨーロッパの美術作品を幅広く展示している重要な施設です。16世紀の国王グスタフ1世が収集した作品を中心に、15世紀から現代までの幅広いコレクションを誇ります。特に17世紀オランダや18世紀フランスの絵画が注目ポイント。レンブラント、ゴヤ、ルノワール、セザンヌなどの名だたる巨匠の作品も展示されており、日本でも高い人気を誇ります。また、美術館には付属の図書館もあり、貴重な美術資料を閲覧するのもおすすめです。さらに、美術館内には魅力的なミュージアムショップも併設されています。ここでは、定番のポストカードや図鑑だけでなく、北欧らしいデザインの雑貨やジュエリー、インテリアアイテムなども販売されており、お土産探しにも最適です。
ノーベル博物館
ノーベル博物館は、ノーベル賞開始から100周年を記念して2001年に建設された博物館です。ノーベル賞の創設者であるアルフレッド・ノーベルは、スウェーデンの発明家であり、彼の発明したダイナマイトの収益から現在のノーベル賞が生まれました。博物館では、ノーベルに関する歴史や、ノーベル賞の受賞者に関する資料が展示されています。常設展示のほかにも、ノーベル賞に焦点を当てた特別展示が行われているのが魅力の一つです。医学的進歩や発明、世界平和に向けた取り組みなど、幅広いテーマが取り上げられ、大人から子どもまで楽しめる内容です。博物館では、1日に数回のガイドツアーが催されており、無料の音声ガイドも提供されています。日本語にも対応しているので利用しやすいことでしょう。
ストックホルム大聖堂
ストックホルム大聖堂は、ガムラスタン地区のストックホルム宮殿とストートリィ広場の間に佇む教会です。13世紀ごろに建造され、ストックホルムで最も古い教会と称されています。18世紀に行われた大規模な改築により、外観はやや近代的なバロック様式を帯びているのが特徴の一つ。約66mの高さを誇る時計塔は、旧市街の至る所から見ることができ、街のシンボルとして親しまれています。一方、教会内部は中世の趣を色濃く残しており、独特の雰囲気が漂っています。特に、中世後期に制作された聖ゲオルギウスとドラゴンの彫刻は、ストックホルムを代表するモニュメントの一つです。協会内ではコンサートなどのイベントも開催されるほど、地域の人に親しまれている教会です。
ストックホルム宮殿
ストックホルム宮殿は、ガムラスタン地区にあるスウェーデン国王の公邸で、ヨーロッパ屈指の歴史的建造物として知られています。スウェーデンの君主制において、重要な行事が執り行われる場所であり、国王の居住地としても機能しています。実際に移住地として使用されていますがl、一般開放されているのがこの宮殿の特徴です。観光客も実際に見学することができるなど、よりストックホルムを間近に感じることができるスポットです。バロック様式でデザインされた建物は、イタリアの雰囲気を漂わせ、ストックホルムの美しさを象徴しています。宮殿は広大な敷地に位置し、11階建てで約600室の部屋を有しています。
ヴァーサ号博物館
スウェーデン国立海洋博物館の一部として、多くの人に愛されている「ヴァーサ号博物館」。博船をイメージした独特のデザインが特徴です。内部には処女航海で沈没した戦艦ヴァーサ号が展示されており、見応え抜群です。ヴァーサ号は、高さ約52m、長さ約69m、重量約1,200tで、64門もの大砲を搭載していた当時としては最大級の船でした。ヴァーサ号の展示では、巨大なマストや船体、美しい装飾など、まるで映画のセットから抜け出したような船を間近で見学できます。博物館内では、船の状態を保つために室温がやや低めに設定されているため、季節によっては寒さを感じるかもしれません。上着で調整をするのがいいでしょう。船の歴史やその復元に思いを馳せながら、貴重な体験を楽しんでください。