【2024年最新】シンガポールで使えるSIMカードは?他の通信方法との比較や使い方を解説
旅行などでシンガポールに行くなら通信手段の確保が必要ですよね。主な選択肢は国際ローミング、SIMカード、eSIM、Wi-Fiルーターの4つ。この記事では、シンガポールで通信手段を確保する方法をご紹介します。海外で一般的なプリペイドのSIMカードについてはとくに詳しく解説するのでぜひ参考にしてくださいね!
旅行などでシンガポールに行くなら通信手段の確保が必要ですよね。主な選択肢は国際ローミング、SIMカード、eSIM、Wi-Fiルーターの4つ。
この記事では、シンガポールで通信手段を確保する方法をご紹介します。海外で一般的なプリペイドのSIMカードについてはとくに詳しく解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!
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シンガポールでの通信方法を比較
まずはシンガポールで通信手段を確保するための方法を比較してみましょう。
海外で日本のスマホを使う主な方法は、国際ローミング、SIMカード・eSIM・Wi-Fiルーターの4つ。現地でだけ使う携帯電話の端末を購入することも可能ですが、高価になるため、ここでは除外します。
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国際ローミングを利用する
最初にご紹介する通信手段は、各携帯会社が提供している国際ローミングを利用する方法です。docomoやau、ソフトバンクなど日本の主なキャリアはシンガポールでの国際ローミングに対応。日本で使用手続きをしておけば、シンガポールでもスマホを利用できます。
国際ローミングのメリット
- 日本で簡単な手続きをしておけば現地ですぐに使える
- いつもと同じ感覚、同じ携帯番号でスマホを使用できる
国際ローミングのデメリット
- 他の通信方法よりも料金が高くなることも
- 日本のギガをそのまま消費するため、ギガを使いきってしまう可能性がある
シンガポール向けのSIMカードを購入する
アジアで一般的なのは、プリペイドのSIMカード。シンガポールにいる間だけ使えるSIMカードを購入し、日本で使っているスマホのSIMカードと交換、またはダブルスロットなら追加で挿入する方法です。それによって現地通信キャリアの回線を使用して通信ができます。
SIMカードのメリット
- 一般的にインターネットの速度が速い
- 海外ローミングより安いことが多い
- モバイルWi-Fiと比較して機器がかさばらず、機器の充電も不要
SIMカードのデメリット
- SIMフリーのスマホが必要(近年はSIMフリーのスマホが多い)
- SIMフリーではない場合、SIMロックを解除する必要がある
- 旅行中は日本の電話番号が使えなくなる
eSIMを利用する
eSIMは、スマホ本体に埋め込まれた内蔵型SIMのこと。近年は対応機種が増えていて、従来のSIMのように抜き差しする必要がなく、プロバイダとの契約時に契約者情報を書き込むことで使用できるようになります。eSIM対応機種ならオンラインで現地の回線契約を行えば、そのままスマホが使えるようになります。こちらもプリペイド型がメインで、その他の使い勝手はSIMカードと同じです。
eSIMのメリット
- SIMの破損の心配がない
- オンラインで手続きするだけで到着後すぐに使用できる
- その他のメリットはSIMカードと同じ
eSIMのデメリット
- 使えるスマホやキャリアが限定される(iPhoneの場合、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR 以降なら搭載)
- 日本でもeSIMを使っている場合、日本でのプロファイルを一度削除するため帰国時に再発行手続き(有料)が必要
- オンラインでの手続き、設定に慣れていない人は手間取ることも
- その他のデメリットはSIMカードと同じ
Wi-Fiルーターを利用する
海外ローミングの値段が以前は高かったため、これまでもっとも一般的だったのがWi-Fiルーターです。Wi-Fiルーターの端末を持ち歩き、スマホはWi-Fiで接続して使います。
Wi-Fiルーターのメリット
- 複数台が同時に接続できる
- スマホのキャリア設定を変更しなくても使える
Wi-Fiルーターのデメリット
- 荷物が増える
- 電池の減りを気にする必要がある
- 端末の受け取りと返却の手間がかかる
- 旅行中は日本の電話番号は一時的に使えなくなる
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シンガポールでSIMカードを使う方法
シンガポール旅行ではかなり一般的なプリペイドのSIMカード。安いものもたくさんあって、慣れれば使い勝手も良いです。ではSIMカードをシンガポールで使う場合、どのような準備をすればいいのでしょうか。
スマホがSIMフリーであることを確認する
まずは自分のスマホがSIMフリーかどうかを確認します。SIMフリーはどの通信会社のSIMカードを挿入しても利用できる状態のこと。最近はSIMフリーが一般的ですが、通信会社から購入して長く使っている端末の場合、SIMフリーではない可能性もあります。
SIMフリーでない場合はSIMロックを解除する
スマホがSIMフリーではなかった場合、SIMロックを解除してSIMフリーにします。自分でできる場合もありますが、通信会社に連絡してSIMロックを解除してもらうのが一般的。通信会社の店舗窓口やネットから申し込みます。
海外SIMカードを購入する
次は海外SIMカードを購入します。これは日本で購入する場合と海外で購入する場合があります。
シンガポールのSIMカードの選び方
海外SIMカードは、以下の2項目を考慮して選びます。
- 通信キャリア
- 使用日数・必要な容量(ギガ数)・音声通話プランの有無や無料通話の時間
シンガポールの通信キャリア
シンガポールのSIMカードを購入する際にはどの通信キャリアを選べばいいのでしょうか。
シンガポールには以下の5つの大手キャリアがあります。
- Singtel(シングテル)
- StarHub(スターハブ)
- M1 (エムワン)
- TPG Telecom (TPG テレコム)
- Circles.Life (サークルライフ)
またシンガポールには、日本系列の通信キャリアもあります。
- NTT DOCOMO ASIA (NTTドコモアジア)
- SB Telecom Singapore (ソフトバンクテレコムシンガポール)
- KDDI Singapore (KDDI シンガポール)
- Rakuten Mobile Singapore (楽天モバイルシンガポール)
多くの選択肢の中から選べるのはうれしいですね。シンガポールは狭いエリアなので、どのキャリアでもつながりにくいことはほとんどありません。
シンガポールのSIMカードを日本で購入する
シンガポールで使えるSIMカードは日本でも簡単に購入できます。店舗に行かなくてもAmazonで購入可能。通信会社や必要な日数、データ容量など、自分のスマホの使用状況に合わせて選んで購入しましょう。
ここでは、Amazonで販売されているSIMカードの一例をご紹介しましょう。
シンガポールとマレーシアで使えるSIMカードの例
- 5日間データ無制限タイプで1,180円〜(一例)
- シンガポールではSigtel、マレーシアではMaxisを使用
- 1日のデータ量が1GBを超えると24時までスピード制限がかかる場合あり
- 3サイズに対応
- 設定不要でSIMをデバイスに挿せば通信開始
- LINEアカウントで日本語、英語、中国語のカスタマーサポートを用意
東南アジアで広く使えるのSIMカードの例
- シンガポール・マレーシア・インドネシア・カンボジア・タイ・ベトナムで使用可能
- 7日間/1日2GBタイプで1,780円〜(一例・3日間で970円タイプなどもあり)
- シンガポールではSingtel、Starhub、M1のうち電波状況が強いキャリアに接続
- 1日の利用量2GBを超えると24時まで最大通信速度が128kbpsに低下
- 3サイズに対応
- 設定不要でSIMをデバイスに挿せば通信開始
- 日本語、英語、中国語のカスタマーサービス
シンガポールの場合、東南アジアの他の国にも対応しているSIMカードが多く出ています。SIMカードはたくさんの種類があり、特徴もさまざまなので、使用可能日数やデータ容量、音声通話プランの有無や無料通話の時間など、自分の使用環境によって選んでください。
シンガポールのSIMカードを現地で購入する
シンガポールではプリペイドのSIMカードが普及しているので、現地で購入すればより多くのSIMカードから選べます。また日本で買うより安い可能性があるのもメリット。ただし市内に行ってから店を探して買うと時間のロスになり、設定をしてくれないお店もあるため、慣れていない方は戸惑うかもしれません。
また到着したシンガポール・チャンギ空港では観光案内所を兼ねたカウンターでSIMカードを販売しています。こちらの方が手軽ですが、定価より割高なこともあるので、相場をよく調べておくのがおすすめです。
シンガポール用SIMカードの設定方法
シンガポール用のSIMを購入したら、使えるように設定します。とくに難しくはありません。ここでは海外SIMの使い方の基本を解説します。
元のSIMカードを取り出す
まずは使っているスマホに入っている日本の通信会社のSIMカードを取り出します。使うのは専用の取り出しピン。スマホの電源をOFFにしたら、側面にある小さな穴をピンで押し、トレイを出します。取り出したSIMカードは破損しないようにていねいに扱い、大切に保管してください。デュアルスロットの場合、使っているSIMは取り出す必要はありません。
シンガポールのSIMカードを挿入する
日本のSIMカードを取り出した部分に、購入したシンガポール用のSIMカードを挿入します。トレイにSIMカードを載せて押し込むだけなのでスムーズかつ簡単ですよ。デュアルスロットの場合は、2つ目のスロットにシンガポール用のSIMカードを挿入してください。
シンガポールのSIMカードをセットアップする
挿入したらセットアップ(アクティベート)をします。とくにセットアップが必要ないSIMカードも。機種や通信会社によってやり方は異なるため、SIMカードについている説明書を読んでセットアップを行なってください。
シンガポール用のSIMを購入する際に気をつけること
シンガポール用のSIMカードの購入には、いくつか気をつけるべきことがあります。続いては間違って失敗しないためのポイントを解説します。
eSIMと間違えないように気をつける
通販で購入するとき、SIMカードと検索してもeSIMがいっしょに出てきます。eSIMの対応機種ならとくに問題なく使用できますが、未対応の機種の場合は使えないことになるため、間違えて購入しないよう注意してください。
SIMカードの大きさに注意する
SIMカードには標準SIM、MicroSIM、NanoSIMという3種類の大きさがあります。現在もっとも多く使われているのはNanoSIM。近年はアダプターを使って全てのタイプに対応するSIMカードも増えています。まずは自分のスマホがどのタイプかを確認してください。
SIMの使用期間やデータ量に注意する
海外SIMは使用する期間やデータ容量が決まっているプリペイド式のものを購入するのが一般的。旅行の日程より短かいものを購入すると途中で使えなくなり、逆に長すぎると無駄になります。シンガポール旅行の場合、短期のSIMカードが多いので、長期旅行の人は注意してください。
また、必要なデータ容量にも注意が必要です。1日あたりのギガ数が決まっているSIMカードも多いので、旅先で動画を見るなど、自分のスマホの使い方を考慮した上でSIMを購入してください。海外旅行ではネットで調べものをする機会も増えるので、普段より少し多めの容量にした方が安心です。
旅行前にSIMを挿入しない
スマホに挿入する前に、SIMカードがどの段階で利用スタートになるかを確認してください。とくに設定不要タイプのSIMカードの場合、旅行前に試しに挿入して電源を入れると利用がスタートしてしまうこともあるので、注意が必要です。
シンガポールでの電話番号やアカウントを必要な人に伝えておく
海外SIMを利用すると日本の通信会社とはつながらなくなり、日本での電話番号は一時的に使えなくなります。その代わりに音声通話プランつきの海外SIMなら現地の電話番号が与えられます。日本からの着信を受ける必要がある場合、海外用の電話番号を伝えておくようにしてください。
また、音声通話のないデータ通信のみのプランの場合、音声通話はLINEやSkypeなどを使うことになります。この場合、日本のものと同じLINEやSkypeなどのアカウントを使えるので、そちらを伝えておくようにしましょう。日本の電話番号で電話を受けたい場合には海外ローミングがおすすめです。
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シンガポールでも快適にスマホを使おう!
この記事ではシンガポール用のプリペイドのSIMを中心に、シンガポールでスマホの通信手段を確保する方法を解説しました。海外ローミングや海外SIM、eSIM、Wi-Fiルーターにはそれぞれにメリットとデメリットがあります。自分にぴったりな通信方法を選んで、シンガポールでもスマホを快適に使ってくださいね!
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