シンガポール料理のおすすめ17選!絶対食べたい人気メニューを厳選
シンガポール料理といえば、チキンライス(海南鶏飯)やラクサなどの中国料理と東南アジア料理が融合した料理が人気!香草やココナッツミルク、海産物が多く使われています。 この記事では、シンガポール料理の特徴や人気メニューを厳選してご紹介。スープやメイン料理、麺料理、スイーツ・朝食などのジャンル別にわけて紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。
シンガポール料理といえば、チキンライス(海南鶏飯)やラクサなどの中国料理と東南アジア料理が融合した料理が人気!香草やココナッツミルク、海産物が多く使われています。
この記事では、シンガポール料理の特徴や人気メニューを厳選してご紹介。スープやメイン料理、麺料理、スイーツ・朝食などのジャンル別にわけて紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。
\NEWTでおトクに旅行しませんか✈️/
シンガポール料理の特徴とは?
シンガポール料理は、中国系やインド系の移民で構成される多民族国家・シンガポールらしく、中国料理やインド料理、東南アジア料理が融合した独自の食文化が発達しているのが特徴です。
中国南部に位置する海南島から伝わったとされるチキンライス(海南鶏飯)やココナッツミルクや海産物、香草が効いたエスニックな麺料理・ラクサなどが有名です。
シンガポール料理の味を一言であらわすと、ココナッツミルクやパクチー、唐辛子などが入ったエスニックな味わいの中華料理。鶏肉や海産物の出汁が効いた煮込み料理や麺料理は、日本人の舌にマッチするメニューも多いですよ。
パクチーやバンダンリーフなどが苦手な方は、写真付きのメニュー表などで実物を確認しながら自分が食べられそうかチェックするのがおすすめですよ。
また、シンガポールには、政府が衛生面を考慮してつくった屋台街・ホーカーズがあります。屋台が密集したフードコートであるホーカーズは、リーズナブルな価格でさまざまな国の料理を食べられるおすすめの観光スポット!ぜひ観光の途中にローカル感を味わいに立ち寄ってみてくださいね。
\NEWTでおトクなシンガポール旅行をチェック/
\NEWTでおトクに旅行しませんか✈️/
シンガポール料理のおすすめスープ2選
まずは出汁が身体に染み渡るシンガポール料理でおすすめのスープです。豚肉や海産物をじっくりと煮込んだ具沢山なスープで、中国の生薬の風味が香るものも。
素材の味が楽しめる優しい味付けのスープを食べてみては?
バクテー(バックッテー)
豚肉を生薬と中国醤油で煮出したスープ
バックッテーは中国語で「肉骨茶」と表現されるスープです。ぶつ切りされた新鮮な豚のあばら肉やホルモンを生薬と中国醤油でじっくり煮込んで完成させます。土鍋でグツグツ煮込むのが一般的で、別皿に用意した白米にスープをかけて食べたり、中国で定番の朝食で揚げパンの油条をちぎってつけて食べたりするのが特徴です。
唐辛子やニンニク、きのこ、湯葉、厚揚げなどを追加で入れることもあります。バックッテーに使用される生薬はお店によってさまざま!八角やシナモン、クローブ、胡椒、ニンニクを基本として、さまざまなバリエーションを楽しめますよ。
シンガポールではファーストフードの一種ですが、中国やその他の地域では薬膳料理として提供されることも。朝食やおやつなど、小腹が空いた時に食べたい逸品です。
ヨンタオフー
豆腐やはんぺんなどの具材を使ったシンガポール風のおでん
ヨンタオフーは、豆腐や厚揚げ、はんぺん、肉団子、揚げ焼売、卵、春雨などの具材を選び、スープに入れて一煮立ちさせてから食べるシンガポール風のおでんです。バイキング形式で具材を選べるので、苦手な具材は避けられるのが魅力的ですね。
ヨンタオフーのスープはチキンスープやエビなどの魚介系のスープで、お出汁の効いたエスニックなおでんを心ゆくまで満喫できます。麺と一緒に食べることも多いですよ。
シンガポール料理のメイン料理7選
シンガポール料理は、ココナッツミルクやスパイスを多用した麺料理やご飯もの、素材を豪快に調理した料理が多いです。おすすめのシンガポール料理をチェックしましょう。
シンガポールラクサ
ココナッツミルクと干しエビフレークが効いたラクサ
ラクサは、マレー料理の印象が強いかもしれませんが、シンガポール風のラクサも有名です。中華料理とマレー料理が融合して独自の発展を遂げてきたニョニャ料理の一種で、ココナッツミルクにえびの出汁やスパイスが効いている麺料理ですよ。
魚介系の出汁が効いたラクサは身体の奥まで染み渡るうまさ!魚のすり身やもやしなどがてんこ盛りで、食欲がなくてもぺろっと食べられちゃうのが特徴です。
ホーカーズやローカルな食堂でも気軽に食べられるので、ぜひチャレンジしてみては?
チキンライス(海南鶏飯)
茹で鶏と茹で汁で炊いたご飯をプレートで一緒に堪能
チキンライス(海南鶏飯)は、中国南部の広東省や海南省、香港、タイ、マレーシアなどで広く愛されている鶏の出汁で炊いたご飯の上に、茹で鶏が添えられた料理です。屋台やレストランで広く提供されており、シンガポール料理の代名詞の一つといえます。
新鮮な鶏肉のうま味をダイレクトに味わえるのがチキンライスの魅力で、甘辛いタレをたっぷりつけて食べれば、その美味しさは格別ですよ!
チリ・クラブ
カニをチリソースに絡めて豪快に炒めた名物料理
チリ・クラブは、カニを丸ごと茹でて、甘辛いチリソースで絡めたシンガポールの人気料理。ソフトシェルのカニを使用している場所もあります。大きなカニの爪や甲羅をカニバサミでカットして、中身の実とチリソースを絡めていただけば、ついご飯が欲しくなる美味しさです。
さらに、肉まんの生地だけを蒸した中国風の饅頭を注文して、それをちぎってチリソースにつけながら食べるのがシンガポール流。素朴な饅頭の甘みとチリソースの辛味がよく合います。
カニを丸々一匹使ったチリ・クラブは高級料理なので、レストランにて大人数でチリクラブの大皿を注文して、シンガポールのカニの美味しさをシェアするのがおすすめです。
フィッシュヘッドカレー
魚の頭を煮込んだ出汁たっぷりのカレー
フィッシュヘッドカレーは、魚の頭を丸ごと煮込んで出汁をとったカレーです。魚の頭は出汁をとるために利用されており、野菜や肉もたっぷり入っていますよ!ココナッツミルクやタマリンドを使用した甘酸っぱ辛い味付けになっているものもあります。
外国人観光客だけでなく、インド系・中国系の現地人から広く評価されている人気のシンガポール料理です。
サテ
甘辛いタレがやみつき!東南アジア風の串焼き料理
サテはインドネシアやタイ、シンガポール、フィリピンなどで幅広く食べられている串焼き料理です。日本でいう焼き鳥のようなもので、甘みの強いタレが味付けに使われています。
鶏肉が使用されるサテ・アヤムが多いですが、牛肉を使うサテ・サピや羊肉を使うサテ・カンビンなどさまざまな肉が串焼きで提供されますよ。
街中を歩いていると、屋台からサテを炭火焼きしている良い匂いがしてきます。日本の焼き鳥と同じ感覚で、ビール片手に焼き鳥を食べてみてはいかがでしょうか?
ポピア
モチモチの薄生地で中身を包んで食べる料理
ポピアは、薄皮のもちもちとした生地に肉や野菜などの好みの具材を入れ、チリソースやスイートチリソースをかけて包んだ巨大な生春巻きです。シンガポールでは間食として食べられ、お供え物として利用されることもあるんだとか。
ポピアはニョニャ料理として中華系の人々が代々伝えてきた愛され料理。自分で好きな食材やソースを選べるので、自由度の高い料理となっています。
ナシレマ
ココナッツミルクと塩を加えて炊き込んだ料理
ナシレマは、ココナッツミルクで炊いたご飯でシンガポールで人気のある料理です。タケノコやバナナの葉などで包んで提供されることが多く、ニンニクや唐辛子、砂糖などで味付けされています。日本では食べられない新感覚の味付けですよ!
小魚の揚げ物や辛子味噌、きゅうり、ピーナッツなどと一緒に食べます。ホーカーズで提供されていることが多く、シンガポール定番の朝ごはんとしても人気ですよ。
シンガポール料理のおすすめ麺料理3選
続いてはシンガポールの麺料理です。エビや唐辛子、香草類を使用し、辛味・酸味・爽やかさが同時に味わえるメニューが多くなっています。
ホッケン・ミー
卵とエビをたっぷり使用した焼きそば
ホッケンミーは、黄麺と呼ばれる中太の卵麺を使い、卵とエビをたっぷり入れて炒めた焼きそばです。福建焼きそばや福建ミーなどと呼ばれることもあります。
シンガポール式とクアラルンプール式があり、前者は小エビやイカ、卵などを入れて炒めた海鮮焼きそば、後者は豚肉やキャベツ、ラードを使った肉焼きそばです。
唐辛子ペーストをつけたり、ライムを絞ったりして味変して味わうのも美味しいですよ。
ワンタン・ミー
エスニックなワンタン麺
ワンタンミーは、中国やマレーシア、タイ、シンガポールなどで作られているワンタン麺です。チャーシューや野菜、ワンタンが入っています。スープが少ないワンタンミーの場合は、ワンタンが別皿で出されることもあります。
麺とワンタンを同時に楽しみたい欲張りな方におすすめの麺料理です。
プラウン・ミー
エビの出汁が効いたスープ麺料理
プラウンミーは、エビの殻や頭、身などをすべて粉砕し、豚肉と一緒に長時間煮込んだスープに太麺を絡めた麺料理です。卵や豆腐、きのこなどの具材もたっぷりで、素材の出汁のうま味を吸ったスープで食べる麺はまさに絶品ですよ!
汁あり麺だけでなく、つけ麺のようにして食べるドライタイプもシンガポールでは定番です。
シンガポール料理のおすすめスイーツ・朝食5選
シンガポール料理は朝食やスイーツも豊富です。イギリス統治時代の影響を残したものや、中華圏、マレー圏の影響が色濃いメニューもあります。
シンガポールならではのスイーツや朝食についてチェックしましょう。
カヤトースト
シンガポールでの朝食の定番!
カヤトーストは、旧イギリス領のマラヤ(現在のマレーシア・シンガポール)でジャムの代わりに生み出されたココナッツが原料のスプレッドを、パンに塗って焼き上げたシンガポールで定番の朝食メニューです。
ココナッツ特有の甘い香りと砂糖の甘み、卵のコクを楽しめます。現在ではマーガリンやバターなどを一緒に塗って焼き上げるカヤトーストも。カヤトーストをちぎって、別皿で用意した温泉卵につけて食べるのが現地流だそう。
紅茶やコーヒーなどと一緒に食べれば、朝のエネルギー補給はばっちりです。
プラナカン菓子(ニョニャ・クエ)
鮮やかな色合いが美しいお菓子
プラナカン菓子は、もちもちとした食感と、パンダンリーフやバタフライピーを使用した色とりどりで可愛らしい造形が特徴のお菓子です。
シンガポールに17世紀頃移り住んだ中国系の人々の間で広がったお菓子で、ココナッツミルクやココナッツシュガー、ココナッツクリームなどがふんだんに使われており、特徴的な甘い香りがあります。
屋台などでも気軽に買えるので、気になるケーキを指差しで注文してみては?
ボボチャチャ
ココナッツミルクで作る甘いシンガポール風おしるこ
ボボチャチャは、ココナッツミルクベースのシンガポール風のおしるこです。シンガポールの言葉で「たくさんの具が入ったお粥」と指すように、サツマイモやタロイモ、バナナ、ヤムイモなどが入っており、砂糖で味付けされています。
いも類がたくさん入っているので、意外とお腹がいっぱいになるほんのり甘いスイーツです。
食べるなら、あくまでも一食分としてお腹を空かせておくのがおすすめ!いも類やフルーツがあればすぐに作れるので、シンガポールの家庭でもよく食べられていますよ。
マンゴーサゴ
ココナッツミルクやマンゴー、タピオカを混ぜて作ったスイーツ
マンゴーサゴは、マンゴー果汁やマンゴー果肉、サゴ椰子のデンプンから作ったもちもちのサゴなどが入る冷製マンゴースープです。文旦のようなポメロというフルーツもよく使用されています。
暑くてジメジメした日が多いシンガポールにおいて、手軽に涼をとるのにうってつけのスイーツです。
ハイティー(アフタヌーンティー)
イギリス式のアフタヌーンティーを楽しめる
シンガポールのアフタヌーンティーでは、イギリス式の本格的なティータイムを満喫できます。一般的に、アフタヌーンティーよりも遅い時間から始まるのがハイティーと呼ばれています。
紅茶と一緒にケーキやワッフル、スコッチ、ジャムやバターなど、紅茶を最大限に味わえるようなティーセットを注文すれば、優雅なティータイムを堪能できますよ。
シンガポール発祥の高級紅茶ブランド・TWGの紅茶を味わえることも!一流のホテルのハイティーを注文して、イギリスの上流階級の暮らしを疑似体験しては?
\NEWTでおトクなシンガポール旅行をチェック/
おいしいシンガポール料理を満喫しよう!
シンガポール料理で食べてみたいメニューは見つかりましたか?シンガポール料理はココナッツミルクと海産物、独特なスパイスを使ったクリーミィさ・出汁のうま味・辛さ・酸っぱさなどを同時に楽しめる料理が多いです。
日本人も食べやすい海鮮料理も多くあります。南国のフルーツをふんだんに使ったスイーツや朝食など、日本ではなかなか味わえないシンガポールならではのメニューもありますね。
今回の記事で紹介したシンガポール料理はどれもおすすめのものばかりなので、ぜひ食べてみてくださいね!
cover photo by unsplash