シンガポール植物園は世界遺産の絶景スポット!歴史や見どころなどを解説
シンガポールを代表する観光スポット・シンガポール植物園。2024年7月現在、シンガポールで唯一、世界遺産に登録されている観光地です。 この記事では、シンガポール植物園の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひシンガポール植物園へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!
シンガポールを代表する観光スポット・シンガポール植物園。2023年6月現在、シンガポールで唯一、世界遺産に登録されている観光地です。
この記事では、シンガポール植物園の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひシンガポール植物園へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!
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シンガポール植物園の基本情報
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シンガポールの代表的な観光地・シンガポール植物園。まずは、シンガポール植物園の歴史や特徴などの基本情報を解説します。
シンガポール植物園は東京ドーム約13個分の広さ!
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中心部に位置するシンガポール植物園は東京ドーム約13個分(約82ヘクタール)の広さを誇ります。入り口はなんと5つあり、1周するのに3時間以上かかると言われています。シンガポール植物園に行く際は、事前に見たい場所などを決めておくことをおすすめします。
シンガポール植物園の歴史
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シンガポール植物園の原型となる庭園が設立されたのは1859年ですが、その先駆けになったのは博物学者である博物学者であるスタンフォード・ラッフルズ卿が1822年に植物実験庭園をはじめたことがきっかけだといわれています。
庭園開園後は、植物の収集や栽培、実験を行う機関として研究を行っていました。その中でもとくにゴムの木やランの育種が積極的に行われ、その後のシンガポールの経済や農業の発展に大きく寄与しています。
そして、シンガポール植物園は、2015 年にユネスコの世界遺産に登録されました。植物園として登録されるのはアジアの遺産ではシンガポールがはじめてで、イタリアのパドヴァ植物園とイギリスのキュー王立植物園に次いで世界で3番目の登録となりました。
現在では観光地としてだけでなく、現地の人々の憩いの場としても親しまれています。
シンガポール植物園が世界遺産に登録された理由は?
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シンガポール植物園が世界遺産に登録されることとなったその背景には、ゴムの研究が関係しています。シンガポール植物園で研究が進んだことで、ゴム産業が発展し、自動車産業やタイヤ産業に多大な影響を与えたことが世界的に評価され、登録へと至りました。
シンガポール植物園はゴムやランをはじめ、熱帯性の植物などが数多く見られる場所として、見どころの多い植物園となっています。
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シンガポール植物園観光の見どころ
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シンガポール植物園は、多種多様な植物が見られる場所です。かなり広いので、どのスポットを見るのか事前に決めておくのがおすすめ。ナショナルオーキッドガーデン、スワンレイク、ジンジャーガーデンなどの人気のスポットの見どころをまとめました。
一度は見たい!ナショナルオーキッドガーデン(タイアーソール入口)
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シンガポール植物園に行ったらぜひ行ってほしいのが、タイアーソール入口近くにあるナショナルオーキッドガーデン!気候や標高に分けて、世界最大規模のさまざまなランが展示されているのが特徴で、1,000以上もの原種と2,000以上もの交配種が約60,000株も栽培されているとか。色鮮やかな数多くのランが随所で見られるのでフォトスポットとしてもおすすめですよ。
中でもVIPオーキッドガーデンでは、植物園内で同時に交配させたランに、世界の有名人の名前をつけたものを展示しています。たとえば、香港の有名な映画俳優のジャッキー・チェンや南アフリカの元大統領ネルソン・マンデラ氏など。自分のイメージと比較しながら見学するのも面白そうですよね。
シンガポール植物園では唯一の有料スポットにはなりますが、見ごたえがあるのでぜひ足を運んでみてくださいね。
優雅に泳ぐ白鳥に癒やされるスワンレイク(タングリン入口)
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シンガポール植物園の中でも古い歴史があるスワンレイクは、躍動感ある白鳥の彫像と数多くの水生植物や生物が見られる観光スポット。とくに、今にも飛び立ちそうな白鳥の彫像は見るだけでワクワクしますよ!この湖は周辺の庭園に水を供給するという役割も担っている重要なスポットでもあるとか。かつては、ワニがこの湖に逃げてしまい、捕獲が大変だった、なんて話も。
世界のショウガが見られるジンジャーガーデン(タイアーソール入口)
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続いてのおすすめは、世界各地のショウガを集めたジンジャーガーデン。ショウガは数百種、関連植物は250種以上と全部で約1,000種の植物が見られる観光スポットとして人気の場所です。鮮やかな緑の葉とビビッドカラーの花が美しいショウガは普段なかなか見られないのでは?
ショウガを見るのももちろんおすすめですが、ジンジャーガーデンには大きな葉が特徴のアマゾンスイレンや夜のライトアップもおすすめなので、時間が合えばぜひ立ち寄ってみてくださいね!
カフェやレストランも充実のラインナップ!
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※画像はイメージです
シンガポール植物園内には、カフェやレストランが合計で9カ所あります。とくにおすすめなのは、ジンジャーガーデンそばにあるザ ハリア レストラン(Halia Restaurant)です。緑に囲まれたレストランで非日常的な時間を過ごせますよ。シンガポールチリクラブスパゲッティーニといった名物が食べられるので、シンガポール植物園に行ったらぜひ足を運んでみてくださいね。
また、暑い日に行きたくなるアイスクリームスタンドの、Ice-Cream Man and Friends(アイスクリームマン&フレンズ)もありますよ!14種類あるアイスの中からお気に入りを見つけてくださいね。
シンガポール植物園観光に最適なシーズンは?
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シンガポールの気候は年間を通して高温多湿です。雨季と乾季に分かれてはいますが、乾季には激しい雨が短時間に降り、雨季は比較的長い雨が降るのが特徴。雨の降り方には多少の違いはあるものの、気温差はあまりないので日本の夏のような服装で行くと良いですよ!
シンガポール植物園には、カフェやレストラン、ギフトショップのほかにも、屋内の展示室もあるので、休憩しながら散策できますよ。雨の日にもおすすめです。
ベストシーズンは快適に過ごせる4~9月
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旅行のおすすめ時期は乾季である4月から9月。スコールに遭う可能性はありますが、比較的晴天が続く傾向です。日差しが強いので、帽子やサングラスの持参があると便利ですよ。熱中症にならないように、水分補給も欠かさず行いましょう!シンガポール植物園には、所々に屋内の休憩スペースもあるので適度に利用して、体調管理を行うようにしましょう!
観光客が少ない時期を狙うなら10~3月
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オフシーズンの10月から3月は降水量が増えますが、観光客が少なかったり、旅費を安くできたりするというメリットもあるのでこの時期もおすすめです。年中通して気温差が少ないといえど、この時期は平均気温が27度くらいになり、30度を下回ります。室内は冷房が効きすぎて肌寒く感じてしまう場合があるので、パーカーやカーディガンといった羽織ものが一枚あると便利です。
1日雨の場合は屋内のボタニカルアートギャラリーやフォレストディスカバリーセンターなどがおすすめです。屋内で植物に関する展示品やシンガポールの森林保護への考え方について学べますよ。
また、屋内のカフェやレストランの窓際で植物園を眺めながらゆっくり過ごすのもおすすめです。雨の日の植物園は、晴れの日とはまた違った魅力を感じられるかもしれません。
入場料はナショナルオーキッドガーデンのみ有料!
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基本的に屋外庭園は入場料は無料で、十分楽しめますよ!ただし、ナショナルオーキッドガーデンのみ有料です。料金は、シニア(60歳以上)3ドル(約314円)、大人15ドル(約1,566円)、学生3ドル(約314円)、子ども(12歳以下)無料となっています。
シンガポール植物園の営業時間は5時~24時ですが、ナショナルオーキッドガーデンは8時30分~19時 (最終入場は18時まで)なのでご注意ください。そのほかの施設についてもそれぞれ営業時間が異なる場合があるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
ガイド付きツアーを利用するのもおすすめ
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シンガポール植物園では、毎月第5土曜日を除く土曜日にボランティアによるガイドツアーが行われていますよ!午前中開催が多く、週によって開催される場所も変わります。毎月第1土曜日は日本語ツアーも開催されているので、気になる人は公式HPをご確認ください。
シンガポール植物園観光に要する時間
シンガポール植物園は1周するだけでも約3時間はかかってしまうので、じっくり観光したいなら半日以上は時間がかかると思っていた方が良いでしょう。
植物園内にレストランも豊富にあるので、食事をしたり休憩したりしながらのんびりまわるのをおすすめします!
シンガポール植物園へのアクセス・行き方
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庭園は約82ヘクタールあるため、訪問したいスポットを決めて、最寄りの入口からアクセスすると良いでしょう。ここでは5つある入口の主な観光スポット紹介と、アクセス方法についてまとめていますのでぜひ参考にしてくださいね。
タングリン入口
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タングリン入口はシンガポール植物園の南に位置しており、周辺の観光スポットは歴史あるものが多いです。先ほど紹介したスワンレイクもこの入口が最も近いですよ。ほかにも、フォトスポットとして人気の八角形のガゼボがあるバンドスタンドや、シンガポールの国花であるヴァンダ・ミス・ホアキン(アゲハのミス・ホアキン)というランも見られます。
タングリン入口へのアクセス方法は主にバスと地下鉄(MRT)です。バスの場合は、7、75、77、105、106、123、174、174e番のバスでシンガポール・ボタニック・ガーデンズ前(Singapore Botanic Gardens)で下車して徒歩約4分で着きます。MRTの場合は、ネイピア(Napair)駅で下車後、徒歩約7分と、どちらを使っても短時間で着きますよ。
タイアーソール入口とギャロップ入口
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タイアーソール入口とギャロップ入口へは同じアクセス方法です。公共交通機関を使うのであればMRTかバスの利用がおすすめ。MRTはボタニックガーデン(Botanic Gardens)駅で下車後、徒歩約25分で着きます。バスの場合は、ホーランドロード(Holland Road)のバス停で下車後、徒歩約20分です。どちらの最寄りからかなり歩くので、タクシー利用がおすすめです。タクシーだと、市内から乗車して約20分でつくので検討してみてくださいね。
それぞれの見どころは、まずタイアーソール入口だと人気のナショナルオーキッドガーデンやジンジャーガーデン、遊歩道と高架歩道があるラーニングフォレストが、ギャロップ入口では、シンガポール初の植物アートを常設展示しているボタニカルアートギャラリーがあります。小さな子どもがいる家族旅行なら、すべり台などのアトラクションがあるコモ アドベンチャー グローブもおすすめですよ。
ナシム入口
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ナシム入口へのアクセスには、MRTかタクシーを利用すると良いでしょう。MRTの場合は、スティーブンス(Stevens)駅から徒歩約20分かかります。徒歩だと少々時間がかかってしまうので、タクシー利用がおすすめですよ。シンガポール中心部からは約17分で着きます。または、アクセスしやすいほかの入口から入ってゆっくり散策しながらナシム入口方面を巡る観光も良いかもしれません。
ナシム入口周辺の見どころは、植物の香りを楽しむフレグラントガーデンやシンガポールにある原生熱帯雨林を展示しているレインフォレスト、植物の進化を知るエボリューションガーデンなどがあります。高級フレンチが食べられるレストランもありますよ。
ブキティマ入口
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ブキティマ入口では、バードウォッチングにもおすすめのエコガーデンや2018年開設の、アジア地域の植物を展示している民族植物園、子どもが植物について学べるジェイコブ バラス チルドレンズ ガーデンが見どころとなっています!
アクセス方法はバスとMRTの2つがおすすめです。バスの場合は48、67、151、153、154、156、170、186番のバスでボタニックガーデンズステーション(Botanic Gdns)で下車、MRTはボタニック ガーデン駅(Botanic Gardens)が最寄り駅となっています。
シンガポール植物園観光における注意点
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シンガポールは赤道近くにある国で、1年中暑く、日差しが強いのが特徴。植物園は基本的には屋外の場所が多いため、熱中症にならないように水分補給をしっかり行ったり、日よけ対策をしたりすることをおすすめします。
虫も多いので、念のために虫よけスプレーを持参すると良いでしょう。また、敷地が広いので、長時間歩いても良いようなスニーカーやはきなれた靴がおすすめです!
植物園にはコインロッカーもあるので、置いていける荷物は預けて、適度に休憩もとりながら、観光を楽しめると良いですね。
シンガポール植物園の観光を満喫しよう
この記事では、シンガポール植物園の観光に関する見どころや歴史、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。シンガポール植物園は植物をはじめ、湖やレストランで休憩できたりもする人気の観光スポットです。
ぜひ紹介した情報を参考に、シンガポール植物園の観光を満喫してみてくださいね!
シンガポール植物園(Singapore Botanic Gardens)の基本情報
住所: 1 Cluny Rd, Singapore 259569
電話:+65 6471 7138
営業時間:5:00~24:00
休業日:なし
アクセス: MRTボタニック・ガーデン(Botanic Gardens)駅から徒歩3分
料金:無料
※ナショナル・オーキッド・ガーデンのみシニア(60歳以上)3ドル(約314円)、大人15ドル(約1,566円)、学生3ドル(約314円)、子ども(12歳以下)無料
※2023年6月13日のレート、1シンガポールドル=104.39円で計算
公式サイト:https://www.nparks.gov.sg/sbg
※ヘリテージ ミュージアムとCDLグリーン ギャラリーは2023年6月30 日まで閉鎖されています。SPH ウォーク オブ ジャイアンツのキャノピーウェブは、 7月7日まで閉鎖されているのでご注意ください。