シンガポールのタクシー乗り方ガイド!料金やアプリの使い方なども紹介
シンガポールを効率的に楽しむなら日本よりも料金が安く、気軽に利用ができるタクシーがおすすめです。この記事では、シンガポールのタクシーの種類や料金などを徹底解説。Grab(グラブ)をはじめとするアプリでの予約方法やタクシーを利用する上での注意点も紹介します。
シンガポールを効率的に楽しむならタクシー利用がおすすめです。日本よりも料金が安く、気軽に利用ができますよ。
この記事では、シンガポールのタクシーの種類や料金などを徹底解説。Grab(グラブ)をはじめとするアプリでの予約方法やタクシーを利用する上での注意点も紹介するので、快適なシンガポール旅行の参考にしてくださいね。
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シンガポールのタクシー運賃・初乗り料金はいくら?
シンガポールのタクシーの料金は、初乗り運賃は4.1〜5SGD(シンガポールドル)、約474円〜580円と、日本よりやや割安に設定されています。車体は赤色や青色、黄色など様々なカラーのタクシーがありますが、サービス内容はほぼ同じです。
唯一、黒色タクシーだけは初乗り料金・メーター料金が他のタクシーよりも約1.5倍ほど割高。料金は高くなりますが、高級車タクシーのため乗り心地が良く、快適に移動できるのがメリットです。
料金 | |
---|---|
初乗り運賃 | 4.1〜5SGD(約407~580円) |
加算運賃 | 0.24〜0.26SGD(約28~30円)/400メートル |
ピーク時間 | 25%増 平日:6時〜9時29分 土日祝:10時〜13時59分 |
夜間料金 | 25%増 平日:17時〜23時59分 土日祝:17時〜23時59分 |
深夜料金 | 50%増 深夜0時〜5時59分 |
乗車場所でかかる料金 | 3〜8SGD(約349~930円) /シティエリア、チャンギ空港、ガーデンズバイザバイサイド、リゾートワールド・セントーサなど |
チップ | 不要 |
シンガポール中心部から各エリアまでの目安料金
シンガポール中心部(オーチャード付近)から主要な観光地までの目安です。なお、早朝や夜間などに利用する場合、下記料金よりも割増になる場合があるため、タクシーを利用する場合は利用する時間帯にも気をつけましょう。
場所 | 所要時間 | 料金(目安) |
---|---|---|
シンガポール空港(チャンギ空港) | 約30分 | 20〜40SGD(約2,326~4,653円) |
セントーサ―島 | 約25分 | 13〜20SGD(約1,512~2,326円) |
マリーナベイサンズ | 約10分 | 6〜8SGD(約698~930円) |
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シンガポールのおすすめタクシー会社や種類
シンガポールにはさまざまな会社のタクシーがあります。ここからは、一般的な普通タクシーから高級路線の黒タクシー、Grabなどを利用した個人タクシーについて解説します。
普通タクシー
シンガポールのタクシーは色とりどりです。よく見かけるタクシーは青色・黄色・赤色などのカラーリングで、何種類ものタクシー会社が存在します。基本的なサービスはだいたい同じですが、車種によって金額が異なるため注意しましょう。
車体の色 | 会社名 |
---|---|
青色 | ComfortDelGro |
黄色 | ComfortDelGro |
赤色 | Trans Cab Services |
銅色 | Prime Taxis |
プレミアムタクシー
プレミアムタクシーは、シンガポールのVIPタクシーです。色は黒やシルバーなどになります。普通のタクシーの約1.5倍の料金がかかりますが、高級車を利用しているため、乗り心地が良く、快適な移動を希望する場合は利用してみると良いでしょう。
一方で、料金が割高になるため、予算を抑えたい場合は、なるべく利用を避けましょう。タクシー待ちをしている際に、黒タクシーに当たってしまった場合は他の人に譲るなどがおすすめです。
個人タクシー
シンガポールでも配車アプリが利用できます。現在、シンガポールで利用できる配車アプリは下記の通りです。
- Grab
- Gojek
- Comfort DelGro(タクシー配車)
もっともおすすめなアプリはGrab。Grabはシンガポールで最も人気のある配車アプリで、ピックアップポイントと目的地を入力して車両を選ぶだけで簡単に利用できます。事前にクレジットカードを登録すれば、降車時もキャッシュレスでスムーズです。
シンガポール旅行の必須アプリでもあるので、渡航前にインストールしておきましょう。
シンガポールのタクシーの乗り方・流れ
シンガポールは治安が良いため、タクシーも安心して利用できます。ここからはシンガポールのタクシーの乗り方を解説します。乗車から降車まで、日本と同じ流れなので、海外旅行に慣れていなくても、スムーズに利用できるでしょう。
①タクシーを探す・呼ぶ
流しのタクシーに乗車する場合は、ショッピングセンターかホテルから乗車しましょう。Grabなどのアプリがあれば、現在地まで迎えにきてくれます。
タクシーを停める場合は、車体の上にある表示ランプを確認してみてください。赤で「Hired」「Busy」「On Call」などと表示されている場合は乗車できず、緑なら乗車可能です。
手を挙げて流しのタクシーを呼ぶ
流しのタクシーに乗車する際には、まず歩道の縁に立ち、手を挙げましょう。日本と同様に手を挙げるのが合図です。
タクシーが空車の場合、車体の上にある表示ランプが緑色に点灯しています。ドライバーに行き先を伝えて、乗車しましょう。
アプリを使ってタクシーを呼ぶ
配車アプリを使ってタクシーを呼ぶ方法もとても便利です。
ここでは、最もポピュラーなGrab(グラブ)を例に紹介します。配車アプリGrabでは、スマートフォンのアプリ上で乗車場所や降車場所を指定できるため、料金の見積もりや支払い方法を事前に確認できます。
Grabの利点は、ドライバーに降車場所を口頭で伝える必要がないことです。また、タクシーの運転手を評価でき、良質なドライバーが多いのも特徴です。
なかなか流しのタクシーが捕まらない場合にも便利なので、積極的に利用していきましょう。
②タクシーに乗車する
タクシーが停車したら、乗車しましょう。アプリで呼んでいる場合はナンバープレートがアプリに表示されている番号と合っているか確認してから乗車します。
タクシーに乗車する際は、ドアは自動ではないので手動で開け閉めします。
③運転手に目的地を伝える
運転手に目的地を伝えましょう。アプリでタクシーを呼んでいる場合、ドライバーはすでに目的地を把握しています。目的地を伝える必要はありませんが、念の為に英語で目的地を伝えておくと良いでしょう。
シンガポールでは公用語が英語なので、英語で目的地を伝えます。英語が苦手な場合は、スマホの翻訳機や目的地が表示されたグーグルマップを見せるとスムーズですよ。
④メーターが動いているか確認する
タクシー乗車後は、メーターが正常に動作しているかを確認しましょう。シンガポールは治安が良いため、悪質なドライバーは少ないですが、万が一メーターが作動していない場合は、運転手と料金を交渉するか、別のタクシーを利用することを検討してください。
⑤料金を支払う
支払い方法(現金、クレジットカード)を選択し、運転手に料金を支払います。シンガポールではクレジットカードが一般的に使用されますが、現金も利用できます。現金で払う場合は、少額のお金を持っておきましょう。
Grabの場合は、アプリ上で決済されるため、ドライバーへ支払う必要はありません。
シンガポールのタクシーに乗る際の注意点
シンガポールのタクシーは日本よりも割安で利用でき、安全面も高いです。便利な
反面、注意すべき点もあります。ここからは、シンガポールのタクシーに乗車する際の注意点を解説していきます。
メーターが動いているか確認する
タクシーに乗車する際には、メーターが正常に動作しているかを必ず確認しましょう。また、ぼったくりや客引きのタクシーには注意が必要です。シンガポールでは一般的にタクシー業界は信頼できるものの、観光地などでは時折、不正なタクシードライバーに出くわすことがあります。
特に空港や観光名所周辺では、安全性を確認するためにも公認のタクシースタンドや配車アプリを利用しましょう。
シンガポールのタクシーは手動開閉
シンガポールのタクシーは手動で開閉することが一般的です。日本のように自動でドアが開かないため、ドアが開くのを待っているとドライバーが困ってしまいます。もちろん、タクシーから降りる際も同様です。ドアの閉め忘れには注意しましょう。
必ずシートベルトを着用する
タクシーに乗車する際は、必ずシートベルトを着用しましょう。シンガポールではシートベルト着用が義務付けられており、違反すると高額の罰金が課せられる場合があります。違反しないように注意しましょう。
少額の現金を準備する
シンガポールのタクシーを利用する際は、少額の現金で支払うことを心がけましょう。特に料金が少額だった場合、運転手がおつりを用意していないことがあります。そのため、細かい金額を用意しておくことで、スムーズな支払いが可能です。できるだけ近くのコンビニやお店で少額の現金を用意しておきましょう。
飲食禁止
シンガポールのタクシーでは、飲食が禁止されています。車内での飲食は、車両の清潔さを保つためにも避けるべきです。また、飲食物をこぼしたり残したりすると、次の乗客に不快な思いをさせることにもなりかねません。乗車前に飲み物や食べ物を済ませ、車内ではマナーを守りましょう。
シンガポールでタクシートラブルに遭った場合の解決方法
シンガポールは治安が良い国で、タクシーでのトラブルもまれですが、もしもトラブルに遭った場合の対処方法を紹介します。泣き寝入りしないように、以下の内容をしっかり把握しておきましょう。
タクシーのナンバープレートを控える
タクシーに乗車する際には、ナンバープレートを控えましょう。トラブルが発生した場合、ナンバープレートを記録することで運転手や車両の特定が容易になります。
また、レシートをしっかりと受け取っておくことも大切です。レシートには会社名や料金が記載されており、トラブル解決に役立ちます。安全確保のためにも、乗車時にはナンバープレートやレシートはしっかり確保しておきましょう。
警察に連絡する
タクシートラブルが発生したら、迅速にシンガポール警察に連絡しましょう。警察にはトラブルの詳細を報告し、必要に応じて対処してもらいます。警察に連絡する際には、トラブルの状況やタクシーのナンバープレート番号などをできるだけ詳細に伝えることが大切です。警察は迅速かつ適切な対応を行い、トラブルの解決をサポートしてくれます。
機関 | 連絡先 |
---|---|
在シンガポール日本大使館 | (+65) 6235-8855 |
警察 | 999 Hotline:1800-255-0000 |
消防・救急車 | 995 |
タクシーを活用してシンガポール旅行を満喫!
本記事では、シンガポールのタクシーの乗り方や料金、アプリでの利用方法などを紹介しました。
シンガポールのタクシーは日本よりも料金が安く、流しのタクシーやアプリで気軽に乗車できます。また、シンガポールは治安も良いため、タクシー乗車時にぼったくりなどに遭う確率も低いため、海外旅行に慣れていない人も安心して利用できるでしょう。
効率的に観光を楽しみたい方はシンガポールのタクシーを活用してみてくださいね。
※2024年6月3日のレート、1SGD=116円で計算しています。
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