【2024年最新】ナイジェリアの人気都市5選！アブジャやラゴスなどを徹底解説

異なる魅力を持つナイジェリア

ナイジェリアは、アフリカ大陸で最大の人口を誇る国。広大な国土には、海岸部から乾燥地帯まで多様な地形が広がっています。

南西部に位置する経済の中心地ラゴスは、活気あふれる都市として知られ、北部のカノは、歴史と現代が融合した魅力あふれる街。人口320万人以上が暮らす中西部のイバダンは、ナイジェリア国内で3番目に大きい都市です。

このように、歴史ある建造物や活気あふれる市場、現代的なビジネス街、豊かな自然など、エリアによって異なる魅力を楽しめるのが見どころです。

ナイジェリアで人気な5つの都市

ナイジェリアの首都・アブジャをはじめ、経済の中心地であるラゴス、歴史と文化が根付くカノなど、旅行で訪れた5つの人気都市を紹介します。

1. アブジャ（首都）

人口：約300万人
位置：ナイジェリア中央部
特徴：計画的に建設された近代的な首都

アブジャは、1991年誕生したナイジェリアの新都市。整然とした街並みと近代的な建築物が特徴で、政治の中心地として重要な役割を果たしています。国立モスクやアソ・ロックなど、見どころも豊富です。

2. ラゴス

人口：約2,100万人
位置：ナイジェリア南西部
特徴：ナイジェリア最大の商業都市

ナイジェリアの顔とも言えるラゴスは、経済の中心地。活気あふれる市場や美しいビーチ、現代アートのギャラリーなど、多彩な魅力にあふれています。

3. カノ

人口：約400万人
位置：ナイジェリア北部
特徴：イスラム文化の中心地

カノは、ナイジェリア北部最大の都市で、古くからの歴史と文化が息づいています。15世紀に建造された城壁やカラフルな染料坑など、独特の魅力を持つ観光スポットが点在しています。

4. イバダン

人口：約320万人
位置：ナイジェリア南西部
特徴：アフリカ最大の都市の一つ

イバダンは、ヨルバ人の文化の中心地として知られています。広大な市場や歴史的な建造物、自然豊かな公園など観光名所が豊富です。

5. ポートハーコート

人口：約180万人
位置：ナイジェリア南部
特徴：石油産業の中心地

ポートハーコートは、ナイジェル川デルタ地帯に位置する重要な港湾都市です。石油産業の中心地でありながら、ビーチや自然公園など美しい自然を楽しめるスポットも充実しています。

ナイジェリアの首都・アブジャ

アブジャの基本情報・特徴

アブジャは、ナイジェリアの多様性を象徴する都市です。近代的な建築物と伝統的な文化が共存し、さまざまな民族の人々が暮らしています。政治の中心地であると同時に、美しい自然や興味深い博物館、活気あふれるマーケットなど、観光客を魅了する要素が満載です。

アブジャでは、ナイジェリアのナイジェリアの多様な文化と近代的な発展を体験できるでしょう。

アブジャ市内の移動手段

ナイジェリアの首都・アブジャでの主な移動手段は、タクシー、バス、レンタカーとなっています。

バスは比較的安価で、市内の主要なエリアを結んでいます。ただし、時刻表通りにバスが到着しないこともあるようです。「El-Rufai」と呼ばれる小型バスも市内の移動に使われています。

2024年10月現在、アブジャには地下鉄がありませんが、高速バス「Bus Rapid Transit (BRT)」システムの導入が進められています。

レンタカーも選択肢の一つですが、交通ルールや道路事情に不慣れな観光客にはおすすめしません。代わりに、運転手付きの車をチャーターするサービスを利用するのも良いでしょう。

アブジャ市内の移動では、信頼できる交通手段を選ぶことが大切です。

アブジャの主な観光スポット

アブジャには、高さ約400を誇る巨大な一枚岩「アソ・ロック」、庭園や遊歩道があり市民の憩いの場「アブジャ国立モスク」などの観光スポットがたくさんあります。

アブジャを訪れたら、ぜひこれから紹介する5つの観光スポットを巡ってみてください。

1. アソ・ロック（Aso Rock）

アブジャのシンボルとも言える巨大な一枚岩、アソ・ロック。高さ約400mのこの岩は、街の中心部から見ることができます。岩の周辺には大統領府や国会議事堂があり、ナイジェリアの政治の中心地となっています。

2. アブジャ国立モスク（Abuja National Mosque）

イスラム教の影響が強いナイジェリアを象徴する建造物です。金色のドームと4本のミナレットが特徴的で、美しい姿は街のどこからでも見ることができます。非ムスリムの方も、適切な服装であれば内部を見学可能です。

3. ミレニアムパーク（Millennium Park）

アブジャ市民の憩いの場所として人気の公園です。広大な敷地内には、美しい庭園や遊歩道、噴水などがあり、のんびりと散策を楽しめます。週末には地元の人々がピクニックを楽しむ姿も見られ、アブジャの日常生活を垣間見ることができるスポットです。

4. アブジャ・アーツ＆クラフト・ビレッジ（Abuja Arts and Crafts Village）

ナイジェリアの伝統的な工芸品や芸術作品を見学・購入できる場所です。木彫りの像、カラフルな布製品、ジュエリーなど、多様なアイテムが並びます。地元のアーティストたちの作品に触れられるだけでなく、ワークショップに参加して自分で作品を作ることもできます。

5. セダル・タワー（Cedar Tower）

アブジャの街を一望できる展望台です。高さ170メートルのタワーの最上階には回転レストランがあり、美味しい料理を楽しみながら360度のパノラマビューを堪能できます。

夜になると、ライトアップされた街の景色が幻想的で、デートスポットとしても人気があります。ライトアップされた美しい夜景はデートにぴったりですが、夜間は治安上の懸念があるため外出は控えましょう。

アブジャの気候

熱帯サバンナ気候に属するアブジャは、年間を通じて暑く、雨季と乾季があるのが特徴です。

雨季は4月から10月まで続き、最も降水量が多いのは8月と9月。この時期は、スコールのような激しい雨が短時間で降ることがあるため、外出時は雨具を忘れずに携帯しましょう。雨季の日中の平均気温は約30まで上がり、ジメジメと蒸し暑い日が続きます。

11月から3月の乾季は雨が少ないものの、空気が乾燥して視界が悪くなることもあります。気温は、2月～3月に最高気温37度に達しますが、12月には最低気温が17度まで下がり、乾季といっても昼夜の寒暖差が大きいのが特徴です。出かける際は、シャツやカーディガンなど羽織ものを持っていきましょう。

観光に最適な時期は、雨季の始まり・終わりの4月と10月。気温が比較的穏やかで、緑豊かな景色を楽しめます。

ただし、日差しが強いため、帽子や日焼け止めクリームを忘れずに持参しましょう！

ナイジェリア第2の都市・ラゴス

ラゴスの基本情報・特徴

ラゴスは、ギニア湾に面した港湾都市であり、ナイジェリアの経済の中心地。金融、IT、エンターテインメント産業が盛んで、活気あふれる街並みが特徴です。

ラゴス市内の移動手段

ラゴスの交通事情は複雑ですが、以下の移動手段が利用できます。

• バス：BRTと呼ばれる専用レーンを走る高速バス
• タクシー：メーター付きの黄色いタクシー
• 配車アプリ：UberやBoltなどの配車アプリ
• 水上バス：ラグーンを横断する水上バス

交通渋滞が激しいので、時間に余裕を持って行動しましょう。

ラゴスの主な観光スポット

活気あふれるラゴスには、魅力的な観光スポットがたくさんあります。

• ナイジェリア国立博物館：ナイジェリアの豊かな歴史と文化を学べる貴重な場所
• ランドマークビーチがラゴスの高級ビーチリゾート：美しい砂浜と青い海が広がる人気のビーチリゾート
• ナショナル・シアター：独特の建築様式が目を引く文化の中心地
  ※2024年10月現在、改修工事中
• ラゴス中央モスク：壮大なイスラム建築を楽しめる観光名所
• フリーダムパーク：奴隷制度の歴史を伝える重要な記念碑あり

ラゴスの気候

ラゴスは熱帯サバナ気候に属し、年間を通じて暑く湿度が高いのが特徴です。

• 乾季（11月〜3月）：3月は平均気温29.5度と暑い日が多く、熱中症・日焼け対策が必須
• 雨季（4月〜10月）：スコールが頻繁に発生し、湿度が非常に高い

ラゴスの年間平均気温は27度で、暑い日が続きます。訪れる際は、日よけや水分補給を忘れずに行いましょう。

古都の魅力・カノ

カノの基本情報・特徴

ナイジェリア北部に位置するカノは、人口約1,000万人を擁する古都です。サハラ砂漠の南端に位置し、イスラム文化の中心地として知られています。

カノは14世紀頃からトランス・サハラ貿易の重要な中継地となりました。今でも伝統的な手工芸品や染物産業が盛んで、活気あふれる市場が街の象徴となっています。

古い城壁や歴史的なモスクなど、イスラム建築の美しさを堪能できるのもカノの魅力です。

カノ市内の移動手段

カノ市内では以下の交通手段が利用可能です。

• ケケナペプ：三輪タクシーで、短距離移動に便利
• タクシー：料金交渉が必要
• バス：市内を走る公共バスもありますが、観光客には少し利用しづらい
• レンタカー：運転に自信があるなら、レンタカーも選択肢のひとつ

治安面を考慮し、夜間の一人歩きは避けましょう。移動の際は現地の人にアドバイスを求めるのがおすすめです。

カノの主な観光スポット

歴史と文化が息づくカノには、魅力的な観光スポットがたくさんあります。

• クルミ市場：西アフリカ最大の市場で、活気あふれる雰囲気を味わえる
• カノの城壁：カノの城壁は実際には11世紀から14世紀にかけて建設された
• ギダン・ルムファ：カノのエミールの宮殿で、華麗な建築様式が見事です。
• ダラ丘：カノの発祥の地とされる丘で、パノラマの景色が楽しめます。
• ギダン・マカマ博物館：地域の歴史や文化を学べる貴重な施設です。

カノの気候

カノはケッペンの気候区分で熱帯サバナ気候に分類され、年間を通じて暑く乾燥しています。

• 乾季（11月～3月）：ほとんど雨が降らず、気温の日較差が大きい
• 雨季（5月〜9月）：スコール的な雨が降る日が多く、1年でも降水量が多い時期

カノの年間平均気温は26.9度で、4月の記録最高気温は44度、5月は44.8度を超えます。訪問の際は、十分な水分補給と日よけ対策を忘れずに行いましょう。

ナイジェリア第3の都市・イバダン

イバダンの基本情報・特徴

ナイジェリア南西部に位置するイバダンは、人口約400万人を擁する国内第3の都市です。ヨルバ人の文化の中心地として知られ、伝統と近代が融合した独特の雰囲気が魅力です。

19世紀末に100年近くの戦争の後に定住地として安定。現在では教育の中心地としても知られています。市内にあるイバダン大学は1948年に設立されナイジェリア初の大学で、知的な雰囲気が漂う街です。

赤茶色の屋根が連なる景観は「赤い屋根の街」として有名で、独特の風景を楽しめます。

イバダン市内の移動手段

イバダン市内では以下の交通手段が利用可能です。

• オケダ：市民の間ではオカダ（Okada）と呼ばれる二輪タクシーで、渋滞を回避できる
• ミニバス：ダンフォと呼ばれる小型バス
• タクシー：一般的なタクシーも利用可能
• 配車アプリ：UberやBoltなどのアプリも利用可能

交通ルールがやや緩いので、移動の際は十分注意しましょう。慣れないうちは、現地ガイドと一緒に行動するのがおすすめです。

イバダンの主な観光スポット

伝統と近代が共存するイバダンには、興味深い観光スポットがたくさんあります。

• ココアハウス（Cocoa House）：ココアハウスは26階建て、105メートルの高さを誇るナイジェリア初の高層ビルで、1965年に建設された
• イバダン大学動物園：イバダン大学動物園は国内でも最高レベルの動物園のひとつ
• マポ・ホール：ヨルバ文化を象徴する歴史的建造物
• ボウワーズ・メモリアル・タワー：イバダンのランドマークとして有名な時計塔
• アゴディ・ガーデン：緑豊かな公園で、地元の人々の憩いの場

イバダンの気候

イバダンはケッペンの気候区分で熱帯サバナ気候に属し、年間を通じて暑く湿度が高いのが特徴です。

• 乾季（11月〜3月）：比較的過ごしやすく、観光に適しています。
• 雨季（3月〜10月）：スコール的な雨が頻繁に降ります。

イバダンの気温は年間を通じて比較的一定ですが、8月が最も涼しく、平均気温が23.1度と過ごしやすい気候です。

石油の町・ポートハーコート

ポートハーコートの基本情報・特徴

ナイジェリア南部、ニジェール川デルタ地帯に位置するポートハーコート。石油産業の中心地として知られ、「ガーデン・シティ」の愛称で親しまれています。

1912年に開発が始まり、1916年に北方にある炭鉱地帯との鉄道が開通してから港湾として発展しました。ポートハーコートは、現在ではナイジェリア経済の重要拠点となっています。石油関連企業の本社が集中し、近代的なビジネス街が形成されています。

緑豊かな街並みと、活気あふれる港町の雰囲気が魅力的な都市です。

ポートハーコート市内の移動手段

ポートハーコート市内では以下の交通手段が利用可能です。

• タクシー：タクシーの利用には注意が必要
• ケケ・ナペプ：三輪タクシーで、短距離移動に最適
• バス：市内を走る公共バスもありますが、路線図の把握が難しい
• 配車アプリ：UberやBoltなどのアプリも利用可能

治安面を考慮し、夜間の一人歩きは避けましょう。可能であれば、現地ガイドと一緒に行動するのがおすすめです。

ポートハーコートの主な観光スポット

「ガーデン・シティ」ポートハーコートには、魅力的な観光スポットがたくさんあります。

• ポートハーコート・プレジャー・パーク：家族連れに人気のテーマパーク
• ポートハーコート動物園：1975年に開園した国立の動物園で、ライオンやダチョウ、サルやヘビなどの動物を間近で観察できる
• ポートハーコート・ビーチ：美しい砂浜でリラックスできます。
• 国立博物館：地域の歴史や文化を学べる貴重な施設です。
• アイザック・ボロ・パーク：スポーツイベントが開催される公園・スタジアム

ポートハーコートの気候

ポートハーコートは熱帯モンスーン気候に属し、年間を通じて暑く湿度が高いのが特徴です。

• 乾季（11月〜3月）：比較的雨が少ない
• 雨季（4月〜10月）：7～9月は年間でもっとも降水量が多い時期

年間平均気温は約27℃で、1年中暑い気候が続きます。訪れる際は、雨具や防虫対策も忘れずに準備しましょう。湿度が高いので、こまめな水分補給も大切です。

ナイジェリアのさまざまな都市を知ろう！治安情報をチェック

ナイジェリアの首都であるアブジャをはじめ、ラゴス、カノ、イバダン、ポートハーコートと、魅力的な5つの都市をご紹介しました。

ナイジェリアは、広大な国土と多様な民族性ゆえに、訪れる場所によって全く異なる経験ができる国です。歴史ある建造物、活気あふれる市場、美しい自然、温かい人々との出会いがあります。

しかし、ナイジェリアの一部地域、特にカノを含む北西部では、テロや武装攻撃、誘拐のリスクが高く注意が必要です。外務省の渡航情報を確認したうえで旅行計画を立てましょう。

※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋

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