【2024年】メキシコは治安に注意!危険な地域や安全対策を解説
メキシコの治安情報を詳しく解説します。夜間の注意点や危険エリア、女性旅行者向けのアドバイスなど、安全に観光するためのポイントをまとめています。メキシコ旅行の参考にしてください。
メキシコは豊かな文化と美しい自然で人気の観光地ですが、治安面での懸念も存在します。特に夜間は注意が必要で、一部の地域では犯罪リスクが高まります。女性旅行者は特に警戒が必要です。しかし、適切な対策を取れば、メキシコの魅力を安全に楽しむことができます。本記事では、メキシコの治安状況や注意点を詳しく解説していきます。
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メキシコの治安に関する最新情報
メキシコは豊かな文化遺産と美しい自然で知られる人気の観光地ですが、治安面では注意が必要です。一般的に、主要な観光地では比較的安全ですが、地域によって治安状況が大きく異なります。外務省は下記の地域に下記のような危険情報を発出しています。
危険情報 | エリア |
---|---|
レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告) | ・ゲレロ州チルパンシンゴ市及びその周辺地域 |
レベル2:不要不急の渡航は止めてください | ・バハ・カリフォルニア州ティファナ市 |
レベル1:十分注意してください | ・メキシコ市 |
主要観光地では、スリやひったくりなどの軽犯罪に注意しましょう。とくに人混みの多い場所や公共交通機関では警戒が必要です。夜間の一人歩きは避け、貴重品の管理に気をつけてください。またタクシーを利用する際は正規のタクシーを選ぶなど、基本的な安全対策を心がけることで、安全にメキシコ旅行を楽しめます。
最新の治安情報や旅行者向けのアドバイスは、在メキシコ日本国大使館のウェブサイトで定期的に更新されているので、旅行前や滞在中にチェックすることをおすすめします。安全に配慮しつつ、メキシコの魅力を存分に楽しんでください。
メキシコで犯罪の被害にあってしまった時の連絡先
緊急連絡先 | 電話番号 |
---|---|
警察 | 911 |
救急 | 911 |
消防 | 911 |
メキシコでは、警察・救急・消防の緊急通報番号が統一されており、911番で対応しています。旅行中に何か緊急事態が発生した場合は、すぐに「911」の番号に電話をかけてください。
ただし、英語対応できるオペレーターが少ない場合もあるので、可能であればスペイン語を話せる人に助けを求めるのも良いでしょう。緊急時に備えて、滞在するホテルの電話番号や、日本大使館の連絡先も控えておくと安心です。万が一の時に慌てずに対応できるよう、これらの番号は携帯電話に保存しておくことをおすすめします。
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メキシコで観光客が被害にあいやすい犯罪は?
メキシコを訪れる観光客が注意すべき犯罪には、スリやひったくり、強盗、詐欺などがあります。とくに観光地や公共交通機関では、スリや置き引きの被害が多発しています。また、タクシーでのぼったくりや、麻薬関連の犯罪にも注意が必要です。
誘拐事件も発生しているため、常に警戒心を持って行動しましょう。犯罪のリスクを最小限に抑えるためには、現地の治安情報を事前に確認し、適切な対策を講じることが重要です。
①スリ・ひったくり
メキシコでは、観光客を狙ったスリやひったくりが頻発しています。とくに人混みの多い観光地や公共交通機関では要注意です。日本人旅行者は「お人よし」と思われがちで、狙われやすい傾向にあります。
よくある手口としては、以下のようなものがあります。
- 肩にぶつかってきて注意を逸らし、その隙にポケットから財布を抜き取る
- 地図を広げて道を尋ねてくる振りをして、バッグから貴重品を盗む
- 混雑した場所でカバンのチャックを開けて中身を抜き取る
- バイクに乗った2人組が近づき、ひったくりをして逃走する
万が一被害に遭った場合は、犯人を追いかけたりせず、すぐに警察や大使館に連絡しましょう。スリやひったくりは命に関わる危険性は低いですが、パスポートなど大切な物を失うと旅行全体に支障が出るので、常に警戒心を持って行動することが大切です。
②タクシーなどのぼったくり
メキシコでは、タクシーを利用する際に観光客を狙ったぼったくりが発生することがあります。特に空港や観光地周辺では注意が必要です。以下に主な手口と対策をご紹介します。
よくある手口
- メーターを使わず、法外な料金を請求する
- 遠回りをして料金を水増しする
- 偽札や間違った金額のお釣りを渡す
- 荷物を人質に取って追加料金を要求する
対策方法
- 正規のタクシーを利用する:空港や主要ホテルには、認可されたタクシー乗り場があります。これらを利用しましょう。
- 料金を事前に確認する:乗車前に目的地までの概算料金を確認し、可能であれば書面で残しておきます。
- 配車アプリを活用する:Uber、Didi、Cabifyなどの配車アプリを利用すれば、料金が明確で安全性も高くなります。
- 小銭を用意する:大きな紙幣を出すと、お釣りのトラブルに巻き込まれる可能性があります。
- 車内で貴重品から目を離さない:荷物は常に自分の管理下に置きましょう。
とくに夜間や人通りの少ない場所では、より一層の注意が必要です。できるだけ友人や知人と一緒に行動し、単独での移動は避けるようにしましょう。
ぼったくりに遭遇した場合は、毅然とした態度で交渉することが大切です。それでも解決しない場合は、警察(911)に通報しましょう。安全第一で行動し、楽しいメキシコ旅行にしてください。
メキシコで治安が悪いとされる要注意エリア・スポット
メキシコは魅力的な観光地が多い一方で、一部の地域では治安に注意が必要です。とくに大都市や国境付近には危険とされるエリアがあります。これらの地域では、麻薬カルテルの活動や犯罪率の高さが問題となっています。
観光客は特に注意が必要で、現地の最新情報を確認し、危険とされる場所には近づかないことが重要です。それでは、メキシコで特に注意が必要なエリアをいくつか見ていきましょう。
1. メキシコシティのテピート地区
メキシコシティの中心部にあるテピート地区は、特に夜間に危険度が高まります。この地域は麻薬取引や窃盗が頻繁に発生するため、観光客は避けるべきです。昼間でも単独での訪問は控えましょう。
2. シウダー・フアレス
米国との国境に位置するシウダー・フアレスは、2024年現在、4番目に危険な都市として挙げられています。近年は治安が改善されつつありますが、依然として注意が必要です。特に夜間の外出は控えるべきでしょう。
3. アカプルコ
かつては人気のリゾート地だったアカプルコですが、現在は犯罪率が高く、観光客への注意喚起が出されています。とくに市街地や郊外の一部地域では、強盗や暴力事件が報告されています。
4. ミチョアカン州の一部地域
ミチョアカン州、特にアパツィンガンやウルアパンなどの都市では、麻薬カルテルの活動が活発です。これらの地域への旅行は避けるべきでしょう。
5. タマウリパス州
米国との国境に接するタマウリパス州全体が、犯罪組織の活動が活発な地域として知られています。特にヌエボ・ラレドやレイノサなどの都市は危険度が高いとされています。
これらの地域以外でも、夜間の単独行動や人気のない場所への立ち入りは避けるなど、常に警戒心を持って行動することが大切です。また、旅行前に外務省の海外安全ホームページで最新の治安情報を確認することをおすすめします。
メキシコの夜の治安は?
メキシコの夜の治安は、場所によって大きく異なります。観光地や都市部の中心地では比較的安全ですが、一人歩きは避けた方が無難です。とくに女性の一人旅では、夜間の外出には十分な注意が必要です。
夜間の移動には、できるだけ正規のタクシーや配車アプリを利用しましょう。路上でタクシーを拾うのは避け、ホテルやレストランで呼んでもらうのが安全です。料金が乗車前から確定しているUberなどの配車アプリもおすすめになります。
公共交通機関、とくに地下鉄やバスは夜間の利用を控えめにしましょう。やむを得ず利用する場合は、周囲に十分注意を払い、貴重品の管理に気をつけてください。
夜のメキシコを楽しむなら、グループでの行動がおすすめです。にぎやかな観光地やレストラン街なら、夜10時頃までは比較的安全に過ごせます。ただし、深夜まで飲酒を伴う外出は避けた方が良いでしょう。
ホテルに戻る際は、明るく人通りの多い通りを選び、できるだけ早めの時間に帰ることをおすすめします。夜間のビーチや人気のない公園などの散歩は避けましょう。
メキシコの夜を安全に楽しむコツは、常に周囲に注意を払い、現地の人や他の旅行者の助言に耳を傾けることです。治安情報を把握し、適切な予防策を取れば、メキシコの魅力的な夜の雰囲気を楽しむことができます。
メキシコで被害にあわないための防犯対策
メキシコを安全に楽しむためには、適切な防犯対策が欠かせません。貴重品の管理や服装、現地の習慣への理解など、いくつかの重要なポイントがあります。とくに、旅行保険への加入は万が一の事態に備える上で非常に重要です。
上記の対策を意識することで、メキシコの魅力を存分に楽しみながら、安全な旅行を実現できるでしょう。ここからは、具体的な防犯対策について紹介します。
1. 貴重品の管理
貴重品の管理は最も重要な防犯対策の一つです。パスポートやクレジットカード、現金などは必ず安全な場所に保管しましょう。
ホテルの金庫を利用するのが最も安全ですが、外出時は体に密着するタイプの盗難防止ポーチを使用するのがおすすめです。また、必要最小限の現金だけを持ち歩くようにしましょう。
2. 服装と態度
目立たない服装を心がけ、高価な宝飾品の着用は避けましょう。また、大きなカメラや高価なスマートフォンを露出させないよう注意が必要です。現地の人々と同じように振る舞い、観光客であることを必要以上にアピールしないことが大切です。
3. 現地の習慣や文化への理解
メキシコの文化や習慣を事前に学んでおくことで、不用意に現地の人々の気分を害したり、トラブルに巻き込まれたりするリスクを減らせます。例えば、公共の場での写真撮影は許可を得てから行うなど、基本的なマナーを守ることが重要です。
4. 旅行保険の加入
旅行保険への加入は、万が一の事態に備える上で非常に重要です。盗難や怪我、病気などの不測の事態に対応できる保険を選びましょう。とくに、医療費が高額になる可能性があるため、十分な補償内容の保険に加入することをおすすめします。
5. 情報収集と警戒心
常に最新の治安情報を収集し、警戒心を持って行動することが大切です。外務省の海外安全ホームページや現地の日本大使館からの情報をこまめにチェックしましょう。また、見知らぬ人からの誘いには慎重に対応し、必要以上に個人情報を明かさないよう注意が必要です。
上記の防犯対策を意識して行動すれば、メキシコ旅行をより安全に、そして心から楽しむことができるでしょう。ただし、過度に神経質になる必要はありません。適度な警戒心を持ちつつ、メキシコの豊かな文化や美しい自然を存分に満喫してください。
もしメキシコで犯罪の被害にあってしまった時の連絡先
メキシコ旅行中に万が一犯罪の被害に遭ってしまった場合、迅速かつ適切な対応が重要です。まず、現地の緊急通報番号「911」に連絡し、警察や救急の支援を求めましょう。また、旅行保険に加入している場合は、保険会社の緊急連絡先にも連絡しましょう。冷静に行動し、適切な機関に連絡することで、迅速な対応と支援を受けることができます。
メキシコ滞在中に困ったことがあれば、在メキシコ日本大使館に相談しましょう。パスポートの紛失や盗難、事件・事故に巻き込まれた場合など、さまざまな場面で支援を受けられます。大使館では、緊急時の援護や各種証明書の発行、在留邦人の保護など、幅広いサービスを提供しています。
在メキシコ日本大使館の基本情報は以下の通りです。
在メキシコ日本大使館
- 住所:Paseo de la Reforma 243 Torre Mapfre Piso 9, Col. Cuauhtémoc, 06500 Ciudad de México
- 電話:+52-55-5211-0028
- メール:ryoji@me.mofa.go.jp
- 営業時間:月~金 9:15~13:15、15:00~18:15(祝日を除く)
- 公式サイト:https://www.mx.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
大使館の公式サイトでは、メキシコの安全情報や旅行者向けの注意事項が随時更新されています。旅行前や滞在中に確認するのが、おすすめです。
また、メキシコ滞在中は「たびレジ」への登録も行いましょう。緊急時に大使館からの連絡を受け取れるほか、最新の安全情報も入手できます。安全で楽しいメキシコ旅行のために、大使館の情報を上手に活用してください。
治安情報をチェックしてメキシコ旅行を楽しもう!
メキシコは魅力的な観光地ですが、治安面での注意も必要です。基本的な防犯対策を心がけ、最新の治安情報をチェックすることで、安全に旅行を楽しむことができます。とくに夜間の外出や人気のない場所には注意が必要です。
常に周囲に気を配り、貴重品の管理を徹底しましょう。地元の人々の親切さや豊かな文化を体験しながら、メキシコならではの素晴らしい思い出を作ってください。
※治安状況は変化する可能性があるため、渡航前に必ず最新の情報を確認してください。
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋
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