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【2023年最新】タイ・バンコク治安はどう?夜は大丈夫?治安の悪い場所は?

タイは親切な人が多くて旅行者にも優しい国ですが、治安が良くないエリアも存在します。今回は人気の観光地であるタイ・バンコクの治安について、夜の様子や治安の悪い場所、女性が気を付けたいポイントなど知っておきたい情報を紹介します。バンコクで旅行する時は参考にしてくださいね。

ライター
NEWT編集部

タイは親切な人が多くて旅行者にも優しい国ですが、治安が良くないエリアも存在します。今回は人気の観光地であるタイ・バンコクの治安について、夜の様子や治安の悪い場所、女性が気を付けたいポイントなど知っておきたい情報を紹介します。バンコクで旅行する時は参考にしてくださいね。

Contents

タイ・バンコクの治安はいい?悪い?


photo by shutterstock

バンコクは在住日本人が多く、他の国と比べると比較的安全です。日中であれば、女性のひとり歩きも大きな問題はありませんが、人通りがない道を歩くのは避けましょう。

夜の時間帯も事件に巻き込まれる可能性があるので、女性はもちろん男性も出歩くのはおすすめできません。

photo by shutterstock

外務省の海外安全ホームページでは、国や地域ごとの危険度を次の4段階に分けて表示しています。

レベル1:十分注意してください
レベル2:不要不急の渡航は止めてください
レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)
レベル4:退避してください(退避勧告)

現在は新型コロナウイルスの影響で、ほとんどの国がレベル2もしくはレベル3に該当します。従来の感染症を除く危険度については、2022年4月の段階で以下の通りです。

レベル1:首都バンコクおよびプレアビヒア寺院周辺地域
レベル2:ソンクラー県(ジャナ郡、テーパー郡、サバヨーイ郡を除く)
レベル3:ナラティワート県、ヤラー県、パッタニー県、ソンクラー県の一部(ジャナ郡、テーパー郡、サバヨーイ郡)

首都バンコクがレベル1に設定されているものの、上記以外の大半の地域が危険度の対象外となっています。タイの周辺国は、ほぼすべてのエリアでレベル1以上に設定されていることから、東南アジア諸国のなかでもタイの治安は落ち着いていることがわかります。

ただし、危険がまったくないわけではありません。今回はバンコクの夜の様子や治安の悪い場所、注意すべきポイントなどを紹介します。

バンコクの夜の治安は?


photo by Spectral-Design / shutterstock

バンコクはナイトスポットも多く、夜遅くまで楽しむことができる街です。バックパッカーの聖地と言われるカオサン通りや外国人在住者の多いスクンビット通りは、朝までにぎわっているお店も多く、遊びに行きたくなるかもしれません。

ナイトスポットに出かける際は、どんな場所でもひとり歩きはやめましょう。タクシーでのトラブルも少なくないため、配車アプリのGrabなどを使って安全な方法で移動するのがおすすめです。配車アプリを使うことで、ドライバーの情報がハッキリとするため、犯罪に巻き込まれるリスクを大きく軽減することができます。また、到着地までの料金を事前に確認できるため、ぼったくりの心配もありません。

バンコクに限らず、ひったくり、スリ、強盗などの事件の被害者には女性が多いと言われています。夜のひとり歩きは、とくに危険が大きいので可能な限り避けてください。夜風に当たりたい場合は、ホテルの敷地内を散策するだけでも、気持ちがリラックスできるでしょう。

バンコクで特に治安の悪い場所

①スラム街のクローントゥーイは危険!


photo by  Chalermporn Nongkanaung / shutterstock

クローントゥーイはバンコク最大のスラム街です。観光スポットであるルンピニ公園や日本人在住者の多いプロンポンからも近いため、ふと迷いこんでしまうことがあるかもしれません。

一見するとにぎわいのある市場に見えますが、クローントゥーイは奥に行くほど怪しい雰囲気が漂ってきます。犯罪に巻き込まれるケースもあるため、市場を見学したい場合は、ラマ4世通りに面した比較的明るく安全な道を通りましょう。

クローントゥーイは狭い路地をバイクや車がものすごいスピードで通過していくこともあるので、気を付けてくださいね。

②王宮付近などの観光地では、外国人を狙った犯罪が多発!


​​photo by shutterstock

王宮付近にはワット・ポー、バンコク国立博物館、ワット・スタットなど多くの観光客が訪れるスポットが点在しています。バンコク・スカイトレイン(通称:BTS)も通っていないので、移動はタクシーかトゥクトゥクになります。

歩いていると運転手から「安くするから乗らないか?」と声をかけられることもありますが、ぼったくられることも多いので、タクシー配車アプリのGrabやGoogleマップなどで料金の相場を確認すると良いでしょう。

また、観光客を狙ったスリも多いため、カバンは前がけするなど目の届く状態にしてください。お土産も観光地価格で高めですが、値札がついているお店は比較的良心的な料金が設定されている傾向です。現地では「日本人はなんでもかんでもすぐ値切る」といった声も少なくないため、マナーを守って価格交渉をしていきましょう。

③明るくて人が多いナイトマーケットは特に注意!


photo by thebigland / Shutterstock.

人が多くて明るい場所なら安心と思うかもしれませんが、ナイトマーケットはスリが非常に多く、日本人も被害にあっています。リュックタイプのカバンだけでなく、ファスナー付きのハンドバッグもスリのターゲットとなるため注意が必要です。
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実際に、わたしの妹はカバンの奥にいれていた財布だけがとられるスリにあいました。クレジットカードを止めたり、保険に電話したりなどせっかくの旅行が台無しになってしまうので、カバンは前にかけられるデザインがおすすめです。

また、スリが狙うのは財布だけではありません。最近はスマートフォンの盗難も増えているので、目の届きにくいポケットに入れておくのは避けましょう。

④人通りの少ない道路は、被害にあうことが多い!


photo by Gritsana P / shutterstock

バンコクは大通りから一歩中に入ると、ガラリと雰囲気が変わります。ローカルエリアはトラブルに巻き込まれるリスクもあがるため、たとえ近道であっても、人通りが少ない道路は避けましょう。

タイは国民の87%が二輪車を保有しているというデータもあるほど、街中をバイクが走っています。人通りの少ない路地は、バイクによるひったくりも発生しており、怪我につながるケースも出ています。

また、交通ルールも日本とは異なるため、道を歩くときも注意する必要があります。歩行者が青信号であっても、バイクや車が横断歩道に突っ込んでくることは日常茶飯事です。犯罪や事故に巻き込まれないためにも、広くて安全な道路を通りましょう。

観光客が被害にあいやすい犯罪&対策を紹介! 

①スリ・ひったくり


photo by shutterstock

スリは日本人旅行者がもっとも巻き込まれやすい犯罪です。開きっぱなしのカバンや後ろポケットに入れたスマートフォンは狙われやすいため、貴重品専用で前にかけられる小さなカバンを用意しておくと安心です。人混みを歩くときは、スリやひったくりにあいやすいので、とくに注意してください。

また、ホテル周辺を散策したり、タクシーでナイトマーケットに行ったりするときは、必要最低限の荷物にすると良いでしょう。ローカル屋台であれば、少しの現金でも十分にグルメを満喫できます。

スリやひったくりにあった場合は荷物を守ることも大切ですが、それ以上に命を守ることを意識しましょう。あまり知られていませんが、タイではタクシー運転手なども、いざというときに備えて銃を所持している可能性があります。犯人を刺激してしまうと、さらに被害が大きくなる可能性もあるので、無理は禁物です。

②タクシーやトゥクトゥクなどのぼったくり


photo by shutterstock

バンコクではタクシーやトゥクトゥクなどのぼったくり被害も多発しています。道を歩いているときに、車内から親しげに話しかけてくる運転手はぼったくりの可能性があります。タクシーを利用する場合は、ホテルが手配したタクシーや配車アプリの利用がおすすめです。

乗車時に運賃交渉をしてくる、メーターを回してくれないといったケースは、すぐに断って下車しましょう。判断が難しいところではあるものの、メーターが早くあがるように改造されているタクシーもあります。少しでも不審に感じることがあれば、大通りにさしかかったタイミングで下車してください。

一度タクシーに乗ってしまっても気に入らなければすぐに下車して問題ありません。ただし、逆のパターンもありえます。目的地に向かう道が混んでいたり、交渉がめんどくさいと感じたりすると、タクシー運転手から乗車拒否されるケースがあります。乗車拒否はそれほど珍しいことではないので、気にせず次のタクシーを探しましょう。

トゥクトゥクは観光地価格で設定されているので、タクシーより料金は高めです。距離やエリアにもよりますが、おおよそ1.5倍程度かかります。乗車前に料金の交渉をしますが、はじめは2倍以上の金額を平気でふっかけてきます。だいたいの予算を決めておき、交渉がうまくいかなければ他のトゥクトゥクを探しましょう。観光地の近くであれば、トゥクトゥクが列をなして並んでいます。

③飲食店で多い置き引き


photo by Panya7 / shutterstock

日本のフードコートでは、座席を確保するために自分の荷物を置くことがありますが、バンコクでは厳禁です。セキュリティがしっかりしている大型ショッピングモール内でも、なくなってしまう場合があります。そもそも荷物で座席を確保するという考え方がないので、荷物が忘れられていると捉えられてしまうことがほとんどです。

どうしても座席を確保したい場合は、ポケットティッシュなど、なくなっても問題ないもので代用しましょう。

また、食事中も貴重品や荷物は必ず身につけてください。同じテーブル内であっても、使っていない席に荷物を置いていると、被害にあうリスクがあがります。大きな荷物でも置き引きされることはあるので、大事なものは手の届く範囲に置いておくことが大切です。

④声をかけてくる睡眠薬強盗&詐欺&ニセ警察


photo by shutterstock

スリやひったくりほどの件数はないものの、睡眠薬強盗、詐欺、ニセ警察といった犯罪も発生しています。急に声をかけてくる人には、とくに注意してください。

ナイトスポットやタクシー車内などで、ドリンクを渡されても絶対に口をつけないようにしましょう。飲み物のなかに睡眠薬が混ぜられており、強盗や性犯罪の被害にあう可能性もあります。

市内を観光しているときに「今日は特別に半額で乗船できる」といった誘い文句で島に渡ったものの、帰りに高額な料金を請求されたケースもあります。観光地で親しげな日本語や英語で話しかけてくる人には、とくに気を付けましょう。

また、警察をよそおった人から話しかけられた結果、荷物を奪われる事件も発生しています。ニセ警察の被害にあわないためには、「警察署や大使館で対応してほしい」と伝えると有効です。人通りの少ない場所で話しかけられたら、できるだけ速やかに大通りまで移動しましょう。

バンコクでは細心の注意をはらって過ごそう


photo by areeya_ann / shutterstock

タイ・バンコクは比較的治安のいいエリアですが、スリやひったくり、ぼったくりなどの軽犯罪は日々発生しているので、細心の注意をはらって過ごすことが大切です。女性の場合は、夜のひとり歩き、薄暗い路地、観光客が少ないローカルエリアは避けると安心でしょう。

また、バンコクではときおり反政府デモが実施されます。デモ周辺は一時的に治安が大きく悪化するので近づかないようにしてください。デモ情報は在タイ日本国大使館より受け取ることができます。

犯罪に巻き込まれないために、カバンを前にかけておくなど、自分自身で対策することがポイントです。旅行の開放感とバンコクの陽気に、ついつい気持ちが緩むことがあるかもしれませんが、日本とは文化や風習も違う異国に来ているということを、常に意識して旅行を楽しんでくださいね!

cover photo by MC_Noppadol / shutterstock

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