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昌徳宮(チャンドックン)の魅力!歴史や観光の見どころなどを解説

韓国を代表する観光スポット・昌徳宮(チャンドックン)。人気韓国ドラマ「チャングムの誓い」の撮影でも使われた場所で世界遺産にも登録されています。この記事では、昌徳宮の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひ昌徳宮へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

ライター
NEWT編集部

韓国を代表する観光スポット・昌徳宮(チャンドックン)。人気韓国ドラマ「チャングムの誓い」の撮影でも使われた場所で世界遺産にも登録されています。

この記事では、昌徳宮の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひ昌徳宮へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

Contents

昌徳宮の基本情報


photo by unsplash

韓国の代表的な観光スポット・昌徳宮。まずは、昌徳宮の歴史や特徴などの基本情報を解説します。昌徳宮があるソウルがどのような場所なのか、魅力や見どころなどもご紹介していきます。

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昌徳宮の歴史


photo by pixabay

まずは昌徳宮の歴史について紹介していきます。事前に昌徳宮が一体どのような場所なのかや歴史的背景を知ることで、実際に訪れた際によりいっそう観光を楽しむことができるでしょう。

格式高い朝鮮王朝の王宮


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昌徳宮は1405年、景福宮(キョンボックン)の離宮として建設された宮殿であり、五大古宮の1つとされています。五大古宮とはソウル市内にある以下5つの歴史的な宮殿のことです。五大古宮は、朝鮮王朝時代に王や王族たちが暮らしたり政治を行ったりした場所として知られています。

  • 昌徳宮(チャンドックン)
  • 景福宮(キョンボックン)
  • 昌慶宮(チャンギョングン)
  • 徳寿宮(トクスグン)
  • 慶煕宮(キョンヒグン)

近年では1900年代に、日本から大韓帝国最後の皇太子・李垠(イ・ウン)に嫁いだ日本人王妃・方子が昌徳宮で暮らしていました。当時の様子は今でも色濃く残っており、見学の際は王宮での生活を身近に感じることができますよ。

たび重なる焼失から復活!


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昌徳宮、実は何度も焼失して再建されている建物なんです。1回目は1592年に起こった文禄の役の時です。豊臣秀吉の侵攻により敦化門を残してほぼすべての建物が焼失してしまいます。その後1615年に再建されます。

そして8年後の1623年に再び大火事が発生しました。今度は15年かけて再建され、ほぼ元の姿に戻ります。朝鮮王朝の王が昌徳宮を正宮として利用していたのもこの頃です。1833年と1917年にも再び大火事が起きています。どちらも建物の一部が焼失しましたが再建されてました。

このように昌徳宮は何度焼失してもそのたびに再建され、復活を遂げています。朝鮮王朝において昌徳宮がどれほど大切な場所であったかがよくわかるのではないでしょうか。

昌徳宮の建築


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昌徳宮は東西500メートル、南北800メートルにもおよぶ広大な土地に建てられている宮殿です。五大古宮のなかでは最も保存状態が良いと言われています。色鮮やかな木造建築は当時からの雰囲気を今もなお感じることができますよ!

昌徳宮は複数の門や宮殿から成り立っています。また後苑(フウォン)は韓国の伝統的な造園技術を集めた庭園として有名です。

建物の屋根の部分には小さな動物の形をした石像が並んでいます。これは雑像(チャプサン)という彫刻で、韓国の伝統建築によく見られます。悪い気が宮中に入ってこないようにといった魔除けの意味があるようですよ。昌徳宮を訪れた際は、ぜひ探してみてはいかがでしょうか。

昌徳宮のあるソウルってどんな街?


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昌徳宮は韓国の首都であるソウルにあります。人口は約1,000万人で韓国の総人口の5分の1の人々が住んでいます。

ソウルは外国人観光客にも人気の都市です。明洞や東大門には最新のファッションブランドやコスメ店が多く並んでいます。日本語対応可能なお店も多いので、初めて韓国を訪れる人も安心して観光ができますよ!

地下鉄やバスなどの交通機関も発達しているので、移動にも困ることはありません。

昌徳宮観光の見どころ


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昌徳宮は、韓国でも長い歴史を持つ宮殿です。広大な土地にたくさんの宮殿や門があり、何も予習せずに行くとどこに何があるか分からなくなってしまいます。少しでも建物ごとの特徴や見どころを知っておくことで、より観光を楽しむことができるでしょう。

ここでは、昌徳宮に行ったらぜひ見てほしいスポットをまとめました。魅力的な場所がたくさんあるので、ぜひ観光の際の参考にしてくださいね。

韓国最古の門・敦化門(トンファムン)


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昌徳宮の正門にあたる敦化門(トンファムン)。1412年に建てられたソウルに現存する最古の門として知られています。また宮廷にある正門の中では最大規模の門です。

敦化門は、王の行列といった儀礼の時に出入口として使用されていました。当時の敦化門の2階には、鐘と太鼓がぶら下げられていたそうです。通行止めの時間には鐘が鳴り、通行止めが解除される時間になると太鼓の音が鳴り響いていました。

1592年に起こった文禄の役の時には一度全焼してしまいます。現在見られるのは1609年に再建された敦化門です。再建から約400年、当時と変わらない堂々とした大建築物の姿に圧倒されることでしょう。

王宮の儀式が行われた仁政殿(インジョンジョン)


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昌徳宮の中心的な場所として知られている仁政殿(インジョンジョン)。公式行事や儀式といった国家の重要な行事をしていた場所です。見た目は2階建てのようですが、中は吹き抜けとなっています。

仁政殿は時代とともに少しずつ改造されています。たとえば、床はもともと土を焼いてつくった東洋式のレンガが敷かれていましたが、現在は木の床が敷かれています。また、電球やカーテン、ガラス窓についても1908年に西洋式に改造されました。

仁政殿では過去と現在、それぞれの建築の素晴らしさが入り混じった様子を楽しむことができるでしょう!

四季彩を楽しめる後苑(フウォン)


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昌徳宮へいくならぜひ見に行ってほしいスポットが後苑(フウォン)です。別名、秘苑(ピウォン)とも呼ばれ、英語ではシークレットガーデンとも言われていますよ。かつては王や王族の憩いの場として利用されていました。敷地内には28の楼閣や池があります。

庭園は自然の林や池をそのまま活かして造られており、韓国の造園技術のすべてが注ぎ込まれていると言われています。昌徳宮の敷地の6割は後苑(フウォン)で、壮大な土地で四季の移り変わりを思う存分に楽しむことができるでしょう。

とくに秋の紅葉シーズンの後苑(フウォン)の景色は絶景の一言!タイミングが合えばぜひ秋に訪れてみてくださいね。

王の執務室だった宣政殿(ソンジョンジョン)


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宣政殿(ソンジョンジョン)は正殿である仁政殿の東側に建てられています。1461年に建てられた建物であり、もともとは王の寝殿でした。しかし、のちに王の執務室として使われるようになりました。

当時は王が国について議論したり、学者や官僚たちが儒教の経典や歴史を勉強したりしました。朝に行われる朝廷会議や業務報告などさまざまな会議が毎日開かれていたそうです。

宣政殿の特徴である青い瓦には権力者が政治をはじめとした国家にとって重要な部分をになっているといった意味があったようです。

以前は、ほかの宮殿でも青瓦が使われていましたが、焼失などにより現在宮殿に青瓦が残っている建物は宣政殿だけとなっています。宣政殿を訪れた際は、ぜひ青い瓦をじっくりと眺めてくださいね!

昌徳宮観光に最適なシーズンは?


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昌徳宮を訪れるのであればなるべく最適なシーズンに観光したいですよね。ここからは、昌徳宮観光におすすめのシーズンを紹介します。

ベストシーズンは春か秋


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昌徳宮観光にベストなシーズンは、春か秋です。韓国・ソウルの気候は基本的に日本とほとんど変わりません。一年を通して四季がしっかりとあり、梅雨や台風の時期もありますよ。ただし日本と比べると湿度や降水量は少なめです。

年間を通して気候が穏やかな春か秋に訪れるのがおすすめです。とくに10月ごろに訪れると一緒に紅葉を楽しむことができるでしょう!昌徳宮で見る紅葉はとても風情があり素敵な景色です。

日中との寒暖差が激しく朝晩は寒い場合もあるため、春と秋共通して念のため脱ぎ着しやすいカーディガンや上着を持ち歩くと安心でしょう。靴はサンダルでも問題ありませんが、たくさん歩くため履きなれた靴やスニーカーがおすすめです。

観光客が少ない時期を狙うなら5月~7月か12月~1月


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※画像はイメージです。

観光客が少ない時期を狙うなら5月~7月、または12月~1月がおすすめです。

ただし、5月のGWや7月の夏休みシーズン、そして年末年始に関しては観光客が多くなってしまいます。旅行代金に関しても値上がりしてしまうので、観光客が少ない時期に旅行したい人は注意が必要です。

5月〜7月にかけては徐々に紫外線が強くなってくるので日焼け止めを塗るようにしましょう。また、6月に入ると日本と同じように梅雨の時期に入ります。雨が降ることも多いので折り畳み傘を持っていると安心ですよ。

一方、冬に観光する場合はコートや手袋、カイロなどの防寒具を必ず持っていくようにしましょう。ソウルは日本と比べると年間を通して気温がやや低くなっています。

とくに12月から1月にかけての観光はかなり寒さが厳しくなります。昌徳宮観光は基本的に外を歩くので寒さ対策はしっかりとしていきましょう。

昌徳宮の見学方法は?予約は必要?


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ここでは昌徳宮の見学方法や予約方法、所要時間などを詳しく解説していきます。昌徳宮をお得に見学できる方法もご紹介しているので、ぜひ観光する前に目を通しておいてくださいね。

入場にはチケットの購入が必要!


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昌徳宮へ入場するにはチケットの購入が必要です。

一般エリアのチケットは、チケットカウンターと公式サイトから購入可能です。チケットカウンターでのチケット販売は閉館の1時間前までとなるので注意してください。事前に公式サイトから購入する場合は会員登録が必要です。

また、一般エリアでは、無料の日本語ガイドツアーが開催されており、昌徳宮の魅力や見どころを日本語で詳しく聞きたい方におすすめですよ!

毎月最終水曜日は文化の日と定められていて全員無料で入場できます。曜日に合わせて昌徳宮見学を予定するとおトクですね!

韓服を着れば無料で入場できる!


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※画像はイメージです。

昌徳宮では、韓服(韓民族の伝統衣装)を着ていると入場料が無料になります。韓服はソウル市内にレンタルショップがあり、借りることが可能です。最寄り駅となる安国駅周辺にもレンタルショップがあるのでそこで借りるのが便利でしょう。

韓服は数時間単位からレンタルできます。料金についても、時間と場所によっては1,000円以下から借りられる場所もあり、かなりお得となっています。

昌徳宮に無料で入れるだけでなく、韓服を着て観光することで韓国の雰囲気をより一層楽しめ、韓国旅行の記念にもなるでしょう!友達や家族と一緒に着て観光してみてはいかがでしょうか。

一般エリアと後苑エリアで見学方法が異なる


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昌徳宮には大きく2つの観覧エリアがあります。1ヶ所は一般エリアでもう1ヶ所は後苑エリアです。一般エリアと後苑エリアでそれぞれ別のチケットが必要となります。

さらに、一般エリアは入場したあとは自由に見学が可能ですが、後苑エリアはガイドツアーへ参加が必須です。どちらも見学したい方はチケットを2種類購入する必要があるので注意しましょう。

後苑ガイドツアーは予約が必要!


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後苑エリアを見学するためには必ず後苑ガイドツアーへ参加しなければいけません。一般エリアのチケットは当日購入でいいと記載しましたが、後苑エリアについては公式サイトから予約しておくのがおすすめです。

後苑エリアのガイドツアーは参加できる人数が限られているからです。6日前の10時から前日まで予約可能なので見学したい日が決まったら予約をとるようにしましょう。

当日はチケットカウンターで予約画面を提示して、後苑のチケットを発行してもらいます。その際、一般エリアのチケットは別で購入する必要があります。後苑エリアだけ見る場合も一般エリアのチケットは必須なので注意しましょう。

昌徳宮の観光に要する時間


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昌徳宮の観光に必要な時間は、1時間〜4時間ほどです。一般エリアを自分たちで観覧するだけでいい場合は1時間ほどでまわれるでしょう。一般エリアと後苑エリア両方見学する場合は、3〜4時間ほどかかります。

一般エリアと後苑、どちらもガイドツアーに参加する場合はそれぞれツアー時間が決まっているので前後の予定を立てやすいのも魅力!

昌徳宮へのアクセス・行き方


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ここからは、昌徳宮へのアクセスや行き方を紹介します。観光の拠点となる都市は、ソウルです。今回は中心地であるソウル駅から昌徳宮へ向かう方法を解説していきます。移動手段は主に地下鉄とタクシーの2通り。それぞれの行き方を詳しく説明していきます。

最も一般的な移動は地下鉄


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昌徳宮まで行く一般的な移動手段は地下鉄での移動です。昌徳宮の最寄り駅は、地下鉄3号線・安国駅です。ソウル駅から地下鉄に乗って安国駅を目指します。

韓国の地下鉄はエリアごとに料金が決まっており、ソウル駅から安国駅までは、片道1,350ウォン(約148円)です。電車での所要時間は約20〜30分。

安国駅に着いたら3番出口から地上に出ます。そこから徒歩約5分で昌徳宮に到着しますよ。

自由度を高くするならタクシー


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ソウル駅から昌徳宮までの移動手段としてタクシーを利用する方法もあります。移動時間は約15分ほど。ソウル駅にはタクシー乗り場があるのでそこから乗ればいいでしょう。料金は5,000ウォン(約551円)程度です。

タクシーのメリットは、昌徳宮の前までタクシーで移動できるので、道に迷うことなく安心してたどり着くことができます。また、地下鉄での移動と比べても時間を短縮ができるのもメリットの1つでしょう。

王宮の歴史が詰まった昌徳宮の観光を満喫しよう!


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この記事では、昌徳宮の観光に関する見どころや歴史、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。昌徳宮は韓国の歴史を感じることができる、とても魅力的な建物となっています。昌徳宮は、一度は行ってみたい人気の観光スポットです。

ぜひ紹介した情報を参考に、昌徳宮の観光を満喫してみてくださいね!

昌徳宮(チャンドックン)の基本情報
住所:99 Yulgok-ro, Jongno-gu, Seoul, 韓国
電話:+82 2-762-8261
営業時間:
2~5月・9~10月 9:00~18:00
6~8月 9:00~18:30
11~1月 9:00~17:30
※チケットカウンターは閉館の1時間前まで
休業日:月曜
アクセス: 安国駅から徒歩約5分
料金:一般エリア 大人 3,000ウォン(約331円)子供(7~18歳)1,500ウォン(約165円)6歳以下と65歳以上無料
後苑エリア 大人(19歳〜65歳以上も含む)5,000ウォン(約551円)、子供(7~18歳)4,000ウォン(約441円)、6歳以下は無料
※2023年7月24日のレート、1ウォン=0.11円で計算
公式サイト:http://www.cdg.go.kr/eng/

※記事内の金額は2023年7月24日のレート、1ウォン=0.11円で計算しています。

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