【2024年最新】明洞から弘大(ホンデ)への行き方4選!地下鉄・バスなど最安・最速アクセス方法
明洞と弘大(ホンデ)は、いずれもソウル旅行で必ず行きたい場所として人気の観光スポットです。ソウルの中心部にある明洞から弘大までは、最短でおよそ15分ほどで移動可能です。今回は、ソウルを何度も訪れたことのある筆者が明洞から弘大に行く方法をご紹介!地下鉄やバス、タクシーや意外な裏技などさまざまな方法があるので、自分の目的にぴったりの移動手段を選んでくださいね。
明洞と弘大(ホンデ)は、いずれもソウル旅行で必ず行きたい場所として人気の観光スポットです。ソウルの中心部にある明洞から弘大までは、最短でおよそ15分ほどで移動可能です。
今回は、ソウルを何度も訪れたことのある筆者が明洞から弘大に行く方法をご紹介!地下鉄やバス、タクシーや意外な裏技などさまざまな方法があるので、自分の目的にぴったりの移動手段を選んでくださいね。
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明洞から弘大に行く方法は?距離は?
ソウルは、漢江(ハンガン)をはさんで南北に分かれています。明洞と弘大はいずれも漢江の北側のエリアにありますが、市内中心部にある明洞に対し、弘大は市内中心部からやや西側に位置しています。
明洞と弘大の直線距離は、約5.8キロ。両方とも人気のスポットなだけに、さまざまな方法でアプローチできます。
明洞から弘大までの行き方は4つ!
明洞から弘大までの行き方はおもに4つあります。以下に移動方法や所要時間、料金をまとめました。
交通手段 | 時間 | 料金 |
---|---|---|
地下鉄 | 約13分~ | 1400ウォン(約154円)~ |
バス | 約30分~(乙支路駅~弘大入口駅バス停) | 1500ウォン(165円)~ |
空港鉄道 | 約23分 | 1400ウォン(約154円) |
タクシー | 約21分~ | 9100ウォン(約999円)~ |
1番簡単で最も使われているのは、地下鉄。明洞は地下鉄4号線の明洞駅と地下鉄2号線の乙支路入口(ウルチロイック)駅の2つの駅を利用できますが、地下鉄2号線を利用すれば乗り換えなしで移動できます。
バスを利用する場合、直近のバス停を利用すると、深夜バス以外では1路線を除き乗り換えが必要になり、この路線は所要時間がかかります。乗り換えせずに早く行きたいという場合は、明洞の中心部より少し離れたバス停まで歩く必要があります。
少し裏技的な方法としては、地下鉄4号線の明洞駅からソウル駅に向かい、そこから空港鉄道に乗り換える方法も。
弘大は中心部の繁華街だけではなく、隠れ家的に話題のお店が点在しているので、行きたい店が決まっていて駅から少し遠く、しかも場所がわからない場合などは、タクシーの利用も検討してみましょう。
距離的にそれほど離れていないので、どの移動手段を選択してもそれほど大きな差が生じることはありません。それぞれの移動方法のメリットやデメリットを詳しく説明するので、ご自身の予算や目的に合った行き方を選んでくださいね!
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明洞から弘大まで地下鉄でアクセス!
明洞から弘大までは、地下鉄で乗り換えなしでアクセスできるので大変便利です。そこで所要時間や料金を、詳しく解説します。
約13分でアクセスでき1番おすすめ
明洞は地下鉄4号線(明洞駅)と、地下鉄2号線(乙支路入口駅)の2路線が利用可能です。弘大は地下鉄2号線・空港鉄道線・京畿中央線(いずれも弘大入口駅)の3路線が乗り入れています。
そこで地下鉄2号線を利用すれば、明洞から弘大は乗り換えなしで6駅、所要時間約13分で到着できるので大変便利です。
地下鉄の金額は片道1400ウォン(約154円)
明洞から弘大まで地下鉄でアクセスする際、料金は交通カードを利用した場合は1400ウォン(154円)、現金利用の場合は1500ウォン(165円)です。
地下鉄のメリット&デメリット
メリット
- 最も移動時間が短い
- 渋滞がないので移動時間が読める
デメリット
- 弘大入口駅は3路線が乗り入れているので、出口が多く構内が少し複雑
- 週末の9番出口の混雑がひどい
地下鉄は効率的に移動したい人におすすめ!
最も短時間で、正確に移動できる地下鉄は、明洞から弘大への移動でもっともおすすめの方法です!韓国の地下鉄の駅は、エスカレーターがない出口も多いですが、空港から近く、駅の周囲にゲストハウスも多い弘大入口駅は、エスカレーターのある出口も多いので、スーツケースを抱えているときにも安心して利用できます。
目的地別!弘大入口駅出口案内
ソウルの主要観光スポットであり、空港鉄道も乗り入れているだけに、弘大入口駅は9つの出口があります。今回はその中で主要な2つの出口と周辺エリアの紹介をします。
弘大のメインエリアに向かうなら9番出口が便利
若者の街と呼ばれることが多い弘大ですが、おしゃれで価格も安いファッショングッズを販売する店、そして夜になるとにぎわうクラブなども多くあります。メインの通りは駐車場通り(チュチャジャンコリ)と歩きたい通り(コッコシップンコリ)で、ここに向かう場合にはいずれも9番出口が便利です。
ただしこの出口は階段のみで、週末ともなれば駅からこの出口を使って外に出るだけでもひと苦労するほど、多くの人出があります。そのためあまりに人が多いときには、8番のほか1番や2番(9番の向かい)出口も利用しましょう!
話題の延南洞(ヨンナムドン)エリアは3番出口が便利
弘大の隣町的な位置付けになりますが、おしゃれなカフェなどが集まる場所として注目の延南洞(ヨンナムドン)も、最寄駅は弘大入口駅になります。
廃線跡を利用した京義線(キョンイセン)スッキル公園を中心に、メイン通りだけではなく、路地裏にも話題のスイーツなどを販売している写真映えするカフェや雑貨店が点在しています。
そして延南洞は、リトルチャイナタウンとしても知られています。それ以外にもおひとり様向けの焼肉店があったり、コスパ抜群のタクシー運転手さん向けの食堂・運転手食堂(キサシクタン)があります。
低料金で利用できるゲストハウスも集中しているエリアなので、食事や宿泊、買い物、そして弘大での夜遊びにとマルチに便利なエリア。延南洞に向かうなら、3番出口を利用しましょう。ゲストハウスが多いだけにエスカレーターもあり、とても便利ですよ!
帰国日は明洞から早めに移動して最後に弘大観光をするのがおすすめ
多くの海外からの観光客が集まる駅だけに、弘大入口駅は駅の中に旅行者向けの設備が多いのも特徴!写真のように両替できる機械があるほか、自分好みの写真で自分だけの交通系カード(T-money)が作れる機械、そして周囲にゲストハウスが多い3番出口付近には、スーツケース預かりサービスをしている施設もあります。
帰国日は、中途半端に時間が余りがち。そこで明洞エリアで宿泊をしていた場合、いったん弘大入口駅で下車して荷物を預け、そこから弘大エリアで最後の観光や買い物、食事を楽しむのがおすすめコースです。空港鉄道が通っている駅なので、仁川空港まで約50分、金浦空港までならわずか約14分で着くので、ギリギリまで時間を有効活用できますよ!
明洞から弘大までバスでアクセス!
明洞から弘大へは、バスでも移動可能です。しかし明洞では地下鉄4号線(明洞駅)と地下鉄2号線(乙支路入口駅)近辺のバス停から出発するバスを利用すると、途中で乗り換えが必要な場合がほとんどです(深夜バスを除く)。
明洞から弘大へバスで乗り換えなしで行く方法
バスを利用する場合、最も便利なのは地下鉄4号線・明洞駅すぐのバス停 退溪路2街(テゲロイガ)・明洞駅のバス停の利用。604番に乗れば乗り換えなしで弘大まで行けます。降車するバス停は弘大入口駅ですが、所要時間が約39分かかり、バスでの移動としては最も時間がかかります。
少し離れたバス停からなら、乗り換えなしでもう少し乗車時間を短縮できます。乙支路入口駅から徒歩で6〜7分の市庁(シチョン)西小門(ソソムン)庁舎のバス停から、602番のバスを利用すれば所要時間の目安は約31分。このバス停からは赤い1004番のバスの利用も可能で、所要時間の目安は約27分、いずれも弘大入口駅バス停で下車します。
また、乙支路駅から徒歩10分程度かかりますが、鐘路1街(チョンノイルガ)から赤い7101番のバスを利用すると所要時間の目安は約20分。このバス停からは、271番のバスも利用可能で、所要時間の目安は約24分です。
深夜になると明洞から弘大へのバス利用が便利になる!
ソウルにはNバスといわれる、深夜バスが運行しています。昼間は乙支路入口駅付近のバス停から乗り換えなしで行けるバスはありませんが、深夜バスのN73・N62なら乙支路入口駅バス停から乗り換えなしで弘大入口駅まで行くことができます。所要時間は約19分。
※所要時間はNAVER MAPおよび公共交通機関乗換案内アプリより算出
バスの金額はバスの色や時間帯によって異なる
どのバス停を利用しても、青いバスを利用した場合には料金は1500ウォン(165円)、赤いバスの利用なら2800ウォン(307円)です。深夜バスの料金は、2500ウォン(約274円)です。
新登場!深夜帯なら弘大から東大門方面を走る無人バスも利用できる
実は2023年の12月より、ソウルでは世界初となる自動運転バスの定期運行を開始しました。路線は合井駅から東大門駅で、23時30分の始発から70分間隔で翌日5時10分まで5回循環運転します。バスの番号は深夜A21。
このバスは、弘大入口駅にも停車します。明洞には停車しませんが、鐘路1街にバス停があるので、ここからなら明洞まで徒歩移動が可能です。
料金は当面は無料ですが、2024年上半期中に有料化の予定があるようです。乗車するときには無料ではありますが、交通系カードのT-moneyがあればタッチします。そうすれば途中で降りて有人の深夜バスであるNバスなどに乗り換える時には、所定時間内であれば乗り換え無料が適用されます!
バスのメリット&デメリット
メリット
- 階段の昇り降りがないので乗車がラク
- 移動費用を抑えられる
デメリット
- 地下鉄より所要時間がかかる
- 渋滞がひどいと時間が読めない
- 乗り換えなしで行けるバスが限られている。もしくはバス停までが遠い
深夜の移動ならバスがおすすめ!
弘大はクラブなども密集しているので、夜になったら行きたい!という需要も多い街です。明洞エリアからは、深夜バスなら乗り換えなしで行けるバスが昼間より増えるくらいなので、夜の弘大を楽しみたい人にはバスの利用がおすすめです。
裏技?明洞から弘大まで空港鉄道でアクセス
地下鉄2号線を利用すれば、明洞から弘大までは乗り換えなしで行けますが、もしホテルが地下鉄4号線・明洞駅近くにある場合には、重いスーツケースを抱えて人混みを歩きたくないですよね。
そんな時の裏技が、空港鉄道線を利用する方法です!
地下鉄4号線付近から約23分でアクセスできる
空港鉄道を利用する際は、地下鉄4号線・明洞駅からソウル駅まで行き、そこから空港鉄道線に乗り換えて弘大入口駅まで行きます。所要時間は約23分です。
空港鉄道の金額は片道1400ウォン(約154円)
空港鉄道に乗り換えると、金額がアップする印象がありますが、このルートで移動しても、金額は片道1400ウォン(約154円)です。
空港鉄道のメリット&デメリット
メリット
- 地下鉄4号線・明洞駅近くからでもアクセスしやすい
- 安い料金で移動できる
デメリット
- 乗り換えが面倒
- 結局乗り換え時に人混みを歩くことになる
空港鉄道は地下鉄4号線・明洞駅近くに滞在している人におすすめ!
少し裏技的な印象が強い方法ですが、地下鉄4号線・明洞駅近くのホテル利用者は、スーツケースを抱えて乙支路入口駅付近まで人混みを縫って歩くのも大変です。いざという時のためにこういう方法もあると覚えておいて損はないですよ!
荷物が多い時にはタクシーの利用も便利
明洞から弘大はそれほど距離が離れていないので、荷物が多い時や人数がまとまっているとき、隠れ家的な店に行くのに場所がよくわからないときなどには、タクシーの利用も便利です。
約21分でアクセスできる
明洞から弘大までは、車で移動するとおよそ6キロ程度です。時間は渋滞がなければ、およそ21分で到着します。
タクシーの金額は9100ウォン(約999円)
明洞から弘大まで、日中に一般(中型)タクシーを利用した場合、タクシー料金の目安は9100ウォン(約999円)です(NAVER MAPより算出)。22~23時・2~4時は20%割増、23時から翌2時までは30%割増になります。
ソウルのタクシーは、種別により車体がカラー分けされています。一般タクシーの車体の色は白、シルバー、オレンジです。
10年以上無事故の安全記録が条件で、車のグレードも一般タクシーと比較すると良いのが模範タクシーで、初乗り料金は7,000ウォン(約768円)。明洞から弘大間は距離も近いので、一般タクシーの利用が安くて便利ですよ!
タクシーのメリット&デメリット
メリット
- 目的地までラクに移動できる
- 重い荷物を運ぶ必要がない
- 目的地まで簡単にアクセスできる
デメリット
- 料金が高い
- 地下鉄と比較して時間的な優位性がない
タクシーは目的地までの道のりがわからない人におすすめ!
一般的にタクシーを利用すると目的地まで早く着けることが多いですが、明洞から弘大までは地下鉄移動が便利なので、タクシーに時間的な優位性はありません。ただし弘大には駅から離れた場所にも隠れ家的に名店が点在しているので、駅からの詳しい道順がわからない場合などは、行きだけでもタクシーを利用するメリットは高いです。
ソウルのタクシーはぼったくりなど悪い噂を耳にすることが多いですが、高齢のドライバーでもカーナビを使いこなしているので目的地まで正確に運んでくれます。目的地について目当ての店が見当たらないと、メーターを切って周囲の人に確認してくれる親切なドライバーさんも少なくありません。
さらに最近ではカカオTといったタクシー配車アプリを利用すれば、気軽にタクシーを配車できるだけではなく、ぼったくり防止にも効果的です。状況に応じて公共交通機関とタクシーを賢く使いこなしましょう!
弘大でナイトライフを楽しむなら事前に帰りの交通機関の確保を
弘大は昼間行っても楽しい場所ですが、クラブなどが集中しているエリアでもあり、夜の街の一面もあります。いざとなったらタクシーで帰ればいいという発想は、このエリアでは禁物。地元の若い子たちでさえタクシーが捕まらずに、クラブでオールするケースも多いからです。
さらに深夜帯は、ぼったくりのリスクが増えます。筆者の知り合いの男子大学生2人組が、弘大から明洞への移動で実際に30000ウォン(約3,293円)取られたこともありました。女性旅行者にとっては、犯罪に巻き込まれる可能性もどうしても高まります。
弘大から明洞間は深夜バスなどもカバーされているので、明洞ステイで弘大で夜遅くまで遊びたいという場合には、まずは事前に深夜バスの時刻などをしっかりチェックしておきましょう。
安心、安全に旅行をするためには情報の把握が大切。ぜひ本記事を参考に、楽しいソウル旅行を楽しんでください。
※記事内の料金は2024年1月17日のレート、1ウォン=0.10976円で計算しています。
Cover photo by amica