【2024年最新】金浦空港からソウルへの行き方4選!空港鉄道・市内バスでの最安・最速アクセス方法
ソウルには仁川(インチョン)、金浦(キンポ)の2つの国際空港があります。このうちソウル中心部に近くて便利なのが金浦空港で、羽田発着便の利用者を中心に日本人観光客から人気の高い空港です。本記事では、金浦空港からソウルの主要スポットに行く方法をご紹介。地下鉄やバス、タクシーといったさまざまな方法があるので、自分の目的にぴったりの移動手段を選んでくださいね。
韓国・ソウルには仁川(インチョン)空港と金浦(キンポ)空港、2つの国際空港があります。日本から仁川国際空港へは、成田国際空港・関西国際空港・福岡空港、金浦国際空港までは羽田空港・関西国際空港から直行便が就航。
ソウルで観光を楽しみたいなら、金浦国際空港がおすすめです。金浦国際空港からソウルまでは、リムジンバスやタクシー、地下鉄など4つの移動手段がありますが、空港鉄道(A'REX)がおすすめ。空港鉄道(A'REX)を利用すれば、ソウル駅まで約22分でアクセスできます。金浦国際空港は、羽田空港・関西国際空港から直行便が就航しています。
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金浦空港からソウル中心部に行く方法は?
金浦空港からソウル駅までは、直線距離でおよそ15キロです。ソウルは広いので目的地に合わせて空港鉄道や地下鉄、タクシーなどを使い分けると便利です。ここでは金浦空港からソウル駅までの行き方を中心に、ソウルの主要スポットへの行き方を紹介します。
金浦空港からソウル駅までの最速・最安の行き方は?
金浦空港からソウル駅までは、空港鉄道(A'REX)・市内バス・タクシーという3つのアクセス方法があります。東大門や江南エリアに行く方は地下鉄がおすすめです。
交通手段 | 時間 | 料金 | おすすめな人&特徴 |
---|---|---|---|
空港鉄道(A'REX) | 約22分 | 1,700ウォン(約185円) | ソウルまで早く移動したい人 |
市内バス | 約70分 | 1,300ウォン(約141円) | 時間にゆとりがあるがある時におすすめ |
タクシー | 約40分 | 19,800ウォン(約2,161円) | 目的地までダイレクトに移動したいときにおすすめ |
本記事ではそれぞれの行き方について詳しく紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
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金浦空港からソウル駅まで空港鉄道A'REXでアクセス!
時間を問わず渋滞が激しいソウルでは、鉄道や地下鉄の利用が最も確実な移動方法です。なかでも便利なのは空港鉄道!金浦空港からソウル駅までは乗り換えなしで約22分で到着します。
空港鉄道には、直通列車と一般列車があります。このうち直通列車は仁川国際空港からソウル駅をノンストップで結んでいるものなので、金浦空港を利用する場合は一般列車の利用になります。直通列車は全席指定になりますが、一般列車には指定席はないので、通常の列車と同様に気軽に利用できます。
ソウル駅だけではなく弘大方面に行くのも便利
空港鉄道のソウル駅までの停車駅は、麻谷(マゴン)ナル・デジタルメディアシティ・弘大入口(ホンデイック)・孔徳(コンドク)駅です。比較的安い料金で利用できる宿泊施設が多く、日本人観光客が多い弘大エリアまでは約14分で到着するので、ソウル駅だけではなく、弘大方面に向かう人も空港鉄道の利用が便利です。
金浦空港発の始発は、平日・土日祝日問わず5時43分、終電は0時34分です。日中は1時間に7〜8本運行されています。時刻表はこちらからご確認ください。
空港鉄道の乗り場は、金浦国際空港の地下1階にあります。国際線と国内線ターミナルの中間地点の場所にあるので、国際線ターミナルからホームまでは徒歩で10分ほどかかります。ただ途中歩く歩道などがあり、わかりやすい案内板も整備されています。
金浦空港からソウル駅までの金額は片道1,700ウォン(約185円)
日本でも現金で切符を購入した場合と交通系カードを利用した場合では料金が違いますが、ソウルの公共交通機関でも同様です。金浦空港からソウル駅までの金額は以下になります。
支払い | 金額 |
---|---|
T-money(交通系カード) | 1,600ウォン(約174円) |
現金 | 1,700ウォン(約185円) |
金浦空港からの空港鉄道の一般列車は、空港鉄道ソウル駅に到着(ソウル駅15番出口・地下3階)に到着します。
ソウル駅から地下鉄を利用する場合には、そのまま駅の案内に従って進んでいきます。ソウル駅には地下鉄1号線、4号線、京義中央線が乗り入れています。そのためソウル駅から明洞に向かう場合には、ソウル駅から地下鉄4号線乗り換えが便利です。
市内バスを利用する場合には、多くのバスが発着するバスターミナルはソウル駅の正面出口前になるので、1階まで上がってコンコースを通って正面出口に向かいます。駅からタクシーを利用する場合には、エスカレーターを上がって1階左側出口を出て階段を降りるとタクシー乗り場がありますよ。
空港鉄道を利用するメリット&デメリット
メリット
- 運行本数が多い
- 所要時間が短い
デメリット
- 金浦空港の到着ロビーから駅までは徒歩10分ほどかかる
空港鉄道を利用するメリットは、時間の速さと正確さにあります。一般列車の場合途中停車駅もあるので、目的地によっては必ずしもソウル駅まで行かなくても、途中の駅で下車して地下鉄に乗り換える方法もあります。
金浦空港からソウル中心部まで地下鉄でアクセス!
金浦空港には、空港鉄道のほかに地下鉄5号線・9号線・西海(ソヘ)線・金浦ゴールドラインの4本の列車が乗り入れています。このうちソウル中心部に向かう際に利用できるのは、地下鉄5号線・9号線です。
地下鉄5号線は東大門歴史文化公園まで約46分!
2つの地下鉄路線のうち、停車駅に日本人観光客が利用するホテルが多いエリアがあるのは地下鉄5号線です。以下の人気な駅にも乗り換えなしで行けます。
下車駅 | 所要時間 | 金浦空港駅からの料金 |
---|---|---|
汝矣島(ヨイド)駅 | 約26分 | 交通系カード:1,500ウォン(約163円) |
東大門歴史文化公園(トンデムンヨクサムナゴンウォン)駅 | 約46分 | 交通系カード:1,700ウォン(約185円) |
空港鉄道は孔徳駅にも停まるので、乗り換えの面倒さよりも移動時間の短縮を優先させたい場合には、孔徳駅まで空港鉄道を利用し、そこから地下鉄5号線に乗り換える方法もあります。ただ空港鉄道のホームから地下鉄5号線のホームまでは途中エスカレーターがない部分もあり、移動時間も徒歩で5分以上かかるので、荷物が少ない場合以外はやはり乗り換えなしの方が便利だと思います。
金浦空港からの運行時間は、光化門まで向かった場合平日の始発が5時34分、最終は23時59分です(2024年8月現在)
江南(カンナム)エリアに向かうなら地下鉄9号線を利用
金浦空港から漢江(ハンガン)を超えて江南エリアに向かうのに便利なのが、地下鉄9号線です。
下車駅 | 所要時間 | 金浦空港駅からの料金 |
---|---|---|
新論峴(シンノヒョン)駅 | 約49分 | 交通系カード:1,700ウォン(約185円) |
江南駅 | 約52分 | 交通系カード:2,400ウォン(約261円) |
金浦空港からの運行時間は新論峴駅までの場合、平日の始発が5時30分、最終は0時09分です。(2024年8月現在)
時刻表を調べるなら、乗換アプリ「Subway Korea」がおすすめです。
金浦空港から市内バスも利用できる
現在、金浦空港からソウル中心部に向かうリムジンバスは運行されていませんが、市内バスは何路線か乗り入れています。
市内バスの利用は時間にゆとりがある人向け
方面 | バス番号 | 所要時間 | 料金 |
---|---|---|---|
江北エリア(クァンファムン) | 601系統 | 鐘路3街まで約70分 | 1,300ウォン(約141円) |
ソウル駅 | 605系統 | ソウル駅まで約70分 | 1,300ウォン(約141円) |
601系統の乗り場は国際線1階のを出て目の前にあるバス停の4番です。このバスに乗ると、地下鉄3号線安国(アングク)駅、地下鉄4号線恵化(へファ)駅、鐘路3街、光化門などに停車します。鐘路3街までの所要時間の目安は約64分です。
ソウル駅方面に向かうなら、同じ乗り場から出発する605系統が便利です。地下鉄5号線永登浦(ヨンドゥンポ)駅、鷺梁津(ノリャンジン)水産市場、地下鉄4・6号線三角地(サムガッチ)駅などを経てソウル駅まで、およそ70分ほどで結んでいます。
所要時間はあくまで目安で、特に出退勤の時間を中心に渋滞が激しいエリアを走ります。さらに大きなスーツケースを抱えて長い時間市内バスに乗るのは体力的にもかなりきついので、あまりおすすめできる移動手段ではありません。
タクシーを利用する場合は乗り場から
飛行機の時間帯により公共交通機関での移動が難しい場合や荷物が多い時、3人前後のグループで移動するときには、タクシーの利用も選択肢のひとつです。金浦空港からソウル駅までは約40分でつきます。ソウルのタクシーにはいくつかの種類がありますが、タクシーの車体の色を見るとその違いがわかります。
タクシーの種類 | 特徴 | 初乗り料金 |
---|---|---|
一般タクシー | 車体の色は白、シルバー、オレンジ | 4,800ウォン(約523円) |
模範タクシー | 10年以上無事故の安全記録がある運転手 | 7,000ウォン(約764円) |
大型タクシー | 最大9人まで乗車可能 | 7,000ウォン(約764円) |
インターナショナルタクシー | 外国語能力の認証を受けている運転手 | 定額:ソウル駅までは85,000ウォン(約9,278円) |
i.m Taxi | 専用アプリで呼ぶ | ソウル駅までの目安:19,800ウォン(約2,161円) |
インターナショナルタクシーの運転手は外国語能力の認証を受けているので、英語などを中心に外国語である程度対応が可能です。空港には専用の乗り場があり、基本的に24時間前までの事前予約が必要です(ホームページにて受付)。予約をする場合は、入国審査や荷物のピックアップの時間を考慮し、飛行機到着時刻から1〜2時間後の時間を予約します。この時間から60分以内の遅延までは無料ですが、もし60分を超えて遅延すると待機時間料金が発生するので注意しましょう。料金はエリア別の定額制です。
また、深夜帯に利用した場合には、一般タクシーの場合で22時~23時・深夜2時~4時は20%割増、23時~翌2時は40%割増、模範タクシーや大型タクシーの場合は22時~翌4時で20%割増です。
タクシーによっては、客席の窓の部分などに「FREE INTERPRETATION(無料通訳)」のステッカーが貼られたものがあります。これは携帯電話を利用して日本語・英語・中国語の無料通訳サービスを利用できるタクシーであることを意味しています。もし、このタイプのタクシーに乗って通訳が必要な場面に遭遇したら、運転手に「Free interpretation」と伝えてください。
空港到着ロビーにいるタクシーの客引きには要注意!
金浦空港で全ての手続きを終えて1階に降りると、いきなり男性からカタコトの日本語で「タクシーですか?」と、声をかけられる時があります。営業免許のないいわゆる白タクではないものの、タクシー乗り場が目の前にあるにもかかわらずわざわざロビーで声をかけてくるタクシーに乗車して不当な料金を請求されたという話はよく耳にします。そのため、声を掛けられても無視して、タクシー乗り場に向かってください。
金浦空港のタクシー乗り場は、出口ゲート2か3から出て、横断歩道を渡った場所にあります。タクシーの種類によって待機列が異なっており、空港に一番近い場所から順に一般タクシー、模範タクシー、大型タクシーで、インターナショナルタクシーを予約した場合は、大型タクシーの先に乗り場があります。
タクシーに乗って車が動き始めたら、メーターが動いているのか確認します。メーターを倒さずにいくらで行ってやると料金の事前交渉をする運転手の交渉には応じないようにしてください。スーツケースを持っていると、トランクに入れるのを手伝ってくれる運転手も多いですが、特にチップなどは必要ありません。日本のタクシーと違い、ドアの開閉は手動なので注意しましょう。
空港からホテルへ直行する場合など、ハングルで書かれたホテルの住所をプリントアウトしたものかスクリーンショットして持っていると安心です。韓国では高齢の運転手でも必ずカーナビを使いこなしているので、ハングルで書かれた住所さえ示せば、話さなくても目的地まで運んでもらえます。
タクシーの乗車に関してトラブルが発生した場合には、車のナンバーを控える、レシートをもらうなどして下車後に警察(112番)や韓国観光公社観光苦情申告センター(1330番、日本語可)、タサンコールセンター 120(120番、多言語対応)へ相談しましょう。その場で自力で運転手さんとの話し合いで解決しようとするのはあまり得策とはいえません。
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金浦空港ソウル市内へのルートは目的に合わせて選ぼう
本記事では、金浦空港からソウル駅を中心に、日本人旅行者の宿泊利用が多いエリアへのアクセスの方法について紹介しました。公共交通機関の利用は安くて便利ですが、降りた駅にエスカレーターやエレベーターがないと苦労することもあります。その時の状況に応じて、賢く選択して快適な旅を楽しんでくださいね!
※記事内の金額は2024年8月31日のレート、1ウォン=0.10921円で計算しています。
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