【2024年最新】韓国・ソウルの2つの空港を徹底解説!仁川国際空港と金浦国際空港
日本から気軽に旅行できる韓国。今回は韓国旅行の玄関口となる2つの空港、仁川国際空港と金浦国際空港について徹底解説! 仁川国際空港と金浦国際空港、どちらの空港を利用するのがおすすめか、空港ラウンジや免税店、両替所、ソウル市内へのアクセス方法などを紹介します。韓国旅行を考えている方はぜひ参考にしてくださいね。
日本から気軽に旅行できる韓国。今回は韓国旅行の玄関口となる2つの空港、仁川国際空港と金浦国際空港について徹底解説!
仁川国際空港と金浦国際空港、どちらの空港を利用するのがおすすめか、空港ラウンジや免税店、両替所、ソウル市内へのアクセス方法などを紹介します。韓国旅行を考えている方はぜひ参考にしてくださいね。
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韓国・ソウルには2つの空港がある!
韓国・ソウルの近くには2つの空港があります。仁川国際空港と金浦国際空港があり、どちらもソウル市内まで地下鉄やバスなどを利用して、スムーズに移動ができますよ。
この記事では、ソウル付近にあるそれぞれの空港の特徴やソウル市内までのアクセス方法をご紹介します。どちらの空港を利用しようか考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
仁川国際空港
韓国・仁川広域市にある仁川国際空港(空港コード:ICN)は、アジア最大級のハブ空港で、ターミナルビルの総床面積は880,000平米ある韓国最大の空港です。ターミナルは2つあり、どちらのターミナルにもフルサービスキャリア(FSC)、ローコストキャリア(LCC)が発着しています。
日本から就航している航空会社は、大韓航空、チェジュ航空、アシアナ航空、ANA(全日本空輸)、ZIPAIR、ユナイテッド航空など。
毎年世界の最も素晴らしい空港を発表している『ワールドエアポートアワード』で4位にランクインしており、サービスや利便性ともに高く評価されています。
金浦国際空港
金浦国際空港(空港コード:GMP)はソウル特別市に位置しており、ソウル市内まで最短20分でアクセスが可能。金浦国際空港までは、日本から羽田空港と関西国際空港から発着していて、日本航空(JAL)、全日空(ANA)、大韓航空、アシアナ航空、チェジュ航空などが就航しています。
仁川国際空港を利用して韓国に到着後、金浦空港の国内線で済州(チェジュ) や地方都市に向かう方もいますよ。
仁川国際空港と金浦国際空港どっちがおすすめ?
仁川国際空港は韓国最大の空港ともあって、施設やサービスが充実しています。また日本発着の便数も多いため、希望する出発や到着時刻をチョイスしやすいです。また、LCCの航空会社も就航しているため、旅行費用を節約したいときにもおすすめ。
一方で金浦国際空港は、ソウル市内までのアクセスがばつぐん。鉄道であれば、明洞まで約33分、引大入口(ホンデイック)まで約14分なので、スムーズな移動ができます。また国内路線が充実しているため、韓国の地方都市へアクセスしやすいです。
どちらの空港もシャトルバス、空港鉄道、タクシーなどの移動手段が揃っているので、ソウル市内までのアクセスは簡単ですよ!コスパよく韓国に行くなら仁川国際空港、空港からスムーズに移動するなら金浦国際空港を利用するのがおすすめです。
2つの空港で乗り継ぎ(トランジット)をするときは?
仁川国際空港と金浦国際空港は約40キロ離れており、空港鉄道やタクシー、シャトルバスで移動します。
金浦国際空港から仁川国際空港の第1ターミナルへは空港鉄道で約35分、第2ターミナルまでは約41分かかります。タクシーの場合は約43分、おおよそ36,400ウォン(約4,004円)です。シャトルバスを利用する場合の料金は8,000ウォン、所要時間は交通状況により約40〜60分で空港間の移動ができますよ。
大韓航空によると乗り継ぎ最小時間は150〜170分と提示されているため、最低でも3時間はあったほうがいいかもしれません。もしタクシーで空港移動するなら、渋滞などの交通状況も考えて、より時間に余裕を持っておくことをおすすめします。
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仁川国際空港のラウンジや免税店、アクセス方法
ここからは、仁川国際空港の気になるラウンジや免税店、両替所、ソウル市内までのアクセス方法などをご紹介します。乗り継ぎ待ちの過ごし方の参考にぜひチェックしてみてくださいね。
仁川国際空港のラウンジ!利用条件や種類を紹介
仁川国際空港には第1、第2ターミナル合わせて、9カ所のラウンジがあります。
- アシアナラウンジ
- KALラウンジ
- Singapore Airlines SilverKris Lounge(シンガポール・エアラインズ・シルバークリス・ラウンジ)
- China Eastern Airlines Lounge(チャイナ・イースタン・エアラインズ・ラウンジ)
- SKY HUB LOUNGE(スカイ・ハブ・ラウンジ)
- Matina Lounge(マティナ・ラウンジ)
- SPCラウンジ
- Lounge L(ラウンジ・エル)
- Matina Lounge(マティナ・ラウンジ)
特定のクレジットカードや海外のプライオリティパスで使えるラウンジや、航空会社のステータスやビジネスクラス以上などで使えるラウンジがあります。
ハブ空港なだけあって、24時間営業していたりシャワールームを完備しているラウンジもあり、空港でも充実した時間を過ごせるのが魅力的!食事をいただけるラウンジでは、パンやシリアルだけでなく辛ラーメンなど韓国らしいものも食べられますよ。
ラウンジによって利用条件が異なるため、詳しくは公式サイトやラウンジカウンターでご確認ください。
仁川国際空港の免税店ブランド・お土産店は?
仁川国際空港には新世界免税店や新羅免税店、現代百貨店免税店が出店しており、韓国コスメから電化製品まで、さまざまな免税品が販売されています。高麗人参の正官圧やMCMなど、韓国のブランド品もおトクに購入できますよ。
空港内にはSNSで話題のオリーブヤングもあるため、美容グッズの買い忘れがあっても安心。さらにカフェやレストラン、コンビニなどのショップも多いため、フライト直前まで韓国旅行が楽しめるでしょう!
さらに、セキュリティゲートを通ったあとのターミナル内では、民族衣装の韓服を着た人たちがパレードをおこなっていることも。韓国の時代劇ドラマのような雰囲気を味わえるかもしれませんね。
仁川国際空港の両替所は?
仁川国際空港の両替所はウリ銀行やハナ銀行、新韓銀行があります。入国審査エリア、到着ロビーなど40カ所以上のところに両替所があるので、気軽に両替ができますよ。中には24時間営業の両替所もあるため、早朝や深夜便で到着しても両替ができますね。
空港の両替所のレートはあまりよくありませんが、日本の空港よりはレートがいいので、韓国に到着してから両替しても困りません。韓国はカード社会なので、屋台でも韓国客向けのカード・WOWPASSが利用できる場合もあります。そのため、現金を両替するのは必要最低限でもいいかもしれませんね。
仁川国際空港でSIMカードを購入するなら?
仁川国際空港では、韓国の通信会社・KTのSIMカードが購入でき、データ無制限で使用できるのが特徴です。インターネットが使用できれば、地下鉄や道案内などがスムーズにできるため、移動も問題なくできるでしょう。3日プランは18,000ウォン(約1,980円)、5日プランだと27,500ウォン(約3,025円)で利用でき、SIMカードを受け取る際はパスポートの提示が必要です。
プリペイドSIMカードを購入できるカウンターは、第1ターミナルに3カ所あり、1階の到着フロアでは6ゲートと7ゲートの間と10ゲートと11ゲートの間、3階の出発フロアでは FカウンターとHカウンターにあります。
第2ターミナルには2カ所あり、1階到着フロアの2ゲートと3ゲートの間、3階出発フロアのDとEカウンターの間で受付しています。データのみのSIMカードと通話も可能なSIMカードがあるので、用途によって選んでくださいね。
仁川国際空港からソウル市内へのアクセス方法
仁川国際空港からソウル市内への行き方は、おもに4つあります。
- 空港鉄道(A’REX)
- リムジンバス
- タクシー
- チャーター車
ツアーによっては空港からホテル送迎がついていますが、免税店に立ち寄ったり帰国日にも指定のお店に行ったりするなど、プランが組み込まれている場合もあります。自分でホテルまで向かう場合は、空港鉄道かシャトルバスがおすすめ。ここではそれぞれの料金や所要時間について説明します。
仁川国際空港から空港鉄道(A’REX)でソウル市内へアクセス
空港鉄道(A’REX)に乗車すると、仁川国際空港からソウル駅まで最短約43分でアクセス可能。空港鉄道は直通列車と各駅停車の一般列車があり、仁川国際空港駅では改札口が分かれています。直通列車はオレンジの改札口、一般列車は青の改札口を通って乗車しましょう。
直通列車でソウル駅まで行く場合は11,000ウォン(約1,210円)で、第1ターミナルから乗車すると約43分、第2ターミナルから利用すると約51分で到着します。一般列車の場合は、第1ターミナルから乗車すると4,450ウォン(約490円)で約43分、第2ターミナルから利用すると5,050ウォン(約556円)で約51分でアクセスできます。
直通列車は座席指定もできるので、空港まで快適に過ごせますよ。費用を少しでも抑えたい方は、一般列車を利用するといいでしょう。
仁川国際空港から空港リムジンバスでソウル市内へアクセス
仁川国際空港からリムジンバスに乗車すると、明洞や江南など行きたいエリアに直接向かうことができますよ。料金は目的地によって異なりますが、約17,000ウォン〜(約1,870円)で、所要時間は1時間10分から2時間ほどでソウル市内に到着します。
第1ターミナルは1階到着フロアの外、第2ターミナルは地下1階にある交通センターでチケットを購入しましょう。韓国の交通ICカード・T-MoneyやWOWPASSならチケットを買わなくても、バスの乗車時に支払えば大丈夫です。
一般車道を通って空港に向かうので、時間帯によっては混雑して予定よりも時間がかかってしまうことも。そのため時間に余裕を持って利用するのがおすすめです。
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金浦国際空港のラウンジや免税店、アクセス方法
金浦国際空港は仁川国際空港と比べて少しコンパクトですが、充実した施設が揃っています。ここでは免税店、両替所、ソウル市内までのアクセス方法などをご紹介!
金浦国際空港にはステータスなしで入れるラウンジも
金浦国際空港には、3つのラウンジがあります。航空会社のステータスやプライオリティーパスを持っている方だけでなく、ステータスなしでも利用できるラウンジも!
ラウンジではスナックやドリンク、Wi-Fiサービスや雑誌の提供などがあり、出発時間までゆっくりと過ごせますよ。
- スカイハブラウンジ
- KALラウンジ
- アシアナラウンジ
スカイハブラウンジはステータスがなくても、プライオリティパス所有者もしくは利用料金を支払えば誰でも利用できます。また、朝6時30分から20時まで営業しているため、早朝便でも利用しやすいのが魅力的!
ほかのラウンジでも食事やドリンク、フライトまでの時間を快適に過ごせるサービスが充実しているので、利用する際は条件等を公式サイトで確認してみてください。
金浦国際空港のショップ・免税店・お土産店は?
金浦国際空港にはロッテ免税店、新世界免税店、新羅免税店が出店しており、6時から20時30分まで営業しています。なお、金浦国際空港の免税店で酒類やタバコを取り扱っているのは、新羅免税店のみです。カカオフレンズのショップやbibigoや美酢を展開するCJグループの食品など、韓国らしいお土産も免税店にあるのでぜひチェックしてみてください。
空港内にはフードコートやレストラン、コンビニや薬局、授乳室や医療センターまで完備しているため、フライトまでの時間も最後まで楽しめるでしょう。
金浦国際空港の両替所は?
金浦国際空港にある新韓銀行やウリ銀行で両替ができ、出国入国フロアどちらにも複数あるので、空港内を歩いていれば見つけられますよ。また、金浦空港地下鉄駅には、WOWPASSの両替機が設置されています。空港鉄道を利用する方は、駅に向かいがてら両替することもできますね。
銀行は朝6時から19時まで営業している店舗があったり、WOWPASSの両替機は6時から23時59分まで利用できたりするので、両替に困ることはないでしょう。ただし、空港のレートはあまりよくないため、街中で両替するほうがいいかもしれませんね。
金浦国際空港でSIMカードを購入するなら?
金浦国際空港では韓国の通信会社・KTのプリペイドSIMカードが購入できます。wi-fiのように持ち運びや返却する必要がないため、SIMカードを購入しておくと韓国旅行もより楽しめますよ。
3日プランは18,000ウォン(約1,980円)、5日プランだと27,500ウォン(約3,025円)で利用でき、SIMカードを受け取る際はパスポートの提示が必要です。1階到着フロアの1ゲート付近にあるカウンターで手続きをおこなってくださいね。6時30分から23時まで営業しています。
なお、SIMカードを利用する際はSIMフリーのスマホが必要なので、ご自身のスマホがSIMフリーもしくはSIMロック解除済みなのか、あらかじめ確認しておきましょう。
金浦国際空港にはロッテモールが隣接!
金浦国際空港にはロッテモールが隣接しています。大型マートやショッピングモール、映画館やホテルなどの施設が入っている韓国最大規模の複合施設です。地下のフロアにはグルメやコスメ、ファッションなどのお店が揃っているので、お土産の買い足しもできちゃいます。
ロッテマートやロッテ百貨店で購入したものは、TAX REFUNDの手続きができるのもポイント。さらにEMS(国際郵便)サービスもあるので、自宅に配送して身軽に帰国することもできますよ。
金浦国際空港からソウル市内へのアクセス方法
金浦国際空港からソウル市内へのアクセス方法は、おもに3つです。
- 空港鉄道
- バス
- タクシー
タクシーは目的地まで直接向かえるので便利ですが、ソウル駅まで22,200ウォン(約2,442円)と、ほかのアクセス方法よりも料金が高いです。乗車する人数が多いならタクシーがおすすめですが、交通費を安く抑えたい方は空港鉄道かバスを利用しましょう。
金浦国際空港から空港鉄道(A’REX)でソウル市内へアクセス
空港鉄道(A’REX)ならソウル駅まで最短22分で到着するので、ソウル駅から明洞や引大エリアまでもスムーズに移動できますよ。仁川国際空港とは異なり直通列車がないため、一般車両に乗車してソウル市内に向かいます。ソウル駅までの料金はT-moneyなら1,600ウォン(約176円)、現金なら1,700ウォン(約187円)です。
なお、美容クリニックがたくさんある江南エリアに向かう場合の所要時間は約50分、料金はT-moneyなら2,400ウォン(約264円)、現金なら2,500ウォン(約275円)です。
金浦国際空港からリムジンバスでソウル市内へアクセス
金浦国際空港から出ているリムジンバスは、4列シートの一般バスか3列シートの高級バスがあります。荷物を持ち運ぶことなく、目的の場所までスムーズに移動できますよ。
1階到着フロアから出口を出るとバス乗り場があり、料金は5,000ウォン(約550円)から。現金だけでなく、T-MoneyやWOWPASSも利用できます。仁川国際空港よりも出ている本数が少ないため、目的地まで向かうバスがあるかどうか、あらかじめ確認しておくのがおすすめです。
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韓国・ソウルの空港を活用して旅行を満喫しよう!
今回は韓国・ソウルにある2つの空港、仁川国際空港と金浦国際空港についてご紹介しました。
仁川国際空港は、日本各地の空港から発着する便が多いだけでなく、LCCなども利用しやすいため比較的安い予算で渡航しやすいのも特徴です。金浦国際空港は、羽田空港と関西国際空港のみ発着するフライトが出ていますが、ソウル市内まで最短でアクセスできるのが魅力的!
どちらの空港も施設やサービスは充実しているので、韓国旅行へ行く際は、空港情報もぜひ参考にしてくださいね!
※記事内の金額は2023年10月16日のレート、1ウォン=0.11円で計算しています。
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