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明洞から東大門への行き方4選!最速最短のアクセス方法は?

ソウル観光の中心ともいえる明洞(ミョンドン)と東大門(トンデムン)。この2つのエリアは、地下鉄4号線でわずか2〜3駅の距離にあります。しかしそれぞれエリアが広いので、目的地によっては乗車駅や乗車する地下鉄が異なるほか、バス停も複数あります。 本記事では、明洞から東大門に行く方法をご紹介します。地下鉄以外にもバスや徒歩などさまざまな方法があるので、自分の目的にぴったりの移動手段を選んでくださいね。

ライター
NEWT編集部
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ソウル観光の中心ともいえる明洞(ミョンドン)と東大門(トンデムン)。この2つのエリアは、地下鉄4号線でわずか2〜3駅の距離にあります。しかしそれぞれエリアが広いので、目的地によっては乗車駅や乗車する地下鉄が異なるほか、バス停も複数あります。

本記事では、明洞から東大門に行く方法をご紹介します。地下鉄以外にもバスや徒歩などさまざまな方法があるので、自分の目的にぴったりの移動手段を選んでくださいね。

Contents

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明洞から東大門に行く方法は?距離は?

明洞から東大門に行くアクセス方法と距離についてご紹介しましょう。

明洞から東大門への距離は、直線距離でおよそ2.5キロです。アクセス方法や利用駅により距離は前後しますが、だいたい2.1キロ〜2.6キロ離れていると想定しておきましょう。

明洞から東大門までの行き方は4つ!

明洞から東大門までのアクセス方法は以下になります。

時間

料金

地下鉄

約4分~

1,400ウォン(約152円)

市内バス

約10分~

1,500ウォン(約163円)

タクシー

約5分~

5,400ウォン(約590円)

徒歩

約30分~

無料

1番簡単で最も使われているのは、地下鉄です。明洞、東大門共に2つの地下鉄の駅が利用できるので、現在地や目的地に合わせて上手に乗りこなしましょう。

少し旅慣れた人なら、市内バスの利用も便利です。バスは地下鉄と比較するとより細かく停車する分、目的地に合わせて最適な路線選びをしないと意外と歩かされることになるので注意が必要です。

急いでいるなら、短い距離だけにタクシーの利用も便利です。さらにはこの2つのエリアの間には話題の飲食店も多いので、徒歩での移動も楽しいかもしれません。

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明洞から東大門まで地下鉄でアクセス!

距離の項目でも紹介しましたが、明洞、東大門共に2つの地下鉄の駅が利用できます。

地下鉄

駅名

所要時間

停車駅数

地下鉄4号線

明洞駅⇔東大門駅

約6分

3駅

地下鉄4号線 

明洞駅⇔東大門歴史文化公園駅

約4分

2駅

地下鉄2・4号線
乗り継ぎ

乙支路入口駅(ウルチロイック​​・明洞)⇔東大門歴史文化公園駅で乗り換え⇔東大門駅

約13分

3駅→1駅

地下鉄2号線

乙支路入口駅(明洞)⇔東大門歴史文化公園駅

約6分

3駅

地下鉄2・4・5号線が乗り入れている東大門歴史文化公園駅は、観光客が立ち寄ることが多い東大門デザインプラザ​​(DDP)やファッションビルが立ち並ぶ地域で、利用に便利ですよ!

地下鉄の料金は1,400ウォン(約152円)

料金はいずれも交通カード(T-money)を使った場合は1,400ウォン(約152円)、現金の場合は1,500ウォン(約163円)です。

地下鉄のメリット・デメリットの比較

地下鉄のメリット

  • わかりやすい
  • 時間がバスより正確

地下鉄は路線図があり、さらに主要観光地では駅名表示板に日本語表記がされています。そのため普段から日本で地下鉄に乗り慣れている人であれば、あまり迷わずに利用できるでしょう。

明洞から東大門は短い距離ですが、それでも激しい渋滞に巻き込まれることがあります。渋滞知らずの地下鉄の利用が、最も時間に正確に移動できる手段です。

地下鉄のデメリット

  • 駅から歩く場合がある
  • エレベーターやエスカレーターの設置率が日本より低いのでスーツケースを抱えていると移動が大変な時がある

旅行者の場合、重いスーツケースを抱えて移動することも多いものですが、ソウルの地下鉄では出口までの長い階段にエレベーターやエスカレーターが設置されておらず、泣きたくなることがあります。明洞では3・7番出口にエスカレーターが、1番出口にエレベーターがあります。

東大門歴史文化公園駅の場合、各路線が乗り入れているだけに出口の数も多く、本来それなりにエレベーターやエスカレーターが設置されているのですが、思わぬ落とし穴で存在するのに稼働していないものがとても多い!東大門デザインプラザ( DDP)に出て建物のエスカレーターなどを利用するのが確実かもしれません。​​

明洞から東大門までバスでアクセス!

バスを利用する場合は、目的地に合わせて最寄りのバス停を選び、それに合わせて乗る路線を決めます。まずは明洞入口(地下鉄明洞駅)から行く場合を紹介します。

目的地

乗り場

番号

所要時間

東大門歴史文化公園駅

明洞入口(地下鉄明洞駅)

507・421・463・104

約10分

ハローapM

明洞入口(地下鉄明洞駅)

​​507・421・463

約14分

地下鉄明洞駅に近いバス停は、明洞入口です。明洞のメインストリートの入口の道路を挟んで向かい側に東大門方面に向かうバス停があります。タオという青いバスのキャラクターがバス停になっているので、それを目印にすればすぐにわかります。

東大門歴史文化公園駅付近に行く場合、このバス停から利用できるのは507・421・463・104です。507を利用した場合は、東大門歴史文化公園で下車すれば東大門デザインプラザ​​(DDP​​)前で下車できます。東大門にいく場合もこのバス停で下車してここから少し歩きます。

ハローapM(エーピーエム)​​などに行きたい場合には、クァンヒ洞での下車が便利です。​​421・463を利用した場合には、光熙門・クァンヒ洞十字路(クワァンヒムン・クワァンヒドンサガリ)​​で下車します。東大門にいく場合も同様です。

続いて乙支路入口駅付近から乗る場合です。ロッテヤングプラザ前のバス停の利用が最も便利ですよ。

目的地

乗り場

番号

所要時間

東大門歴史文化公園駅

ロッテヤングプラザ前

152・100・105・202

約16分

このエリアのバスの基本料金は1,500ウォン(約163円)

このエリアの市内バスの基本料金は、1回1,500ウォン(約163円)です。これは交通系カードを使用した場合、現金を使用した場合いずれも同じ値段です。

料金は乗車時に支払うシステムです。交通系カードを利用した場合は、必ず下車時に端末機にカードをタッチさせます。すると下車後30分以内に別のバスに乗車した場合は無料になります(夜9時から翌日午前7時までは1時間以内)​​。

ロッテヤングプラザバス停のように、何路線も乗り入れているバス停の場合、バスの停車が混み合っていると、バス停のはるか手前でバスが停車する場合があります。原則としては、そうした場合でもバス停で再度停車し乗客を乗せるようにという指示は出ているようなのですが、実際には混雑に乗じてバスがバス停には停車せず行ってしまうという可能性もあるようです。

そのため、乗りたいと思うバスがバス停よりかなり手前や少し外れた場所に停車したとしても、そこまで走っていって乗る方が乗り損なう心配はありません。

多くのバス停には電光表示板で、あと何分でバスが来るのか表示されます。ソウルのバスは道路の舗装具合が悪い、運転が荒い、割り込みなどが多いといった理由でとても揺れます。乗車して席がない場合には、吊り革などにしっかりつかまってくださいね。

バスのメリット・デメリットの比較

バスのメリット

  • 目的地の近くまで行きやすい

バスのメリットは、地下鉄より細かく停留所が設置されている点にあります。そのため目的地により近い場所までバスで移動できるので、降車してから道に迷うリスクが軽減されます。そして地上から乗ることができるので、荷物が多い時などは階段を避けられ便利です。

バスのデメリット

  • 慣れていない、ハングルが読めない場合には使いずらい
  • 日本のバスと比較すると運転が荒いことが多い
  • 渋滞が多い

バスは地下鉄と異なり、基本運行表はハングル表記のみです。ただし、車内アナウンスは英語でも流れます。車内アナウンスは最初に次のバス停、それに続いて次の次のバス停の名前が案内されます。車内の電光掲示板にも表示されるので、自分が降りたいバス停の表記と合っているか確認します。

最近では地図アプリを活用すれば、自分が今どこを走っているのかが把握できるので上手に活用するのもおすすめの方法です。韓国ではGoogleマップではなく、Naverマップの利用や、公共交通機関乗換案内といった専用のアプリになるので事前にダウンロードしておきましょう。

ソウルのバスは渋滞することが多いです。確実に目的地へ行きたい時には、できれば地下鉄の利用を優先してください。

明洞から東大門までグループならタクシーも便利

明洞から東大門は距離も近いので、タクシーの利用も便利です。タクシーを利用するメリットは、なんといっても目的地の目の前まで連れて行ってくれること!迷わずに目的地まで行ける点です。

ソウルのタクシーには、いくつかの種類があります。

タクシーの種類

タクシーの色

初乗り料金

特徴

一般タクシー

白、シルバー、オレンジ

4,800ウォン(約524円)〜

普通のタクシー

模範タクシー

7,000ウォン(約764円)〜

10年以上無事故の安全記録がある

NAVER MAPを使って計算したところ、明洞駅から東大門歴史文化公園駅まで日中の利用で料金の目安は一般タクシー利用で5,400ウォン(約590円)、所要時間は約5分です。

ソウル市内でのタクシー利用の注意点

photo by unsplash

ソウルでタクシーを利用する際に注意したいのは、いわゆるぼったくりと称される、規定以外の料金を請求されるケースです。

これを防止するのに有効なのが、タクシー呼び出しアプリの利用です。カカオタクシーというアプリの利用が一般的で、日本でもダウンロード可能で日本語対応もされています。

このアプリを使ってタクシーを利用する場合、スマートフォンの現在位置追跡をオンにしていれば現在位置は自動的に検出されるので、目的地の名称や住所を入力するだけで利用できます。アプリのシステム上運行が管理されているので、不当な料金を請求されるリスクが軽減されますよ。また、呼び出した段階でドライバーが到着地を把握しているので、韓国語で目的地を伝えることなく、目的地に到着できます。

深夜割増に入る直前の時間帯は、料金が上がることからタクシーが捕まりにくくなっています。いわゆるぼったくりもやはり深夜帯が多いので、気をつけましょう。

もし、タクシー乗車でトラブルが発生した場合には、ナンバーを控える、可能であればレシートをもらうなどして下車後に警察(112番)や韓国観光公社観光苦情申告センター(1330番、日本語可)、タサンコールセンター 120​​(120番、多言語対応)へ相談するようにしてください。

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ソウルの地下鉄やバスが終了した後は深夜バスが便利

地下鉄の終電やバスの最終を逃した後で、どうしても明洞〜東大門を公共交通機関を使って移動したい場合には、オルペミバスの利用を検討しましょう。

オルペミバスは日本の深夜バスと同様で、通常のバスの運行が終了する23時半頃から始発の運行が始まる翌5時頃まで、およそ30分〜40分間隔程度で運行されています。

ソウルのバス停には、バス停に停車するすべてのバスの路線図が貼られているのですが、そこに頭文字Nがつく号数のバスの路線図があります。これがオルペミバスの印です。料金はやはり深夜の割増料金となるので通常より少し高くなり、大人で交通系カードを利用した場合は2,150ウォン​​(約234円)、現金の場合は2,250ウォン(約245円)です。

明洞〜東大門への移動で利用できるのは、乙支路入口駅〜東大門駅を通るN15、東大門駅〜東大門歴史文化公園駅〜退渓路2街(明洞駅)を結ぶN16、乙支路入口駅から東大門歴史文化公園駅、東大門駅を結ぶN30とN62です。

明洞から東大門は徒歩でもおすすめ

明洞から東大門は、徒歩での移動も楽しいエリアです。いくつかのルートがあるので、ルート別のお楽しみポイントなどを合わせて紹介します。

【徒歩約30分】グルメな店が多い筆洞(ピルドン)・忠武路(チュンムロ)

※写真はイメージです

東大門歴史文化公園駅付近まで徒歩で移動する場合、最短で移動できるのは退渓路(テゲロ)に沿って歩くルート。時間は30分程度です。

この付近は古くから繁華街として栄えていたエリアなので、地元の人に長年愛されている美味しい名店が隠れています。明洞駅と東大門歴史文化公園駅の途中にある忠武路駅付近にある筆洞(ピルトン​​)はとくに有名で、韓国料理からハンバーガーといった洋食まで、味自慢の店が点在しています。筆洞麺屋​​(ピルトンミョノッ​​)は、ミシュランガイド掲載店議政府(ウィジョンブ) 平壌麺屋の娘さんが切り盛りする冷麺の店で、一度食べたらやみつきになる味と評判です。

それ以外にも筆洞から南山韓屋村まで続くエリアにある​​筆洞ストリートミュージアム​​は、街角で気軽にアート作品に出会えるユニークなスポットで、写真映えもバッチリ!

忠武路駅周辺は、以前は映画産業が盛んな街でしたが、一時期少し廃れた町工場の街となっていた時期がありました。それだけに工場で働く人たちの胃袋を支える本当に安くて美味しい店があるだけではなく、最近では町工場跡をリノベしたおしゃれなカフェが増えており、ソウルの若者たちからも注目を集めるエリアになっていますよ。

【徒歩約30分】雨に濡れずに歩ける!乙支スターモール

明洞〜東大門への移動で地下モールの乙支スターモールを利用すれば、雨の日でも気にする必要はありません!

地下鉄1・2号線の市庁(シチョン)駅から始まり乙支路入口駅から東大門歴史文化公園駅まで繋がる地下モールは、ソウル市内で最も長い地下商店街として知られており、乙支路入口駅から東大門歴史文化公園駅までは、およそ30分程度で歩けます。ショッピングモールといっても、ずっと商店が続いているわけではなく点在しているといったイメージですが、途中にはちょっとしたアート空間などもあるので、全区間を歩かなくても、夏の暑い日や冬の極寒の時期には、日除けや寒さよけスポットして上手に活用しながら歩くのも便利ですよ。

【徒歩約30分】ソウルで注目スポット、ヒップチロ

距離的には少し遠回りになるのですが、ソウル観光とあわせておすすめしたいのが地下鉄2号線・乙支路入口駅から東大門歴史文化公園駅に沿って乙支路大通り​​を歩くルートです。

最近このエリアはヒップチロとして、ソウルのホットスポットになっています。途中の乙支路3街~乙支路4街近辺は町工場の密集地として知られていましたが、現在再開発の真っ只中で、日々街の風景が変化しています。

また一部リノベーションにより生まれ変わった、乙支路3街あたりは代表格!初めての旅行者ではなかなか辿り着けないような場所にオシャレなカフェが隠れているので、宝探しをするような楽しみがあります。このエリアには日本の駄菓子屋さんのような店で一杯飲めるシュポの店もまだまだ健在なので、地元のアジョシ(おじさん)たちに混じってマッコリを軽く一杯飲むのも旅のいい思い出になるかもしれません。

まっすぐ歩けば35分程度で移動できますが、気になるお店を覗いたり、オシャレなカフェで休憩していると、ここだけでたっぷり1日観光できますよ!

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目的に合わせて明洞から東大門に行こう!

本記事では、明洞から東大門まで、地下鉄、バス、タクシー、徒歩の4つの行き方について紹介しました。

それぞれメリットやデメリットはありますが、1番おすすめの移動手段は地下鉄。韓国旅行初心者でも、安心して利用でき、最も早い移動手段になります。韓国旅行に慣れた旅行者なら、バスの利用がおすすめ。地下鉄よりも目的地に近い場所にバス停がある場合もあるのでチェックしてみてくださいね。グループ旅行なら、タクシー移動が便利です。割り勘をすれば公共交通機関より安上がりになる可能性もあります。

そしてこのエリアは隠れた人気スポットも多いので、時間と体力がある旅行者なら徒歩での移動もおすすめです。それぞれのメリット・デメリットを確認した上で、ぴったりの移動手段で楽しんでくださいね。

※記事内の価格は2024年9月2日のレート、1ウォン= 0.11円で計算しています。

cover photo by pixabay


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