上野動物園は日本最古の動物園！現在のパンダの情報や見どころを解説

上野動物園の基本情報

関東を代表する観光スポットである、上野動物園。まずは、上野動物園の歴史や上野動物園がある上野エリアについてご紹介します。

上野動物園とは？

東京の上野にある上野動物園は、土日になると多くの観光客でにぎわう人気の動物園です。約14ヘクタールという都内とは思えない広さを誇る動物園内では、ジャイアントパンダやアジアゾウ、ニシローランドゴリラなど多種多様（約300種3,000点）の動物が暮らしています。小さな動物たちと触れ合えるエリアや日本で上野動物園でしか見れないアイアイを展示しているエリアなど、魅力的なエリアもたくさん！

園内にはほかにも、お腹を満たせるフードショップやお土産探しにぴったりなギフトショップなどもあり、1日たっぷり楽しめるところも魅力のひとつです。

上野動物園の歴史

1882年に開園した上野動物園は、博物館の付属施設として日本で初めてできた動物園です。悲惨な戦争を経験した後に複数の改装工事を行い、現在の姿になりました。1972年には日中国交回復を記念してジャイアントパンダが来たり、1996年には「ゴリラ・トラの住む森」が、2004年には「ゾウのすむ森」がオープンしたりと、現在もなお発展を続けています。

上野動物園のある上野ってどんなエリア？

上野は、東京駅から電車で最短約5分でアクセスできるエリア。上野には上野動物園のほかにも、美しい自然の中でリラックスできる上野公園や、アートを堪能できる上野の森美術館、にぎやかなアメ横といった観光客に人気のスポットがたくさんあります。

上野駅から電車ですぐの場所には浅草や銀座など人気の観光エリアもあるため、観光の拠点にぴったりな立地も魅力。ぜひ、上野動物園と一緒に立ち寄ってみてくださいね。

上野動物園の見どころ

上野動物園も広大な敷地内では高い人気を誇るパンダをはじめ、肉食動物や草食動物など約300種3,000点の動物を展示しています。東園には、「ゴリラ・トラの住む森」や「ゾウのすむ森」をはじめ、1639年に再建した国重要文化財の旧寛永寺五重塔といった歴史あるスポットも！不忍池の北側に広がる西園にも、「パンダのもり」や「子ども動物園 すてっぷ」など人気のスポットがありますよ。

ここからは、そんな気になる上野動物園の見どころをご紹介します。

人気のジャイアントパンダに会いに行こう！

上野動物園に行ったらやはり外せないのが、ジャイアントパンダ。日中国交回復を記念して中国からカンカンとランランがやってきた時から大変な人気を誇っており、土日など多くの観光客が訪れる日には行列ができることも！

2024年9月14日現在、上野動物園にはオスのリーリー（19歳）とメスのシンシン（19歳）、双子の子どもであるオスのシャオシャオ（3歳）とメスのレイレイ（3歳）が暮らしています。9月末（29日）にはリーリーとシンシンが中国に返還されることが決定していますが、シャオシャオとレイレイはその後も上野動物園で展示されます。愛らしい姿をぜひ見に行ってみてくださいね。

上野動物園でゲットできるパンダグッズのお土産もチェックしてみてはいかが？

動物の生息地に合わせてつくられた「ゴリラ・トラの住む森」

上野動物園の北側にある「ゴリラ・トラの住む森」は、ゴリラやトラが本来生活していた環境を再現したエリア。ゆったりとリラックスしながら過ごす動物たちの姿を、間近でじっくり観察できます。100キロを超える大きな身体が元気に動き回る姿は圧巻です！

力強い動物たちを観察したい方は、ぜひ「ゴリラ・トラの住む森」に足を運んでみてはいかがでしょうか？

かわいい動物たちとふれあえる「子ども動物園 すてっぷ」

動物たちをたくさん観察したら、日本で一番最初にできた子ども動物園である「子ども動物園 すてっぷ」でかわいらしい動物たちと触れ合ってみませんか？”小さな子どもが初めて動物に出会う場、そして動物や自然について学びはじめる最初の一歩となる場”という思いを持ち、いのちの大切さや動物の魅力を伝え続けています。

かわいいモルモットたちに触れ合えるだけでなく、動物の触れ合い方についておもちゃで楽しみながら学べるエリアもあります。なお、モルモットとの触れ合い体験は先着予約制となっているので、ぜひ早めに枠を確保しておくようにしてくださいね。

ツルやペリカンが生息する不忍池にも注目！

上野動物園内を散策していると、大きな不忍池に出会うはず。こちらの池ではツルやペリカンなどの鳥たちが展示されているだけでなく、カモをはじめとした野生の鳥たちが休憩に来ることも多いんだとか！夏の時期には美しく咲き誇る蓮の花を眺めることもできますよ。

上野動物園のすぐ隣にある上野恩賜公園では、手漕ぎボートやスワンボードに乗ることも可能。美しい自然が広がっているので、ぜひゆっくりと散策してみてください。

上野動物園が混雑する時期はいつ？

子どもから大人まで幅広い年代に人気がある上野動物園。春休みや夏休み、ゴールデンウィーク、お盆休みなどの長期休みシーズンや桜が見頃を迎えるシーズン、土日祝日は大変混雑するので、普段よりも動物園散策に時間がかかってしまう場合もあります。また、みどりの日など入場料が無料になる日も要注意！できるだけ早めの時間に行くなど、余裕を持ってアクセスするようにしてくださいね。

なお、上野動物園には混雑マップが用意されています。パンダのもりやアフリカの動物などのエリア別にチェックできるので、ぜひこちらのマップを参考にして効率よく散策してみてくださいね。

上野動物園の見学方法は？

ここからは、上野動物園にアクセスする上で事前に知っておきたい入場料や所要時間などのポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね！

入園料は600円！

上野動物園の入園料は、大人1人600円！都内在住・在学の中学生や小学生以下の子どもは無料で入園できます。3月20日の開園記念日や5月4日のみどりの日、10月1日の都民の日は、大人も入園料が無料に！ただこれらの日は大変混雑するので、アクセスする際は注意が必要です。

事前予約は必須？

事前に予約をしなくとも上野動物園への入園は可能ですが、日付指定のオンラインチケットを購入しておくとチケット購入の列に並ぶことなくスムーズに入場できます。一部日程でオンラインチケットの販売をしていないこともあるので、スケジュールが決まったら公式サイトで早めにチェックしておくことをおすすめします。

なお、土日祝日などの混雑する時期にはオンラインチケットを購入していても、待ち時間が生じる場合もあります。

上野動物園の観光に要する時間 

広大な敷地でパンダやゴリラなどたくさんの動物を展示している上野動物園は、2時間程度で散策できます。土日祝日などの混雑する時期は待ち時間が生じることもあるので、半日程度時間に余裕を持っておくことをおすすめします。また、園内で食事や休憩をする場合も、時間にゆとりを持っておくといいでしょう。

上野動物園のアクセス・行き方

上野動物園は上野駅から徒歩約5分の場所に位置しており、東京周辺のエリアからスムーズにアクセスできます。電車でのアクセスが一般的ですが、車でアクセスすることも可能です。ここでは、電車と車での行き方を解説します。

最も一般的な移動は電車

上野動物園へのアクセスで最も一般的なのが、電車。上野動物園には、東園に正門、西園に弁天門と池之端門といった3つの入口があります。土日祝日などの混雑する日程では、特に正門と弁天門で待ち時間が生じる場合も！電車の路線によって最寄りの入園門が異なるので、アクセスする際は下記の表を参考にしてくださいね。

上野動物園の最寄駅である上野駅は、東京周辺の主要駅からのアクセスしやすい好立地に位置しています。羽田空港や成田空港などからも1時間程度で行けるだけでなく乗り換えも少ないので、都内の電車に不慣れな方でもスムーズにアクセスできるところがうれしいポイント！

子供連れや荷物が多ければ車もおすすめ

子供連れや荷物が多い場合は、車（自家用車やレンタカー）でのアクセスもおすすめです。ただ、土日祝日は混雑が予想されるため、上野動物園の公式サイトでは公共交通機関でのアクセスが推奨されています。

上野動物園には専用の駐車場はありません。そのため、自家用車やレンタカーなどの車でアクセスする場合は上野動物園付近にある駐車場を活用してください。それぞれ収容台数はもちろん、場所が異なるので事前に公式サイトなどで空き状況をチェックしておくことをおすすめします。

上野動物園を満喫しよう

この記事では、上野動物園の観光に関する見どころや歴史、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。パンダなど魅力的な動物がたくさんいる上野動物園は土日祝日などの時期は大変混雑します。ぜひ紹介した情報を参考に、上野動物園の観光を効率的に満喫してみてくださいね！

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