宇都宮のおすすめ神社5選！観光で訪れたい名所の御朱印やお祭りについて紹介

宇都宮には神社や動物園など観光スポットがいっぱい！

栃木県にある宇都宮は、日本の経済を代表する企業の工場や研究所が多く立地しているエネルギッシュな街。住みやすい街としても人気です。

東京からは新幹線で1時間ほどで訪れることができ、週末トリップにもおすすめの旅行先となっています。餃子の街として知られており、宇都宮駅周辺や市内には餃子の有名店がたくさんあります。

観光スポットも多く、キリンやゾウなどの動物に餌やり体験ができる宇都宮動物園をはじめ、幻想的な地下空間が広がる大谷資料館、入園料が無料のとちのきファミリーランドなど見どころがたくさんあります。アートが好きな方には栃木県立美術館や宇都宮美術館などもおすすめ。

今回はそんな宇都宮に訪れた際に、ぜひ一緒に参拝したいおすすめの神社を定番から穴場までピックアップしてみました。宇都宮二荒山神社をはじめとする有名な神社の御朱印やお祭の情報も紹介しているので、宇都宮での神社参拝の参考にしてくださいね。

宇都宮観光で行きたいおすすめ神社5選

宇都宮へ旅行に訪れたなら、行っておきたいおすすめの神社を5つ厳選！餃子のおみくじがある宇都宮二荒山神社や栃木県の守神を祀った栃木県護国神社など、見どころがたくさんありますよ。お祭りや初詣に合わせて訪れるのもおすすめです。

宇都宮二荒山神社

宇都宮の神社といえばここ！

宇都宮二荒山神社は、栃木県宇都宮市の中心部に位置する歴史ある神社で、約1,600年前に創建されたと伝えられています。主祭神として豊城入彦命を祀り、地域の人々から「二荒（ふたあら）さん」の愛称で親しまれています。

神社は宇都宮の文化や歴史と深く結びついており、市内の多くのお祭りがこの神社に由来しているのだとか。特に、7月に行われる天王祭や10月の例祭・菊水祭などの行事は、多くの参拝者を引き寄せ、宇都宮市の夏と秋を彩る重要なイベントです。

宇都宮二荒山神社の象徴ともいえるのが、大通りに面した大鳥居と、参道に続く約100段の石段。この荘厳な参道を上ると、栃木県の有形文化財に指定された本殿や拝殿、豊かな自然に囲まれた境内が広がります。四季折々の美しい風景が楽しめるこの場所は、都市の喧騒を離れて静かに過ごせますよ。

宇都宮二荒山神社に行ったら、「しあわせぎょうざおみくじ」はお忘れなく！フライパンに置かれた餃子をモチーフにした形のおみくじはSNSでも話題になっているんです。そのほか、宇都宮の郷土玩具・縁起物である黄ぶなの形をしたおみくじもあり、神社で宇都宮らしさを体感できます。また、大国さまと恵比須さまのお姿絵御朱印や宇都宮二荒山神社オリジナルの御朱印帳なども。参拝の記念にぜひいただいてくださいね。

宇都宮二荒山神社はアクセスも良好で、JR宇都宮駅や東武宇都宮駅から徒歩またはバスで簡単に行けるほか、神社の西側には駐車場も完備されています。参拝自体は24時間可能なので旅程に合わせてアクセスできるのも魅力の一つ。

宇都宮の歴史と文化の象徴として今なお多くの人々を引き寄せている宇都宮二荒山神社。年間を通してさまざまな行事が行われ訪れる時期によって異なる魅力があるので、ぜひ行ってみてください。

栃木県護国神社

栃木県の守神

栃木県護国神社は、国家公共に尽くされた英霊に感謝し、郷土・国家・世界の繁栄と平和、人々の幸福を祈る場として鎮座しています。宇都宮招魂社として1872年11月に建設され、1939年に現在の栃木県護国神社と改称されました。旧宇都宮藩知事である戸田忠友をはじめとした旧藩士・有志の人々により創建された歴史があります。

当初は戊辰戦争に殉じた英霊97柱を祀っていましたが、その後、西南戦争や日清戦争、日露戦争などで殉国した栃木県出身の英霊も祀られるようになりました。

春には満開の桜が境内を彩り、多くの人々が神社へ足を運びます。桜が咲き終わり、葉桜へ移り変わる時期である4月28日には例大祭が、夏の8月15日にはみたままつり（戦没者合同慰霊祭）が行われています。これらの祭典は国の隆昌と世界の平和を祈る場として大切にされていますよ。

アクセスはJR宇都宮駅や東武宇都宮駅からバスを利用する方法がおすすめ。10分ほどの「作新学院前」で下車します。料金は250円となっています。自家用車でのアクセスの場合でも、境内に10台ほどの無料の駐車場があるので安心です。

蒲生神社

学問の神様を祀る神社

宇都宮の八幡山公園に隣接する蒲生神社。大正元年に結成された蒲生会を中心に大正15年に神社本殿が竣工されました。神社には、寛政の三奇人の一人である蒲生君平が祀られています。

蒲生君平は宇都宮市に生まれた江戸後期の学者で、『山稜誌』という史書を残しました。そのため蒲生神社は合格祈願などの学問や就職などのご利益があるとされ、合格桜守や合格絵馬、合格札など受験や就職の際にぜひ参拝したいものがそろっています。また、蒲生君平の命日である7月5日には毎年、蒲生神社例大祭が厳粛に行なわれていますよ。

蒲生神社は、相撲にもゆかりがあり、神社の入口にある鳥居は大正の名横綱である栃木山が奉納したものです。そのほか、境内には「日下開山初代横綱明石志賀之助碑」という初代横綱である明石志賀之助の顕彰碑があります。相撲好きにもおすすめの神社です。

アクセスは公共交通機関を利用するなら、JR宇都宮駅から、関東バス「作新学院経由駒生営業所行き」に乗車し、「県庁前」で下車後、徒歩10分。徒歩10分圏内には宇都宮二荒山神社もあるので、宇都宮の神社巡りを楽しんでみてください。

今泉八坂神社

厄除けや方位除けの名神社

今泉八坂神社は、歴史ある由緒正しき神社で、その歴史は1063年まで遡ります。宇都宮城築城の際の鬼門、そして奥州街道の出入り口に当たる今泉に神明宮として建設されました。明治43年には博労町の八坂神社と合祀し、今泉八坂神社となります。

主祭神は須佐之男尊（すさのおのみこと）で、菅原道真公も祀られています。7月の中旬に行われる例大祭・天王祭では大きな神輿が上がり、夏の風物詩に。11月には神楽殿で出雲流神楽の太々楽が行われる秋祭りが開催され賑わいます。

厄除け・方位除け、学業成就、家内安全などにご利益があるとされていますが、現在では、ペットを連れた参拝客も多いのが特徴的。今泉八坂神社では、可愛らしいこま犬さん・こま猫さんが奉納されており、ペットの長寿と健康を祈願できるんです！こま犬さん・こま猫さんにちなんだお守りや御朱印もありますよ。

境内には神明水と呼ばれる湧水があり、万病に効くと言われています。このご神水が注ぐ池には赤や金色の鯉が泳ぎ、美しい景観が見られますよ。宇都宮駅から今泉八坂神社までは徒歩約15分で、アクセスが良いのも魅力のひとつです。

平出雷電神社

雷電様と親しまれている歴史ある神社

平出雷電神社は、平安時代である886年に京都の上賀茂大明神(賀茂別雷神社）を分霊した神社です。1802年に光格天皇の臣下がこの地を巡行中に嵐に遭い、雷除けの加護を知って参拝したと言われています。御祭神は別雷之大神で、古来より雷除け、厄除け、開運、必勝などの御利益で人々に親しまれてきました。地元では雷電様と呼ばれています。

毎年7月に開催される夏大祭（梵天祭）では、豊年祈願の「梵天奉納神事」が実施され、その風景は「とちぎのふるさと田園風景百選」にも選ばれています。

境内には樹齢300年を超える夫婦杉が立ち、参道脇には朱塗りの灯篭が並んでいます。また、参道には紫陽花も咲き誇り、その時期に見られる可愛らしい紫陽花の花手水も見どころのひとつです。宇都宮駅から関東バスでアクセスできます。柳田車庫行きに乗り、雷電神社前というバス停で下車してすぐ目の前が平出雷電神社です。

由緒ある宇都宮の神社を参拝しよう

この記事では、宇都宮にあるおすすめの神社を定番から穴場までご紹介しました。人気の宇都宮二荒山神社のほか、学問の神様を祀る神社や雷電様と呼ばれる神社まで、それぞれの神社に特徴がありどの神社も必見です。

お祭りに合わせて訪れたり、御朱印やお守りを目的に参拝したりするのもおすすめ！ぜひ紹介した観光地を参考に、宇都宮旅行のスケジュールを立ててみてくださいね！

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