
呼子朝市でぜったい食べたい!おすすめ食べ歩きメニュー12選
この記事では呼子朝市の食べ歩きを特集します。呼子朝市はおいしい海鮮グルメが充実!鮮度が命なので買ってすぐに食べたくなるメニューがいっぱいです。ここでしか味わえないおすすめグルメをたっぷり紹介しますよ!



この記事では佐賀県にある呼子朝市の食べ歩きを特集します。呼子朝市はおいしい海鮮グルメが充実!鮮度が命なので買ってすぐに食べたくなるメニューがいっぱいです。ここでしか味わえないおすすめグルメをたっぷり紹介しますよ!
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呼子朝市とは?

佐賀県唐津市にある呼子朝市は、日本四大朝市のひとつといわれる朝市。日本三大朝市に入ることもあります。朝市がはじまったきっかけは大正時代に商店街ができたこと。それまで各地で行商を行っていた人たちが商店の軒先にお店を出すようになり、だんだんと朝市の形になっていきました。
今では佐賀を代表する人気スポットになった朝市は元日を除く毎日、朝7時30分から昼12時ごろまで開催。約200mほどある通り一帯には常設のお店に加えて露店もずらりと並びます。通りを歩けばあちこちからいい香りが漂ってきて強烈に食欲を刺激されますよ。
呼子朝市の名物は?

呼子朝市といえば、なんといっても呼子いかが名物。朝市のスペースのあちこちでいかを干している光景を見られます。高速回転するいか干しマシーンは呼子の風物詩。見ているだけで楽しめますよ。
そんな呼子朝市には、いかの一夜干し以外にも特産品がいっぱい!まずはぜひチェックしたい定番の特産品を紹介しましょう。
海産物の干物
- アジ
- カマス
- あご(とびうお)
- イワシ
- サバ
素潜りで獲れたての海産物
- ウニ
- サザエ
- アワビ
玄界灘の新鮮な海産物
- タイ
- ブリ
- カメノテ
- カジメ
呼子のいかの旬はいつ?
ひとくちに呼子のいかといっても、実はいくつかの種類があります。こだわりがある人はいかの種類に合わせて訪れるのがおすすめ。それぞれの種類の旬の時期はこちらです。
- ケンサキイカ(地方名ヤリイカ):4月中旬頃~10月中旬頃
- アオリイカ(地方ミズイカ):10月中旬頃~4月中旬頃
- ヤリイカ(地方名ササイカ):1月頃~3月頃
- 甲イカ:2月頃~6月頃
呼子朝市へのアクセス
呼子朝市へ行くには、まずJR唐津駅北口から歩いて5分の唐津大手口バスセンターからバスに乗車します。ここから昭和バスの波戸岬・呼子方面行きに乗って約30分。呼子バス停で降りれば、歩いてすぐです。
車の場合は、長崎道の多久ICから国道203・204号経由で45km。約1時間で到着します。朝市周辺には駐車場もあるので便利。遊覧船乗り場があるマリンパル呼子近くに有料の唐津市臨港駐車場、西側誘導看板そばには普通車29台のみですが無料駐車場もありますよ。
呼子朝市の基本情報 | |
---|---|
住所 | 佐賀県唐津市呼子町呼子 朝市通り |
電話 | 0955-82-3426(呼子観光案内所) |
開催日 | 通年(1月1日以外の毎日開催) |
営業時間 | 7:30分〜12:00ごろ |
アクセス | 長崎自動車道 多久ICから車で約60分 JR唐津線・筑肥線 唐津駅からバスに乗り、呼子バス停で下車、徒歩3分 |
公式サイト |
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呼子朝市で食べ歩きしたいグルメ12選
呼子朝市はいかの一夜干しや干物など、お土産にしたい名産品がたくさんあるのが特徴。でもそれだけではなく、食べ歩きグルメもとても充実しています。
代表的な食べ歩きグルメ12選を紹介しましょう!
いかしゅうまい
呼子を代表する大人気グルメ

呼子で大人気のメニューがいかしゅうまい。いかのすり身を細く切ったわんたんの皮で包んだしゅうまいです。
このいかしゅうまいは、呼子名物のいかを無駄にしないために生まれたアイデアメニュー。もともと呼子のレストランではいかの活き造りが一番人気のメニューです。しかし鮮度が命のいかは生のままでは水揚げしてから1日も持たず、余ったいかは無駄になってしまうのが悩みでした。
そこでいかをすり身にして蒸す、いかしゅうまいを考案。皮を細かく刻んで外側にまぶしたところ、華のように開く見栄えと食感、いかの風味で大評判になったのです。
揚げいかしゅうまい
カリ&プリッの食感がたまらない
揚げいかしゅうまいは、その名の通り、いかしゅうまいを油で揚げたカリカリのしゅうまい。注文が入ってから揚げるので熱々で、周囲は香ばしく中はプリプリふわふわの食感が楽しめます。
お店によって袋に入れてくれるタイプや串に刺してくれるタイプがあって、どちらも食べ歩きにぴったりですよ。
魚ロッケ
唐津のソウルフード
魚ロッケ(ぎょろっけ)は、魚のすり身を使ったコロッケ。佐賀県だけでなく大分県や山口県でも人気のご当地メニューで、唐津市では昭和のはじめごろに誕生しました。当初はハイカラ天やパン粉天などと呼んでいたそう。中身が魚のすり身で形がコロッケに似ていることから、いつのまにか魚ロッケという名前が定着しました。
地元を代表するソウルフードのひとつなので、ぜひ試してみてください。呼子朝市では、ほかにも食べ歩きにぴったりな魚の加工品グルメが豊富。お魚ドーナツなどの創作メニューもおすすめですよ。
阿つ焼
卵焼きのようなかまぼこ
阿つ焼も魚の加工品で、別名を海のカステラとも呼ばれるかまぼこの一種です。呼子の新鮮な鮮魚のすり身と卵を混ぜて手焼きにしたもので、見た目は卵焼きに似ています。
地元では酒の肴やおやつ、お祝いごとの贈答品にも使われる料理です。お雑煮の具にもなり、汁に入れるといいだしが出ます。
イカ焼き・海賊焼き
香りに惹かれる大人気食べ歩きグルメ

呼子朝市には、魚介類を焼いた浜焼きのお店もあります。代表的な名物はいか焼き。タレに漬け込んだ魚介類を目の前で調理してくれます。一番人気のいか焼きは新鮮ないかを使っているので軽く噛み切れて風味も最高ですよ。
ほかにもえびといか焼きがセットになった海賊焼きなど種類は豊富。甘辛いタレが絡んでビールにも合いそうですよ。
いか天
歯ごたえも楽しいおつまみメニュー
いか天もビールやお酒が欲しくなる料理。こちらもしっかりとした歯ごたえと濃厚な風味が楽しめます。特製のあおさ入りの塩をお好みで振りかけてくれるお店も。朝市のエリアには実際ビールとイカ天を持った人もたくさんいますよ。
さざえのつぼ焼き
玄界灘の絶品さざえは鮮度ばつぐん

朝市を歩いていると香りについ惹かれてしまうのが、さざえのつぼ焼き。玄界灘の松島で獲れたさざえを殻のまま焼き、醤油を垂らして少し焦がした絶品の料理です。
目の前で焼いてくれるさざえは、どれも鮮度が最高!焼けたさざえは最適なタイミングでお店の人がさっとくり抜いててくれます。臭みがなくてとても食べやすいので、貝類が苦手な人にもおすすめです。
カキ焼き
1個から楽しめる人気メニュー

カキ焼きも呼子朝市の名物。新鮮なカキを選んで、店先のグリルでじっくりと焼いてもらいます。獲れたて焼きたてを市場で楽しめるのは至福のぜいたく。柚子胡椒など好みの薬味でいただくカキ焼きは身も大きく、プリプリとしていて絶品ですよ。
生ウニ
生をそのままいただく貴重な体験

素潜りで獲れた生ウニが食べられるのも呼子朝市の魅力。加工品ではなく、殻つきのウニを半分に割って、しっかり詰まった身を取り出してくれます。海水の塩分でいただくウニは自然な甘さが特徴。こんなワイルドな食べ方ができる機会はなかなかないですよ!
関西風イカ焼き
食べ歩きにぴったりな大阪名物

呼子朝市でいか焼きといえば串焼きがおなじみですが、実は関西風イカ焼きも食べることができます。関西のイカ焼きはお好み焼き風の料理。具材としていかが入った粉もんで、お好み焼きソースのシンプルな味つけがいかの香りを引き立てます。二つ折りになっている関西風イカ焼きは食べ歩きにぴったりですよ。
いかプレスせんべい
巨大&豪快な名物せんべい
いかプレスせんべいは、近海でとれた新鮮ないかをまるごと1杯プレス焼きしたせんべい。目の前のプレス機にいかを挟んで豪快に圧縮して焼き上げると、一辺が35cmの大きな正方形のせんべいになります。
イカの旨みが凝縮したせんべいの賞味期限は1時間から2時間。まさに食べ歩きでしか楽しめない名物です。
クラフトビール
海鮮にぴったりな新名物
呼子朝市の名物にはビールに合いそうなメニューがたくさんありますが、一杯ほしくなったときに最適なのが新名物の呼子クラフトビール。
白いラベルのペールエール、緑のラベルのIPA、黄色いラベルのヴァイツェンという3銘柄があります。それぞれ、朝・昼・夕の魅力的な呼子の光景にマッチする味わいをイメージしたものなので、飲み比べてみたくなるおいしさですよ。
呼子朝市で食べ歩きにおすすめのお店

ここまでに紹介した名物はいくつかのお店で食べることができます。お店選びは自分の嗅覚を信じて飛び込めばOK!そのなかでもそれぞれの料理を代表する名店を紹介しましょう。
木屋
食べ歩きなら絶対に外せない老舗の名店
木屋は、1901(明治34)年創業の老舗です。一夜干しなど新鮮な海の幸を使った加工品がたくさんそろうお店で、数々の人気商品を生み出していることでもおなじみ。呼子朝市のなかでもとくに数多くメディアに取り上げられているお店です。呼子朝市の食べ歩きをするなら絶対に外せないお店ですよ。
食べ歩きメニューの一例
- いかしゅうまい
- 揚げいかしゅうまい
- 魚ロッケ
- 阿つ焼
- お魚ドーナツ
木屋 朝市通りフィッシャーマンズ魚市場
イカ焼きの香りがたまらない人気店
木屋 朝市通りフィッシャーマンズ魚市場は木屋の別店舗。店舗前のグリルとフライヤーを使って目の前で新鮮な海鮮を調理してくれます。食べ歩きはもちろん、ゆっくりしたい人にはイートインスペースもあるので便利ですよ。
食べ歩きメニューの一例
- イカ焼き
- イカ天
- 揚げいかしゅうまい
- 魚ロッケ
- お魚ドーナツ
呼子プレス商会
豪快なプレスせんべいが楽しいお店
呼子朝市名物のひとつになっているいかプレスせんべいのお店。注文後に一枚ずつ焼き上げるので少し時間はかかりますが、豪快なプレスの様子は見ていてとても楽しめます。
夏に訪れるなら、加部島産の甘夏をぜいたくに使った果汁感たっぷりの加部島甘夏ソフトクリームもおすすめですよ。
食べ歩きメニューの一例
- いかプレスせんべい
- 加部島甘夏ソフトクリーム
- 揚げいかしゅうまい
- 魚ロッケ
- 魚ロッケドッグ
萬坊朝市通り店
いかしゅうまいの元祖のお店
萬坊朝市通り店は、いかしゅうまいの元祖で海中レストランでも有名な「海中魚処 萬坊」の姉妹店。発祥の店のいかしゅうまいは一度は食べておきたい逸品です。熱々の蒸したてをテイクアウトできますよ。
またいかまんじゅうも人気の商品。いかの軟骨とすり身を包んだ白と、いか墨を皮に練り込んだ黒の2種類があります。
食べ歩きメニューの一例
- いかしゅうまい
- いかの天ぷら
- いかまんじゅう
- いか天
かま笑
串焼きが大人気の行列店
かま笑は地元漁師から直接仕入れるこだわりの海産物が自慢のお店。いかの活造りやいかしゅうまいなどが人気です。
食べ歩きグルメでは秘伝のタレを10回以上重ね付けして店頭で焼き上げる串焼きが評判。串焼きは注文を受けてから焼き始めるのがこだわりで、時間をかけしっかり焼き色をつけてくれます。並んでいる間にお土産の試食を提供してくれるサービスがあるのもうれしいポイント。とてもぜいたくな「ウニのせあわび串」も人気です。
食べ歩きメニューの一例
- ニシガイ串焼き
- イカ焼き
- 海賊焼き
- タコ焼き
- ウニのせあわび串
島人ぬ宝
行列が絶えないさざえのつぼ焼きの露店
さざえのつぼ焼きやあわびの踊り食いが楽しめる人気のお店。朝市通りと呼ばれる200mほどの通りに並ぶ露店のひとつです。玄界灘の松島でとれたさざえとあわびをその場で焼いてくれるのが魅力。その香りに惹かれて週末には行列が絶えません。
食べ歩きメニューの一例
- さざえのつぼ焼き
- あわびの踊り食い
moc-coffee
タコドッグが人気のカフェ
moc-coffeeは呼子朝市通りの入り口近くにあるおしゃれなカフェ。ハンドドリップのコーヒーや手作りのケーキなどがあり、すべてテイクアウトできるので海を眺めながらいただくこともできます。
人気メニューは自家製のソフトフランスパンにソーセージをサンドしたタコドッグ。佐賀牛のひき肉を使ったミートソースが絶品です。またいちごのスムージーもおすすめですよ。
食べ歩きメニューの一例
- タコドッグ
- タコチキン
- ハンドドリップコーヒー
- いちごのスムージー
Whale Brewing(ホエールブルーイング)
3種のクラフトビールが海鮮にぴったり
ホールブルーイングは呼子朝市通りの一角にある築80年の古民家を再生したクラフトビール醸造所。クラウドファンディングで支援を集めて2023年11月にオープンしました。
造りたてのクラフトビールは朝市で買える海の幸との相性もばつぐん。ペールエールは軽やかでさっぱりとした味わいが魅力です。IPAは柑橘類やトロピカルフルーツ、ハーブなどを思わせる香りが多様に絡み合うエールで、ヴァイツェンは熟した果実のようにフルーティな小麦麦芽のビールです。
クラフトビールのラインナップ
- ペールエール
- IPA
- ヴァイツェン
呼子朝市の観光におすすめのホテル
朝市に行くなら近くのホテルに泊まるのがおすすめ。前日に泊まっておけば、朝は移動しなくても行けるので、朝市を存分に楽しむことができます。
呼子朝市がある唐津は他にも魅力的な観光スポットがある街。そんな唐津のおすすめホテルを紹介しましょう。
メルキュール佐賀唐津リゾート

メルキュール佐賀唐津リゾートは、呼子朝市へ車で約30分で行けるホテル。人気スポットの虹の松原は歩いてすぐで、唐津城も徒歩圏内という好立地です。
34㎡以上のゆとりある客室と美しい景色が魅力のホテル。また広々とした大浴場にはサウナやリラクゼーションラウンジもあり、ゆったりと体を休めることができます。
土地ならではの食材を活かした唐津の郷土料理も評判。イカ活造りや佐賀牛焼しゃぶなどが味わえます。ビュッフェレストランには自分好みにカスタマイズできるプティホットドッグやパンケーキもあり、家族連れにも人気ですよ。
メルキュール佐賀唐津リゾートの基本情報 | |
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住所 | 佐賀県唐津市東唐津4丁目9番20号 |
電話 | 0955-72-0111 |
チェックイン | 15:00~22:00 |
チェックアウト | 11:00 |
料金 | 10,537円~/1泊1部屋 ※掲載料金は2025年5月20日時点での、1部屋の最低宿泊代金です。ご予約時と異なることがありますので予めご了承ください。 |
アクセス | JR東唐津駅から車で約3分 西九州自動車道 二丈鹿家ICから車で約15分 |
公式サイト |
河畔の宿 からつキャッスル

河畔の宿 からつキャッスルは、松浦川の河岸にある宿。唐津城までは徒歩約10分、虹の松原にも近く、唐津観光の拠点としておすすめの宿です。呼子朝市へも車で約25分で行けますよ。
また電動アシスト自転車のレンタルがあるのも便利。4時間1,000円、8時間2,000円で借りることができ、さわやかなサイクリングを楽しむことができます。ちょっとがんばって自転車で朝市に行ってみてもいいかもしれませんね。
河畔の宿 からつキャッスルの基本情報 | |
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住所 | 佐賀県唐津市東唐津2丁目1-5 |
電話 | 0955-58-8381 |
チェックイン | 15:00~22:00 |
チェックアウト | 10:00 |
料金 | 10,524円~/1泊1部屋 ※掲載料金は2025年5月20日時点での、1部屋の最低宿泊代金です。ご予約時と異なることがありますので予めご了承ください。 |
アクセス | JR東唐津駅から車で4分 西九州自動車道 二丈鹿家ICから車で約15分 |
公式サイト |
呼子朝市で食べ歩きを楽しもう!
日本三大朝市に数えられることもある呼子朝市。鮮度が命の魚介類なので、市場でできたてをほおばる食べ歩きは最高のぜいたくです。それぞれの料理は軽めでも、魅惑の朝市では次々に食べたくなってしまうのは確実。呼子朝市を訪れるときにはしっかりお腹を空かせていってくださいね。
cover photo by PIXTA