宇都宮グルメ13選!おすすめの食べ物や一度は行きたい人気店を紹介
栃木県・宇都宮は、全国的に有名な宇都宮餃子のほか、かぶと揚げや宇都宮焼きそば、スイーツまで、一度は食べてみたいさまざまなグルメがあります。 今回はそんな宇都宮のおすすめグルメをご紹介。地元民にも人気のお店や宇都宮でしか食べられないグルメを厳選したので、ぜひ宇都宮旅行の参考にしてくださいね。
栃木県・宇都宮は、全国的に有名な宇都宮餃子のほか、かぶと揚げや宇都宮焼きそば、スイーツまで、一度は食べてみたいさまざまなグルメがあります。
今回はそんな宇都宮のおすすめグルメをご紹介。地元民にも人気のお店や宇都宮でしか食べられないグルメを厳選したので、ぜひ宇都宮旅行の参考にしてくださいね。
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一度は行きたい名店ぞろい!宇都宮グルメの特徴
栃木県の県庁所在地・宇都宮市は、東京からは東北新幹線で約50分、在来線でも約1時間50分のアクセスで、首都圏から週末に気軽に旅行できる街です。
山岳や湖、湿地などの豊かな自然が広がる地域の栃木県は、農業産出額全国9位と農業が盛んな県です。いちごやかんぴょうは全国1位、ニラやこんにゃくいもは全国2位の収穫量を誇ります。また、乳牛の飼育頭数が全国2位の酪農大国でもあります。
そんな栃木県にある宇都宮のグルメで外せないのは、なんといっても宇都宮餃子!
特にJR宇都宮駅周辺にはたくさんの宇都宮餃子のお店がひしめいているので、食べ歩きをして店ごとの味の違いを楽しみましょう。
そのほかにも、地元民に長く愛されるB級グルメやスイーツなどもバラエティ豊かにそろう宇都宮。この記事では、宇都宮旅行で食べたいおすすめグルメをジャンル別にご紹介します。ぜひ宇都宮を訪れる前にチェックして、絶品グルメを楽しんでくださいね!
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宇都宮グルメの定番!宇都宮餃子3選
宇都宮のグルメの代表といえば、やはり宇都宮餃子!宇都宮餃子の特徴は、餡にねぎやニラ、キャベツなどの野菜をたっぷり使用していることで、焼き餃子のほかに水餃子や揚げ餃子も定番となっています。
1世帯当たりの餃子年間購入額が常にトップクラスの宇都宮には、餃子のお店がなんと300店もあると言われています。多くのお店で1皿ワンコイン以下のお手頃価格となっているので、ぜひ食べ歩きして、お気に入りのお店を探してみましょう!
餃子 宇都宮みんみん
宇都宮餃子を代表する創業66年の老舗店
宇都宮餃子を代表するお店である「餃子 宇都宮みんみん」。戦時中に中国・北京に住んでいた創業一家が、現地の人から習った中国の家庭料理・餃子を提供したのがはじまりで、昭和33年の創業から約66年間もの長い間愛されています。
メニューはシンプルに、焼き・揚げ・水の餃子3種類とライス、ドリンクのみ。香ばしい皮と白菜やキャベツ多めで肉のうまみを引き出したあんの相性が抜群で、後味はあっさりとしており、いくらでも食べてしまいそうです。
宇都宮市内に7店舗ありますが、食事時には連日大行列となっていますので、時間をずらして訪れるか、時間に余裕を持って訪れるようにしましょう。
宇都宮餃子 宇味家
JR宇都宮駅内にあるアクセス抜群の餃子店
JR宇都宮駅内にあり、改札まで1分と抜群のアクセスなので、時間があまりない時や出張などの際にも立ち寄りやすいお店です。
野菜はたまねぎ、キャベツなど厳選した国産のものを使用し、豚肉は栃木県・那須エリアのブランド豚「那須郡司豚」を100%使用しているこだわりぶり。
定番の焼き・揚げ・水のほかに、フライがあるのが宇味家の人気の理由です。数量限定販売のため、売り切れる前の早い時間にぜひ食べてみてくださいね!
香蘭
何十年も通うファンも多い名店
昭和34年に創業し、先代店主がご高齢になったため、惜しまれつつも一度は閉店したお店ですが、ファンの熱意により2011年に現在の店主が再オープンした名店です。
厚めでもっちりとした食感の強力粉入りの皮と、キャベツをメインにタマネギの優しい甘味を感じるあんが特徴の餃子です。焼き・揚げ・水の定番のほか、香蘭 宇都宮駅西口店ではタンタンスープ餃子・おろししそ餃子・さっぱり南蛮がけ餃子の創作餃子も楽しめます。
本店・宇都宮駅西口店ともに地元民と観光客で連日大行列ができますので、時間に余裕をもって訪れるようにしましょう。
宇都宮で絶対食べたい!ご当地グルメ5選
宇都宮のグルメは餃子だけではありません。農業や酪農がさかんな栃木ならではのグルメや、気軽に食べられるB級グルメ、伝統ある郷土料理など、さまざまなご当地グルメをご紹介します。
かぶと揚げ
食べ応えのあるジューシーな鶏の半身揚げ
かぶと揚げは、宇都宮市内の居酒屋「みよしや」が昭和38年の創業と同時に考案した、鶏の半身揚げです。手羽のついた半身揚げを2つ並べた見た目がまるで兜のようであることから、かぶと揚げの名が付きました。
若鶏の上半身を手羽がついたまま、そのまま揚げているため、脂ののった手羽、あっさりとしたささみ、コリコリとした食感の軟骨など、鶏のさまざまな部位を一度に味わえるのが魅力です。
かぶと揚げを味わえるお店としては、発祥のお店「みよしや」のほか、「味楽 ろく」や「あぶり吟」などもおすすめです。
宇都宮焼きそば
地元民から愛されるB級グルメ
宇都宮を代表するB級グルメの宇都宮焼きそば。
もちもちとした太麺を使い、麺をだしスープで一度蒸し焼きにし、ソースを追いがけして自分好みの味に調整できる、というのが特徴です。具材はキャベツ、イカ、お肉やハム、目玉焼きなど、お店によってさまざまな具材が使われており、そのお店の個性が光ります。
市内に約50店舗もあると言われる宇都宮焼きそばのお店。特におすすめは、昭和28年創業の老舗店「石田屋焼きそば店」、地元民が通う看板も店名もないレトロな雰囲気のお店「焼きそば安藤」、フルーティーでまろやかなソースがおいしい「やきそば あおやぎ」です。
JR宇都宮駅周辺のお店が多いので、食べ比べしてみるのも楽しいですよ!
耳うどん
魔よけの意味が込められた郷土料理
耳うどんは宇都宮市城山地区や佐野市葛生地区に伝わる郷土料理です。うどんという名前がついてはいますが、一般的な細長い麵ではなく、すいとんのような見た目と食感で、その形が耳に似ていることから名づけられました。
耳うどんは江戸時代の終わりに生まれたと言われ、「悪い神様や悪魔の耳を食べて、家庭内の悪い話を聞かせない」「耳を食べてしまえば悪口が聞こえないため、人付き合いがうまくいく」といった魔よけの意味を込めて、正月に食べられてきました。今では年中食されています。
味付けはかつおだしを使った関東風しょうゆ味で、具材はさといも、にんじん、ごぼうなどの根菜やしいたけのほかに、もともと正月に食べられていた名残で、おせち料理に用いられるなるとやかまぼこなどが使われることもあります。
宇都宮牛
肉のうまみと脂の甘みを堪能できるブランド牛
宇都宮牛は安全性の高い飼料と豊富な技術で育てられた黒毛和牛です。特長は脂と肉の甘みで、通常はサシが入りにくいとされるモモ肉にも比較的多く入っており、とろけるようなうまみを堪能できます。
宇都宮市内では、宇都宮牛を手の届きやすい価格で食べられる「炭火焼肉おおつか」、ハンバーグやステーキなどのグリルを味わえる「和牛ステーキ 桜」などの複数のお店で宇都宮牛を食べることができます。
宇都宮カクテル
日本最高峰のバーテンダーが集まる街・宇都宮のカクテル
実は宇都宮は、カクテル技能競技の全国大会で今まで多くの優勝者を輩出してきたという、日本を代表するバーテンダーの集まるカクテルの街。
そんな宇都宮のカクテル文化をさらに盛り上げるべく結成された「宇都宮カクテル倶楽部」には現在31店舗が加盟しており、宇都宮の各名所をイメージしたオリジナルカクテルを楽しむことができます。
また、2008年から年1回、さまざまなカクテルを飲み歩きできる屋外フェスティバル「宇都宮バーフェス」が開催されており、お手頃な価格で宇都宮の上質なカクテルを味わうことができます。
見逃せない宇都宮の絶品スイーツ5選
おいしい食事を楽しんだ後や、観光の合間のひとやすみにかかせないスイーツ。宇都宮では、栃木県の名産のいちご「とちおとめ」のほか、和スイーツから洋スイーツまでさまざまなスイーツを楽しむことができます。
いちご(とちおとめなど)
収穫量全国1位の栃木県の名産品
いちごの収穫量が全国第1位を誇り、いちご王国との呼び名も高い栃木県。その中でも圧倒的な知名度と人気を誇るのが「とちおとめ」です。糖度が高く、ほどよい酸味があり、果汁が豊富なのが特徴です。また、近年とちおとめに続く次世代品種として注目されているのが「とちあいか」。とちおとめと比べると酸味が控えめで、甘みが強く、果肉が詰まっているのが特徴です。
いちごのブランドや年によっても異なりますが、栃木のいちごの収穫シーズンは主に12月上旬から5月上旬です。旬のシーズンに宇都宮を訪れた際は、ぜひ完熟した自然の甘みにあふれる栃木のいちごを味わってみてください!
また、宇都宮市内のカフェやレストランでは、栃木県産のいちごを使ったパフェやドリンクなどのスイーツを楽しめるお店もたくさんありますよ。
レモン牛乳
実はレモンが入っていない?昔懐かしい県民に愛される味
JR宇都宮駅のお土産店やコンビニをはじめ、宇都宮市内のスーパーやコンビニで必ずといっていいほど見かけるレモン牛乳。正式な商品名は「関東・栃木レモン」といい、戦後まもなく誕生した歴史の長い乳飲料です。平成16年、もともとレモン牛乳を製造していた会社が廃業となり、一度は姿を消しましたが、県民の「慣れ親しんだ味がなくなってさみしい」という多くの声に答え、翌年から栃木乳業が今の商品名で再び製造するようになりました。
レモン牛乳は、栃木県産の牛乳に砂糖やレモン香料などを加えたレモン色の乳飲料で、実際にはレモン果汁は入っていません。そのほんのり甘酸っぱくまろやかな味は、子どもから大人までなぜだか「懐かしい」と思ってしまうようなおいしさです。
今では栃木県を代表するスイーツとして全国的にも知名度が高まっているレモン牛乳。その味わいのラングドシャやウエハース、クッキーのほか、ポーチやトートバッグなど多種多様なお土産が販売されています。筆者のおすすめはカップアイス。さわやかな甘酸っぱさの広がるおいしさを、ぜひ現地で味わってみてください。
宮のかりまん
老舗和菓子店のかりんとうまんじゅう
明治18年創業の宇都宮の老舗和菓子店・高林堂の名物で、地元民からおやつやおみやげとして親しまれているのが「宮のかりまん」です。かりんとうをかじっているような黒糖風味とカリっとした皮の食感がおいしい、かりんとうまんじゅうです。
定番のこしあんのほかに季節限定のかりまんもあり、春(2月~4月上旬)は桜、夏(4月中旬~8月下旬)は抹茶、秋(9月上旬~11月下旬)はさつま芋、冬(12月~2月14日)はチョコのあんが楽しめます。
1個ずつ販売されているので、食べ歩きや観光の合間のおやつにぴったりですよ。
塩豆大福
あんの甘さと豆のしょっぱさが絶妙なバランスの大福
宇都宮の和菓子屋さんでは、通常のシンプルな大福のほかに、塩豆大福を提供しているお店が多く、市民の定番おやつとなっています。控えめなあんの甘さと塩が効いた豆入りの生地のバランスが絶妙で、後を引く美味しさです。
さまざまな和菓子店で購入することができますが、俵型の形が大福としては珍しい「すずらん本舗」や、甘さ控えめのあんがおいしい「餅屋」などが人気です。
フルーツダイニング パレットのフルーツサンド
新鮮な果物をいかしたフルーツサンド
「フルーツダイニング パレット」は、元は明治31年創業の老舗果物店が昭和51年にオープンしたフルーツパーラーが前身です。現在は、南フランス風レストランとして運営されています。その名物が、新鮮なフルーツとたっぷりの生クリームが贅沢に挟まれたフルーツサンドです!
フルーツサンドは、栃木県の名産のいちごをふんだんに使った苺サンドのほか、さまざまなフルーツが入ったフルーツサンドなどがあります。
店内でできたてを食べることができるほか、テイクアウトもできますよ。
宇都宮の人気グルメを食べ尽くそう!
餃子から焼きそば、郷土料理、スイーツまで宇都宮を訪れたら、絶対に食べたい絶品グルメを一挙にご紹介しました。
訪れる季節やエリアによっても味わえるグルメが変わるので、事前に下調べをして、お目当てのグルメを食べ逃さないようにしましょう。
ぜひこの記事をじっくり読んで、宇都宮旅行でグルメをたっぷり堪能してくださいね!
cover photo by pixabay