2月の沖縄の気温と服装は?気候の特徴や冬の観光のみどころ・人気アクティビティも解説!
沖縄の2月は観光のオフシーズン。航空機やホテルの料金が安くなる狙い目の時期です。 この記事では、沖縄の2月の気温や観光におすすめの服装・持ち物について徹底解説!石垣島や宮古島などの離島のエリアの気温や、2月ならではのおすすめの観光についてもわかりやすく紹介します。
沖縄の2月は観光のオフシーズン。航空機やホテルの料金が安くなる狙い目の時期です。
この記事では、沖縄の2月の気温や観光におすすめの服装・持ち物について徹底解説!石垣島や宮古島などの離島のエリアの気温や、2月ならではのおすすめの観光についてもわかりやすく紹介します。
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2月の沖縄旅行を満喫!気温の特徴やおすすめの服装は?
沖縄県は、南北に約400キロ、東西に約1000キロも広がる海域に島々が点在している県。全体的に黒潮が流れる温かい海に囲まれているため、一年を通じて比較的高温多湿な亜熱帯海洋性気候になります。
もっとも寒いのは1月で、2月もほとんど同じ気温ですが、他の県と比べて夏と冬の温度差が小さく、年間を通して温暖であるのが特徴。ただし冬になると北からの強い季節風が吹き、曇りや雨の日も多くなります。
一方で夏のように暑すぎることはないので、さまざまなアクティビティを快適に楽しめるのが冬の沖縄の特徴です。オフシーズンで飛行機のチケットや宿泊代も安くなるので、狙い目の時期だといえます。
この記事では、沖縄の2月の気温や観光におすすめの服装、2月におすすめな観光についてわかりやすく解説します。離島の平均気温や降水量などもまとめているので、沖縄旅行の参考にしてくださいね。
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2月の沖縄の気温と気候
沖縄県の2月は1月に続いて一年でもとくに寒い時期。とはいえ平均気温や最低気温は、那覇市の場合で東京の5月上旬ごろと同じ、宮古島や石垣島で東京の5月中旬ごろと同じくらいのイメージになります。つまり本州の基準では、いちばん過ごしやすい時期といえる気温ですね。
一方で晴れる日が少なく、小雨の日が多いのが沖縄の2月前半の特徴。また北風が強く吹くこともあります。場合によっては朝晩の気温が10度を下回ることもあり、風が強い日には実際の気温よりも体感温度が下がるため、肌寒く感じるかもしれません。
那覇 | 宮古島 | 石垣島 | 東京 | |
---|---|---|---|---|
平均気温 | 17.5℃ | 18.6℃ | 19.4℃ | 6.1℃ |
最高気温 | 20.2℃ | 21.1℃ | 22.0℃ | 10.9℃ |
最低気温 | 15.1℃ | 16.6℃ | 17.2℃ | 2.1℃ |
降水量 | 114.5mm | 119.8mm | 124.0mm | 56.5mm |
※1991年〜2020年の平均
2月の沖縄旅行におすすめの服装は?
沖縄の2月は他の季節に比べて1日のなかでの気温差が大きいのが特徴。最低気温の平均は那覇で15.1度、石垣島で17.2度ですが、天気や風によってはずっと寒く感じることがあります。そのため服装には注意が必要。地元の人はダウンコートを着ることもあります。
一方で昼間は晴れていればかなり暖かく、長袖シャツ1枚で過ごせることもあるほど。観光にいくときは長袖シャツとカーディガン、軽めのコートなど、重ね着で調整できるような服装がおすすめです。
雨具と日焼け対策も必須
2月の沖縄は小雨や突然のスコールも増えるので、雨具も忘れないことが大切です。一方で曇り空であっても沖縄では紫外線が多いので、冬にも日焼け対策が必要。天候に関係なく日焼け止めを塗り、長袖や防止で肌を守るようにしてくださいね。
宮古島・石垣島はさらに温暖!でも上着は必須
同じ沖縄県でも、宮古島・石垣島は大きく南西に離れているので、気候はさらに温暖になります。
石垣島の2月の平均気温は19.4度。平均最高気温は22度で、2月には早くも冬の終わりを感じられるようになります。とくに2月の後半になると北風が緩み、体感温度では春の陽気を感じられるほど。ただし朝晩の気温差や、天候による気温の低下も大きいので、まだ上着は必要です。
宮古島や石垣島でも2月には突然のスコールや小雨が多いので、雨具も忘れずに準備しておきましょう。
2月の沖縄旅行で楽しみたいこと!
2月の沖縄は、海で泳ぐには肌寒い天候。でも2月だからこそ楽しめることもたくさんあります。ここからは2月の沖縄でおすすめの観光やアクティビティを紹介しましょう!
ホエールウォッチング
沖縄の冬ならではのホエールウォッチング。冬にはザトウクジラが、出産と育児のため沖縄周辺に南下してくるので、沖縄の海でよく見られます。ベストシーズンは1月から3月ごろと言われています。シーズンの真ん中となる2月には、クジラとの遭遇率が高くなりますよ。
ホエールウォッチングは本島出発のツアーや離島出発のツアーなどさまざま。なかでも本場といわれているのが、慶良間(けらま)諸島の座間味島(ざまみじま)です。沖縄観光のついでに手軽に楽しめる那覇発の半日ツアーなども充実しています。
マングローブツアー
沖縄の自然で見逃せないのがマングローブ。日本では沖縄県以外には奄美など鹿児島の離島の一部でしか見ることができません。このマングローブはカヌーでのツアーで観に行くのが一般的。ところが夏には気温が高くて意外に体力を消耗するのが難点です。そのためマングローブツアーは冬に行くのがおすすめ。2月なら快適にカヌーでのマングローブツアーを楽しめます。
マングローブツアーが盛んなのは、沖縄本島ならやんばるの慶佐次川(げさしがわ)。沖縄本島最大級のマングローブ原生林が広がり、慶佐次湾のヒルギ林として国の天然記念物にも指定されています。
沖縄本島中部では金武町付近を流れる億首川(おくくびがわ)もおすすめです。ここは沖縄県内で見られるオヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギ、ヒルギモドキという4種類のマングローブのすべてが生息する原生林として有名で、環境省選定の日本の重要湿地にも選ばれています。
人気観光スポットが多い北谷町(ちゃたんちょう)や読谷村(よみたんそん)の付近なら、比謝川(ひじゃがわ)もおすすめです。沖縄本島でもっとも大きな川をゆったりと進むツアーは、初めてのマングローブ体験にもぴったりですよ。
離島では石垣島の宮良川(みやらがわ)や西表島の仲間川(なかまがわ)が人気です。どちらも広大なマングローブ林が広がり、国の天然記念物にも指定されています。
ダイビング
ダイビングは沖縄の定番アクティビティ。2月の沖縄の海水温は20度前後と温かく、ウェットスーツやドライスーツを着れば快適です。しかも2月の沖縄は海水の透明度が高いのがうれしいポイント。冬は海中のプランクトンの数が少なくなる上、人が少なくて海底の砂が舞い上がりにくいため、にごりがとても少なくなるのです。天気さえ良ければ海がもっとも美しく見える季節なので、海中風景を楽しむなら2月のダイビングはおすすめです。
とくにおすすめは、人気スポットの青の洞窟。恩納村にある青の洞窟は夏には予約が難しいほど観光客が殺到しますが、冬なら少人数でゆったり楽しめます。ダイビングポイントへの移動や駐車場、シャワーなども混雑が少ないですよ。
SUP
近年人気の海のアクティビティがSUPです。幅が広く安定感のあるボードに乗り、パドルを漕いで海の上をクルージングします。ジリジリと日に照りつけられる夏場は意外と暑くなりますが、2月の海ならSUPも快適。
オフシーズンで体験者も少ないので、乗り方のコツをじっくり教えてもらうこともできます。夏よりも美しい海を堪能しながら技術を磨けるのは大きな魅力ですよ。
また最近はSUPやカヌーでのフィッシングも流行っているので、挑戦してみるのもおすすめです。
船釣り
沖縄では船釣り体験も大人気。意外な大物やおいしい魚を釣ることができます。2月の沖縄の海はもっとも快適な時期で、本州では寒くて厳しい海釣りも沖縄の冬なら気持ちよく楽しめます。
しかも冬は魚に脂が乗って1年でもっともおいしいシーズン。沖縄でもアカマチ(ハマダイ)やアカジンミーバイ(スジアラ)などの高級魚が釣りやすいシーズンになります。キッチンつきの宿に泊まって、釣った魚を料理するのもおすすめ。運が良ければ釣りをしながらクジラが見られるかもしれませんよ。
寒緋桜(かんひざくら)
沖縄では1月下旬から2月にかけて、寒緋桜(カンヒザクラ)の花が咲き誇ります。寒緋桜は濃いピンク色の花びらが特徴。とくに歴史的な観光地には多くの桜が植えられていて、見事な景色を楽しめます。
桜の名所として有名なのは、八重岳。山頂に向かって続く道の両側に桜の木が並び、ドライブでも華やかな花が楽しめます。山頂から眺める景色もみどころです。今帰仁城(なきじんじょう)跡もおすすめのスポット。琉球王国時代の城跡と桜の共演が、物語の世界のような雰囲気です。
ジャングルトレッキング
やんばるや西表島のジャングルトレッキングも沖縄らしいアクティビティで、冬におすすめ。観光客も少ないので混雑することもなく探検気分を満喫できます。
とくにおすすめは東洋のガラパゴスといわれる西表島。島の約90%を占める亜熱帯の原生林をさまざまなルートのトレッキングツアーで楽しむことができますよ。
星空観察
沖縄県には星空の人気スポットがたくさんあります。なかでもベストシーズンといわれるのは、空気がより澄んでいる1月から5月下旬です。2月なら天気が良ければ満天の星空をみることができますよ。
本島の那覇市周辺は街の明かりが多いものの、南部や北部エリアには、はっきりと星が見える人気の星空スポットが点在。恩納村や名護市などから星空ツアーも出ています。
宮古島では東端の東平安名崎が人気の星空スポット。美しい灯台と星空が印象的です。
沖縄の離島のなかでもっとも星空が有名なのは石垣島。国際ダークスカイ協会による星空保護区にも認定されています。夜のマングローブと星空観察を楽しめるツアーなども人気ですよ。
プロ野球のキャンプ
2月の沖縄といえば、プロ野球のキャンプがおなじみ。毎年キャンプの応援を目当てに沖縄を訪れるファンも大勢います。2024年に沖縄でキャンプを行なったのは以下のチームでした。
- 読売巨人軍:沖縄セルラースタジアム那覇(那覇市奥武山町)
- 東京ヤクルトスワローズ:ANA BALL PARK 浦添(浦添市仲間)
- 広島東洋カープ:コザしんきんスタジアム(沖縄市諸見里)
- 中日ドラゴンズ:Agreスタジアム北谷(中頭郡北谷町)
- 横浜DeNAベイスターズ:ユニオンですからスタジアム宜野湾(宜野湾市真志喜)
- 阪神タイガース:バイトするならエントリー宜野座スタジアム(国頭郡宜野座村宜野座)
- 東北楽天ゴールデンイーグルス:金武町ベースボールスタジアム(国頭郡金武町金武)
- 北海道日本ハムファイターズ:タピックスタジアム名護(名護市宮里2-1)
- 千葉ロッテマリーンズ:石垣市中央運動公園野球場(石垣市登野城)・糸満市西崎総合運動公園(糸満市西崎町)
キャンプは2月上旬または中旬から2月末までというチームがほとんど。期間中には練習試合も行われます。各チームの公式サイトなどで詳しい日程をチェックしていけば、選手たちの姿が見られてお得な気分になれますよ!
2月の沖縄の気温・服装をチェックして観光を楽しもう!
この記事では、沖縄の2月の気温と観光におすすめの服装を紹介しました。沖縄県の2月は観光のオフシーズンで旅費が安くなるうえ、混雑も少ないの狙い目です。しかも気温は東京の5月ほどで、快適そのもの。海水浴以外の観光にはむしろぴったりな季節だといえます。
ただし1日のなかの気温差や日によっての気温差が激しいので、重ね着で対応するなど最適な服装や持ち物を用意するのが大切。ぜひ事前に気温や気候をチェックして、沖縄旅行を快適に楽しんでくださいね!
※この記事の情報は、1991年〜2020年の平均を中心に、2024年12月1日現在の気象庁のデータをもとにまとめています。紹介した平均気温と降水量、気候は年により異なるため、旅行前には最新情報を確認してください。
cover photo by Pixabay
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