【2024年最新】箱根湯本から強羅への行き方4選!登山鉄道・バスなど最安・最速アクセス方法
強羅は、箱根湯本から電車なら約40分で行ける温泉地。かつての高級別荘地で、箱根美術館や庭園、箱根強羅公園など見どころも多い人気観光地です。箱根湯本からは電車、バス、タクシー、自家用車で行くことができます。 本記事では、箱根湯本から強羅に行く方法をご紹介。自分にぴったり合った移動手段を選び、旅を楽しんでくださいね。
強羅は、箱根湯本から電車なら約40分で行ける温泉地。かつての高級別荘地で、箱根美術館や庭園、箱根強羅公園など見どころも多い人気観光地です。箱根湯本からは電車、バス、タクシー、自家用車で行くことができます。
本記事では、箱根湯本から強羅に行く方法をご紹介。自分にぴったり合った移動手段を選び、旅を楽しんでくださいね。
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箱根湯本から強羅に行く方法は?距離は?
強羅は、箱根湯本から北西に直線距離で約7キロメートル離れた場所にあります。山間にあるため、電車、自動車ともに移動距離は少し伸びますが、それでも9キロメートルほど。日帰りでも気軽に訪れることのできる距離感です。
箱根湯本から強羅までの行き方は4つ!
箱根湯本は、新宿から小田急ロマンスカーに乗れば約73分で到着できる温泉地。箱根観光の玄関口であり、また多くの歴史的建造物が点在する魅力的な観光スポットとしても人気です。
強羅は、明治45年に温泉付き別荘地として開発されたエリア。当時の趣を感じられる温泉や宿泊施設、飲食店が並ぶ人気の観光地です。
箱根湯本から強羅への移動手段はおもに4つあり、最も使われているのは、箱根登山鉄道。
交通手段 | 時間 | 料金 |
---|---|---|
登山鉄道 | 約40分 | 460円 |
箱根登山バス | 約23分~ | 600円 |
タクシー | 約13分~ | 3,300円〜 |
車 | 約13分~ | - |
早朝や夜以外なら1時間に3本から4本運行していて、季節ごとの見どころも多いのが魅力です。
途中でハイキング気分を味わいたい方は、バスを使う方法もあります。箱根湯本から強羅への直通バスはほとんど運行されていません。しかしバスの所要時間は約14分と登山電車より短く、バス停から数分歩けば強羅に到着します。
荷物が多い方、人数が多い方はタクシーも便利!目的の宿や温泉まで迷わず到着できます。所要時間が最も短いのも魅力です。
そして箱根の魅力的なスポットを自由に巡りたい方や、途中の展望台などで景色をじっくり楽しみたい方は、自家用車やレンタカーがおすすめ。
このように、箱根湯本から強羅への移動ではさまざまな行き方を選ぶことができます。出発場所や時間、値段など、ご自身にぴったりな移動方法を選んでくださいね!
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箱根湯本から強羅まで登山鉄道でアクセス!
箱根湯本から強羅までの移動は、箱根登山鉄道がもっとも一般的でおすすめの行き方です。
箱根登山鉄道は、馬が引く馬車鉄道が主流だった明治33(1900)年に前身の小田原電気鉄道が開業したという、歴史ある路線です。箱根湯本から強羅までの登山鉄道線は、大正8(1919)年に開業しました。
途中にはケーブルカーを除く鉄道では日本一の急斜面があるため、スイッチバック方式を採用。停車駅や信号場で前後を入れ替えながら山を登っていきます。
約40分でアクセスでき、1番おすすめ
箱根湯本駅から強羅駅まで、箱根登山鉄道の所要時間は約40分。急斜面をゆっくりと進むため、所要時間はバスやタクシーより長めになります。
スイッチバック方式で山を登る箱根登山鉄道は、路線そのものが箱根観光の見どころの一つ。ゆったりとした運行を楽しみましょう!
箱根湯本から強羅までの料金は片道460円
箱根湯本駅から強羅駅までの料金は、大人が片道460円、子どもが片道230円。箱根登山鉄道強羅行きは3番線からの出発です。
新宿方面から小田急ロマンスカーで到着した場合、1番線ホームに到着します。そのまま前に歩いた右側が3番線なので、乗り換えは簡単です!
箱根登山鉄道からの景色は季節感が豊か
箱根登山鉄道の車窓からは、季節の木や花を眺められるのも魅力。新緑や紅葉の美しさでも知られていますが、とくに有名なのは、6月のあじさいです。
あじさいが見頃となるのは、例年6月中旬から7月初旬まで。この時期の箱根登山鉄道は「あじさい電車」と呼ばれ、夜にはあじさいのライトアップも行われます。
箱根湯本駅から約40分のゆったりした登山鉄道の旅を楽しむと、強羅駅に到着します。強羅駅は山の中のハブステーション。強羅駅からさらにバスやケーブルカーに乗り換えて箱根観光を楽しむこともできます。
箱根湯本から強羅へ鉄道で移動するメリット&デメリット
メリット
- 乗り換えが楽
- 運行本数が多い
- 途中の四季折々の景色がゆっくり楽しめる
デメリット
- 所要時間が他の移動方法より長い
- 混雑するため座れないこともある
強羅からの帰りも登山鉄道で出発!
強羅から箱根湯本に帰るときも、箱根登山鉄道の利用がおすすめです。
往路では混雑して座れなかった人も、帰りの方が座れる可能性は高くなります。その理由は、箱根周遊のゴールデンコースで帰る人が多く、帰りに箱根登山鉄道を利用する人は少ないから。
ゴールデンコースと呼ばれるルートは、箱根湯本駅から「箱根登山電車」で強羅駅へ→強羅駅から「箱根登山ケーブルカー」で早雲山駅へ→早雲山駅から「箱根ロープウェイ」で桃源台駅へ→桃源台港から「箱根海賊船」で箱根町港へ→箱根町港から「箱根登山バス」で箱根湯本駅へ戻るというコース。
これが箱根周遊の王道になっているため、箱根登山鉄道は、箱根湯本から強羅までの往路が混雑しやすいのに対して、強羅から箱根湯本への復路は混みにくくなります。
そのためあえてゴールデンコースを逆に回る人もいるほど。混むのが嫌という人は、逆回りを試して、帰りに登山鉄道を利用するのもおすすめです!
ハイキングを兼ねて、箱根登山バスもおすすめ
箱根湯本駅から箱根の各観光スポットに向かう交通手段としては、箱根登山バスもあります。ただし強羅駅行きは平日の朝2本のみ。箱根湯本からバスで強羅に行く際には、近くのバス停から歩くことになります。
強羅駅行き以外のバスで一般的なのは、桃源台線の桃源台(箱根)行やポーラ美術館行に乗って、宮城野橋バス停で降りる方法。宮城野橋バス停から強羅駅までは徒歩約9分です。階段もある坂道なので、少しだけ険しいと感じるかもしれません。
箱根登山バスの料金は片道600円
箱根湯本駅のバス乗り場は、東口を出てすぐ。バス乗り場の近くには箱根登山バス湯本案内所もあり、情報を聞いたり、お得な切符を買ったりすることができます。
箱根登山バスで、強羅に近い宮城野橋バス停まで乗った場合の片道料金は、600円です。
バス停から強羅駅までは9分ほど歩きますが、のんびり走る登山鉄道と比較して所要時間が短いのはバスの魅力。箱根湯本から宮城野橋バス停までは約14分で到着します。
箱根湯本から強羅へバスで移動するメリット&デメリット
メリット
- 所要時間が鉄道より短い
- 車内からの景色が楽しめる
- 比較的混みにくい
デメリット
- 強羅駅までは少し歩く
- 遅れや渋滞の可能性がある
電車やバス移動には箱根フリーパスがおすすめ!
新宿などから電車で来て、箱根登山鉄道と箱根登山バスを使う場合、「箱根フリーパス」の利用も便利です。
箱根フリーパスは、新宿などの小田急線の出発から、箱根での箱根登山鉄道、箱根登山バス(指定区間)、箱根登山ケーブルカー、箱根ロープウェイ、箱根海賊船、小田急ハイウェイバス(指定区間)、東海バス(指定区間)、観光施設めぐりバス(箱根登山バス)が乗り放題になるパス。
料金は、新宿発で2日間有効の場合、大人6,100円、子ども 1,100円。3日間有効なら大人6,500円、子ども 1,350円です。新宿発のほかにも町田発、藤沢発、小田原発のパスがあり、箱根に近づくほど安くなります。ゴールデンコースで箱根を堪能するなら、お得でうれしいですね!
利用条件や購入方法などの最新情報は公式サイトからご確認くださいね。
人数と荷物が多いならタクシーも便利
荷物が多い場合や、強羅での目的地につくまでに迷いそうな場合は、タクシーが便利です。
タクシー乗り場は箱根湯本駅の東口を出てすぐ。バス乗り場の近くにあります。土日や祝日は混雑することもあり、少し待つかもしれません。
タクシーの料金は片道3,300円前後
箱根湯本から強羅までタクシーで移動した場合、距離は約9キロメートルで、料金は3,300円前後です。4人で乗ったら1人当たりは825円。所要時間が約13分と最短なのは、タクシーの魅力ですね。
また強羅駅前にもタクシー乗り場があるため、帰りにタクシーに乗るのも簡単です。ただし混雑する時期には行列ができることもあります。
箱根湯本から強羅へタクシーで移動するメリット&デメリット
メリット
- 強羅周辺の目的地まで歩く必要がない
- 道に迷う心配がない
- 所要時間が短い
- 荷物が多くても楽
デメリット
- 料金は登山鉄道やバスより割高
- 混雑する時期は渋滞や順番待ちの可能性がある
自由に移動したいなら車やレンタカー
箱根には魅力的な観光スポットがいっぱい!自由に巡りたいなら自家用車やレンタカーがおすすめです。
車の場合、箱根湯本から箱根駅伝でおなじみの東海道(国道1号)を上り、県道723号と733号を経由して強羅に到着。所要時間は約13分で、登山鉄道やバスより短時間で行くことができます。
強羅駅周辺には1日500円から1,000円で利用できる駐車場もいくつかあるので、事前に候補をいくつか見つけておくのがおすすめです。
箱根湯本から強羅へ車で移動するメリット&デメリット
メリット
- 箱根周辺の多くの観光スポットを自由に移動できる
- 目的地まで歩く必要がない
- 所要時間も短い
デメリット
- 渋滞の可能性がある
- 混雑する時期は駐車に時間がかかる
目的に合わせて箱根湯本から強羅に行こう!
本記事では、箱根湯本から強羅まで、鉄道、バス、タクシー、車の4つの行き方について紹介しました。
箱根周遊で王道の移動手段は、箱根登山鉄道。料金が安く、便数が多いのはもちろん、ゆっくりと途中の景色を堪能できるのもうれしいポイントです。
混雑を避けたい方はバスに乗って、バス停から少し歩く方法もおすすめ。強羅からの帰りに登山鉄道を利用すれば、道路と鉄道、両方の景色を堪能できます。
強羅周辺で道に迷う心配がある方はタクシーも便利。距離は9キロメートルほどとあまり遠くないので、人数が多ければ料金も大幅に高くなるわけではありません。
そして箱根の観光スポットを自由に移動したいなら、やはり自家用車かレンタカーが最適。運転が好きな方にとっても、爽やかで楽しいワインディングロードになるはずですよ!
ご自身にぴったりな移動方法をプランニングして、強羅への旅を堪能してくださいね!
cover photo by Unsplash