【2024年最新】小田原エリアのおすすめ観光スポット13選！

小田原には人気の観光スポットがいっぱい！

小田原市は、小田原城で知られる歴史の街。戦国時代には北条氏の城下町として、江戸時代には宿場町として栄えてきました。小田原にはその歴史を今に伝える観光スポットが数多く残っています。

また相模湾の豊かな海の幸に恵まれた街としても有名。おいしい特産品を活かした観光スポットも人気を集めています。

今回は小田原の人気観光地13選を紹介！人気の有名スポットから穴場スポットまで厳選したので、ぜひ小田原観光の参考にしてみてくださいね。

小田原で絶対行きたいおすすめ観光地13選

小田原には関東を代表する名城や、意外な歴史人物ゆかりの神社、美味しい名所や、駅直結の人気施設など、おすすめの観光スポットがたくさんあります。

1日で巡ることもできますが、それぞれをじっくり楽しむのもおすすめですよ！

小田原城

難攻不落と言われた北条氏の居城​​

小田原城は、小田原市の象徴にもなっている歴史スポット。小田原駅から徒歩10分とアクセスも良好で、小田原旅行に来た観光客の多くが訪れます。

小田原市では小田原城の天守の高さを基準にして建物の高さを規制。そのため市内の多くの場所から天守を見ることができます。

小田原城は、大きな勢力を誇った戦国大名、北条氏の居城。明治時代に城のほとんどの建物が取り壊されましたが、江戸時代の図面や模型などを基に、昭和35年に天守を再建しました。

天守の内部は貴重な歴史資料がたくさん！小田原城の歴史を伝える甲冑や刀剣、絵図や古文書などで、当時の様子を知ることができます。

天守の最上階からは市内や相模湾などが一望でき、まさに絶景！城主気分が味わえる景色は一見の価値ありですよ。

小田原フラワーガーデン

熱帯植物と梅やバラが楽しめる花の庭園

小田原フラワーガーデンは、広さ4.2ヘクタール​​の広大な花の公園。メイン施設のトロピカルドーム温室は、小田原市のゴミ焼却施設である環境事業センターの余熱を利用しています​​。

直径40メートル、高さ22メートルのドーム内では美しいヒスイカズラ​​や、バナナ、ハイビスカスなど約300種類の熱帯植物が栽培されていて、南国ムードを味わえます。

小田原フラワーガーデンでは、トロピカルドーム温室以外は無料で入れます。公園面積の約半分を占めるのは渓流の梅園。約300種類500本の紅梅や白梅が1月中旬から3月中旬まで順に開花します。

また初夏と秋には約160品種360本のバラ、6月には花しょうぶなど、四季折々の花が咲き誇る公園は、のんびりとした散策にもぴったりですよ。

小田原城址公園

ミニ遊園地や忍者体験も楽しめる広大な公園

小田原城址公園は、小田原城の天守と本丸を中心に、広大な敷地を整備した公園です。デジタル技術を駆使したSAMURAI館​​やNINJA館など、さまざまな施設で小田原城の歴史を体験することができます。

土日や祝日には本丸広場で、甲冑・打掛・忍者衣装の着付け体験を開催。武士や忍者、お姫様に扮して記念撮影をすることもできますよ！

公園内にあるこども遊園地は小さな子どもたちに人気です。豆汽車やバッテリーカーは1回80円で乗れるなど、リーズナブルなのもうれしいポイント。

そして小田原城址公園は、春には約300本のソメイヨシノが咲き誇るなど、花の名所としても有名です。小田原梅まつり​​や小田原桜まつり​​、小田原城あじさい花菖蒲まつり、菊花展など、花のお祭りも数多く開かれています。

報徳二宮神社​​

学問の神様に合格祈願！二宮尊徳を祀る神社

報徳二宮神社は、小田原城址公園内にある神社。二宮尊徳（金次郎）を祀っており、多くの人が学業成就や合格祈願に訪れます。

二宮尊徳は、農村改革の指導者として600もの農村を復興させた江戸時代の人物で、「経済なき道徳は戯言であり、道徳なき経済は犯罪である」と説きました。

神社の敷地には、今ではほとんど見られなくなった二宮金次郎像もあります。これは昭和3年に、昭和天皇即位御大礼記念として寄進されたもの。同じ像が全国の小学校に約1000体寄贈されたうち、現在残っているのは1体だけだそうです。​​

境内庭園にあるきんじろうカフェはおしゃれなオープンカフェ。金次郎さんの絵柄が入った開運キャラメルカプチーノや、二宮尊徳とゆかりのある北海道赤井川村の牛乳で作られたきんじろうソフトなどが大人気です。​​

ミナカ小田原

グルメやお土産が集結！小田原の最新人気スポット

ミナカ小田原は2020年12月にオープンした観光スポット。小田原駅直結という便利さもあって、すでに定番の観光スポットになっています。

「みなか」は「真ん中(中心)」という意味の古語。万葉集には富士山を示す意味としても使われています。

​​道路に面した小田原新城下町は、江戸の宿場町をイメージしたエリア！その奥にはホテルや飲食店、ショップ、図書館などが入ったタワー棟があり、歴史と最新が融合した複合施設になっています。

ミナカ小田原で観光客に人気なのは、小田原グルメが堪能できる西湘フードスタジアムや、スイーツや水産加工品が揃った城下町市場。

最上階には展望足湯庭園もあり、小田原市街を見下ろしながら箱根湯本の天然温泉を楽しめます。​​小田原観光で疲れた帰りに立ち寄るのもおすすめですよ！

鈴廣かまぼこの里

小田原名物かまぼこのテーマパーク

小田原を代表する名産品が、小田原かまぼこ。鈴廣かまぼこの里は、小田原かまぼこを代表する老舗・鈴廣が作ったかまぼこのテーマパークです。

箱根登山鉄道の風祭駅直結で電車でのアクセスが便利。車の場合も小田原から箱根に向かう国道1号沿いにあり、すぐに見つけることができます。

かまぼこの里は、かまぼこの奥深さを堪能できるスポット。かまぼこ博物館では、かまぼこの手作り体験や職人技の見学ができ、かまぼこバーでは、職人手作りのかまぼこを食べ比べできます。

カフェや茶屋、レストラン、かまぼこのお土産ショップもあり、かまぼこ三昧の時間を過ごせますよ！

小田原漁港（早川漁港）

海鮮グルメを堪能できる漁港スポット

小田原駅の隣の早川駅から歩いて行ける小田原漁港は、早川漁港とも呼ばれる港。日本三大深湾の一つである相模湾に面した小田原漁港には、四季折々のさまざまな魚が水揚げ​​されます。

小田原漁港周辺の観光エリアがおさかな通り。水揚げされたばかりの魚介類を扱う飲食店やお土産店がずらりと並んでいます。休日には串焼きなども販売されるので、食べ歩きもおすすめ！

海と橋が作る絶景の名所としても知られていますよ。

小田原漁港の2階にある魚市場食堂は、魚市場直結の食堂として有名です。

そして小田原漁港にあるTOTOCO小田原は、日本初の漁港の駅。魚や水産加工品をはじめとした小田原の名産品が揃い、​​食事も楽しめます。

TOTOCO小田原では毎月第2土曜日​​の朝9時から小田原・港の朝市も開催。売り切れ次第終了なのでお早めにお出かけください！

神奈川県立生命の星・地球博物館

巨大な標本に圧倒される博物館

神奈川県立生命の星・地球博物館は、地球の歴史と生命の営み、自然について学べる博物館。箱根登山鉄道の入生田駅から徒歩約3分とアクセスも便利なスポットです​​！

高さ約3.2メートルの立体百科事典や、200インチの大型スクリーンを使ったインタラクティブ・クイズ映像など、ユニークな展示がいっぱいで、大人から子どもまで、楽しみながら学べる博物館。​​

中でもいちばんの魅力は、恐竜やクジラの骨格など、巨大な展示が多いことです。初めて見た人は、その迫力に圧倒されますよ！

石垣山一夜城

真実は?豊臣秀吉の一夜城の跡

石垣山一夜城は、豊臣秀吉が一夜で築いたという伝説から名付けられた城。秀吉が総石垣の城を築いたことから石垣山と呼ばれるようになった山に石垣などが残り、国指定の史跡に選定されています。

小高い山の上にある一夜城は、天正18（1590）年の小田原合戦の本営として築いたもの。二の丸跡は広い芝生広場になっていて、城の規模がうかがえます。山の上から眺める小田原と相模湾の絶景も有名です。

一夜城は、のべ4万人が約80日間​​かけて建てた城。周囲を覆っていた樹木を完成後一気に切り払って、まるで一夜で築城したかのように見せたというのが通説ですが、実は大規模な工事は小田原城から丸見えだったはずとも言われています。

北条早雲像

火牛の計がモチーフ！小田原の英雄の巨大像

小田原駅西口ロータリーにある北条早雲公の像は、戦国時代初期に相模を平定した北条氏の祖を讃える銅像です。高さ5.7メートル、重さ7トンの銅像は、日本最大級！

早雲公が大森氏を攻めて小田原城を奪取した際に、牛の角に松明をつけて大軍勢に見せかけた火牛の計の作戦がモチーフになっています。

その後、小田原城が難攻不落となったのは、3代当主・北条氏康の時代。町全体を総延長9キロメートルの土塁と空堀で囲むことで、小田原は日本一の城郭都市となりました。

外郎（ういろう）博物館

創業650年！元祖ういろう店の博物館

小田原市内を車で走っていて「小田原城が見えた！」と勘違いする人も多いのが、株式会社ういろうの店舗です。

「ういろう」といえば、ようかんに似た和菓子ですが、もともとは小田原で25代650年続く外郎（ういろう）家という家系を表す言葉。

室町時代に外郎家の初代が作った薬を「ういろう」と呼ぶようになり、2代目が薬を買いに来たお客をもてなすためにお菓子を作ったところ「お菓子のういろう」として評判になったという歴史があります。

株式会社ういろうのお城のような店構えは、外郎家の伝統の象徴。遺言によって地震で傷むたびに建て直しを行ったそうです。店舗には小さな博物館が併設されていて、ういろうの歴史を​​知ることができます。

尊徳記念館・二宮尊徳生家

努力の人 二宮金次郎の生涯を知ろう！

報徳二宮神社に祀られている二宮尊徳は小田原市栢山​​の生まれ。藁葺き屋根の生家が大切に保存、公開されています。

隣接する尊徳記念館は、二宮尊徳の生涯や教えを知ることができる展示館。さらに会議室や宿泊室もあって、講座やサークル活動など生涯学習活動にも使うことができます。二宮尊徳ゆかりの施設で勉強すれば、やる気もアップするかもしれませんね！

御幸の浜

散策も楽しめる絶景の海岸

御幸の浜は、伊豆半島や三浦半島、房総半島まで見渡せる絶景の海岸。明治6（1873）年に明治天皇が漁夫の地引網をご鑑賞したことで御幸の浜と呼ばれるようになりました。​​

海辺の散策も楽しめ、夏には海水浴客でにぎわう御幸の浜ですが、近年はSNSの人気スポットにもなっています。

SNSで話題なのは、海へと続くトンネル。入り口近くに立ってトンネル側から撮影するとシルエットが浮かび上がって、映えると評判になっています。フォトジェニックな一枚にもぜひチャレンジしてくださいね！

小田原の人気観光スポットを満喫しよう

この記事では、小田原のおすすめ観光スポットを13選ご紹介しました。じっくり楽しみたい名所や見どころが多い小田原は、何度でも行きたくなる街。

ぜひ紹介した観光スポットを参考に、小田原の観光を楽しんでくださいね！

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