【2025年最新】カプリ島旅行の費用はいくら？日数の予算や物価を解説

南イタリアに浮かぶ宝石のような島、カプリ島。この記事では、カプリ島旅行にかかる費用を徹底的に解説します！航空券やホテル代はもちろん、現地での食事や交通費、観光にかかるお金まで、具体的な金額を交えて紹介。3泊4日・4泊5日の期間別、人数別の予算シミュレーションから、旅費をぐっと抑える節約術まで、あなたの夢を叶えるための情報を詰め込みました。

2025年11月1日

ライター

NEWT編集部（AIサポート）

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Contents

カプリ島旅行の基本情報
カプリ地区 vs アナカプリ地区
ベストシーズン（4～5月、9～10月）
ハイシーズン（6～8月）
オフシーズン（11～3月）
カプリ島の物価は？滞在費の目安

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カプリ島旅行の基本情報

まずは、旅の計画に欠かせないカプリ島の基本情報をチェックしましょう！日本とは異なるお金や時差など、事前に知っておくと安心です。

項目	詳細
場所	南イタリア、ナポリ湾に浮かぶ島
通貨	ユーロ（€）
日本との時差	通常期は-8時間、サマータイム期間は-7時間。日本のほうが進んでいます。
ビザ	90日以内の観光目的の滞在であればビザは不要です。
ETIAS（エティアス）	2026年以降、ヨーロッパへ渡航する際に必要となる電子渡航認証システム。導入時期は延期される可能性もあるため、渡航前に最新情報を外務省海外安全ホームページなどで確認しましょう。
言語	イタリア語
アクセス	日本からの直行便はなく、ローマやミラノなどで乗り継ぎ、ナポリ国際空港へ。ナポリ港から高速船またはフェリーで約50分～1時間20分。

カプリ地区 vs アナカプリ地区

カプリ島は、大きく分けて2つの地区があります。島の玄関口「マリーナ・グランデ港」からケーブルカーで上がった場所にあるのが、高級ブティックやレストランが軒を連ねる華やかなカプリ地区。そして、さらにバスで島の高台へと向かった先にあるのが、静かで落ち着いた雰囲気のアナカプリ地区です。

どちらに滞在するかで、旅のスタイルと予算が大きく変わるのがポイント！

カプリ地区：高級ブランド店が並ぶ「カメレッレ通り」や、人々が集う「ウンベルト1世広場（ピアツェッタ）」があり、常に活気に満ちています。利便性はばつぐんですが、ホテルやレストランの料金は高め。ラグジュアリーなリゾート気分を味わいたい方におすすめです。
アナカプリ地区：観光客よりも地元の人々の生活が感じられる、のどかなエリア。島の最高峰ソラーロ山へのチェアリフト乗り場もここにあります。カプリ地区に比べて物価がリーズナブルで、手頃な価格のホテルやおいしい家庭料理のレストランが見つかります。静かに景色を楽しみたい方や、カプリ島旅行の費用を抑えたい方にぴったりの選択肢です！

実は、旅慣れた人ほどアナカプリ地区を拠点にえらびます。なぜなら、宿泊費を抑えた分、憧れの「青の洞窟」をめぐるボートツアーをプライベートでチャーターしたり、絶景レストランで豪華なディナーを楽しんだりと、旅の体験そのものにお金を使えるからです。カプリ島旅行の費用を賢く計画するなら、「アナカプリ地区に泊まる」のが賢い選択といえるでしょう！

ベストシーズン（4～5月、9～10月）

気候が穏やかで過ごしやすく、観光に最適なのが春と秋のシーズン。真夏ほどの混雑はなく、航空券やホテルの料金も少し落ち着きます。特に春は島中に花が咲き乱れ、最もうつくしい季節という人も。9月でもまだまだ海水浴が楽しめるあたたかさです。費用と快適さのバランスを考えると、最高のシーズンといえるでしょう！

ハイシーズン（6～8月）

太陽がきらめくビーチリゾートを満喫したいなら、この時期が一番！海水浴やボートツアーに絶好のシーズンで、島全体が活気に満ち溢れます。ただし、世界中から観光客が訪れるため、航空券やホテル代は年間で最も高騰する時期。有名な「青の洞窟」も混雑し、長時間待つことも。予算は多めに準備が必要です。

オフシーズン（11～3月）

旅行費用を最も安く抑えられるのが冬のオフシーズン。しかし、天候が不安定で、雨の日が多くなります。海が荒れて「青の洞窟」に入れない日が増え、フェリーが欠航することも。多くのお店やレストランが冬季休業に入るため、静かに過ごしたい人向けの時期といえます。

カプリ島の物価は？滞在費の目安

カプリ島は世界的な高級リゾート地のため、イタリア本土のほかの都市と比べると物価は高めです。特にカプリ地区の中心部では、レストランやカフェの料金が割高になります。滞在中の費用感を掴むために、現地の物価の目安を見てみましょう。

商品・サービス	現地価格	日本円換算
ミネラルウォーター（500ml）	2～3ユーロ	約357〜536円
エスプレッソ（バールで立ち飲み）	1.5～2.5ユーロ	約268〜447円
ジェラート（2フレーバー）	4～6ユーロ	約714〜1072円
ローカル食堂でのランチ（パスタ等）	15～25ユーロ	約2,679〜4,466円
観光地レストランでのディナー	40～80ユーロ以上	約7,145〜14,290円
島内バス（1回券）	2.40ユーロ	約429円
ケーブルカー（1回券）	2.40ユーロ	約429円

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カプリ島旅行でかかる費用の目安一覧＆ツアー相場

それでは、実際にカプリ島へ旅行する場合、合計でどれくらいの費用がかかるのでしょうか？ここでは、日本からの渡航で現実的な「3泊5日」と、少し余裕のある「4泊6日」の2つのプランで、人数別の総費用をシミュレーションしました。

日数	大人1人	大人2人	家族4人（大人2人+子ども2人）
3泊5日	約31万円～	約62万円～	約100万円～
4泊6日	約36万円～	約72万円～	約118万円～

※上記は航空券とホテル代を抑えた場合の最低料金の目安です。ハイシーズンやホテルのランクによっては、さらに費用がかかります。

3泊5日のカプリ島旅行・費用の内訳＆予算

集中してカプリ島での滞在を楽しむ、王道プランです。青の洞窟や島内観光をしっかり満喫できます！

費用項目	1名あたりの費用目安
航空券	約15万円～
ホテル（3泊）	約6万円～
食事	約4万円～
交通費	約1.6万円～
観光・アクティビティ	約1.5万円～
Wi-Fi・通信費	約0.3万円～
海外旅行保険	約0.2万円～
お土産・その他	約2万円～
合計	約30.6万円～

4泊6日のカプリ島旅行・費用の内訳＆予算

1日長く滞在することで、よりゆったりと島時間を過ごせます。カプリ島だけでなく、船でアマルフィやポジターノなどへ日帰り旅行する余裕も生まれますよ。

費用項目	1名あたりの費用目安
航空券	約15万円～
ホテル（4泊）	約8万円～
食事	約5.5万円～
交通費	約1.8万円～
観光・アクティビティ	約2万円～
Wi-Fi・通信費	約0.4万円～
海外旅行保険	約0.3万円～
お土産・その他	約2.5万円～
合計	約35.5万円～

カプリ島旅行のツアー相場

航空券とホテルの手配、空港から港への移動など、個人手配が不安な方にはパッケージツアーがおすすめです。費用はホテルのグレードや時期によって大きく変わりますが、旅行会社が厳選したホテルに泊まれる安心感があります。

旅行日数	東京発・大人1人あたり
6日間	約23～40万円
7日間	約36～40万円

※カプリ島を含むイタリア周遊ツアーの参考価格

カプリ島旅行の費用内訳を徹底解説！

ここからは、各費用の項目について、さらに詳しく見ていきましょう。相場だけでなく、節約するためのポイントも紹介するので、ぜひ予算計画の参考にしてくださいね！

航空券費用

カプリ島旅行の費用の中で、最も大きな割合を占めるのが航空券代です。日本からカプリ島への直行便はないため、まずは玄関口となるナポリ国際空港（NAP）を目指します。ローマや中東の都市などで乗り継ぐのが一般的です。

航空券の料金は、時期によって大きく変動します。旅行客が少ないオフシーズン（11～3月）には往復11万円台から見つかることもありますが、ハイシーズン（7～8月）には20万円以上に跳ね上がることも珍しくありません。費用を抑えるには、早めの予約と安い時期を狙うのが鉄則です！

項目	予算相場	節約相場	備考
航空券	15～22万円	11万円～	乗り継ぎ1回。LCCの利用や半年前の早期予約で安くなる傾向があります。

ホテル・宿泊費用

航空券の次に大きな出費となるのがホテル代です。前述の通り、カプリ地区とアナカプリ地区では料金に大きな差があります。

カプリ地区には、1泊10万円を超えるような高級ホテルも多く、スタンダードなホテルでも1泊5万円以上が相場です。一方、アナカプリ地区なら、清潔で景色のいいB&B（ベッド＆ブレックファスト）やプチホテルが1泊2万円台から見つかります。賢く節約するなら、断然アナカプリ地区での宿泊がおすすめです！

項目	予算相場（カプリ地区）	節約相場（アナカプリ地区）	備考
ホテル代（1泊1室2名）	3～10万円	2～4万円	時期やホテルのランク、眺望によって大きく変動します。

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食費

カプリ島では、新鮮な魚介を使った料理や、名産のレモンを使ったパスタやドルチェなど、絶品グルメが楽しめます！食事の費用は、お店のランクによって大きく変わります。

港やカプリ地区の広場に面したレストランは景色もいいですが、料金は高め。ディナーなら1人1万円以上かかることも。一方、アナカプリ地区の路地裏にある「トラットリア」と呼ばれる大衆食堂なら、おいしいパスタが約15ユーロ（約2,679円）から楽しめます。

イタリアのレストランでは、「コペルト（Coperto）」と呼ばれる席料が1人あたり2～3ユーロ（約357～534円）かかるのが一般的です。これはチップとは別なので覚えておきましょう（※）。

※イタリアではチップは義務ではありません。良いサービスを受けたときやサービス外のことをしてもらったときに渡せばOKです

項目	予算相場（レストラン中心）	節約相場（軽食・ピザ等）	備考
食事代（1日1名あたり）	1.5～2.5万円	0.8～1.2万円	朝食はホテル代に含まれていることが多いです。昼食はパニーニや切り売りピザで済ませると節約になります。

交通費用

カプリ島旅行の交通費は、主に「ナポリからカプリ島への船代」と「島内の移動費」の2つです。

ナポリ港からカプリ島へは、高速船（Nave VeloceやAliscafo）とフェリー（Traghetto）が運航しています。高速船は約45分で到着し、料金は片道25ユーロ（約4,466円）前後。フェリーは少し時間がかかり約1時間20分ですが、料金は14〜20ユーロ（約2,500〜3,572円）前後と安めです。

島内の主な交通手段は、ミニサイズの市バスとケーブルカー。どちらも1回券が2.40ユーロ（約429円）。タクシーもありますが、料金が非常に高いので観光での利用はあまりおすすめできません。

項目	予算相場	節約相場	備考
ナポリ⇔カプリ島フェリー（往復）	50ユーロ（約8,932円）	28ユーロ（約5,000円）	節約するならフェリーをえらびましょう。
島内交通費（1日あたり）	10ユーロ（約1,786円）	7.20ユーロ（約1,286円）	1日に4回以上バスに乗るなら、7.20ユーロの1日乗車券がおトクです！

観光・アクティビティ費用

カプリ島の一番の目玉は、なんといっても「青の洞窟」！この洞窟に入るための料金は少し複雑なので、しっかり理解しておきましょう。

まず、マリーナ・グランデ港から出ている洞窟周辺をめぐるボートツアーに乗るのが一般的で、これが約21ユーロ（約3,751円）。そして、洞窟の入口で手漕ぎの小舟に乗り換えるのですが、この小舟代と洞窟の入場料を合わせて18ユーロ（約3,215円）を現金で支払います。つまり、合計で1人あたり39ユーロ（約6,966円）はかかる計算に。

そのほか、アナカプリからソラーロ山へ登るチェアリフトは往復12ユーロ（約2,143円）、絶景で知られるアウグストゥス公園の入場料は1ユーロ（約170円）です。

項目	予算相場	節約相場	備考
青の洞窟（ボートツアー込）	39ユーロ（約6,966円）	-	節約は困難。ツアー代と入場料は別々にかかります。
ソラーロ山チェアリフト	12ユーロ（約2,040円）	9ユーロ（約1,607円）	往復料金。片道（9ユーロ）だけ利用して帰りはハイキングも楽しめます。
アウグストゥス公園	2.5ユーロ（約447円）	-	1ユーロで絶景が楽しめるコスパ最強スポットです！

お土産・ショッピング費用

カプリ島には、ここでしか手に入らない魅力的なお土産がたくさん！定番は、レモンリキュールの「リモンチェッロ」やレモンの形をした石鹸、そしてオーダーメイドのサンダルです。

また、修道院発祥の香水ブランド「カルトゥージア」も有名。香水は1本1万円以上しますが、リップバームやミニソープなら手頃な価格で購入できます。ショッピング好きなら、お土産代は多めに見積もっておくといいでしょう。

項目	予算相場	節約相場	備考
お土産代（滞在中合計）	2～5万円	0.5～1.5万円	リモンチェッロやレモン石鹸などは比較的リーズナブル。

Wi-Fi・通信費用

地図アプリを使ったり、素敵な写真をSNSにアップしたりと、海外旅行でもインターネットは必須ですよね。スマホ世代の皆さんには、日本からレンタルできるポケットWi-Fiや、手軽なeSIMがおすすめです。

料金はデータ容量によって変わりますが、ヨーロッパ周遊プランで1日あたり600～1,500円程度が相場。同行者とシェアすれば、さらにおトクになります。

項目	予算相場	節約相場	備考
通信費（1日あたり）	1,200円～	300円～	複数人で利用する場合は無制限プランが安心です。eSIMや携帯会社の海外ローミングも選択肢の一つ。

海外旅行保険費用

慣れない海外では、思わぬ病気やケガ、盗難などのトラブルに遭う可能性も。イタリアは医療費が高額になることがあるため、海外旅行保険には必ず加入しておきましょう。

保険料は補償内容や期間によって異なりますが、5～7日間の旅行で2,000～3,000円程度が目安。クレジットカードに付帯している保険もありますが、補償内容が十分か事前に確認しておくことが大切です。

項目	予算相場（補償充実）	節約相場（基本補償）	備考
保険料（5～7日間）	2,000円～	3,000円～	治療・救援費用は1,000万円以上のプランをえらぶと安心です。

カプリ島旅行の費用を安くする5つのコツ

最後に、憧れのカプリ島旅行の費用を賢く抑えるためのとっておきのコツを5つご紹介します！

安い時期を狙う
最も効果的なのは、旅行時期を調整すること。航空券やホテルが最も高くなる7～8月をさけ、気候もよく料金も少し落ち着く4～5月や9～10月のベストシーズンを狙いましょう。
アナカプリ地区に泊まる
これが最大の節約ポイント！カプリ地区ではなく、物価の安いアナカプリ地区に宿泊するだけで、宿泊費を半分近くに抑えることも可能です。浮いた予算で、ワンランク上の食事や体験を楽しみましょう。
島内交通はバス一日券を活用する
アナカプリを拠点に「青の洞窟」や「カプリ地区」へ観光に出かけると、1日に何度もバスを利用することになります。1回券は2.40ユーロですが、1日券は7.20ユーロ。4回乗れば元が取れるので、アクティブに動く日は1日券の購入が断然おトクです！
食事はメリハリをつける
毎食レストランで豪華に……となると食費がかさんでしまいます。ディナーは景色のいいレストランで奮発し、ランチは地元の人が利用するデリでおいしいパニーニを買ったり、切り売りピザを楽しんだりしてメリハリをつけるのがおすすめです。
航空券とホテルはセットでおトクに予約する
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