天国の海はハワイにある夢のような人気観光スポット!見どころや行き方などを解説
天国の海とよばれるサンドバーはハワイのビーチの中でも、特別な美しさを持つ場所。浅い珊瑚礁に溜まったサンドバーが干潮のときだけ白い陸地を作り、まるで天国のような光景を作り出すのです。 この記事では、天国の海の見どころや行き方などを紹介します。天国の海で楽しめるアクティビティや注意点も解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!
天国の海とよばれるサンドバーはハワイのビーチの中でも、特別な美しさを持つ場所。浅い珊瑚礁に溜まったサンドバーが干潮のときだけ白い陸地を作り、まるで天国のような光景を作り出すのです。
この記事では、天国の海の見どころや行き方などを紹介します。天国の海で楽しめるアクティビティや注意点も解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!
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ハワイにある天国の海の基本情報
天国の海(別名:天使の海)は、ハワイにある絶景で知られる海のエリア。いったいどのような海なのでしょうか。
天国の海とは?
ハワイにある天国の海と呼ばれるエリアは、透明度の高いエメラルドグリーンの海の中に白い砂浜が浮かび上がったような場所。オアフ島のカネオヘ湾の沖にあり、360度の海の中に真っ白な砂浜だけがある光景はとても神秘的です。白い砂浜が現れるのは干潮のときだけ。潮の満ち引きによって数時間後にはまた海の中に消えていきます。ツアーの時間帯によっては島にならないことも。その場合は広い海の中の浅瀬を体験できます。
天国の海は天使の海とも呼ばれますが、この2つの名前はサンドバーに案内してくれるツアー会社による呼び方の違いです。天国の海へ行く2つのツアーがあり、最大手で老舗のキャプテン・ブルースは天国の海、もうひとつのキャプテン・ボブは天使の海と呼んでいます。また行くことができるエリアはツアーによって異なるので、事前にツアー内容をチェックするといいでしょう。
天国の海の特徴
天国の海の特徴となっているのが、サンドバー。砂が堆積し、干潮の時だけ陸地となる場所です。サンドバーがあるのはカネオヘ湾沖で、オアフ島から約800メートルの距離にあり、沿岸からは見ることができません。ボートでしか行くことができないスポットです。
この天国の海のエリアはアメリカで最大の珊瑚礁で、自然環境としても貴重な場所。ハワイ州では一日に訪問できる人数を制限し、保護しています。
天国の海の歴史
ハワイ諸島は海底火山が噴火する場所をプレートが移動することで次々にできた島々。オアフ島は約2,500万年前の海底火山でその形成が始まりました。 そして約350万年前に西のワイアナエ火山と東のコオラウ火山が繋がって、今のオアフ島の形が完成。約100万年前に起きた大地震でコオラウ山脈からカネオヘ湾へ向かって巨大な地滑りが発生しました。
そのカネオヘ湾沖に巨大な珊瑚礁ができたのは約1万2,000年前。 湾内に流れ込む砂が少しずつ蓄積し、サンドバーが形成されていきました。このサンドバーは今もオアフ島に向かって成長しています。
フラの伝説
天国の海と呼ばれるサンドバーはフラの女神のラカが火の神ペレにフラを捧げたという伝説が残っているフラの聖地。1820年からフラはアメリカ人宣教師たちに異教の舞踊とみなされ、禁止されましたが、ネイティブハワイアンたちは陸地からは見ることができないサンドバーでフラを神に捧げ続けたそうです。
天国の海のツアーの歴史
この天国の海のツアーを発案したのは、ハワイヨットレースの元チャンピオンであるキャプテン・ブルース。オアフ島からから約800メートル沖に現れるエメラルドグリーンの浅い海へ友人たちを連れて行ったのがそのきっかけでした。キャプテン・ブルースは1983年にハワイ州政府から営業許可を取得してカネオへ湾初のツアー会社を設立。ツアー会社として最初に申請を行ったため、キャプテン・ブルースは天国の海で最大のサンドバーに独占的に停泊する許可を得ています。
天国の海があるオアフ島ってどんな島?
オアフ島はハワイの島々の中では3番目の大きさ。しかしハワイの人口の大半が集まっている島です。多彩な人々・人種が集まることから、別名はギャザリング・プレイス(集いの場所)。ハワイ先住民の伝統と西欧、そして日本などの移民の文化が融合しています。
ハワイの観光地としても圧倒的な人気を誇る島。大都会のホノルルや世界を代表するリゾート地のワイキキ、ハナウマ湾やクアロア牧場など人気スポットがあるイーストオアフ、ビッグウェイブを求めてサーファーが集まるノースショア、広大な畑が広がるセントラルオアフ、ゴルフなどのアトラクションが盛んなウエストオアフと、見どころも盛りだくさんです!
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天国の海の楽しみ方・見どころ
天国の海は美しい珊瑚礁とサンドバーを堪能するスポット。天国のような景色を眺めるだけでも至福の時間を過ごせますが、ほかにはどのような楽しみ方があるのでしょうか。ここからは、天国の海を満喫するツアー内容の見どころを紹介します。
サンドバータイム
サンドバータイムでは、サンドバーに近づき、ぎりぎりの深さのところに停泊。サンドバーに降り立ちます。サンドバーは、季節や潮の満ち引きによって水面の高さが変わり、 砂の陸地が完全に出ているときもあれば、浅瀬になっているときも。
周囲360度が深い海なのに立っている場所はビーチやエメラルドグリーンの浅瀬という不思議な世界が広がります。そこはまさに天国の海。ゆっくり散歩をして、たくさん写真を撮りましょう!
シュノーケリング
天国の海は浅瀬で静かな海なので、初心者でもシュノーケリングを楽しめるのがポイント。ハワイ固有種を含む50種以上の魚が泳ぐスポットで浅いところからスタートし、基礎をしっかりと教えてもらいながら、徐々に深場にも挑戦することができます。
タートルウォッチング
ツアー中の楽しみのひとつがタートルウォッチング。自然の生き物なので100%ではないものの、ウミガメの生息域に行くためほぼ確実にウミガメに出会えます。ゆったりと泳ぐウミガメを見ていると癒やされますよ!ただし追いかけたり触ったりはしないようにしてくださいね。
SUPやカヤックなどのマリンアクティビティ
ツアーではSUP(スタンドアップパドル)やカヤックも楽しめます。リーフに囲まれたカネオヘ湾は波が穏やかなのでSUPの練習には最適。SUPが初めてでも挑戦しやすいのが魅力です。海のじゅうたんと呼ばれているビッグマットもおすすめ。海の上で座ったり、寝っ転がったり、落としあいをして遊んだりと、自由に楽しめます。
またツアーによっては船上バーベキューやバナナボートなどを楽しめるツアーも。やりたいことからツアーを選んでもいいかもしれません。
天国の海観光に最適なシーズンは?
天国の海は一年中訪れることができる観光スポット。ではそのなかでも最適なシーズンはいつなのでしょうか?
ベストシーズンは乾季
天国の海の美しさを堪能し、綺麗な写真を撮るなら、太陽の明るい光がぜひほしいところ。そのためおすすめの時期はハワイの乾季(5月から10月)となります。この時期なら雨が降る確率が低く、ほとんどの時間は明るい光が降り注ぐので、美しい写真をたくさん撮ることができます。
観光客が少ない時期を狙うなら雨季も
ハワイの雨季は雨が降り続くわけではないので、雨季でもじゅうぶんに楽しむことはできます。ただし突然の雨でアクティビティを楽しめない場合も。雨が降ると肌寒く感じることもあるので、服装には注意してください。
時期よりも重要なのは潮の干満
実は時期よりも重要なのは、潮の干満です。サンドバーが白い島のようになるのは干潮の時刻。それもなるべく潮が大きく動く日の干潮です。逆に満潮の時刻に行ってしまうと普通の遠浅の海に見えて天国の海らしさがあまり感じられないこともあります。
カネオヘ湾の潮位を調べられるサイトで干潮の時刻を確認し、スケジュールを合わせて訪れるのがおすすめ。砂浜が海面に出現するのは予測が0.2フィートを下回る日時です。
天国の海の見学方法は?予約は必要?
夢のような景色を体験できる天国の海。ここでは天国の海の観光方法や予約についてご紹介します。
天国の海へ行くにはツアー参加が必須!
天国の海は個人では行けない場所。立ち入りが制限されていることもあり、許可を得ているツアーに参加するのが唯一の方法になります。
天国の海ツアーを行っているツアー会社は何社かありますが、もっとも有名かつサンドバーに上陸できるのはキャプテン・ブルースです。前述のようにカネオヘ湾で最初に観光許可を得た会社で、最大のサンドバーに上陸できるのはこのツアーだけになります。
事前予約は必要?
天国の海ツアーはとても人気が高いので予約は必須。ハワイ旅行が決まったらすぐに予約をするのがおすすめです。天国の海ツアーはモーニングツアーやアフタヌーンツアー、夏限定のアーリーモーニングツアーなどがあります。
白い砂浜はほぼ毎日姿を現しますが、ツアーが行われている昼間の時間帯に島の形になるのは年間50日から60日ほど。最適なタイミングの日はとくに争奪戦となりがちなので、早めに予約するようにしてください。
天国の海ツアーに要する時間
キャプテン・ブルースの天国の海ツアーの場合、出港から帰港までの所要時間は約2時間45分。ワイキキの送迎込みの所要時間は約5時間です。
夏季限定のアーリーモーニングツアーは7時出航で9時45分に帰港。モーニングツアーは9時出航で11時45分に帰港(夏季のアーリーモーニングツアー催行中は10時15分出航、13時に帰港)、アフターヌーンツアーは12時15時出航で15時に帰港(夏季のアーリーモーニングツアー催行中は休業)となります。
その他のツアー会社のツアーは所要時間もさまざま。7時間ほどのツアーもあるのでぴったりのツアーを探してみてくださいね。
天国の海へのアクセス・行き方
天国の海ツアーはカネオヘ湾で唯一の公共ボートハーバーであるヘエイアケア・ボートハーバーから出発します。ハーバーがあるのはヘエイア州立公園の隣です。船に乗ったら、沖合800メートルのサンドバーまでは約10分で到着します。
ツアーでは宿泊ホテルからの送迎あり
ヘエイアケア・ボートハーバーはワイキキから少し離れた場所にありますが、心配はいりません。キャプテン・ブルースをはじめとした主なツアーではワイキキの主要ホテルからの送迎サービスを実施しています。キャプテン・ブルースの場合、公式サイトに送迎場所となるホテルの一覧が掲載されています。決められた時間に指定のホテルの前で待っているだけなので安心ですね!
自力で行く場合はレンタカーも
ヘエイアケア・ボートハーバーまで自力で行く場合、自動車が一般的な方法です。ツアー帰りに他の観光地に寄ってくることもできるので、レンタカーを借りている場合はこの方法がいいかもしれませんね。
ワイキキからの行き方は、H1フリーウェイのウェスト方面(H1 West)に乗り、20Aの出口(Exit 20A)で降りてリケリケ・ハイウェイ(Likelike Hwy) に合流します。そして山を越え、カネオヘのインターセクションでカメハメハ・ハイウェイ(Kamehameha Hwy)に入ってください。 ワイキキからの所要時間は約45分です。
バスもおすすめ
送迎を使わず、レンタカーがない場合は、ホノルル市内からザ・バスを利用する方法もあります。アラモアナ・センターから60番のバスに乗車。ヘエイアケア・ボートハーバー前で下車します。所要時間は1時間強です。
天国の海の観光における注意点
天国の海は大切に守られている特別な場所。そして海のツアーならではの注意点もあります。続いては天国の海の観光で気をつけたいことをご紹介しましょう。
何も残さない、何も持ち帰らない、何も変えない!
貴重な珊瑚礁には絶対にゴミを残してはいけません。とくにビニール袋はウミガメが食べて死んでしまうこともあるので、うっかり海に落とさないよう気をつけてください。飲み残したものを海に流すのも禁止です。
また天国の海の砂は長い年月をかけて堆積したものなので、ほんの少しでも持ち帰ってはいけません。珊瑚のかけらなども同じ。自然のものは絶対に持ち帰らないようにしましょう。
そしてサンドバーの砂で山を作るなど変化をつけるのも推奨されません。美しい自然は可能な限り自然のままにしておきましょう。
ウミガメを追わない、触れない!
ハワイではウミガメは大切に保護されています。遭遇したときはそっと遠くから見守るようにしてください。触れるのはもちろん、追いかけるのもウミガメにはストレスになります。写真や動画を撮っていると夢中になって追いかけがちなので、気をつけてください。
水着を着用+体が冷えない服装で
ツアーには濡れても大丈夫な服装で参加します。基本的に着替える場所はないので、水着を着用してから集合場所に行ってください。日差しをさえぎるものが何もないのでラッシュガードを着て、濡れたときに体が冷えないよう、長袖のトレーナーなど上から羽織るものも持っていくようにするといいでしょう。
スプレータイプの日焼け止めに注意
天国の海ツアーでは日焼け止めはぜひ持参すべきですが、飛び散った日焼け止めでボートの床が滑りやすくなり危険なのでスプレータイプの日焼け止めには注意が必要です。日焼け止めはスプレータイプではないものを持っていくようにしてください。
パスポートが必要か確認する
海のツアーなのでパスポートや現金、クレジットカードを持っていくか悩む人も多いはず。キャプテン・ブルースのツアーでは現金やクレジットカードはあると便利とされていて、逆にパスポートは不要と明記しています。ツアーによってはパスポートの提示が必要な場合もあるかもしれません。貴重品所取り扱いについては予約の際に確認するようにしてください。
天国の海を満喫しよう!
天国の海はカネオヘ湾にある絶景の海。周囲360度を海に囲まれた白いビーチはまさに天国です。訪れる際はできるだけ干潮のタイミングにあうようスケジュールを立てるのがおすすめ。早めに予約をして、天国の海をぜひ訪れてみてください。
天国の海ツアー(運営会社Pinpoint Marketing. LLC)の基本情報 | |
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住所 | 46-499 KAMEHAMEHA HWY., KANE`OHE, HAWAI`I 96744 |
電話 | +1-808-922-2343 |
営業時間 | 【1便出航時間】2024年6月3日〜8月10日は7:00、8月12日〜9月21日は7:30、9月23日〜2025年3月31日は 9:00 【2便出航時間】2024年6月3日〜8月10日は10:15、8月12日〜9月21日は10:45、9月23日〜2025年3月31日は12:15 |
休業日 | 日曜日 |
アクセス | ワイキキの各ホテルから送迎 |
料金 | 大人(13歳以上)159ドル(約24,114円)、子ども (2-12歳)149ドル(約22,597円)、幼児(1歳以下)無料 |
公式サイト |
cover photo by PIXTA
※記事のレートは2024年7月31日現在、1ドル=151.66円で計算しています。