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スイスの物価は高い?費用や予算、日本との比較も
スイスは、アルプスの壮大な景色や美しい街並みで知られています。本記事では、スイスの物価を徹底解説します。費用や予算、日本との比較も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

スイスは、アルプスの壮大な景色や美しい街並みで知られています。ただし、「スイスの物価は高いの?」と気になる方も多いのではないのでしょうか?
そこで本記事では、スイスの物価を徹底解説します。費用や予算、日本との比較も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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スイスの最新物価情報!日本と徹底比較
結論として、スイスの物価は世界でもトップクラスに高い傾向です。実際、日本と比較すると多くの場面で2〜3倍以上の価格差を感じることが珍しくなく、とくに外食費、交通費、宿泊費が高額です。
スイスの主要都市、チューリッヒやジュネーブは世界の生活費が高い都市ランキングで常に上位に入っており、旅行者も物価の高さを実感します。
ただし、スーパーマーケットなどで自炊を工夫すれば食費を抑えることは可能です。特に2024〜2025年は円安の影響もあり、フラン高で日本人にとって体感物価がさらに上昇しています。
このように、通常の消費活動や観光において、スイスは日本と比べてかなり高額な支出を覚悟する必要があるでしょう。
商品・項目 | スイス価格(CHF) | スイス価格(日本円目安) | 日本価格(目安) |
ミネラルウォーター(500ml/スーパー) | 1 CHF | 約 190円 | 約 120円→100円(統一価格) |
レストランでの食事(ディナー)→観光地レストラン | 80 CHF | 約 15,200円 | 約 5,000円→2000円(統一価格) |
ローカルな食堂(ランチセット) | 25 CHF | 約 4,750円 | 約 1,000円→1500円(統一価格) |
コーヒー(カフェ) | 5.50 CHF | 約 1,045円 | 約 500円 |
ビール(レストラン/500ml) | 8 CHF | 約 1,520円 | 約 600円→500円(統一価格) |
ビッグマックセット | 15 CHF | 約 2,850円 | 約 750円 |
タクシー初乗り(チューリッヒ) | 7 CHF | 約 1,330円 | 約 500円(1.5km) |
鉄道(チューリッヒ〜ベルン/片道) | 51 CHF | 約 9,690円 | 約 3,000円(同距離比較) |
バス(チューリッヒ市内/1回券) | 4.60 CHF | 約 874円 | 約 210円 |
ホテル代(3つ星/1泊) | 250 CHF | 約 47,500円 | 約 15,000円 |
家賃(1ベッドルーム・市内/月) | 3,000 CHF | 約 570,000円 | 約 150,000円(東京) |
※2025年11月時点(1CHF=約190円)のレートで換算
※日本価格は東京都内のおおよその目安
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スイスの食費はどのくらい?
スイス旅行で最も予算を圧迫するのが「食費」です。スイスは外食が非常に高いことで有名。ディナーはもちろん、ランチでも日本円で3,000円〜4,000円かかるのが当たり前です。
レストランやカフェの物価
観光地のレストランでチーズフォンデュやラクレットなどのスイス名物を楽しむ場合、1人あたり50 CHF(約9,500円)以上は見ておきましょう。カジュアルなカフェでコーヒーとクロワッサンを頼むだけでも、10 CHF(約1,900円)を超えることがあります。
スイスの主なグルメの相場(レストラン)
- チーズフォンデュ(1人前): 30 CHF〜(約5,700円〜)
- ラクレット(1人前): 35 CHF〜(約6,650円〜)
- ピザ(マルゲリータ): 20 CHF〜(約3,800円〜)
- パスタ: 25 CHF〜(約4,750円〜)
食費を抑えるならスーパーが最強!
物価の高いスイスで食費を抑えたいなら、現地最大手スーパーの「Coop(コープ)」と「Migros(ミグロ)」の活用が最も効果的です。両チェーンは全国規模で店舗展開しており、サンドイッチやパン、惣菜、ヨーグルト、サラダボウルなどを比較的手ごろな価格で購入できます。
実際の価格イメージは、サンドイッチが3〜10CHF(約600〜1,900円)、サラダボウルは9〜15CHF(約1,700〜2,900円)、パンや菓子パンは1~4CHF(約200~700円)程度が目安です。
ミネラルウォーター(1.5L)はスーパーだと1CHF(約200円)前後で購入できることが多い傾向です。現地の人々にも人気なテイクアウトコーナー(デリ)を利用して、外食を減らしスーパーを上手に活用するのが、スイス旅行中の節約には欠かせません。
スイスの交通費・移動費は高い?
スイス旅行の魅力は、鉄道の旅です。しかし、食費と並んで「交通費」も非常に高いのが特徴です。その分、交通網は完璧に整備されており、時間通りに快適に移動できます。
鉄道(SBB)の費用
スイスの鉄道(SBB)は主要都市間を効率よく結ぶ交通機関ですが、正規運賃(片道)は日本よりも高く感じられます。
例えば、チューリッヒからベルンまで約1時間の距離で片道51CHF(約9,700円)、チューリッヒからルツェルンまで約50分で片道26CHF(約4,900円)、ジュネーブからインターラーケンまでは約2時間50分の距離で片道95CHF(約18,000円)が公式サイトで確認できる標準運賃です。
一部サイトや報道で割引運賃やオンライン特価が記載されている場合もありますが、「一般的な正規運賃(フルプライス)」は表記の水準が基本になります。長距離移動や観光ルートで使う場合、事前予約で割引チケットやパスを利用しない限り、かなりの出費となるため、旅の予算計画には注意が必要です。
市内交通(バス・トラム)
チューリッヒやジュネーブなどの市内移動に便利なバスやトラムも、日本と比較すると割高です。チューリッヒ市内の1回券(1時間有効)は4.60 CHF(約874円)。日本の感覚で「ちょっとそこまで」と乗ると、運賃の高さに驚くでしょう。
タクシー料金
スイスでタクシーを利用する際の初乗り料金は、都市や会社ごとに若干の差がありますが、チューリッヒ市内の場合だと一般的に5~6.5CHF(約950~1,240円)が目安です。
乗車後は1kmごとに約2CHF(約350円)が加算されるため、短距離でも料金が急速に高くなるのが特徴。市内移動なら路線バスやトラムの1回券(約4.60CHF)を使う方が圧倒的に安価で便利です。
タクシーは緊急時や、荷物が多い場合以外はあまりおすすめできません。空港や駅から市街地の移動も、公共交通機関が充実しているため鉄道・バスを使うのが賢い選択です。
スイスの観光・ホテル代の相場
物価の高いスイスでは、観光費用やホテル代もかなりの予算が必要です。特にアルプスなどの山岳観光地は、専用の登山鉄道やロープウェイの料金が高額になる傾向があります。
観光・アクティビティの費用
スイス観光で人気のユングフラウヨッホ展望台へは、インターラーケン発の登山鉄道往復運賃が2025年時点で223.8CHF(約42,500円)からとなっています。
シルトホルン展望台への往復ケーブルカー料金はミューレン発で85.60CHF(約16,200円)が正規料金です。また、チューリッヒのスイス国立博物館の入館料は大人13CHF(約2,500円)です。
いずれも物価の高さは目立ちますが、アルプスの絶景や世界的観光スポットとしての価値は十分あると言えるでしょう。
ホテル代の相場
ホテル代もスイスは非常に高い傾向です。特に夏(7〜8月)のハイシーズンや、大都市(チューリッヒ、ジュネーブ)、人気観光地(インターラーケン、ツェルマット)では高騰します。
- ホステル(ドミトリー): 1泊 50〜80 CHF(約9,500〜15,200円)
- 3つ星ホテル(中級): 1泊 200〜300 CHF(約38,000〜57,000円)
- 4つ星以上(高級): 1泊 400 CHF〜(約76,000円〜)
宿泊費を少しでも抑えたい場合は、都市部から少し離れた場所や、Airbnb(民泊)の利用も検討してみましょう。
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スイスの通貨・為替レート
スイスで使われている通貨は「スイスフラン(CHF)」です。ヨーロッパの多くの国がユーロ(EUR)を導入していますが、スイスはEU非加盟国のため、独自の通貨を使用しています。
2025年11月現在の為替レートは、1スイスフラン(CHF)=約190円です。(※レートは日々変動します)
両替は、日本の空港や銀行でも可能ですが、現地スイスの空港や駅、銀行、ATMでキャッシングする方がレートが良い場合が多い傾向です。
スイスはキャッシュレス化が進んでおり、ほとんどのレストランやお店、交通機関でクレジットカード(Visa, Mastercard)が利用できるため、多額の現金を持ち歩く必要はありません。
スイス旅行の費用相場は?
物価の高いスイスですが、航空券やホテルの選び方、現地での過ごし方次第で、旅行費用は大きく変わります。ここでは、スイス旅行の一般的な費用相場を、期間別に簡潔に紹介します!
3泊5日のスイス旅行の費用相場
チューリッヒやジュネーブなどの1都市滞在、または近郊の観光(ルツェルンなど)を楽しむ弾丸プランです。
費用項目 | 1名あたりの費用目安 |
航空券(往復) | 約 200,000円〜 |
ホテル代(3泊) | 約 120,000円〜 |
現地費用(食費・交通費・観光) | 約 60,000円〜 |
合計 | 約 380,000円〜 |
1週間(5泊7日)のスイス旅行の費用相場
スイスの主要都市(チューリッヒ、ベルン)とアルプス(インターラーケン周辺)など、複数のエリアを周遊できるプランです。
費用項目 | 1名あたりの費用目安 |
航空券(往復) | 約 200,000円〜 |
ホテル代(5泊) | 約 200,000円〜 |
現地費用(食費・交通費・観光) | 約 150,000円〜 |
合計 | 約 550,000円〜 |
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スイス旅行の費用を抑える5つのコツ
スイスの物価は高いですが、旅行費用を賢く節約(セーブ)するコツもあります。ここでは、海外旅行初心者でも簡単に実践できる5つの方法をご紹介します!
1. 「スイストラベルパス」を徹底活用!
スイス国内を広範囲に移動するなら、「スイストラベルパス(Swiss Travel Pass)」は必須アイテムです。スイス国鉄(SBB)をはじめ、国内の主要な鉄道、バス、湖船が乗り放題になります。
さらに、リギ山やシュタンザーホルンなどの山岳交通が無料になるほか、ユングフラウヨッホなどの高額な山岳鉄道も割引(25%〜50%)になります。
約500カ所の美術館・博物館の入場も無料になる、魔法のようなパスです。交通費の比較や計算の手間が省け、結果的に費用を抑えられる場合が多いので、ぜひ検討してください!
2. 食費はスーパー(Coop・Migros)で節約
前述の通り、食費を抑えるカギはスーパー(Coop、Migros)の活用です。
レストランでの外食は1日1回までと決め、朝食や昼食はスーパーのデリやパン、ヨーグルトで済ませるだけで、食費は半分以下に抑えられます。
スーパーのオリジナルブランド(PB)商品は、さらにお得でおすすめです。
3. 水道水を飲む(水筒持参)
スイスは世界でも水の品質が高い国として知られており、ほとんどの地域で水道水をそのまま飲むことができます。街中にある水飲み場や泉も、特別な注意書き(例:「Kein Trinkwasser」「Eau non potable」=飲用不可)がない限り、飲用可能です。
スーパーで販売されているミネラルウォーターは比較的安価ですが、レストランで注文すると5CHF(約1,000円)以上かかる場合が多く、費用が高くなる傾向です。
旅行時はマイボトル(水筒)を持参し、ホテルや公共の水飲み場、水道で給水することで、飲料代を大幅に節約できます。ただし、「Kein Trinkwasser」の表示がある場所では飲まないよう、注意が必要です。
4. ランチセット「Tagesteller」を狙う
スイスのレストランで食事をする場合、ディナーよりもランチの方がリーズナブルです。多くの店では「Tagesteller」や「Menü」などと呼ばれる本日のランチセットを20~30CHF(約4,000~6,000円)程度で提供しています。
夜はスーパーで軽食を済ませ、ランチでしっかり食事を楽しむのが、物価の高いスイスで賢く食費を抑えるコツです。
ランチセットは、前菜・主菜・サラダなどがセットになっていて、手頃な価格ながらボリュームも十分。多くの現地人や観光客にも人気があります。
5. オフシーズン(春・秋)を狙う
スイスの観光は、旅行費用を抑えるならオフシーズンもおすすめです。夏(6月〜8月)は観光のピークで航空券やホテル代が最も高くなりますが、春(4月〜6月)や秋(9月〜10月)は気候も比較的穏やかで、景色も美しく、多くの観光地が混雑しません。
この時期は航空券や宿泊費の相場も下がり、お得に旅を楽しみやすくなります。花々が咲き誇る春や紅葉が楽しめる秋は、自然や街歩きにも最適な季節です。
物価は高いけど魅力たっぷり!スイス旅行を楽しもう
スイスは物価が高い国ですが、価格に見合うだけの特別な体験が数多くあります。アルプスの大自然や整然とした美しい街並み、時間に正確な鉄道網など、ここでしか味わえない魅力が旅人を魅了します。
移動費を節約したいなら「スイストラベルパス」などの鉄道パスを活用し、食事や日用品はスーパーを利用するのが有効です。現地の物価情報や節約術を参考にして予算計画を立てれば、コストを抑えつつも感動的なスイス旅行を実現できます。
本記事を参考に、しっかりと予算と節約の計画を立てて、一生の思い出に残るスイス旅行に出かけましょう!
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋
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