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ホアンキエム湖はベトナムにある観光地!絶景スポットや歴史などを解説

ベトナムの首都であるハノイ。その街の中心に位置するホアンキエム湖は、観光客にはもちろん、市民の憩いの場所としても愛されてきました。 この記事では、ホアンキエム湖の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ハノイに行く際には、ぜひこの記事で情報をチェックしてホアンキエム湖を観光してみてくださいね!

ライター
sorano
日本全国、絶景を求めてあちこち旅へ。その季節のその時間にしか見られない一瞬をカメラに収めることが好き。空も海も、山も森も好き。日本の移り行く四季に心揺さぶられ、日本の色に魅了されています。43都道府県を巡り、全国制覇を計画中。現在はアメリカ在住の絶景ハンターです。
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ベトナムの首都であるハノイ。その街の中心に位置するホアンキエム湖は、観光客にはもちろん、市民の憩いの場所としても愛されてきました。
この記事では、ホアンキエム湖の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ハノイに行く際には、ぜひこの記事で情報をチェックしてホアンキエム湖を観光してみてくださいね!

Contents

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ホアンキエム湖の基本情報

photo by Unsplash

ホアンキエム湖はその美しい景観が人気なだけでなく、ハノイの歴史を感じられる遺跡です。ここではまず、ホアンキエム湖の基本情報について解説します。

ホアンキエム湖とは?

ホアンキエム湖は、ベトナムのハノイ市中心部に位置する天然の淡水湖で、ハノイの人気の観光スポットです。湖の周囲には豊かな自然が広がり、カフェやレストランも多く立ち並んでいます。

北岸近くの小島には18世紀に建てられた「玉山祠」があり、赤い木製のフク橋が島と岸を結びます。湖中央には亀の塔が立ち、夜間はライトアップされて一層幻想的な雰囲気が漂います。

ホアンキエム湖の大きさは、約12ヘクタールと、徒歩1時間で一周できるほどの大きさで、エメラルド湖や海軍の湖とも呼ばれています。週末には湖周辺でストリートミュージックやフォークゲームを楽しむことができ、湖周辺の散策や写真撮影に最適です。歴史的価値も高く、ハノイを訪れる際には必見のスポットです。

ホアンキエム湖の亀の伝説⁉︎

ホアンキエム湖にはベトナムの黎朝初代皇帝黎利と大亀の伝説が言い伝えられています。ベトナムの黎朝(れいちょう)時代の初代皇帝は、神から授かった宝剣を用いて明との戦いに勝利しました。

その後、湖に現れた大亀が「平和が訪れたので、剣を竜王に返すべき」と皇帝に伝え、皇帝はこの啓示に従い、湖の小島で剣を返還しました。この出来事から湖は「還(ホアン)剣(キエム)湖」と呼ばれるようになりました。

亀の塔はその返還の場所を示すために建てられ、玉山祠の本堂にはホアンキエム湖の伝説に関わっているとされている大亀がまつられています。

ホアンキエム湖の歴史

ホアンキエム湖は、歴史の中で幾度も変遷を遂げた場所です。元々は紅河とつながる細長い入り江で、水軍の演習場として使われていました。17世紀、政治の実権を握ったチン氏が湖中央に道を造り、湖を南北に分断しました。

その後、フランスの植民地支配が始まり、1884年から湖周辺は再建され大規模な埋め立てが行われ、現在の形となりました。ハノイの中心にあるホアンキエム湖は、ハノイの歴史の中心でもある遺跡なんです。

ホアンキエム湖のあるハノイってこんな街!

ハノイは、ベトナムの首都であり、観光地としても人気です。ユニークなベトナム独自の文化の背景には、フランス統治時代の歴史を感じます。異国情緒漂うハノイには、ベトナム屈指の世界遺産である「ハロン湾」があり、自然も豊かです。

しかし、ハロン湾はホアンキエム湖があるハノイ市街からアクセスするには、日帰りだと厳しい距離になるので、1泊以上のツアーを組むのがおすすめです。

ハノイはホアンキエム湖だけでなく、ハノイ旧市街やタンロン遺跡などさまざまな見どころが点在している観光スポットにあふれた街です。

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ホアンキエム湖観光の見どころ

photo by Unsplash

ハノイのランドマークであるホアンキエム湖。湖の周りには多くの観光スポットがあり、散策や写真撮影に最適!ここからは、そんなホアンキエム湖の見どころをご紹介していきます!

ホアンキエム湖の象徴!亀の塔

photo by pixabay

亀の塔は、湖の南にある小島に建つ小さな塔。実際にこの塔に行くことはできませんが、湖のどこからでも見ることができるホアンキエム湖のシンボルです。ホアンキエム湖の伝説に出てくる宝剣を返上した場所と伝えられています。

夜はこの塔がライトアップされ、ホアンキエム湖は雰囲気が一変。美しく幻想的に浮かび上がり、写真撮影にも最適です。地元ではデートスポットとしても人気なんだとか。湖周辺は夜遅くまでにぎやかなので、ライトアップされた景観を楽しみながら地元民になった気分で夜のハノイを満喫するのもいいですね。

赤い橋を渡った先の玉山祠(ぎょくさんじ)も必見!

photo by Unsplash

ホアンキエム湖のゴックソン島に位置する玉山祠は、歴史と信仰に満ちた場所です。赤いフク橋を渡って行くことができ、橋の中央からは玉山祠と反対側に位置する亀の塔のパノラマビューを楽しむことができます。

玉山祠も、夜のライトアップはとても幻想的で人気です。玉山祠は14世紀に小さな寺として始まり、18世紀に武廟が建てられましたが、後に再び寺として修復され、19世紀後半には文化・教育活動の中心となりました。

また、1968年にホアンキエム湖で捕獲された体長2メートルの大亀の剥製が展示されており、「亀の伝説」に関連するとされています。ホアンキエム湖周辺の散策と併せて、歴史と自然の調和を楽しむことができる場所です。

ベトナムの神話に触れるタンロン水上人形劇場

photo by pixabay

ホアンキエム湖の近くにあるタンロン水上人形劇も必見です!ベトナム独特の伝統芸術で、何世紀にもわたり発展してきました。

11世紀にハノイ周辺の農村で始まり、当初は農業や漁業、日常生活を描いていましたが、現在では古代伝説や神話、歴史を題材にしており、ホアンキエム湖に伝わる亀の伝説も演目に含まれています。

伝統音楽の生演奏とともに、人形が水面でコミカルに動くパフォーマンスは言葉が分からなくても十分に楽しめますよ!

ベトナム最古のハノイ大教会は一度は行くべき!

photo by Unsplash

ハノイ大教会は、1886年に建設され、その美しいゴシック様式の建物は訪れる人々を魅了します。正式にはセントジョセフ教会という名称で、ベトナムのカトリック教会の中でも最も重要な教会の一つです。

仏領時代の1868年、仏教寺院の跡地に建設され、その後、現在のネオ・ゴシック様式に改築されました。ミサの時間は無料で入館することができます。内部は真っ白の壁に高い天井がある神秘的な空間です。

館内にあるステンドグラスはイタリアのヴェネツィアから持ち込まれたもので、一見の価値があります。入場料はかからず、ホアンキエム湖から徒歩5分ほどの場所にあるので、ぜひ訪れてみてくださいね。

ホアンキエム湖観光に最適なシーズンは?時間帯は?

photo by pixabay

ここまではホアンキエム湖の見どころについてご紹介しました。ここからは、ホアンキエム湖を観光する際のおすすめの時期や時間帯をご紹介します。

ベストシーズンは快適に過ごせる11月〜4月

ベトナムには雨季と乾季があります。乾季とされている11月〜4月は雨が降りにくく、カラッとした天気が続くので観光に最適。気温も比較的涼しく、快適に過ごすことができるので、湖の周辺の景色を存分に楽しむことができるでしょう!

特に12月から2月は気温が下がり、湖周辺を散策しているとあっという間に時間が過ぎてしまいますよ。また、この時期はホアンキエム湖で開催されるイベントやお祭りも多いので、おすすめです。

観光客が少ない時期を狙うなら6月~8月

ベストシーズンを避けた6月〜8月は雨季のため、ベトナム観光はオフシーズンとされています。雨季は猛暑で雨も多く、ジメジメとして過ごしやすいとは決して言えない気候かつ、台風が多くなりやすい時期です。

一方で、航空券やホテル代が安くなる傾向があり、観光客も少なくなるので狙い目。また、ホアンキエム湖周辺は雨季でもそこまでの暑さを感じないので、湖周辺の観光をメインに旅行に行くのであれば雨季でもおすすめですよ。

週末の夜は歩行者天国!お祭り騒ぎ!

ホアンキエム湖は昼は穏やかな雰囲気ですが、夜のライトアップも幻想的で人気。また、ホアンキエム湖周辺は金曜から日曜の夜には歩行者天国となり、湖周辺はお祭りのような雰囲気で屋台や大道芸で賑わいます。

特に湖の北部のエリアは観光客や地元民で週末を楽しむ人々の姿でいっぱい。ハノイ旧市街も近く、昼夜問わず湖と旧市街を巡るのが観光の定番コースとなっています。

ホアンキエム湖を観光するのにお金はかかる?

photo by pixabay

一日中観光客が絶えず、地元民の憩いの場としても人気のホアンキエム湖ですが、入場料や営業時間はあるのでしょうか。以下で詳しく解説していきます。

ホアンキエム湖周辺の散策は無料!

ホアンキエム湖自体は入場ゲートなどはなく、無料で散策できます。湖周辺には広々とした遊歩道があり、至る所にベンチが置いてあるので、自分の好きな場所を探してみましょう!

本を片手にのんびりしたり、写真撮影を楽しんだりとハノイの観光地を無料で満喫することができますよ。

玉山祠は入場料が必要!

ホアンキエム湖自体は入場料はありませんが、湖の橋を渡った先にある玉山祠は入場料がかかります。料金は大人一人30,000VND(日本円で約185円)、学生は15,000VND(日本円で約92円)、15歳以下の子どもは無料となっています。営業時間は、8時から18時で定休日はありません。

ホアンキエム湖を訪れる際には、ぜひ伝説の亀を見たり、ハノイの歴史や文化を感じられる玉山祠に行ってみてくださいね。

タンロン水上人形劇場は予約が必要!

ホアンキエム湖近くのタンロン水上人形劇場は観光客に人気が高く、チケットが売り切れることもあるので、予約するのがおすすめです。チケットは大人1等席が10万ドン、2等席が6万ドン、子どもは6万ドンです。

1日で色々な演目を数回公演しており、1公演は約1時間。時期により公演時間が変わるため、事前に確認しておきましょう!劇場自体は、8時30分から20時30分まで営業しており、定休日はなく、いつでも公演を見ることができます。

公式HP:https://www.thanglongwaterpuppet.org/

ホアンキエム湖を散策するなら1時間+α

ホアンキエム湖周辺は1時間ほどあれば一周できます。そのため、お気に入りのスポットを探して写真撮影を楽しむなら1時間あれば十分ですが、ご紹介した玉山祠や水上人形劇などの観光地も巡るなら半日は欲しいところ。

また、夜に訪れると湖やその周辺は昼とは異なった魅力があるので、昼と夜に訪れてその違いを感じてみてくださいね!

ホアンキエム湖へのアクセス・行き方

photo by Unsplash

続いて、ハノイ空港からホアンキエム湖までのアクセス方法についてご紹介していきます。ベトナムは電車や地下鉄など公共交通機関が整備されていないため、移動はタクシーが一般的な移動手段になります。空港に着いてから焦ることがないように、事前にしっかり確認しておきましょう。

最も一般的な移動はタクシー

ハノイ旧市街への移動方法で最もおすすめなのは、タクシーです。タクシーでの移動だと、所要時間は大体50分ほどです。

空港のタクシー乗り場では色々なタクシーを見かけると思いますが、おすすめは車体が緑色の「MAILINH TAXI(マイリンタクシー)」と車体が白い「TAXI GROUP(タクシーグループ)」です。タクシー乗り場では、先頭に止まっているタクシーを選ばなくてもいいので、上記のような大手のタクシー会社のタクシーを選びましょう。ベトナムでは、タクシーが大きくなるほど料金が高くなるため、必要な大きさのタクシーを選ぶようにすると多少料金を抑えることができます。 

大手のタクシー以外に乗った場合、ぼったくりなどの詐欺にあう可能性もあるため、乗車時はメーターがしっかり動いているか確認しましょう。

料金は、乗り降りする場所にもよりますが、450,000VND前後が相場です。日本円で3000円かからないくらいなので、数名で乗る場合はお得に早くアクセスできますよ。

費用を節約するならバスも!

ハノイ空港からホアンキエム湖まではバスで行くことも可能です。約1時間30分かかるので時間がかかってもタクシーより費用を抑えたい方におすすめです。バスはいくつかありますが、ホアンキエム湖に行くならオレンジ色の86番のバスに乗りましょう。バス乗り場は国際線到着ロビーを背にして、左方向にあります。

朝から夜中まで25分間隔で運行されていて、料金はどこから乗ってもどこで降りても35,000VND、日本円だと約220円ほど。タクシーよりかなりリーズナブルに移動できます。料金は先払いではなく、乗車後に運転手が徴収に来るのでそのときに支払えばOKです。

ホアンキエム湖というバス停はないので、近くのバス停で降車しましょう。おすすめのバス停は、7駅目のバス停(162 Trần Quang Khải - Viện Quy

Hoạch Thủy Lợi)です。バスを降りてから徒歩5分ほどでホアンキエム湖に到着します。

ホテルからの送迎車を利用するのもおすすめ

もしホアンキエム湖の近くにホテルを予約するなら、ホテルの送迎車を利用するのも移動手段となります。大手のホテルなら送迎車のサービスがある場合も多いので、事前にホテルのHPなどでチェックしておきましょう。送迎車のサービスは事前予約制の可能性が高いので、現地で焦らずに済むのもメリットです。

ホアンキエム湖観光における注意点

photo by pixabay

ハノイを代表する観光スポットであるホアンキエム湖ですが、行く際には注意することもあります。ここからはその注意点についてお伝えするので、事前に確認しましょう。

場所や時間帯によってはスリなどの軽犯罪に注意!

ハノイの中心にあるホアンキエム湖は観光客が多く訪れるため、比較的安全な観光スポットです。特に遊歩道は夜遅くまで明るく、人通りが多いので大きな犯罪に巻き込まれることは珍しいでしょう。

一方で、人通りが多い場所や夜の時間帯を狙ってスリやひったくりの被害に遭う可能性があります。パスポートや財布は簡単に取れるところや見えるところで管理しないようにし、バッグはしっかりとチャックをしめて体の前側で持つなど工夫して観光するようにしましょう。

シクロを利用するなら観光目的で!

ベトナムらしい乗り物の一つとして人気のシクロ。日本の人力車のような三輪タクシーで、ベトナムの文化を体験できます。ホアンキエム湖をシクロで一周して、風景を楽しむ観光目的で利用するのがおすすめです。料金は10万ドン程度です。

車のように早いわけではないので、遠くへ移動する場合はタクシーを利用するようにしましょう。

ホアンキエム湖の観光を満喫しよう

photo by Unsplash

この記事では、ホアンキエム湖の観光に関する見どころや見学方法、アクセス、注意点などをご紹介しました。ハノイの中心にあるホアンキエム湖は、歴史が詰まった地元民の憩いの場でもある素敵な場所です。

ぜひ紹介した情報を参考に、ホアンキエム湖の観光を満喫してみてくださいね!

ホアンキエム湖(Ho Hoan Kiem)の基本情報

住所

Dinh Tien Hoang, Quan Hoan Kiem, Ha Noi

電話

なし

営業時間

24時間

休業日

なし

アクセス

ハノイ空港からタクシーで約45分〜1時間

料金

無料

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