公用語
ブリュッセルでは、フランス語とオランダ語の2つが公用語です。街中の道路標識や駅名は両方の言語で表記されていますが、実際に街で耳にするのはフランス語が多めです。また、EU本部を擁する国際都市であるため、英語の通用度も高く、観光地やレストランでは英語で問題なくコミュニケーションが取れます。挨拶で「ボンジュール」と一言添えると、現地の方とより良い関係が築けるでしょう。
宗教
ブリュッセルでは、カトリックが主に信仰されています。現在は多くの移民を受け入れている多国籍都市でもあるため、イスラム教など多様な信仰を持つ人々も共存しています。観光客に求められる厳しい規律はありませんが、教会内部などを見学する際は、帽子を脱ぎ、静粛にするなど、場所への敬意を払って芸術や建築を楽しみましょう。
通貨
ブリュッセルの通貨は「ユーロ(€)」です。日本円からの両替は、現地の銀行や両替所を利用するよりも、街中のATMでクレジットカードを使ってキャッシングする方がレートが良い傾向にあります。基本はカード社会ですが、チップや有料トイレの利用時など、1ユーロなどのコインが活躍する場面も多いため、小銭は確保しておきましょう。
クレジットカード、キャッシュレス決済
ブリュッセルではキャッシュレス化がかなり浸透しています。レストランやショップはもちろん、地下鉄やトラムもクレジットカードのタッチ決済で乗車できるほど便利です。ブランドはVISAかMastercardがおすすめです。ただし、クリスマスマーケットなどの屋台や、老舗の個人商店、街中の公衆トイレでは現金しか使えないケースがあります。カードをメインにしつつ、少額の現金を常に持ち歩くのが安心です。
費用
ブリュッセル旅行4泊6日の費用は約20〜30万円が目安です。内訳は以下の通りです。
・航空券:往復で約15万円~
・ホテル費:1泊あたり約1万5千円〜
・食事費:1日あたり約1万円程度〜
・交通費:1日あたり約1,000円〜
上記に加えてお土産や入場料などの費用も考慮しましょう。
ビザ
ブリュッセルは、現在、観光目的で90日以内の短期滞在であればビザなしで入国できます。ただし、パスポートの有効期限がシェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月以上残っている必要があるため、出発前に必ず確認しましょう。欧州への渡航認証制度「ETIAS(エティアス)」の導入も2026年以降に予定されています。旅行時期によっては開始されている可能性があるため、最新情報のチェックを行いましょう。
日本との時差
日本とブリュッセルの時差は8時間です。日本が8時間早く進んでおり、例えば日本が12時の時はブリュッセルでは朝の4時です。 ただし、サマータイム期間(3月の最終日曜日〜10月の最終日曜日)は時差が7時間に縮まります。到着直後は時差ボケで夕方に眠くなることが多いですが、初日は無理せず太陽の光を浴びて、体内時計を調整するのがコツです。
気候
ブリュッセルは、日本と同じように四季がありますが、全体的に涼しく、「1日に四季がある」と言われるほど天気が変わりやすいのが特徴です。年間を通して雨や曇りの日が多く、特に秋から冬はどんよりとした天気が続きがちです。夏は湿度が低くカラッとしていて非常に過ごしやすいですが、近年は30℃を超える熱波が来ることも。冬は東京と同じくらいの寒さですが、石畳の底冷えには注意が必要です。
服装
ブリュッセルでは、重ね着が基本です。夏でも朝晩は冷え込むことがあるため、羽織るものがあると安心。冬は厚手のコートにマフラー、手袋でしっかり防寒しましょう。また、特に重要なのは「靴」です。ブリュッセルの旧市街は美しい石畳ですが、ヒールや底の薄い靴だと足が痛くなります。履き慣れたスニーカーや歩きやすい靴を選びましょう。また、突然の雨に備えて折りたたみ傘を常備しておくと安心です。
旅行のベストシーズン
ブリュッセル旅行のベストシーズンは、気候が安定して日が長い5月〜9月ごろです。テラス席での食事が気持ち良い季節です。春は王宮温室の公開など花を楽しめるイベントもあります。また、寒さは厳しいですが12月もおすすめです。グラン・プラスで行われる「音と光のショー」やクリスマスマーケットは欧州随一の美しさで、ロマンチックな冬の旅が楽しめます。
治安
ブリュッセルは、ヨーロッパの中では比較的安全な都市ですが、スリや置き引きには十分な注意が必要です。観光客が集まるグランプラス周辺や地下鉄内では、バッグを前掛けにするなど警戒を怠らないようにしましょう。また、国際列車が発着する「ブリュッセル南駅」や「北駅」の周辺は、夜間の治安があまり良くありません。用事がない限り、夜遅くにこのエリアを一人で歩くのは避け、移動にはタクシーを使うなど、基本的な防犯意識を持つことが大切です。
物価
ブリュッセルの物価は日本よりやや高めで、西ヨーロッパの中では標準的なレベルです。外食費は高いことが多く、カジュアルなランチでも飲み物を含めると20〜30ユーロ(約3,000円〜5,000円)になることが一般的です。一方で、スーパーで買うパンやチーズ、ビールなどは日本より安く美味しいものが手に入ります。レストランでの食事と、テイクアウトや軽食をうまく組み合わせることで、予算を抑えつつ美食の国を満喫できます。
交通手段
ブリュッセルでは、地下鉄(メトロ)、トラム(路面電車)、バスが網の目のように走っており、移動は非常に便利です。共通のチケットで利用でき、クレジットカード(タッチ決済対応)を改札機や車内の端末に直接タッチするだけで乗車できるシステムが整備されています。観光の中心地は徒歩で回れますが、公共交通機関を組み合わせると効率的です。
空港から市街地へのアクセス方法
ブリュッセル空港(ザベンテム空港)から市内へは「鉄道」が早くて便利です。空港地下の駅から中央駅まで約20分で到着します。荷物が多い場合や、EU本部方面へ向かう場合は「エアポートバス」も選択肢の一つです。タクシーは市内まで50ユーロ以上かかることが多いため、予算と荷物の量に合わせて使い分けると良いでしょう。
インターネット
ブリュッセルのホテルやカフェ、空港では無料Wi-Fiが広く普及しています。しかし、入り組んだ路地で地図を見たり、翻訳アプリを使ったりするには、常時接続できる環境が不可欠。駅や広場にも公衆Wi-Fiはありますが、接続が不安定なことも多いです。旅行の際は、現地のプリペイドSIMカードやeSIM、レンタルWi-Fiなどがおすすめです。
電源プラグ
ブリュッセルのコンセントの形状は、丸いピンが2本出ている「Cタイプ」が一般的です。日本はAタイプで異なるため変換プラグが必須です。また、電圧は230Vと日本(100V)より高いため、対応していない電化製品を使うと故障や発火の原因になります。スマホやPCの充電器は世界対応(100-240V)のものが多いですが、念のため製品の表示を確認し、非対応の場合は変圧器を用意しましょう。
飲水
ブリュッセルの水道水は水質管理が徹底されており、飲んでも衛生上の問題はありません。ただしミネラル分を多く含む硬水であるため、慣れていない方はお腹が緩くなったり、味が重く感じたりすることがあります。心配な方はスーパーなどでミネラルウォーターを購入しましょう。なお、炭酸なしは「オー・プラット(eau plate)」、炭酸入りは「オー・ペティヤント(eau pétillante)」と言います。
トイレ
ブリュッセルの公衆トイレは数が少なく、基本的には有料です。駅やデパートのトイレでも、入り口に係員やゲートがある場合が多く、50セント〜1ユーロ程度を支払う必要があります。50セント硬貨などの小銭を常に用意しておくと安心です。トイレットペーパーは流せますが、公衆トイレなどではペーパーがない場合もあるためポケットティッシュがあると安心です。
海外旅行保険
現地で体調を崩し治療や入院が必要になってしまった際や、スリや盗難などのトラブルにあった際に海外旅行保険に入っていると安心です。NEWTではツアーやホテルのご予約完了後に任意で簡単に加入することができます。