サンカントネール公園
ブリュッセルの東部に位置するサンカントネール公園は、ベルギーの独立50周年を記念して造られた公園です。公園の中心にある凱旋門は3つのアーチからなる構造で、フォトジェニックな風景を作り出しています。公園内には軍事歴史博物館や芸術・歴史博物館があり、ベルギー文化に触れられるのも魅力。広大な緑地は地元の人々や観光客の憩いの場となっており、ピクニックや散歩にぴったりです。春には美しい花々が咲き誇り、夏にはコンサートやイベントが開催されます。入場は無料で年中楽しめますが、特に5月から9月の温暧な季節がおすすめです。近くにはEU本部があり、ヨーロッパの政治の中心地も感じられる、ブリュッセル観光の必見スポットです。
スポット情報
ブリュッセル旅行におすすめの観光スポット
グランプラス
市内のメイン広場として有名な人気観光スポット。この広場は、美しい市庁舎やブレッドハウス、多くのギルドハウスで囲まれているので、ヨーロッパらしい圧巻のパノラマが広がります。フランスの著名な作家ヴィクトル・ユゴーなど多くの人々から、世界で最も美しい広場の1つと称えられており、1998年からはユネスコの世界遺産に登録されているので、一見の価値があります。50万本以上のベゴニアの花フラワーカーペットやクリスマスツリーなど、シーズンによるお祝いのイベントが開催されています。またブリュッセル最古のお祭りで、文化無形遺産にも登録されているメイブームやコンサートなどもあり、楽しめる場所となっています。
ブリュッセル市庁舎
ブリュッセル市庁舎は、グランプラスにそびえたつ高さ96メートルのフランボワイヤン・ゴシック様式の歴史ある建物です。実は左右非対称になっていて、建物を外側から見てみると左右のバランスが異なる点に気づくかもしれません。市庁舎は有料のツアーに参加することで内部を見学できます。月・火・木は定休日ですが、それ以外の曜日はツアーに参加できるので、興味がある方は内部の様子もぜひ見学してみてくださいね。
ブリュッセル市立博物館(王の家)
ブリュッセル市立博物館は、16世紀に建設されたゴシックリバイバル様式の建物で、別名「王の家」とも呼ばれています。王の家と呼ばれるようになった背景には、のちにスペインの王になるブラバント公の行政庁が置かれていたことがあるようです。ピーテル・ブリューゲル作の結婚式の行列や、小便小僧の衣装のコレクションがみられる展示などが話題です。そのほかにも多数の絵画・彫刻・写真の展示があり、ベルギーの文化や芸術、歴史を学べる博物館です。特別展ではタペストリーの復元作業がみられるなど、いつもとひと味違う展示を満喫できます。
サン ミッシェル大聖堂
69メートルもの高さがある2つの塔が特徴的な大聖堂。1226年に着工し、300年以上の年月をかけてようやく完成したブリュッセルを代表する大聖堂です。その豪華な外観と内部の装飾は圧巻で、特にステンドグラスや彫刻は見逃せません。教会内部には、宗教芸術の貴重なコレクションや聖遺物が展示されています。また、塔の上からはブリュッセルの素晴らしい景色を眺めることができます。教会へのアクセスも便利で、観光客に人気の観光スポットです。代々王室の戴冠式が行われる場所で、午前中にはミサが執り行われています。大聖堂は無料で入場できますが、宝物殿やクリプトも見てまわりたいという場合には、予約と入場料が必要になります。
マグリット美術館
シュール・リアリズム主義の絵画の巨匠 ルネ マグリットの絵画コレクションを展示する美術館です。マグリット氏が生前に使用していたアトリエ兼生活スペースが展示されていて、その当時の生活ぶりが再現されているところがポイントですよ。マグリット氏の絵画や展示を見るために、日本からも大勢の絵画ファンが立ち寄る人気の観光スポットとなっています。彼の独特なスタイルと象徴的なイメージは、芸術愛好家にとって特に魅力的です。美術館は彼の多くの作品を間近で見ることができ、その驚異的な創造性と人間の認識に対する独自なアプローチに触れることができますよ。
ギャルリ サンテュベール
ベルギーのブリュッセルの中心地にある美しいガラスの屋根のアーケードをくぐりぬけながら、買い物を楽しめるショッピングモール。1847年に正式オープン。まるで美術館のようなアーケード内には、ショップ、カフェ、レストラン、劇場、アパートメントを兼ね備えており、そのヨーロッパらしい魅力的な雰囲気が人気で、歩いているだけでもわくわくしますよ。歴史を感じる多彩なショップがあるため、お土産探しにぴったりです。