.jpg)
カンクン物価は高い?費用や予算、日本との比較も紹介
カンクンは、まぶしい太陽、どこまでも続くターコイズブルーの海、豪華なリゾートホテルが魅力です。本記事では、カンクン物価を徹底解説します。費用や予算、日本との比較も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

カンクンは、まぶしい太陽、どこまでも続くターコイズブルーの海、豪華なリゾートホテルが魅力です。ただし、「カンクン物価は高いの?」と気になる方も多いのではないのでしょうか?
そこで本記事では、カンクン物価を徹底解説します。費用や予算、日本との比較も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
\NEWTでおトクに旅行しませんか✈️/
\カンクンのおトクなホテルをチェック!/
1泊1万円以下〜あり!予約はお早めに
カンクンの最新物価情報!日本より高い?安い?
カンクンの物価を把握するには、「ホテルゾーン」と「ダウンタウン」という2つのエリア、USドルとメキシコペソという2つの通貨の違いを知ることが重要です。
ホテルゾーンは美しい海沿いに高級リゾートが並び、物価は日本より高くUSドルが中心。一方、地元の人々が暮らすダウンタウンは物価が圧倒的に安く、すべてメキシコペソで支払います。
初心者はダウンタウンに宿泊し、安いバスでホテルゾーンのビーチを楽しむ賢い旅ができます。
商品・項目 | カンクン価格 | 日本円換算 | 日本価格(東京目安) |
ミネラルウォーター(500ml) | 10〜15 MXN | 約85円〜128円 | 約100円 |
レストランでの食事(ホテルゾーン) | 30〜50 USD / 1人 | 約4,620円〜7,700円 | 約2,000円 |
ローカル食堂の食事(タコス10個) | 200 MXN | 約1,700円(2名分) | 約1,500円 |
コーヒー(カフェ) | 2.93 USD 10 | 約450円 | 約500円 |
タクシー初乗り(ダウンタウン短距離) | 4.50 USD 10 | 約690円 | 約500円 |
鉄道(マヤ鉄道 カンクン空港→プラヤ) | 197 MXN 11 | 約1,675円 | - |
バス(ホテルゾーン巡回バス) | 12 MXN 2 | 約100円 | 約210円 |
ホテル代(オールインクルーシブ) | 300〜500 USD / 1泊 12 | 約46,200円〜77,000円 | - |
ホテル代(ダウンタウン中級) | 76〜145 USD / 1泊 13 | 約11,700円〜22,330円 | 約12,000円 |
家賃(1LDK・市内) | 642〜1,000 USD / 月 10 | 約98,870円〜154,000円 | 約100,000円 |
ツアー代(チチェン・イッツァ) | 78〜150 USD | 約12,000円〜23,100円 | - |
食費の物価情報:1食200円のタコス vs 1杯2,000円のカクテル
カンクンの食費は、どのエリアで食事をするかによって大きく差が出ます。ホテルゾーンではアメリカ並みのリゾート価格が基本で、カクテル1杯10〜18ドル、ビール5〜8ドル、ディナーは1人30〜50ドルが相場です。
一方、ダウンタウンに行けば本場のタコスが1個約150〜200円で味わえ、ローカルの人気店ではタコス10個セットが200ペソ(約1,700円)、1食1,000円前後で満腹になれます。現地の雰囲気とコスパを楽しむならダウンタウンがおすすめです。
項目 | カンクン価格 | 日本円換算 |
タコス(ダウンタウン屋台) | 15〜30 MXN 8 | 約128円〜255円 |
ローカル食堂(タコス10個) | 200 MXN 6 | 約1,700円 |
カクテル(ホテルゾーン) | 10〜18 USD | 約1,540円〜2,770円 |
ビール(ホテルゾーン) | 5〜8 USD | 約770円〜1,230円 |
コーヒー(カフェ) | 2.93 USD 10 | 約450円 |
交通費・移動の費用の物価情報
海外初心者にとって最も不安な交通手段ですが、カンクンでは3つのルールを守れば安心して行動できます。まず空港到着後は、空港タクシーやUberの利用は避けるべきです。
空港タクシーはホテルゾーンまで40〜60USDと高額であり、Uberは市内で合法ですが空港での営業はトラブルが多く、運転手と乗客がトラブルに巻き込まれる事例も2025年4月に報告されています。安全と節約の両面から、空港からダウンタウンのバスターミナルまではADOバスが最適です。
料金は5〜8USD程度で、大型・快適な車両が利用できます。次に市内での移動はR-1やR-2と呼ばれる24時間運行の市バスが非常に便利で、ホテルゾーンとダウンタウンを安価に結んでいます。
運賃は2025年で12MXN(約100円)です。さらに、タクシーに乗る際は事前交渉が必須です(市内のタクシーはメーターがありません)。
カンクンでは市内でのUber利用も可能ですが、ホテルゾーンの玄関先で手配するとトラブルになることもあるため、少し離れた大通りなどで呼ぶとよいでしょう。
項目 | カンクン価格 | 日本(都内の場合) |
空港バス(ADOバス) | 5〜8 USD | 約1,300円(リムジンバス) |
空港タクシー | 40〜60 USD | 約10,000円(定額) |
市内バス(R-1, R-2) | 12 MXN | 約210円 |
市内タクシー(ホテルゾーン→ダウンタウン) | 17 USD | 約3,000円(同距離) |
鉄道(Tren Maya) | 197 MXN | - |
観光・オプショナルツアーの費用
カンクンのツアー料金は、どこで予約するかによって大きく異なります。例えば、チチェン・イッツァ遺跡ツアーは、送迎・ガイド・セノーテ遊泳込みの場合、オンラインで事前に予約すれば78〜150USD(約12,000〜23,000円)が一般的な相場です。
一方、ホテルのツアーデスクで申し込むと、同じ内容でも450USD(約69,000円)という高額な提示もあり、注意が必要。そのため、日本でオンライン予約するのが安心で経済的です。
また、Xcaret(シカレ)パークは自然と文化が融合した人気のテーマパークで、送迎・食事付きの「Xcaret Plus」は約187USD(約28,800円)、夜のショーのみだと約109USD(約16,800円)が目安です。
\NEWTでおトクに旅行しませんか✈️/
カンクンの通貨・為替レート情報
カンクンにはメキシコペソ(MXN)とアメリカドル(USD)の2つの通貨が流通する特別な特徴があります。ホテルゾーンの多くの店やレストランはUSDでの支払いが一般的ですが、ダウンタウンやローカルの食堂、バスではMXN(メキシコペソ)が基本となります。
海外旅行初心者は、クレジットカードをできる限りメインで利用しつつ、現金はUSドルとメキシコペソの両方を少量ずつ準備しましょう。特にダウンタウンやローカルスポットではMXN現金のみの場所が多く、USドルで支払うとレートが非常に悪かったり、お釣りが返ってこない場合も少なくありません。
したがって、現地ATMでメキシコペソを引き出して使うのが最も実用的で損をしない方法です。また、チップ用に1ドル札を多めに持っておくと便利です。
カンクン旅行の費用相場(航空券)
カンクン旅行の総予算で、宿泊費に次いで大きな割合を占めるのが航空券代です。日本からカンクンへの直行便はなく、アメリカ(ダラスやヒューストンなど)やメキシコシティでの乗り継ぎが必要で、16時間以上かかります。
航空券の価格は時期によって大きく変動し、ハイシーズンである12月から4月は乾季で気候が良く、特に北米の学生春休み(3月〜4月)には混雑がピークとなるため、往復航空券は27万円〜35万円が目安です。
一方、ローシーズンの5月から11月はハリケーンシーズンと重なりますが、特に9月は航空券が最も安くなりやすく、往復13万円〜16万円程度で購入できることもあります。このように、航空券代を抑えるには渡航時期の選び方が非常に重要です。
期間別費用内訳:5泊7日のモデル予算
カンクンは日本からのアクセスが遠いため、5泊7日が最も現実的な基本モデルです。節約バックパッカースタイルの予算では、ダウンタウンのホステルに宿泊し、食事はタコス屋台などのローカル店を利用し、移動もバス中心でビーチや現地の雰囲気を満喫できます。
この場合、往復航空券はローシーズンなら約13〜16万円が目安です。ダウンタウンのホステル宿泊なら1泊2,000〜3,500円程度で、計12,000〜24,500円ほどになります。
外食費はタコス屋台やローカルな飲食で1食200〜300円、1日3食でも1,000円程度に収まります。市内移動は24時間運行のバスが中心で、7日間合計でも1,500〜2,000円程度!
現地ツアーは事前にオンライン予約すればセノーテなどを含めて7,000〜12,000円程度です。その他雑費やお土産、観光施設の入場料など予算に5,000円ほど加えておきましょう。
項目 | 費用目安(1人あたり) |
航空券(ローシーズン狙い) | 160,000円 |
宿泊費(ホステル5泊) | 15,000円(3,000円 x 5泊) |
現地費用(食費・交通・雑費) | 30,000円(6,000円 x 5日) |
合計 | 205,000円~ |
バランス型・賢い旅行者スタイル
ダウンタウンの中級ホテル(1泊約5,000円前後)に滞在し、100円ほどの市バスで気軽にビーチへ移動できます。食事は屋台やローカルグルメで安く済ませつつ、ときどき観光地レストラン(1食約850〜1,275円)で贅沢を楽しむのも可能です。
往復航空券は18〜25万円が目安で、宿泊費は5泊で約25,000円程度です。食費は1日平均1,500円ほどで計10,000円前後、観光やツアー代はチチェン・イッツァ含めて1.5万〜2万円。その他市内交通費やお土産・雑費を加えて総額は約30〜33万円ほどとなります。
このモデル予算は快適さとコスパの両立に優れており、多くの一般旅行者にとって現実的な選択肢です。
項目 | 費用目安(1人あたり) |
航空券(ローシーズン狙い) | 160,000円 39 |
宿泊費(中級ホテル5泊) | 60,000円(@12,000円 x 5泊)13 |
現地費用(食費・交通・ツアー代) | 80,000円 |
合計 | 300,000円~ |
贅沢オールインクルーシブスタイル
ハイシーズンにホテルゾーンの高級リゾートに滞在し、すべてをホテル内で完結させる王道リゾートライフが楽しめます。ル ブラン スパ リゾートやハイアット ジラーラ・カンクン、グランド パーク ロイヤルなどは、食事・アルコール・アクティビティ・プール・スパ・サービスがすべて含まれ、最高レベルのおもてなしと快適さが約束されています。
一泊当たり5万円〜10万円、高級リゾートだとそれ以上の価格も珍しくなく、5泊で25万〜50万円が目安です。往復航空券はハイシーズンで27万〜35万円の範囲が多く、現地の追加費用はほとんど不要!
ホテル内での飲食やイベント、各種エンターテイメントもすべて料金内で、現金を使う場面はチップ程度のみとなります。
項目 | 費用目安(1人あたり) |
航空券(ハイシーズン) | 270,000円 |
宿泊費(オールインクルーシブ5泊) | 231,000円(46,200円 x 5泊) |
現地費用(ツアー代・チップ) | 50,000円 |
合計 | 551,000円~ |
\カンクンのおトクなホテルをチェック!/
1泊1万円以下〜あり!予約はお早めに
カンクン旅行の費用を劇的に抑える「5つの節約術」
カンクンは、情報を知っているか知らないかで、使えるお金が変わります。この5つのコツを絶対に覚えてください!
1. 宿泊は「ダウンタウン」一択!
最大の節約術はダウンタウンに宿泊することです。ホテルゾーンの高級リゾートの1泊分の料金で、ダウンタウンの快適なホテルに5泊以上滞在できます。
メキシコの法律によりビーチはすべて公共なので、安い宿でもホテルゾーンにある最高級ビーチで自由に遊べます。現地なら屋台やローカルレストランも豊富で、リーズナブルに滞在できるうえ、バスで簡単にホテルゾーンへアクセス可能です。
この方法なら滞在費を大きく節約しつつ、憧れのカリブ海のリゾート体験がもっと身近になります。
2. 移動は「R-1 / R-2バス」を使い倒す
ホテルゾーンとダウンタウンを結ぶR-1およびR-2の市バスは、現地の主要交通手段であり、運賃は一律12メキシコペソ(約100円)と格安です。
日中は数分間隔で非常に高頻度で運行されており、大半の時間帯で利便性は抜群です。なお、最近の情報によると本数が深夜帯は減るものの、基本的に24時間運行していることが確認できます。
一方、タクシーをホテルゾーン〜ダウンタウン間で利用すると1回あたり約17米ドル(約2,600円)と高額になるため、短距離の移動であっても市バスを利用すれば交通費はほぼゼロに抑えられます。
3. 食事は「タケリア」と「スーパー」で
カンクンで食事代を大きく節約するには、ダウンタウンの地元民で賑わう「タケリア(タコス食堂)」や「Chedraui」「Walmart」などの大型スーパーの利用がおすすめです。
ホテルゾーンのレストランは日本の高級店並みに値が張りますが、タケリアでは本格的なメキシコのタコスが手軽に注文できます。
大型スーパーも活用することで、惣菜やフルーツ、ドリンクの購入が容易にでき、観光地価格を避けることができます。安くて美味しいローカルグルメに挑戦することが、カンクン旅をより深く満喫するコツです。
4. 空港からは「ADOバス」で脱出する
カンクン空港から市内やホテルゾーンへの移動は、まず「ADOバス」(5〜8米ドル/約770円〜1,230円)を利用するのが最も安くて安全な方法です。空港タクシーや危険なUberは避け、ダウンタウンへ向かう場合はADOバスを選びましょう。
なお、スーツケースも車内に持ち込め、快適な大型バスで移動できます。もし空港からホテルへ直行したい場合は、事前に予約制シャトル(約25米ドル/約3,850円~)を手配するのが安心です。
上記の手段を活用すれば、移動トラブルや高額請求を避けることができます。
5. 【最重要】2つの「隠れ税金」を知っておく
カンクンでは、観光客が必ず支払う2つの「追加税金」があります。まず、VISITAX(観光税)は4歳以上の外国人観光客に課され、2025年現在で1人あたり約17.75〜18.80米ドル(約2,900円前後)です。
これは旅行前に公式サイトからオンライン決済し、QRコードを取得して持参するのが推奨されています。空港での徴収やチェックの運用はやや曖昧な面があるものの、法律上は支払いが義務です。
もう一つは環境衛生税(ホテル税)で、ホテルなどの宿泊者に必ず課されます。この税額は自治体やホテルごとに設定が異なり、1室1泊あたり79.20メキシコペソ(約670円)や143.38メキシコペソ(約1,220円)、1人1泊あたり33.94メキシコペソ(約290円)などさまざまです。
支払いタイミングはチェックインまたはチェックアウト時で、ホテルフロントにて直接支払います。予約確認メールに小さく記載されていることが多いため、必ず事前に支払い方法や金額を確かめて旅行予算に含めておきましょう。
まとめ:カンクンは「高い」のではなく「賢さが試される」場所!
カンクンは、豪華な「ホテルゾーン」とリーズナブルで美味しい「ダウンタウン」という全く異なる物価の顔を持っています。ホテルゾーンの物価は東京より高く、レストランで1人5,000円以上かかることもありますが、ダウンタウンではタコス1個170円、1食1,000円以内など、東京より安く過ごすことが可能です。
カンクンは「高い」というイメージが先行しがちですが、ホテルゾーンのケースに限ります。この賢い旅のプランなら総額30万円台で、世界屈指のカリブ海リゾートを7日間満喫することも十分可能です。
カンクンは、情報収集と旅のスタイル選択で抜群のコストパフォーマンスを発揮する楽園です。
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています。
cover photo by Unsplash










