レソトの物価は安い？費用や予算、日本との比較も紹介

レソトの物価最新情報！全体的に日本より安め

レソトの物価は、日本と比較して全体的に安く設定されています。特に、地元の人が利用するミニバスや食堂（ファストフード含む）は、日本の半額以下で利用できることも多い傾向です。

一方で、ホテルや観光客向けのレストラン、ツアーなどは、南アフリカの物価水準とほぼ同じか、少し安い程度と考えておくと良いでしょう。

レソトの通貨は「ロチ（Loti）」（複数形はマロチ Maloti、通貨コード：LSL）ですが、実は南アフリカ・ランド（ZAR）と「1対1」の等価で固定（ペグ）されています。

そのため、レソト国内では南アフリカ・ランドがそのまま使えることがほとんどなんです。物価の変動も南アフリカ経済の影響を強く受けます。

2025年12月現在、1ロチ（1ランド）は約9.1円。数年前と比べると円安の影響はありますが、それでも日本人の感覚からすると「安い」と感じる場面が多いでしょう。

食費の物価情報

レソトでの食事は、ローカルな食堂やファストフードを利用すれば、日本よりかなり安く抑えられます。街中には「KFC」や「Hungry Lion」といったフライドチキンのチェーン店が多く、地元の人たちにも大人気！

また、南アフリカ発祥のファミリーレストラン「Spur（スパー）」や「Wimpy（ウィンピー）」もあり、ステーキやハンバーガーなどを楽しめます。

地元の食堂では、トウモロコシの粉を練った主食「パパ（Papa）」に、お肉や野菜の煮込みを添えた定食が一般的。これなら数百円でお腹いっぱいになります。

主なメニューの価格例（2025年12月時点）

交通費・移動の費用の物価情報

レソト国内の移動は、日本とは少し勝手が違います。鉄道は走っていないため、移動の主役は「ミニバス（コンビ）」や「乗合タクシー」です。

ミニバスは、決まったルートを走るワゴン車で、満員になったら出発するスタイル。運賃は非常に安く、市民の足として定着しています。

一方、観光客が自由に移動したい場合は、貸切タクシーやレンタカー（南アフリカで借りて国境を越えるのが一般的）を利用することになります。ただし、こちらは日本並みかそれ以上の費用がかかることも珍しくありません。

その他、観光費などの物価情報

レソト観光のハイライトといえば、雄大な自然です。特に有名な「マレツニャーネの滝（Maletsunyane Falls）」や、世界遺産への登録を目指している史跡などは、入場料がかかります。

価格はそこまで高くありませんが、現金（現地通貨）が必要になることが多いので、小銭を用意しておくのがおすすめです。

• マレツニャーネの滝 入場料: 130ロチ（約1,183円）
• ポニー・トレッキング（数時間）: 300〜500ロチ（約2,730〜4,550円）程度〜

通貨・為替レート情報

レソトの通貨は「ロチ（Loti）」（複数形はマロチ Maloti、記号はMまたはLSL）です。

ここがポイントなのですが、レソト・ロチは、隣国南アフリカの通貨「ランド（ZAR）」と1対1の等価（ペグ制）になっています。

レソト国内では南アフリカ・ランドがそのまま普通に使えるのが特徴です。お釣りでロチとランドが混ざって返ってくることも珍しくありません。

ただし、レソトのロチは南アフリカ国内では使えないので注意が必要。レソトを出る前に、手持ちのロチは使い切るか、ランドに交換してもらうようにしましょう（お店で頼めば交換してくれることもあります）。

2025年12月現在の為替レート

• 1レソト・ロチ（LSL）＝ 約9.1円
• 1南アフリカ・ランド（ZAR）＝ 約9.1円

10ロチ＝約90円、100ロチ＝約900円と覚えておくとよいでしょう。

旅行費用相場

レソトへの旅行費用は、南アフリカ旅行の一部として組み込むか、レソトだけをじっくり回るかで大きく変わります。

日本からの直行便はないため、まずは南アフリカのヨハネスブルグへ飛び、そこから空路または陸路でレソト（首都マセル）へ入るのが一般的です。

2泊3日（南アフリカからの小旅行）の費用内訳

南アフリカ旅行のついでに、サニパスやマレツニャーネの滝などを訪れるプランです。

4泊5日（じっくりレソト満喫）の費用内訳

首都マセルだけでなく、セモンコンやタバ・ボシウなど、レソトの自然と文化をじっくり楽しむプランです。

上記の費用を参考に、予算を立ててみてくださいね。

費用を抑える節約のコツ

せっかくの旅行、賢く節約して楽しみたいでしょう。レソトで費用を抑えるポイントをいくつかご紹介します。

1. 地元の「ミニバス」を活用する

移動費を抑えるなら、ミニバスが一番！貸切タクシーやツアー送迎を使うと数千円〜数万円かかってしまう距離でも、ミニバスなら数百円で移動できます。

ただし、時刻表がなく「満員になったら出発」というスタイルなので、時間には十分余裕を持って行動してください。ローカルな雰囲気を味わえるのも魅力です。

2. 食事は「ロカンタ」やスーパーで

観光客向けのレストランは日本と変わらない価格ですが、地元の人が通う食堂やスーパーのお惣菜なら格安です。

南アフリカ系スーパー（ShopriteやPick n Payなど）はマセル市内にあり、パンやフルーツ、飲み物などを安く調達できます。

天気の良い日は、スーパーでサンドイッチを買って、絶景を見ながらピクニックランチもおすすめです。

3. 南アフリカ・ランドを持っていく

前述の通り、レソトでは南アフリカ・ランドがそのまま使えます。

日本でレソト・ロチに両替するのはほぼ不可能なので、日本または乗り継ぎ地で「南アフリカ・ランド」を用意していきましょう。

現地で再両替する手間も手数料も省けますし、もし余っても南アフリカで使えるので無駄がありません。

まとめ

レソトの物価についてご紹介しました。日本と比べると、基本的な物価は安く、特にローカルな食事や交通費はとてもリーズナブルです。

一方で、快適なホテルや観光アクティビティにはそれなりの費用がかかります。南アフリカ・ランドがそのまま使える便利さもあるので、南アフリカ旅行と組み合わせて訪れるのもおすすめです。

予算に合わせて、素敵な旅の計画を立ててみてくださいね！

※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋

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