ナガンヌ島は絶景の無人島!那覇からの行き方やおすすめの楽しみ方を紹介
ナガンヌ島は慶良間諸島のなかでも沖縄本島にもっとも近い島。那覇から船に乗れば20分で到着できる絶景の無人島です。沖縄旅行に行ったことはあるけどナガンヌ島は知らないという人はもったいない! この記事では、ナガンヌ島への行き方と楽しみ方をじっくり紹介します。ぜひナガンヌ島観光の参考にしてください。
ナガンヌ島は慶良間諸島のなかでも沖縄本島にもっとも近い島。那覇から船に乗れば20分で到着できる絶景の無人島です。沖縄旅行に行ったことはあるけどナガンヌ島は知らないという人はもったいない! この記事では、ナガンヌ島への行き方と楽しみ方をじっくり紹介します。ぜひナガンヌ島観光の参考にしてください。
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ナガンヌ島ってどんな島?
沖縄に何度も行っている人の中にも、ナガンヌ島を知らない人は多いのではないでしょうか?
ナガンヌ島は沖縄の方言で長いものという意味の名前の島。その名の通り東西に約1.7キロ、南北に約200メートルという細長い形をしています。
いったいどんな島なんでしょうか?まずはナガンヌ島の概要から紹介しましょう。
ナガンヌ島の位置
ナガンヌ島があるのは、那覇の西にある慶良間諸島。ここには渡嘉敷島や座間味島など、20ほどの島が集まっています。その慶良間諸島のなかでも那覇にもっとも近いのが、神山島、クエフ島、そしてナガンヌ島という3つの無人島が集まった慶伊瀬島(チービシ環礁)です。
渡嘉敷島は那覇市から西へ30キロほど離れていますが、ナガンヌ島は那覇から15キロほどの距離。船に乗れば20分で到着するので、もっとも行きやすい慶良間諸島の島だといえます。
ナガンヌ島はリゾートアイランド
ナガンヌ島は真っ白な砂でできた島です。白い砂はすべて珊瑚のかけら。美しい海に囲まれた島は海水浴やスキューバダイビングなどのマリンアクティビティに最適なスポットとして、自然を活かしたリゾート地になっています。
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ナガンヌ島への行き方
ナガンヌ島へ行くには、那覇市から船を使います。定期船が出航するのは泊港(とまりん)です。
ナガンヌ島への船は株式会社とかしきによって運営されていて、泊港にある青い旗が目印です。
港までの車での行き方は?
泊港へ車で行く場合は、那覇空港から車で約20分が目安。国道58号線を北(名護)に向けて進み、泊交差点を左折すると、約200メートル先が泊港です。泊港周辺は渋滞しやすいので、時間に余裕を持って向かってください。
駐車場は、とまりんパーキング(とまりんアネックビル)や、泊ふ頭地下駐車場、または近くのコインパーキングを利用します。ナガンヌ島の日帰りの所要時間は約7時間で、1日の駐車料金は約600円から1,000円が目安になります。
港までのモノレールでの行き方は?
モノレールを利用する場合、那覇空港から7駅・約14分の美栄橋駅で下車し、10分ほど歩きます。国道58号線を北(名護)方面に歩き、泊交差点を左折して約200メートルです。
港までのバスでの行き方は?
バス停は泊高橋停留所が最寄りです。那覇空港から行く場合は、路線バス99番天久新都心線を利用します。
ナガンヌ島への定期便時刻表
ナガンヌ島への定期便は、季節によって1日1便または2便。これを逃すと行くことはできないので、出航時間には遅れないように気をつけてください。
4月〜6月・10月~11月
便名 | 行き | 帰り |
---|---|---|
1便 | 泊港9:20 → 9:50ナガンヌ | ナガンヌ14:50 → 15:20泊港 |
臨時便:GW、6月下旬
便名 | 行き | 帰り |
---|---|---|
1便 | 泊港9:20 → 9:50ナガンヌ | ナガンヌ14:50 → 15:20泊港 |
臨時便 | 泊港10:40 → 11:10ナガンヌ | ナガンヌ16:10 → 16:40泊港 |
7月〜9月
便名 | 行き | 帰り |
---|---|---|
1便 | 泊港9:20 → 9:50ナガンヌ | ナガンヌ14:50 → 15:20泊港 |
2便 | 泊港10:40 → 11:10ナガンヌ | ナガンヌ16:10 → 16:40泊港 |
12月〜翌年3月
便名 | 行き | 帰り |
---|---|---|
1便 | 泊港9:20 → 9:50ナガンヌ | ナガンヌ14:00 → 14:30泊港 |
ナガンヌ島への船は予約不要ですが、本数は少なくオンシーズンには満席になることも多いので、確実に船に乗れるナガンヌ島ツアーを予約しておくのがおすすめです。
ナガンヌ島のエリアは?
ナガンヌ島はアジサシという渡り鳥の繁殖地。細長い島の東側と西側は沖縄県の特別鳥獣保護区に指定されています。またウミガメの産卵地でもあることから、島の東西の端のエリアは立ち入り禁止となっています。
中央エリア
島の中央エリアにはトイレやシャワー、更衣室などがそろっています。コインロッカーもあるので、貴重品はここで預けておくのがおすすめ。
ゴミ捨て場もありますが、ゴミが増えないよう、飲食物の持ち込みは禁止されています。
桟橋エリア
桟橋の目の前にはダイニングテラスあり、日帰り滞在の昼食や、宿泊の朝食・夕食を提供しています。軽食メニューは、沖縄そばやカレーライス、鳥唐揚げ、ホットドッグ、フライドポテトなど。ミネラルウォーターやソフトドリンク、缶ビールも用意しています。また島にはドリンクの自動販売機もありますよ。
北西エリア
北西エリアはバナナボートなどのマリンアクティビティが楽しめるエリア。遊泳は禁止になります。
北側のビーチ
北側のビーチは海水浴エリア。遊泳区域内の海ではたくさんの魚を見ることができます。子ども連れなら浅瀬での水遊びがおすすめ。絶景のビーチはそこにいるだけで夢のような気分になれますよ。
ナガンヌ島ツアーのプランはバラエティ豊か!
ナガンヌ島のツアーを予約する場合、公式サイトからやりたいことに合わせてプランを選ぶことができます。
日帰りフリープラン
開催期間は4月から11月。島へ行くだけの基本プランで、眺望を楽しみながらのんびり過ごすにはぴったり。島についてからオプションのアクティビティを申し込むこともできます。
料金に含まれるのは、ナガンヌ島の往復乗船料、施設利用料、軽食、消費税です。
料金(4月〜6月、10月~11月)
- 大人(12歳以上) 6,300円
- 小人(4〜11歳) 5,300円
- 幼児(0〜3歳) 500円(軽食なし)
料金(7月〜9月)
- 大人(12歳以上) 7,400円
- 小人(4〜11歳) 6,400円
- 幼児(0〜3歳) 500円(軽食なし)
ナガンヌBBQ
開催期間は4月から11月。ばつぐんのロケーションでバーベキューランチが楽しめます。
料金に含まれるのは、ナガンヌ島往復乗船料、BBQ(食材・器材)、施設利用料、消費税です。
BBQのセット内容(1人前)
牛肩ロース200g、牛バラ100g、焼き鳥2本、ウィンナー2本、コーン1個、カット野菜、ライス(仕入れ状況により食材が変更になる場合あり)
料金(4月~6月、10月~11月)
- 大人(12歳以上) 9,800円・BBQつき
- 小人(4〜11歳) 8,800円・BBQつき
- 幼児(0〜3歳) 500円・BBQなし
料金(7月~9月)
- 大人(12歳以上) 1万900円・BBQつき
- 小人(4〜11歳) 9,900円・BBQつき
- 幼児(0〜3歳) 500円・BBQなし
ナガンヌ発パラセーリング
開催期間は4月から11月。空の上から沖縄本島やケラマ諸島を一望できる爽快なパラセーリングです。エメラルドグリーンと濃いブルーの海のグラデーションも魅力。
料金に含まれるのは、ナガンヌ島往復乗船料、軽食、パラセーリング体験、消費税。5歳から65歳まで、1名の体重が20キロから120キロまで参加可能です。悪天候などでナガンヌ島へ到着後にアクティビティが中止になった場合はフリープランへ変更となります。
料金(4月~6月、10月~11月)
- 大人(12歳~65歳) 1万3,300円
- 小人(5歳~11歳) 1万2,300円
料金(7月~9月)
- 大人(~65歳) 1万4,400円
- 小人(5歳~11歳) 1万3,400円
ナガンヌ島でアクティビティを堪能!
基本のツアーに申し込んだ上で、たくさんのオプションも体験できるのがナガンヌ島の魅力。
島に到着したら総合カウンターでその日にできるアクティビティをチェックしてください。こちらもハイシーズンには予約でいっぱいになりがちなので、やりたいアクティビティや必要なレンタルグッズがわかっている人は事前に予約しておくのがおすすめです。
シュノーケリング(ガイド付)
開催期間は4月~11月。水面から気軽に海の中を覗けるツアーで、6歳から参加できます。インストラクター同行で、遊泳区域外の海も楽しめるのが特徴的。ポイントまでボートで移動し、足の着かないところからスタートします。
所要時間は60分で、料金は1名4,000円(器材費込み)です。
ドラゴンボート(バナナボート)
ジェットスキーで引っ張るドラゴンボートは定番のマリンアクティビティ。スピード感とスリルあふれる体験ができます。中学生までは保護者の同伴が必要ですが、3歳から乗ることができます。
所要時間は10分で、料金は1名1,500円です。
マリンパック(シュノーケルツアー&ドラゴンボート)
シュノーケリングツアーとドラゴンボートがセットになったプランもあります。
料金は、1名5,000円です。
ウェイクボード
水上スキーのスノーボード版のようなウェイクボードも体験できます。参加条件は、足のサイズが23センチ以上であることです。
所要時間15分のコースで料金は1名4,000円。30分間のウェイクボードスクールなら料金は1名1万円になります。
パラセーリング
パラセーリングはオプションで申し込むことも可能。
開催期間は4月から11月で、所要時間は8分間。料金は1名7,000円です。
ナガンヌ島にレンタル用品はある?
自分たちで海水浴やシュノーケリングを楽しみたいときに、必要な道具を現地で借りられると便利。ナガンヌ島ではさまざまなレンタルグッズもそろっています。
シュノーケリンググッズ
4月から11月まで、シュノーケリングの基本セットを借りることができます。マスクやシュノーケルはかさばるのでうれしいですね。
料金は、マスク、フィン、シュノーケル、ライフジャケットがそれぞれ1日500円。4点セットで借りると1日1,500円です。
フローターマット
海の上で浮輪のように使えて、ビーチではマット代わりになるフローターマットも、4月から11月までレンタルしています。
料金は1日1,000円です。
パラソル&チェアー
パラソルやデッキチェアーは4月から11月まで借りることができます。しかもフリーレンタル。島へ上陸後、空いているものを無料で利用できます。予約も必要ありません。
レストコテージ
4月から11月まで、日差しをさえぎるレストコテージを使用することができます。パラソルのレンタルだけでは日差しが不安な人や、自分だけのスペースでリッチに過ごしたい人にはぴったり。デッキチェアー2脚つきです。
料金は、日帰りツアー滞在中の使用で5,000円。事前の予約が必要です。
ナガンヌ島では宿泊もおすすめ!
ナガンヌ島は日帰りだけでなく、宿泊することもできます。その場合は、公式サイトのツアーで、以下の宿泊プランを選んでください。
ナガンヌ島に泊まる★無人島ステイ
開催期間は5月から9月。レストハウスに宿泊するプラン。夕方から夜にかけてのナガンヌ島はロマンチックで、夜には空いっぱいの星を眺めることができます。
料金に含まれるのは、ナガンヌ島往復乗船料、レストハウス1泊、昼食、夕食BBQ、朝食、バスタオル、歯磨きセット、消費税です。料金とは別に環境協力税として100円を支払います。
料金(5月~6月)
1泊(6歳以上一律の1名あたりの料金)
- 1名利用:2万9,300円
- 2名利用:2万1,800円
- 3名利用:1万9,300円
料金(7月~9月)
1泊(6歳以上一律の1名あたり料金)
- 1名利用:3万400円
- 2名利用:2万2,900円
- 3名利用:2万400円
ナガンヌ島の夜の楽しみは?
ナガンヌ島を訪れる人の多くは日帰り。復路の便でほとんどの人が帰ると、ナガンヌ島にはわずかな宿泊客だけが残ります。そのあとの島は一気に静かに。無人島感の増した島をゆったりと楽しめます。
絶景の島を実感できるのは夕暮れの時間。人の少なくなった波打ち際を歩けば、ロマンチックなマジックアワーを独り占めできます。
そして夜になったら人工の光がない無人島の上空には満天の星空が出現。カメラを持っていって星空撮影をするのもおすすめです。またナガンヌ島では夜になると夜行性のオカヤドカリが動き出します。運が良ければウミガメの産卵や孵化が見られるかもしれませんよ。
ナガンヌ島での注意点
ナガンヌ島は大切な自然が守られている島。そのためいくつかのルールや注意点もあります。
釣りと潮干狩りは禁止
ナガンヌ島では島の東側と西側は保護区域。その他のエリアは海水浴やマリンアクティビティのエリアになっています。そのため、釣りや潮干狩りは禁止です。また銛(モリ)などの持ち込みも禁止です。
船に乗船できない場合も
ナガンヌ島はほぼ自然状態の島でバリアフリーではないため、身体の状態によってはアクセスできない可能性があります。船の振動が胎児に悪い影響を及ぼす可能性があるため、妊娠中の方は乗船できません。また当日の海のコンディションによっては、小さな子どもや体の不自由な方、高齢者の乗船ができないこともあります。
島内は現金のみ
島内は現金のみの取り扱いで、クレジットカード等は使用できません。レンタルやオプション、買い物などで使うこともあるので、現金を持参してください。
シャンプーや石けんは使用禁止
海洋汚染の防止とゴミの削減のため、シャワーを利用する際、シャンプーや石けんなどの使用は禁止となっています。
飲食物の持ち込みは禁止
島内のゴミを増やさないため、飲食物の持ち込みは禁止されています。
ペットの入島は禁止
他の動物の生態系に悪影響を及ぼす可能性があるため、ペットの同行は禁止されています。
大きな手荷物は禁止
船のスペースに限りがあるため、クーラーボックスや折りたたみイスなど、大きな手荷物の持ち込みは禁止です。
ナガンヌ島で無人島の絶景ビーチを堪能!
那覇から船に乗って20分で行けるナガンヌ島は沖縄本島からもっとも簡単に行ける慶良間諸島の島。細長く小さな島には無人島らしい美しい海とビーチリゾートの楽しさが詰まっています。絶景の無人島をぜひ一度体験してみてください!
cover photo by PIXTA