【2024年最新】沖縄・波照間島でおすすめの観光地10選！名所や穴場を厳選

波照間島には観光スポットがいっぱい！

波照間島は、沖縄県石垣市から約40キロメートル南西に位置する、日本最南端の有人島です。周囲約15kmの小さな島には、美しい自然景観が広がっています。特に「ニシ浜」は日本一のビーチとして名高く、透明度の高い海と白い砂浜が魅力的です。また、星空観察スポットとしても有名で、南十字星を眺めることができるのは日本国内ではここだけの特権です。小さな酒造所で作られる泡盛を味わいながら、波照間島独特の文化と歴史に触れることができます。

今回はそんな波照間島に来たら、ぜひ訪れてほしいスポットを定番から穴場までピックアップしてみました。ぜひ旅の参考にしてみてくださいね。

波照間島で絶対行きたいおすすめ観光地10選

ニシ浜

最南端の有人島、波照間島の大人気ビーチ

波照間島で最も人気のスポットと言えば、ニシ浜です。このビーチは、約1kmにわたる白い砂浜と穏やかな波が広がり、ビジターを魅了してやみません。地元言葉で「北」を意味する「ニシ」と名付けられたこの場所は、コバルトブルーに輝く海とその透明度の高さで知られています。特に午前中は、太陽が背後から海に向かって光を放ち、水面がキラキラと輝く最高の景色を楽しむことができます。

午後になると太陽の位置が変わり、海が逆光になるため、午前中の訪問がおすすめです。ニシ浜にはシャワーや更衣室などの設備も充実しており、気軽に海で遊ぶことができます。家族連れやカップル、友人同士でも、一日中楽しむことができるでしょう。シュノーケリングをして、カラフルな魚たちを近くで見るのも忘れられない経験になるはずです。ニシ浜でしか味わえない、特別な時間をぜひ体験してみてください。

ぺー浜

波照間島の北西にあるニシ浜に続く穴場のビーチ

波照間島の隠れた宝石、ペー浜は、ニシ浜から南に少し進んだところにあります。このビーチは、美しい白砂が広がり、訪れる人々を魅了する静けさと落ち着きを提供します。ニシ浜と繋がっているものの、こちらはずっと人出が少なく、のんびりと散歩や写真撮影にぴったり。

特にペー浜は「星の砂」を見つけることで知られており、繊細な形の星砂を探すのは一種の宝探しのよう。ただし、潮の流れが速いため、遊泳は禁止されています。ビーチコーミングや星砂集めで、幸せなひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

ペムチ浜

日本で一番南にあるビーチ

波照間島にあるペムチ浜は、訪れる人も少なく、静かで穏やかな時間が流れる隠れたスポットです。この浜は約1kmにわたって広がる白い砂浜が魅力的ですが、砂が粗めで白砂利浜とも呼ばれています。そのため、素足で歩く時はちょっと注意が必要かもしれません。観光施設がない分、自然そのままの美しさを楽しむことができ、のんびりとした時間を過ごすにはぴったりの場所です。さらに、この浜から自転車で南に約15分進むと、日本最南端の碑にも立ち寄れます。波照間島の素晴らしい自然を感じながら、心も体もリフレッシュできること間違いなしです。

浜シタン群落

樹齢数百年と推定されるミズガンピの大木の群落

波照間島の東側に位置する浜シタン群落は、自然愛好者や写真家には見逃せないスポットです。ここには樹齢数百年を超えるハマシタンの大木が生育しており、竹富町からは天然記念物に指定されています。これらの木々は隆起サンゴ礁に根を張り、繊細な白い花を咲かせます。

ビーチから少し内陸に入ると、幹の周囲が2mにも及ぶ巨木も見られ、その迫力は圧巻です。訪れた際には小さな案内板を見逃さないようにしましょう。波打ち際での散歩と合わせて、浜シタン群落を訪れることで、島のもう一つの顔を発見できるはずです。

底名溜池展望台

南海岸の荒磯を望む展望台

底名溜池展望台は、波照間島の自然を一望できる穴場スポットです。この展望台は、ただの石を積み上げただけのシンプルな構造ですが、その立地がもたらす眺望は絶景そのもの。農業用の溜池のそばにあり、周囲が平坦なため、ほんの少し高い位置からでも海や畑が一望できます。

特に夜には、近くに明かりがないため星空観察に最適。満天の星を背景に、南海岸の荒磯を眺めることができます。ただし、夜間は周囲が真っ暗になるので、訪れる際は昼間に場所を確認しておくことをおすすめします。星空を楽しむなら、この展望台からの光景は忘れがたい思い出になるでしょう。

波照間島灯台

日本最南端の灯台

波照間島灯台は、かつて日本最南端の灯台として知られていましたが、現在はその地位を沖ノ島灯台に譲り、静かな日々を送っています。この灯台は島のほぼ中心に位置し、通常の海沿いではなく、集落を見守るように佇んでいます。高さ16mの白い塔は、周囲の畑とともにひっそりとした風景を作り出し、その姿は訪れる人々に趣深い印象を与えます。

島の内陸部にあるため、海の景色ではなく、島の生活を一望できる点が特徴です。波照間島を訪れた際には、このユニークな灯台を訪れてみてはいかがでしょうか？灯台の上からの眺めは、島の日常と自然が織り成す、のどかな風景を楽しむことができます。

コート盛

琉球石灰岩を積み上げた遠見台

波照間島の中心に位置する「コート盛」は、島の歴史を感じることができる観光スポットです。この見晴台は、琉球王朝時代に不審船を監視するための火番所として使用されていました。サンゴ石を螺旋状に積み上げて作られたコート盛は、今では展望台としての役割を果たし、訪れる人々に島内のサトウキビ畑や広大な海、遠くに見える西表島の景色を楽しませています。

高さ約4mのこの小高い台地からの眺めは、特に日没時がおすすめで、夕日に照らされる水平線は訪れる人々にとって忘れがたい光景となるでしょう。歴史と自然が融合したコート盛は、波照間島を訪れた際には必見の場所です。

波照間星空観測タワー

日本最南端の公開天文台

波照間星空観測タワーは、「星空に一番近い島」と言われる波照間島の象徴的なスポットです。このタワーは島の南東端に位置し、周囲には民家や街灯がなく、夜空の星々をクリアに望むことができる理想的な場所にあります。施設は1994年に開業し、南十字星など、日本ではなかなか見ることができない星座を観測することができます。

タワー内には、200㎜の屈折式望遠鏡が設置されており、専門的な天体観測も楽しむことが可能です。星空ガイドのプログラムもあり、星についての興味深い話を聞きながら、満天の星空を眺めることができます。
ただし、現在は臨時休業中のため建物の中に入ることができません。

高那崎

琉球石灰岩が侵食できた岬

高那崎は、波照間島の南東に位置する見事な景観の岬です。ここからは、琉球石灰岩が形作る約1kmに渡る断崖絶壁と、コバルトブルーの太平洋が広がります。この岬は、日本最南端の碑を含むいくつかの重要な記念碑がある場所でもあります。特に「日本最南端之碑」は、1972年に設置され、平和を願うメッセージが込められています。

高那崎へは、石でできた蛇の形をした道「蛇の道」を通って行きます。この道は、戦争で二度と離れ離れにならないようにとの願いが込められています。訪れた際には、ただ美しい景色を楽しむだけでなく、日本最南端の地で平和の重要性を再認識する機会にもなるでしょう。高那崎は、波照間島の自然美と歴史的意義を感じられる、訪れる価値のあるスポットです。

日本最南端の碑

波照間島を訪れる観光客の記念写真の定番スポット

波照間島の最南端、高那崎にある「日本最南端の碑」は、日本の各地から寄せられた石を使って作られた特別な場所です。この碑は1972年、本土復帰前に北海道から自転車で旅をした学生が自費で設置したもので、日本中の人々にとって意味深い存在です。碑の形は蛇のように絡み合っており、「もう二度と戦争で離れ離れにならないで」という強い願いが込められています。

また、この場所には「波照間の碑」と「平和祈願の碑」もあります。後者は竹富町が戦後50年を記念して建てた平和の碑で、訪れる人々に平和の重要性を思い起こさせます。東経123度47分12秒、北緯24度02分24秒のこの地点からは、壮大な太平洋の景色も楽しめ、多くの訪問者に感動を与えています。日本最南端の碑を訪れることは、ただの観光を超えた、深い体験となるでしょう。

波照間島の観光スポットを満喫しよう

この記事では、沖縄の波照間島のおすすめの観光スポットを10選ご紹介しました。名所や見どころがいっぱいある波照間島では、効率よく観光を楽しむのがおすすめです。
ぜひ紹介した観光地を参考に、波照間島旅行のスケジュールを立ててみてください！