座間味観光で外せないおすすめスポット11選！島を満喫するモデルコースも紹介

座間味島ってどんなところ？

沖縄本島の那覇市から西へ約40kmの東シナ海に浮かぶ慶良間諸島。その中の一つである座間味島は、2014年に国立公園にも指定された、手つかずの自然が色濃く残るうつくしい島です。世界中のダイバーや観光客を魅了してやまない海の透明度はばつぐんで、その青さは「ケラマブルー」と称され、一度見たら忘れられないほどの感動を与えてくれます。

那覇の泊港（とまりん）から高速船「クイーンざまみ」で約50〜70分、フェリー「フェリーざまみ」なら約2時間でアクセス可能。日帰りでも十分楽しめますが、島時間に身をゆだねるなら宿泊がおすすめです。島内の移動は、港と主要なビーチを結ぶ村営バスや、レンタカー、レンタルバイク、レンタサイクルが便利。坂道も多いので、隅々までアクティブにめぐりたい方はバイクや電動自転車が特におすすめです！

【定番】座間味観光で絶対行きたい！おすすめ観光スポット8選

まずは、初めて座間味を訪れるなら絶対に外せない定番の人気観光スポットを8カ所紹介します。これぞ座間味！という王道の魅力をたっぷり味わってくださいね。

古座間味ビーチ

ミシュラン二つ星！ケラマブルーを体現するメインビーチ

座間味島に到着したら、まず目指したいのがこの古座間味（ふるざまみ）ビーチ！『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で二つ星を獲得したこともある、世界が認めた絶景ビーチです。

目に飛び込んでくるのは、真っ白なコーラルサンドと、どこまでも続く青のグラデーション。波打ち際からほんの数メートル泳ぐだけで、色とりどりの熱帯魚たちが迎えてくれる光景は、まるで天然の水族館！シュノーケリング初心者でも気軽に楽しめる、感動的な体験が待っています。

夏にはカラフルなパラソルが並び、南国ムード満点！シャワーやトイレ、売店などの設備も整っているので、一日中快適に過ごせるのもうれしいポイント。座間味観光のハイライトとして、忘れられない思い出を作ってくれる定番の名所です。

阿真ビーチ

高確率で会える！ウミガメと泳ぐ夢の体験

古座間味ビーチが「動」の魅力なら、こちらの阿真（あま）ビーチは「静」の魅力。遠浅で波が穏やかなこのビーチの最大の見どころは、なんといっても野生のウミガメに高確率で出会えること！

満潮の時間帯になると、食事のために浅瀬へやってくるアオウミガメ。その姿を見つけたときの感動はひとしおです。そっと近づけば、すぐ隣で一緒に泳ぐという夢のような体験ができます。ウミガメを驚かせないように、優しく見守ってあげてくださいね。

また、ここは島内屈指のサンセットスポットとしても有名。水平線に沈む夕日を眺めながら過ごす時間は、まさに至福のひととき。静かなビーチで、のんびりと自然との一体感を味わいたい方におすすめの癒しスポットです。

高月山展望台・平和の塔

港からすぐ！慶良間諸島を一望するパノラマビュー

座間味港から徒歩でも約20分と、最も気軽にアクセスできるのが高月山（たかつきやま）展望台です。標高約131mの小高い山の上にあり、展望台からは慶良間諸島の島々が織りなす絶景を一望できます！展望台は2カ所あり、それぞれ違った景色が楽しめるのがポイント。第1展望台からは座間味の集落を、第2展望台からは先ほど紹介した古座間味ビーチを見下ろすことができます。

エメラルドグリーンから深い藍色へと変化するケラマブルーのグラデーションは、まさに圧巻の一言。また、道中で「平和之塔」に立ち寄ることもできます。船の待ち時間や、島に到着してすぐのウォーミングアップに立ち寄るのにも最適な、定番のおすすめ絶景スポットです。

神の浜展望台

夕日と星空に感動！ロマンチックな時間を過ごすなら

島の西側に位置する神の浜（かみのはま）展望台は、ロマンチックな雰囲気を楽しみたいカップルや、うつくしい写真を撮りたい方にぴったりの人気スポット。その名の通り、展望台から見える浜の、海を隔てて小高く盛り上がった小島は、「シルグスク」という聖域になっています。

ここから眺める夕日は格別！空と海がオレンジ色に染まっていく光景は、思わず言葉を失うほどのうつくしさです。日が沈んだ後も楽しみは終わりません。周囲に明かりが少ないため、夜には満天の星空が広がり、天の川や流れ星が見えることも！

2020年にリニューアルされたばかりのうつくしい展望台で、昼はケラマブルーの海を、夕方は感動的なサンセットを、夜は星空観賞と、一日を通して絶景を楽しめる贅沢な場所です。

無人島（嘉比島・安慶名敷島・安室島）

渡し船で行くプライベートビーチ！究極の贅沢時間

「ビーチを独り占めしてみたい！」そんな夢を叶えてくれるのが、座間味港から渡し船でわずか5〜15分で行ける無人島へのショートトリップです。特に人気なのが、嘉比島（がひじま）、安慶名敷島（あげなしくじま）、安室島（あむるじま）の3島。

船を降りれば、そこは360度ケラマブルーに囲まれた真っ白な砂浜だけの世界！プライベート感あふれる空間で、シュノーケリングをしたり、ただ波の音を聞きながらのんびりしたりと、究極に贅沢な時間を過ごせます。

島にはトイレや売店などの施設は一切ないので、飲み物や軽食、シュノーケルセットなどは必ず持参しましょう。移動する際は渡し船などを事前予約しておくのがベター。手軽に冒険気分が味わえる、とっておきのアクティビティです。

マリリンの像

映画の舞台！海を越えた愛の実話が残る場所

座間味港から阿真ビーチへ向かう海岸沿いに、ぽつんと佇む一体の犬の像。これが、1988年に公開された映画『マリリンに逢いたい』のモデルとなった犬「マリリン」の像です。物語は、座間味島のマリリンと、対岸の阿嘉島に住む恋人の犬「シロ」が、約3kmの海を泳いで逢いに行くという実話に基づいているのだとか。マリリンの像は、今もシロが住んでいた阿嘉島の方をじっと見つめています。

そのけなげな姿は、どこか切なくも愛おしい雰囲気。うつくしいケラマブルーの海を背景に佇むマリリンの像は、絶好のフォトスポットです。散策の途中に立ち寄って、海を越えた一途な愛の物語に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

座間味村観光協会（青のゆくる館）

旅の始まりはここから！情報収集と休憩に最適な拠点

座間味港の目の前にある「青のゆくる館」は、島に到着したらまず立ち寄りたい観光の拠点。「ゆくる」とは沖縄の言葉で「休憩する」という意味。その名の通り、観光客が気軽に立ち寄って情報収集したり、休憩したりできる便利な施設です。

館内には座間味村観光協会のカウンターがあり、島のマップをもらったり、おすすめのスポットやグルメ情報を聞いたりすることができます。また、慶良間諸島の自然や生き物について学べる展示コーナーや、海の中を360度体験できるVRコーナーもあって見どころ満載！

カフェも併設されているので、船の待ち時間に一息つくのにもぴったり。座間味観光をスムーズに、そしてより深く楽しむために、ぜひ活用したい頼れるスポットです。

ざまみむん市場

旅の思い出に！島ならではの特産品がそろうお土産屋さん

旅の締めくくりには、お土産探しが欠かせませんよね。座間味港ターミナル内にある「ざまみむん市場」は、そんな時にぴったりのスポットです。「ざまみむん」とは「座間味のもの」という意味。その名の通り、島ならではの特産品や手作り雑貨がずらりと並びます。

特に人気なのが、座間味産のもずくを使った商品。定番のもずくスープや佃煮はもちろん、もずくを練り込んだ「もずくそば」や、スパイシーな「もずくカレー」など、ユニークな商品はお土産に喜ばれること間違いなし！

そのほかにも、島の風景がデザインされたオリジナルTシャツや、島人が作ったアクセサリーなど、ここでしか手に入らないものがたくさん。船に乗る直前までショッピングを楽しめるので、買い忘れたお土産もここでゲットできます。座間味観光の思い出を、ぜひ持ち帰ってくださいね！

【穴場】もっと座間味を知る！通な観光スポット3選

定番スポットをめぐった後は、もう少しディープな座間味に触れてみませんか？ここでは、知る人ぞ知る穴場の観光スポットを3つ紹介。静かな時間を過ごしたい方や、リピーターの方におすすめです。

ユヒナ浜

恋の伝説が残る、静かなプライベートビーチ

座間味島の北側、観光客の足が少ないエリアにひっそりと佇むのがユヒナ浜です。ここは、恋愛のパワースポットとしても知られる、こぢんまりとしたうつくしいビーチ。浜の中央には大きな岩があり、その上で愛を誓った二人は島の神様に祝福され、永遠に結ばれるというロマンチックないい伝えが残されています。

遊泳は不可ですが、その分訪れる人も少なく、まるでプライベートビーチのよう。波の音だけが響く静かな空間で、大切な人と二人きりの時間を過ごすのに最適な場所です。アクセスは少し大変ですが、その先には特別な景色が待っています。

いびぬめー

島の暮らしを見守る、港近くのパワースポット

座間味港のすぐ近く、集落の入り口に立つ大きな赤い鳥居が目印の「海神宮（いびぬめー）」。ここは、島の人々の暮らしに深く根付いた、海の神様を祀る大切な拝所（うがんじゅ）です。普段は静かな場所ですが、旧暦8月に行われる「海御願（ウミウガン）」の際には、大漁旗が飾られて祭りの拠点となり、島全体が活気に包まれます。

観光客でにぎわうビーチとは少し違う、島の日常と信仰が息づく神聖な雰囲気を感じることができます。旅の安全とよい出会いを祈願しに、散策がてら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。港から歩いてすぐなので、船の待ち時間にも気軽に訪れることができる穴場のパワースポットです。

稲崎展望台

冬季限定！大迫力のホエールウォッチングの拠点

冬の座間味観光のハイライトといえば、ホエールウォッチング！その拠点となるのが、島の北側に位置する稲崎（いなざき）展望台です。別名「クジラ展望台」とも呼ばれ、冬季に繁殖と子育てのためにやってくるザトウクジラを陸から探すための重要な場所となっています。

ホエールウォッチング協会のスタッフが常駐し、ここからクジラを見つけては船に無線で連絡を取る、まさに司令塔のような役割を担っているのです。運がよければ、潮を吹くブローや、巨大な尾びれで水面を叩くテールスラップなど、ダイナミックな姿を肉眼で確認できるかもしれません！

穏やかな内海を望むほかの展望台とは異なり、こちらは外洋に面した断崖絶壁からの雄大な景色が広がります。冬に座間味を訪れるなら必見の、特別な感動が待っている名所です。

1日で満喫！ケラマブルーをめぐる王道モデルコース

「座間味島が初めてで、どう回ればいいか分からない！」という方のために、見どころを効率よくめぐる王道の日帰りモデルコースをご提案します。レンタルバイクや電動自転車を利用するのがおすすめです！

10:15～ 古座間味ビーチでシュノーケリング！

那覇からの高速船1便で座間味港に着いたら、まずはレンタルバイクをゲット！荷物を預けて、早速島のメインスポット、古座間味ビーチへ向かいましょう。午前中の早い時間は人も少なく、透明度も最高潮！ケラマブルーの海に飛び込んで、カラフルな熱帯魚たちとの出会いを楽しみましょう。

12:30～ 島グルメでランチタイム

海でたっぷり遊んだらお腹はぺこぺこ。古座間味ビーチの売店で手軽に済ませるのもいいですし、一度集落に戻って「レストラン まるみ屋」などでボリューム満点の定食や沖縄料理を味わうのもおすすめです。

13:45～ 展望台めぐりで絶景をハシゴ！

午後はバイクで島をめぐる絶景ツアーへ！まずは港からも近い高月山展望台で、島々のうつくしいパノラマを堪能。その後、西側へ移動し、次の目的地である阿真ビーチへ向かいます。

14:45～ 阿真ビーチでウミガメに会えるかも？

穏やかな阿真ビーチでは、少し休憩しながらウミガメがやってくるのを待ってみましょう。満潮の時間と合えば、遭遇率はぐっと上がります！もし会えなくても、のんびりとした島の空気を感じるだけで癒されるはず。帰り道には「マリリンの像」に立ち寄って、記念撮影も忘れずに。

16:15～ 神の浜展望台で感動のサンセット

旅の締めくくりは、西海岸にある神の浜展望台からのサンセット。水平線に沈む夕日が空と海を茜色に染め上げる光景は、一生の思い出になること間違いなしです。日が沈むとあっという間に暗くなるので、帰りの時間には気をつけてくださいね。感動の余韻に浸りながら港へ戻り、お土産を買って那覇への帰路につきましょう。

まとめ

世界に誇る「ケラマブルー」の海、心癒される自然、そしてあたたかい島の空気。座間味島には、日常を忘れさせてくれる特別な魅力が詰まっています。

那覇から日帰りでも行ける手軽さながら、そこで待っているのは世界レベルの絶景と感動体験。今回ご紹介した定番から穴場までの観光スポットやモデルコースを参考に、あなただけの最高の座間味旅行を計画してみてください。

次の休日は、心も体もリフレッシュできる楽園・座間味島へお出かけしてみてはいかがでしょうか？

※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋

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