久美浜観光で外せないおすすめスポット13選！定番から穴場まで網羅

久美浜ってどんなところ？

京都府の北西部に位置する京丹後市久美浜町は、日本海と穏やかな「久美浜湾」に抱かれた風光明媚なエリアです。この久美浜湾は、全長約8kmもの長大な砂州「小天橋（しょうてんきょう）」によって日本海と隔てられた潟湖（せきこ）で、その独特な地形は世界的に貴重な「山陰海岸ジオパーク」の一部にも認定されています。

湾内では牡蠣の養殖が盛んで、冬にはカニをはじめとする海の幸も豊富。うつくしい自然景観だけでなく、歴史ある建造物やおいしいグルメ、多彩なレジャー・アクティビティが楽しめる、魅力あふれる観光地です！

久美浜観光で絶対行きたい！定番のおすすめ名所10選

まずは、初めての久美浜旅行で絶対に外せない、定番の人気観光スポットを10カ所ご紹介します！誰もが訪れる有名な見どころばかりなので、要チェックですよ。

久美浜湾

穏やかな水面が心を映す、箱庭のような絶景

久美浜観光の象徴ともいえるのが、この「久美浜湾」です。日本海と「小天橋」の砂州一本で隔てられた、周囲28kmにも及ぶ広大な潟湖で、波のない穏やかな水面が広がっています。湾に浮かぶカキの養殖棚は、この地ならではの風情ある風景。

季節や時間によって刻一刻と表情を変える景色は、まるで一枚の絵画のようです。湾の周りには公園やキャンプ場、温泉などが点在しており、ドライブやサイクリングでめぐるのもおすすめ。まずはこの久美浜湾の景色を眺めて、旅の始まりを感じてみてください！

小天橋海水浴場

関西屈指のロングビーチで過ごす、最高の夏時間

久美浜湾と日本海を分ける砂州に広がるのが「小天橋（しょうてんきょう）海水浴場」。その名は、景観が日本三景の「天橋立（あまのはしだて）」に似ていることに由来します。約8kmも続く白砂青松のロングビーチは、関西でも屈指の規模！透明度ばつぐんの遠浅の海は、小さな子ども連れのファミリーでも安心して楽しめます。

夏には多くの海水浴客でにぎわい、どこまでも続く青い海と空、そして白い砂浜のコントラストは、忘れられない夏の思い出になること間違いなし。人気のレジャースポットで、思いっきり羽を伸ばしましょう！

かぶと山展望台

息をのむ大パノラマ！久美浜を一望する絶景スポット

久美浜の地形の面白さを実感するなら「かぶと山展望台」は外せません！標高191.7mのかぶと山の山頂にあり、展望台からは眼下に広がる久美浜湾、日本海を隔てる小天橋の砂州、そして雄大な日本海と、まさに360度の絶景パノラマが楽しめます。展望台へは、麓の公園から約30分ほどのハイキング。木漏れ日の中を歩くのも気持ちいいですよ！

展望台は京都府産の木材が使われたモダンなデザインで、景色との一体感もばつぐん。久美浜観光のスタートに、この感動的な景色をぜひ目に焼き付けてください。

夕日ヶ浦海岸

日本の夕陽百選にえらばれた、感動のサンセット

その名の通り、うつくしい夕日が見られることで有名な「夕日ヶ浦海岸」。日本の夕陽百選にも選ばれており、水平線に沈む夕日が空と海を茜色に染め上げる光景は、まさに圧巻の一言です。特に春から夏にかけてが見頃で、多くの観光客やカメラマンがこの感動的な瞬間を待ちわびます。浜辺には流木で作られたフォトジェニックなブランコ「ゆらり」が設置されており（4〜10月ごろ）、夕日をバックに撮る写真は最高の旅の記念になりますよ！

ロマンチックな散策路「夕日の路」を歩きながら、大切な人と一緒にマジックアワーを過ごすのは、忘れられない体験になるはずです。

琴引浜（ことひきはま）

砂が奏でる不思議なメロディー「鳴き砂」の浜

「琴引浜」は、砂の上を歩くと「キュッ、キュッ」と琴を弾くような音が鳴る、不思議な「鳴き砂」で全国的に有名なビーチです。全長約1.8kmにわたるこのうつくしい浜は、国の名勝・天然記念物にも指定されています。この鳴き砂現象は、砂の主成分である石英が清浄な状態で、摩擦によって振動することで起こるもの。つまり、砂が鳴るのは浜がきれいな証拠なのです！

浜は禁煙で、地元の方々の清掃活動によってそのうつくしさが守られています。乾いた日に、すり足で歩くのが鳴らすコツ。自然が奏でる不思議な音色に、ぜひ耳を澄ましてみてください。

道の駅 くみはまSANKAIKAN

丹後の旬がてんこもり！グルメとお土産の宝庫

久美浜観光の拠点として立ち寄りたいのが「道の駅 くみはまSANKAIKAN」。地元で採れたばかりの新鮮な野菜や、梨、ぶどう、桃といった季節のフルーツがずらりと並び、見ているだけでもワクワクします！お土産物も充実しており、丹後の特産品を探すのにぴったり。

併設のレストラン「めしーる」では、地元の食材をふんだんに使った料理が味わえます。特に、この地方の郷土料理「丹後ばらずし」がセットになった「丹後寿司御膳」は、ぜひ食べてみたい逸品（要予約）。ドライブの休憩にも、ランチにも、お土産探しにも、旅の途中で必ず訪れたい便利なスポットです。

豪商稲葉本家（ごうしょういなばほんけ）

往時の繁栄を伝える、壮麗な商家建築

江戸時代から続く豪商「稲葉家」の邸宅が、当時の面影を色濃く残す「豪商稲葉本家」です。糀（こうじ）製造や廻船業で財を成した稲葉家の母屋は、明治時代に5年の歳月をかけて建てられたもの。国の登録有形文化財にも指定されており、その重厚な梁や広い土間からは、往時の繁栄ぶりがひしひしと伝わってきます。

うつくしい庭園を眺めながら、名物の「ぼたもち」をいただける喫茶室「吟松舎」で一休みするのもおすすめ。まるでタイムスリップしたかのような空間で、ゆったりとした時間を過ごせる歴史スポットです。

丹後ジャージー牧場 ミルク工房そら

濃厚ミルクがたまらない！牧場の絶品ジェラート

のどかな田園風景の中に佇む「丹後ジャージー牧場」。その敷地内にある「ミルク工房そら」は、搾りたての新鮮なジャージー牛乳を使った乳製品が人気のグルメスポットです！ジャージー牛のミルクは、一般的なホルスタイン牛に比べて乳脂肪分が高く、とっても濃厚でクリーミー。そのミルクで作るソフトクリームやジェラートは、一度食べたら忘れられないおいしさです。

定番のミルク味はもちろん、きなこや抹茶、季節のフルーツを使ったフレーバーなど種類も豊富。かわいい牛たちに癒されながら、牧場ならではのフレッシュなスイーツを味わう、至福のひとときをどうぞ！

如意寺

四季折々の花が咲き誇る、海の見える花の寺

久美浜湾を見下ろす高台に建つ「如意寺」は、「関西花の寺二十五カ所霊場」の第七番札所として知られる名刹です。その名の通り、境内は一年を通して四季折々の花で彩られます。特に有名なのが、春に約1万株も咲き誇る「ミツバツツジ」。山全体が鮮やかなピンク色に染まる様子は圧巻です！

ほかにも八重桜、アジサイ、紅葉と、訪れる季節ごとに異なるうつくしい表情を見せてくれます。よく手入れされた境内は散策するだけでも心が洗われるよう。花の寺ならではのかわいいお守りも人気。穏やかな久美浜湾の景色とうつくしい花々に癒される、静かな時間を過ごせるおすすめスポットです。

細見工房

旅の思い出を形に！本格的な陶芸体験

久美浜の自然に囲まれた静かな工房で、オリジナルの器作りに挑戦してみませんか？「細見工房」では、プロの陶芸家が丁寧に指導してくれるので、初心者でも安心して陶芸体験が楽しめます。電動ろくろ、または手びねりのどちらかを選び、約700gの土を使って湯飲みやお茶碗など、好きな形の作品を制作。

自分で土に触れ、形作っていく時間は、無心になれる特別な体験です。作品は約1ヶ月後に焼き上がり、自宅へ郵送してもらえます。旅の思い出を世界に一つだけの作品として持ち帰れる、素敵なアクティビティです。

知る人ぞ知る！久美浜の穴場観光スポット3選

定番を押さえたら、次は少しマニアックな穴場スポットへ。より深く久美浜の魅力を知りたい方におすすめの3カ所です。

神谷神社（神谷太刀宮）

神秘の磐座が鎮座する、古代からの聖地

久美浜の町中に静かに鎮座する「神谷神社」は、通称「太刀宮（たちのみや）」として親しまれる由緒ある神社です。ご祭神である丹波道主命（たんばのみちぬしのみこと）が持っていた神剣「国見の剣（くにみのつるぎ）」を祀ることから、その名が付きました。

境内奥には、古代の自然崇拝の跡とされる巨大な磐座（いわくら）群があり、神秘的で荘厳な雰囲気に包まれています。近年、人気漫画『鬼滅の刃』で主人公が斬る岩に似ていると話題にもなりました。凛とした空気が流れるパワースポットで、心静かにお参りしてみてはいかがでしょうか。

本願寺

丹後最古の木造建築！千体仏が見守る古刹

「本願寺」は、奈良時代の高僧・行基によって開かれたと伝わる歴史あるお寺です。見どころは、なんといっても国の重要文化財に指定されている本堂。鎌倉時代後期の建築とされ、丹後地方に現存する最古の木造建築物として、非常に貴重な存在です。

堂内には、行基と恵心僧都が彫ったとされる約2,000体もの「千体仏」がずらりと並び、その光景は圧巻。「命乞いの仏様」として信仰を集めてきた歴史があります。華美な装飾はありませんが、静かで厳かな雰囲気の中に、長い歴史の重みを感じることができる、通好みの穴場スポットです。

蒲井浜海水浴場（かまいはまかいすいよくじょう）

CMのロケ地にもなった、プライベート感満載のビーチ

「蒲井浜（かまいはま）海水浴場」は、入り江にあって波が穏やかな、プライベート感あふれる穴場のビーチです。きめ細かく白い砂浜と遠浅の海は、小さい子ども連れの家族旅行にもぴったり。海水浴はもちろん、磯遊びや釣りも楽しめます。そして、このビーチのシンボルとなっているのが、某缶ビールCMのロケ地にもなった「海の見えるツリーハウス」！青い海を背景に佇む姿は、絶好のフォトスポットです。

「にぎやかなビーチもいいけれど、静かな海でのんびり過ごしたい…」そんな気分の日に訪れたい、とっておきの場所です。

久美浜を大満喫！おすすめ日帰りモデルコース

久美浜の魅力を1日で効率よくめぐる、車での移動を想定したおすすめモデルコースをご紹介します。絶景、歴史、グルメをバランスよく楽しめますよ！

10:00～ かぶと山展望台で絶景を堪能！

まずは久美浜観光のスタートに、エリア全体を見渡せる「かぶと山展望台」へ。久美浜湾と小天橋が織りなすユニークな地形をその目に焼き付ければ、これからの旅への期待感が高まるはず！

11:00～ 豪商稲葉本家で歴史散策

次は、豪商の邸宅「稲葉本家」で歴史に触れる時間。重厚な建物を見学したり、うつくしい庭園を眺めたり、時間に余裕があれば、名物のぼたもちで少し休憩するのもおすすめ。

12:15～ 道の駅で地産地消ランチ！

お昼ご飯は「道の駅 くみはまSANKAIKAN」へ。新鮮な海の幸を使った定食や、郷土料理の「丹後ばらずし」など、地元ならではの味を楽しみましょう。食後には、直売所で旬のフルーツや野菜をお土産に買うのも忘れずに！

14:00～ 琴引浜で不思議な「鳴き砂」体験

午後は、国の名勝「琴引浜」へ。うつくしいビーチを散策し、不思議な鳴き砂の音に耳を澄ませてみてください。もし砂が湿っていて鳴らなくても、「琴引浜鳴き砂文化館」に立ち寄れば、いつでも鳴き砂体験ができますよ。

16:00～ 夕日ヶ浦海岸で感動のフィナーレ

旅の締めくくりは、日本の夕陽百選「夕日ヶ浦海岸」で。季節や天候にもよりますが、日没の時間に合わせて訪れ、空と海がオレンジ色に染まる壮大なショーを鑑賞しましょう。ビーチブランコ「ゆらり」に座って眺める夕日は、きっと忘れられない思い出になります。

忘れられない久美浜の旅へ

海の京都・久美浜の魅力、いかがでしたか？穏やかな湾と雄大な日本海が共存するユニークな自然、歴史を感じる街並み、そして新鮮な食材に恵まれたグルメと、久美浜には心惹かれる見どころがたくさんあります。

この記事で紹介した定番と穴場の観光スポット、そしてモデルコースを参考に、ぜひあなただけの素敵な久美浜旅行を計画してみてくださいね！

※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋

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