八雲観光で外せないおすすめスポット13選!モデルコースも紹介
八雲町は、日本で唯一太平洋(噴火湾)と日本海の両方に面した土地で、ユニークな地形が大きな特徴となっています。本記事では、八雲観光で外せないおすすめスポット13選を徹底解説します。モデルコースも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。



八雲町は、日本で唯一太平洋(噴火湾)と日本海の両方に面した土地で、ユニークな地形が大きな特徴となっています。ただし、八雲観光でどこにいくべきか悩んでいる方も多いのではないのでしょうか?
そこで本記事では、八雲観光で外せないおすすめスポット13選を徹底解説します。モデルコースも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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太平洋と日本海を望む町「八雲町」とは
八雲町は、日本で唯一太平洋(噴火湾)と日本海の両方に面した土地で、そのユニークな地形が大きな特徴となっています。町は太平洋側の「八雲地域」と日本海側の「熊石地域」に分かれ、地形も気候も異なります。
八雲地域は明治時代に尾張徳川家旧家臣団によって開拓された歴史があり、北海道近代酪農の発祥地として有名です。一方、熊石地域はアイヌの伝説や松前藩、北前船の寄港地という古い歴史を持ち、独自の文化を育んできました。
一つの町で開拓時代とそれ以前の物語の両方を体感できることが八雲町観光の大きな魅力です。壮大な自然景観とともに、奥深い歴史の旅を楽しむことができます。
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八雲観光で絶対行きたい!定番のおすすめ観光スポット10選
八雲観光のハイライトを見ていきましょう。ここだけは押さえておきたい、定番の人気観光スポットを10ヶ所ご紹介します。
噴火湾パノラマパーク
北海道の雄大さを全身で感じる!空と海が広がる絶景公園
噴火湾パノラマパークは、八雲PAに隣接していますが、高速道路PAから車で直接パークの駐車場へ進入はできません。利用時は八雲ICで高速を降りて一般道からアクセスする必要があります。
白樺並木が海へと続く「パノラマロード」は絵画のように美しい絶好の撮影スポットとなっていて、特に人気です。園内には「まきばの冒険広場」やパークゴルフ場があり、子ども連れでも楽しめます。
広大な開放感あふれる場所で、八雲らしさを感じながらリフレッシュできる施設です。
噴火湾パノラマパークの基本情報 | |
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住所 | 北海道二海郡八雲町浜松368-8 |
電話 | 0137-65-6030 |
営業時間 | 10:00~18:00(屋外施設は4月下旬~11月上旬) |
休業日 | 月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始 |
アクセス | JR函館駅から車で約2時間 |
料金 | 無料(一部有料施設あり) |
公式サイト |
ハーベスター八雲
絶景と美食の饗宴!丘の上で味わう絶品ハーブ鶏と石窯ピザ

噴火湾パノラマパークのすぐ隣、同じく丘の上にある「ハーベスター八雲」は、絶景とグルメを楽しめる名レストランです。テラス席からは遮るものがなく広がる噴火湾の絶景を眺めながら食事ができます。
看板メニューには国産ハーブ鶏を使ったフライドチキンと石窯焼きピッツァがあり、噴火湾産の新鮮な魚介を使った料理も揃っています。八雲の恵みを存分に堪能できる、休憩やランチに最適なスポットです。
ハーベスター八雲の基本情報 | |
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住所 | 北海道二海郡八雲町浜松365 |
電話 | 0137-64-3113 |
営業時間 | 11:00~(季節・曜日により変動あり、公式サイト要確認) |
休業日 | 12月~2月の月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 |
アクセス | JR八雲駅から車で約10分 / 道央自動車道 八雲PAから徒歩約2分 |
料金 | メニューによって異なる |
公式サイト |
八雲町木彫り熊資料館
北海道土産の王様!木彫り熊のルーツを辿るアートな旅

木彫り熊は北海道土産の定番として広く知られていますが、発祥の地は八雲町です。八雲町木彫り熊資料館では、誕生のきっかけとなったスイス製の木彫り熊や、北海道第1号の木彫り熊が展示され、成り立ちや歴史を学べます。
尾張徳川家19代当主・徳川義親が大正時代にスイスから木彫り熊を持ち帰り、農家の冬季収入源として生産を奨励したという物語は、八雲文化の象徴の一つです。館内には作家ごとの作品が多数並び、表情や作風の違いを間近で見比べることができます。
八雲町木彫り熊資料館の基本情報 | |
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住所 | 北海道二海郡八雲町末広町154 |
電話 | 0137-63-3131 |
営業時間 | 9:00~16:30 |
休業日 | 月曜日、祝日、年末年始(12月29日~1月5日) |
アクセス | JR八雲駅から徒歩約10分 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.town.yakumo.lg.jp/soshiki/kyoudo/content0572.html |
梅村庭園
四季が彩る静寂の空間。明治時代から続くうつくしい日本庭園

八雲町の中心部にある「梅村庭園」は、明治時代に愛知県から移住した旧尾張藩士・梅村多十郎によって造園された、北海道では珍しい本格的な池泉回遊式庭園です。庭園の中心をなす池では鯉が泳ぎ、秋になるとカエデやモミジの深い紅葉が美しいコントラストを描きます。
園内の「梅雲亭」は休憩用の歴史的建物で、丸窓から望む庭の景色はまるで一枚絵画のように感じるでしょう。入園は無料で楽しめ、町の指定文化財にもなっている隠れた名所です。
梅村庭園の基本情報 | |
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住所 | 北海道二海郡八雲町末広町151-1 |
電話 | 0137-63-3131(八雲町教育委員会) |
営業時間 | 4月 10:00~16:30 / 5月~10月 9:00~17:00 / 11月~12月 10:00~16:30 |
休業日 | 時期により異なる(月曜、祝日など)、12月29日~3月31日は冬季休館 |
アクセス | JR八雲駅から徒歩約10分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
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八雲神社
尾張徳川家の想いが宿る。熱田神宮と繋がる唯一の分社

八雲神社は、八雲町の開拓当初、尾張徳川家の旧家臣をはじめとする移住者の精神的支柱となるよう、明治時代に建立されました。最大の特徴は、名古屋の熱田神宮から正式に御分霊を受けた全国唯一の分社であることです。
分社となったのは明治20年(1887年)で、これは徳川慶勝公の功績が認められたことによる明治天皇の特別な裁可と伝えられています。境内は厳かな雰囲気に包まれ、開拓者たちの故郷への想いや新天地への決意が感じられる場所です。
八雲神社の基本情報 | |
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住所 | 北海道二海郡八雲町宮園町56 |
電話 | 0137-62-2523 |
営業時間 | 参拝自由 |
休業日 | - |
アクセス | JR八雲駅から徒歩約15分 |
料金 | 無料 |
公式サイト | - |
八雲町育成牧場
360°の大パノラマ!地平線まで続く牧歌的な風景に癒される

八雲町育成牧場は総面積約270ヘクタールもの広大な敷地を有し、そこには放牧された乳牛たちがのんびり過ごす牧歌的な風景が広がっています。
展望台からは、八雲町の市街地や雄大な噴火湾(内浦湾)、さらには駒ヶ岳まで一望でき、360度の大パノラマが楽しめます。特に春から秋にかけて開放されるこの場所は、晴れた日には青空と緑のコントラストが美しく、心洗われる絶景スポットとして人気です。
八雲町育成牧場の基本情報 | |
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住所 | 北海道二海郡八雲町熱田380 |
電話 | 0137-62-2203(八雲町農林課) |
営業時間 | 4月下旬頃~11月上旬頃(24時間開放) |
休業日 | 営業期間は4月下旬頃~11月上旬頃 |
アクセス | JR八雲駅から車で約32分(道道1029号線経由) |
料金 | 無料 |
公式サイト |
上の湯温泉 銀婚湯
森に抱かれた秘湯で極上の癒しを。源泉かけ流しの貸切野天風呂
上の湯温泉 銀婚湯は、大正天皇の銀婚式の日に温泉が大量に湧き出たことからその名が付いた、ロマンチックな由来のある温泉旅館です。広い敷地内には散策路に沿って複数の貸切野天風呂が点在しており、森の中や川辺で源泉かけ流しの湯をプライベートに楽しめます。
泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で、神経痛や皮膚病などに効能があるとされています。日帰り入浴も可能で、八雲の自然に包まれて心からリフレッシュできる癒しの名湯です。
上の湯温泉 銀婚湯の基本情報 | |
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住所 | 北海道二海郡八雲町上の湯199 |
電話 | 0137-67-3111 |
営業時間 | 日帰り入浴 12:00~16:00 |
休業日 | 日帰り入浴は月曜日(祝日の場合は翌日) |
アクセス | JR落部駅から車で約15分 |
料金 | 日帰り入浴 大人800円、小人400円 |
公式サイト |
奇岩雲石
伝説が息づく熊石のシンボル。神々が味方したと伝わる神秘の岩

日本海側の熊石エリアにある「奇岩雲石」は、約490年前の松前藩とアイヌの戦いにまつわる伝説が伝わる場所です。
松前藩の武将がアイヌ軍に追われこの岩に隠れたところ、黒雲と雷鳴が突然発生し、驚いたアイヌ軍が退却したことで命を救われたといわれています。岩の上には小さな神社が祀られており、現在も地域の信仰を集める熊石のシンボルとなっています。
奇岩雲石の基本情報 | |
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住所 | 北海道二海郡八雲町熊石雲石町 |
電話 | - |
営業時間 | 見学自由 |
休業日 | - |
アクセス | JR八雲駅から車で約45分 |
料金 | 無料 |
公式サイト | - |
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さらんべ公園
桜の名所でのんびりピクニック!地元民に愛される憩いの公園
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さらんべ公園は八雲町民の憩いの場として広く親しまれている公園です。春にはエゾヤマザクラやソメイヨシノなど約250本の桜が咲き誇り、町内屈指のお花見スポットとして賑わいます。
広々とした敷地には親水池やせせらぎ水路があり、夏は水遊びを楽しむ子どもたちの声が響きわたります。ロケット型すべり台など遊具類も充実し、家族でのレジャーに最適です。
さらんべ公園の基本情報 | |
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住所 | 北海道二海郡八雲町栄町1-12 |
電話 | 0137-62-2111(八雲町役場) |
営業時間 | 常時開放 |
休業日 | - |
アクセス | JR八雲駅から徒歩約15分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
八雲町情報交流物産館 丘の駅
八雲の「おいしい!」が大集合!旅の始まりと終わりに立ち寄りたいスポット
噴火湾パノラマパーク内にある「丘の駅」は、八雲町と周辺地域の特産品が集まるアンテナショップです。ここでは牛乳やチーズなどの乳製品、肉や魚介類の加工品、地元の銘菓や野菜など、八雲の「おいしい!」に出会えます。
ベンチからは噴火湾の絶景を眺めることができ、ご当地ソフトクリームも人気。さらに観光案内も行っているため、旅の情報収集にも立ち寄りやすいスポットです。
八雲町情報交流物産館 丘の駅の基本情報 | |
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住所 | 北海道二海郡八雲町浜松368-8 |
電話 | 0137-65-6030 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
休業日 | 月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始 |
アクセス | JR函館駅から車で約1時間30分 |
料金 | 入場無料 |
公式サイト |
もっとディープに!八雲観光の穴場スポット3選
定番を押さえたら、次はマニアックな八雲の魅力に触れてみましょう。旅行好きならきっと心惹かれる、穴場の観光スポットを3ヶ所ご紹介します。
黒岩の奇岩
アイヌの伝説が眠る「神の石」。夕日に染まる神秘的なシルエット

八雲町黒岩地区の海岸に屹立する「黒岩の奇岩」は、アイヌの人々から「シュマカムイ(神の石)」と呼ばれ、聖なる存在として崇拝されていた天然記念物です。岩の上には大正時代に建てられた祠があり、地元の漁業や海難防止の願いが込められています。
奇岩を取り巻く伝承には、敵が圧倒的な存在感を大軍勢と見間違えて逃げ去ったという逸話もあり、神秘的な雰囲気を今に伝えています。特に夕陽に照らされるシルエットは、絶景と評判です。
黒岩の奇岩の基本情報 | |
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住所 | 北海道二海郡八雲町黒岩 |
電話 | 0137-62-2116(八雲町役場 商工観光労政課) |
営業時間 | 見学自由 |
休業日 | - |
アクセス | 「JR黒岩駅」より徒歩約10分 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.town.yakumo.lg.jp/html-contents/ainuhistory/jpn/ainu/guide/017.html |
円空上人滞洞跡
天才仏師が祈りを込めた場所。歴史の息吹を感じる静かな洞窟

熊石地域にある「円空上人滞洞跡」は、江戸時代前期の仏師・円空が1666年(寛文6年)に蝦夷地を行脚した際にこの洞窟に滞在し、仏像を彫ったと伝わる場所です。
高さ約1.8m、幅約3.6mの小さな洞窟ですが、歴史の重みが感じられるスポットです。中に入ると、独特の静けさとひんやりとした空気に包まれます。
円空がここで彫った仏像の一部は、今も熊石の根崎神社や北山神社などに大切に祀られています。
円空上人滞洞跡の基本情報 | |
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住所 | 北海道二海郡八雲町熊石黒岩町 |
電話 | 01398-2-3111(八雲町役場 熊石総合支所) |
営業時間 | 見学自由 |
休業日 | - |
アクセス | JR八雲駅から車で約45分 |
料金 | 無料 |
公式サイト | - |
山越内関所跡
日本最北の関所跡を訪ねて。江戸時代の旅に思いを馳せる

八雲町の山越地区にある山越内関所跡は、江戸時代に和人地と蝦夷地の境界に置かれた、日本最北の関所があった場所です。享和元年(1801年)に函館・亀田から移設され、蝦夷地に入る人や物品の取り締まりを行う重要拠点として機能していました。
現在は石碑が残るのみですが、関所跡の近くにJR山越駅が会所をイメージして建てられており、往時の歴史を感じさせるスポットとなっています。
山越内関所跡の基本情報 | |
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住所 | 北海道二海郡八雲町山越 |
電話 | 0137-63-3131(八雲町教育委員会) |
営業時間 | 見学自由 |
休業日 | - |
アクセス | JR山越駅すぐ |
料金 | 無料 |
公式サイト | - |
八雲の魅力を1日で満喫!王道モデルコース
八雲の定番スポットを効率よくめぐる、おすすめのドライブモデルコースを紹介します。太平洋側の八雲地域を中心とした、絶景・グルメ・文化を1日で満喫できるプランです。
時間 | スポット | やること |
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10:00~11:00 | 八雲町育成牧場 | 展望台からの360度パノラマ絶景で1日をスタート! |
11:30~12:30 | 噴火湾パノラマパーク | パノラマロードで記念撮影&公園を散策 |
12:30~14:00 | 昼食@ハーベスター八雲 | 絶景を眺めながら絶品ハーブ鶏ランチ |
14:15~15:15 | 八雲町木彫り熊資料館 | 木彫り熊発祥の地の歴史とアートに触れる |
15:30~16:15 | 梅村庭園 | 静かな日本庭園でゆったりとした時間を過ごす |
16:30~ | 丘の駅でお土産探し | 八雲の特産品をゲットして旅の締めくくり |
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まとめ

八雲町は、太平洋と日本海の両方から得られる豊かな海の恵み、酪農と開拓の歴史、アイヌの伝説が重なり合う町です。壮大な自然景観や木彫り熊のアート、地元グルメ、癒しの温泉など、多彩な魅力が随所に息づいています。
観光名所はもちろん、地域の歴史や文化を感じる穴場スポットも点在し、旅のスタイルにあわせて自由に楽しめます。紹介したスポットやモデルコースを参考に、心に残る八雲旅の計画を立ててみてください。
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています
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