【2024年最新】ハイチの治安は?危険な場所や注意点を解説
ハイチへの渡航を検討している方々へ、2024年最新の治安情報をお届けします。現在、ハイチは深刻な治安悪化に直面しており、全土が「退避勧告」の対象となっています。渡航を検討する際は、最新の情報を十分に確認し、慎重な判断が必要です。
ハイチへの渡航を検討している方々へ、2024年最新の治安情報をお届けします。現在、ハイチは深刻な治安悪化に直面しており、全土が「退避勧告」の対象となっています。渡航を検討する際は、最新の情報を十分に確認し、慎重な判断が必要です。
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ハイチの治安はいい?悪い?
ハイチの治安状況は極めて深刻で、全土が危険な状態にあります。日本の外務省は、ハイチ全土に対して「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」を発出中です。これは最も厳しい渡航情報であり、すべての日本人に対して即時退避を勧告しています。
アメリカ、イギリス、オーストラリアなど他の主要国も同様に、自国民に対してハイチへの渡航を中止するよう勧告。2024年4月から日本大使館関係者も国外に避難しており、在ドミニカ共和国日本国大使館内で業務を行っています。(※2024年7月現在も継続中)
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ハイチの夜間の治安状況
ハイチの夜間の治安状況は極めて危険なので、外出は絶対にさけてください。首都ポルトープランスを含め、全土で武装集団による犯罪行為が頻発しています。
街灯などのインフラが整っていないため、夜になると多くの地域が暗闇に包まれます。また、警察の機能が著しく低下しているため、緊急時の対応が期待できません。
タクシーや公共交通機関の利用も非常に危険です。また、ホテルやレストランなどの施設内でも、十分な警戒が必要になります。
現在の治安状況では、観光目的での渡航は推奨できません。やむを得ない理由で滞在する場合も、夜間の外出は絶対にさけ、昼間でも必要最小限の移動に留めてください。
ハイチで治安が悪いとされる要注意エリア・スポット
ハイチでは全土が危険とされていますが、中でもとくに注意が必要なエリアがあります。都市部だけではなく、地方都市でも治安の悪化が深刻です。危険な地域について詳しくご紹介しますので、ぜひチェックしてください。
シテ・ソレイユ地区は要注意!
シテ・ソレイユ地区は、ポルトープランス市内でもとくに治安が悪化している地域の一つです。警察の管轄が及ばず、無法地帯と化しているため、立ち入りは絶対にさけてください。
カルフールのマーケットはねらわれやすい!
カルフール地区にある大規模なマーケットは、多くの人でにぎわう一方で、犯罪者にとっても格好の標的となっています。スリなどの軽犯罪だけでなく、テロや爆弾事件のターゲットにもなりやすいので注意してください。混雑した場所では、常に周囲に目を配り、いつでも避難できるよう心がけることが大切です。
デルマ通りは夜間要注意!
ポルトープランス市内のデルマ通りは、多くのホテルやレストラン、商店が立ち並ぶ一方で、夜間の治安が非常に悪化します。武装したギャングによる襲撃事件や誘拐事件など重犯罪も発生しているので、細心の注意が必要です。
ハイチで観光客が被害にあいやすい犯罪は?
ハイチではさまざまな犯罪が横行しており、観光客も被害にあうリスクが高くなっています。ここでは、観光客が注意すべき主な犯罪の種類と特徴について解説します。
誘拐
ハイチでは誘拐事件が急増しており、2024年現在、最も深刻な犯罪の一つとなっています。主な標的は外国人や裕福なハイチ人です。武装集団による誘拐が多く、現在の治安状況では、誘拐被害者の安全な解放が困難となっています。
武装強盗
ハイチでは路上や住宅、商業施設を問わず、武装強盗が頻発しています。銃器を使用した暴力的な強盗が多いため、非常に危険です。強盗に遭遇した際、抵抗すると生命の危険があります。とくに、外国人はねらわれやすいので、注意してください。
暴動・略奪
政情不安や経済危機を背景に、ハイチでは暴動や略奪事件が頻発しています。暴動や略奪は突発的に発生し急速に拡大するので、すぐにその場から離れてください。
略奪の主な標的は商店や倉庫で、道路封鎖や車両の破壊も伴います。外国人が巻き込まれるリスクも高いだけでなく、治安部隊の制御能力が著しく低下しているため、長期化する傾向にあるのが特徴です。
ハイチで被害にあわないための防犯対策
ハイチの治安は非常に危険な状態にあり、観光目的の渡航は強くお勧めできません。しかし、どうしても行かなければならない事情がある場合は、十分な対策を取ることが大切です。 ここでは、ハイチで被害にあわないための自衛策をいくつかご紹介します。
- 移動時の注意
- 滞在時の注意
- 貴重品の厳重管理
- 誘拐対策
犯罪から身を守るためのヒントになりますので、しっかりチェックしてください!
移動時の注意
ハイチで犯罪被害にあわないためには、移動時の対策が不可欠です。基本的に不要不急の外出は控えてください。どうしても移動しなければいけない場合、信頼できる警備会社のエスコートサービスを利用しましょう。
公共機関での移動はさけ、できるだけ信頼できる知人の車に乗ることをおすすめします。また、車で移動する際はしっかりドアロックをし、窓を閉めましょう。
人気のない道路や危険地域をさけることも大切です。移動中は常に周囲の状況に注意を払い、不審な動きがあれば即座に安全な場所に避難してください。
滞在時の注意
滞在先の選択も非常に重要です。宿泊施設はセキュリティが厳重な施設を利用し、ホテルでも部屋にいる時はしっかりロックをすることを忘れないでください。
ハイチ滞在中は、現地の治安情報を常にチェックしましょう。緊急連絡先リストを作成し、常に携帯することで、いざという時に冷静に対処できます。
また、定期的に家族や勤務先に、安否連絡することも忘れないでください。
貴重品の厳重管理
貴重品の管理も忘れないでください。基本的に大金や貴重品を持ち歩かず、宿泊施設のセーフティボックスに保管しましょう。外出する際は、目立たない服装や装飾品を付けないようにするのもポイントです。
誘拐対策
ハイチでは誘拐が多発しているので、しっかり対策しましょう。まず、行動パターンを予測されないように日々のルーティンを変えてください。
また、SNSへのリアルタイム投稿や位置情報の共有は控えましょう。犯人に襲撃される可能性が高まります。
緊急時の対応プランを事前に準備するのもおすすめです。誘拐保険への加入や身代金を要求された場合は、個人では対応せず専門家に相談するなど事前にいくつかのケースを想定しておきましょう。
もしハイチで犯罪の被害にあってしまった時の連絡先
ハイチでは治安状況が非常に悪化しているため、万が一犯罪に巻き込まれてしまう可能性は決して低くありません。そのため、事前に緊急連絡先を把握しておくことが大切です。
警察への通報はもちろん、怪我をした場合は病院への連絡、盗難や損害があった場合は保険会社への連絡など、冷静かつ迅速な対応が求められます。ここでは、ハイチ国内の主要な緊急連絡先と、在ドミニカ共和国日本国大使館の連絡先を紹介しますので、しっかりとメモを取っておきましょう。
ハイチの緊急通報先
ハイチの緊急通報先は、下記の通りです。
- 警察:3838-1111
- 救急:116
- 消防:3838-1111
緊急時は上記の番号に電話をかけてください。しかし、現在の治安状況では、緊急サービスが適切に機能していない可能性も高いので注意が必要です。
緊急事態が発生した場合は、まずは自身の安全を確保することが最優先です。安全が確保できたら、在ドミニカ共和国日本国大使館内にある在ハイチ日本国大使館臨時事務所に連絡を取りましょう。
また、緊急ではない被害にあった場合は、最寄りの警察署に相談するようにしてください。ただし、警察の機能が著しく低下している現状では、十分な支援が得られない可能性があることを理解しておく必要があります。
在ハイチ日本国大使館臨時事務所(在ドミニカ共和国日本国大使館内)
ハイチの深刻な治安悪化を受け、2024年4月9日以降、在ハイチ日本国大使館の関係者は一時的にハイチ国外に避難。現在は隣国ドミニカ共和国の首都サントドミンゴにある在ドミニカ共和国日本国大使館内に臨時事務所が設置されています。
在ハイチ日本国大使館臨時事務所の基本情報
- 住所:Av. Winston Churchill #1099, Esq. Andrés Julio Aybar,Torre Citigroup, Piso 21, Acrópolis Center
- 電話:(+1-809)-929-8092
ハイチ国内の緊急事態に際して、日本大使館による邦人保護の対応が困難な状況にあることは忘れないでください。ハイチ渡航を検討されている方は、最新の治安情報の入手と適切なリスク評価を行い、慎重な判断をされることを強くお勧めします。
ハイチの治安情報をチェック!行動は慎重に
ハイチは現在、深刻な治安悪化に見舞われています。日本政府は全土に対して「退避勧告」を発出しており、どのような理由であっても渡航はおすすめしません。最新情報には注意し、慎重な行動をとってください。
※治安は地域によっては短期間で変動する場合もあるため、渡航の際には必ず最新情報をお調べください。
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋
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