
ギリシャ(アテネ・サントリーニ)の物価は高い?費用や予算、日本との比較も
青いエーゲ海に浮かぶ白い建物、神話の世界が息づく古代遺跡。多くの人を魅了してやまない国、ギリシャ!この記事では、アテネとサントリーニ島を中心に、ギリシャの最新物価情報を徹底リサーチ!食費や交通費、ホテル代の相場から、旅行日数別の予算もご紹介します。


青いエーゲ海に浮かぶ白い建物、神話の世界が息づく古代遺跡。多くの人を魅了してやまない国、ギリシャ!この記事では、アテネとサントリーニ島を中心に、ギリシャの最新物価情報を徹底リサーチ!食費や交通費、ホテル代の相場から、旅行日数別の予算もご紹介します。
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ギリシャの物価は高い?安い?日本と徹底比較
「ギリシャの物価」と一口に言っても、滞在する都市によってその答えは全く異なります。
まず、首都アテネの「地元の人々の生活」に関わる物価は、東京と比べると意外と安いんです。例えば、市内の1LDKの家賃相場を見てみると、アテネが中心地で1ヶ月582ユーロ(約99,000円)前後なのに対し、東京は約171,811円。アテネの方がかなり安く生活できることがわかります。
ただし!これはあくまで「住む場合」の話。
私たちが「旅行」で使うホテル代や観光地のレストラン、観光施設の入場料は、また別の話です。特に世界的な観光地であるサントリーニ島は、物価が非常に高く、ホテル代やレストランの価格は東京やパリ、ロンドン並みか、それ以上になることも珍しくありません。
結論:アテネは「日本と同じか、モノによっては安い」、サントリーニ島は「日本(東京)より格段に高い!」と覚えておきましょう。
どれくらい違うのか、具体的な物価を日本(東京)と比較した一覧表でチェックしてみましょう!
ギリシャ(アテネ・サントリーニ)と日本の物価比較表
(※2025年11月現在、1ユーロ=約170円で換算)
商品・項目 | ギリシャ・アテネ価格 | ギリシャ・サントリーニ島価格 | 日本(東京)価格 |
|---|---|---|---|
ミネラルウォーター(500ml) | 0.30ユーロ〜(約51円〜) | 1ユーロ〜(約170円〜) | 約120円 |
ローカルな食堂(ギロピタ) | 3.50ユーロ(約595円) | 4.50ユーロ(約765円) | 約600円(牛丼など) |
レストランでの食事(ディナー) | 30ユーロ(約5,100円) | 60ユーロ(約10,200円) | 約5,000円 |
コーヒー(カフェのFreddo Cappuccino) | 4.50ユーロ(約765円) | 6ユーロ(約1,020円) | 約600円 |
タクシー初乗り | 1.80ユーロ(約306円) | (島内はメーター+交渉) | 約500円 |
この表からも、アテネでのタクシー初乗りや公共交通機関、スーパーの水は日本より安いことがわかりますね。一方で、ギリシャ名物のフェタチーズやオリーブオイルは、昨今の物価上昇の影響もあり、現地でも価格が上がっており、日本で買うのとあまり変わらないか、モノによっては高い場合もあります。
サントリーニ島は、水やバス代といった基本的なものから、食事、ホテル代まですべてが「特別料金」となっているのが一目瞭然です!
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ギリシャ旅行で気になる項目別物価ガイド
旅行の予算を立てる上で重要な「食費」「交通費」「観光・ホテル代」。それぞれの具体的な相場と、知っておきたいポイントを掘り下げて解説します!
食費の物価情報(ギロピタ、タベルナ、レストラン)
ギリシャ旅行の醍醐味といえば、やっぱりグルメ!ギリシャの食費は、お店のえらび方次第で大きく変わるのが特徴です。
【激安】ストリートフード(ギロピタ、スブラキ)
ギリシャ版ファストフードの「ギロピタ」(肉や野菜、ポテトをピタパンで包んだもの)や「スブラキ」(串焼き)は、旅行者の強い味方!
アテネの中心部なら、1個2.30〜4.60ユーロ(約390〜780円)ほど。ボリューム満点で、これ1個でランチはじゅうぶん!日本の牛丼やラーメンと同じか、それより安い価格で手軽に食費を抑えることができます。
【定番】タベルナ(大衆食堂)
「タベルナ」と呼ばれる、地元の人も利用する大衆食堂。観光客向けのレストランより、断然リーズナブルにギリシャの家庭料理を楽しめます。
ランチなら1人 10〜20ユーロ(約1,700〜3,400円)、ディナーでも1人 15〜30ユーロ(約2,550〜5,100円)が目安。ムサカやグリークサラダ、タコのグリルなど、定番グルメはぜひタベルナで味わってみてください!
【高級】サントリーニ島の絶景レストラン
サントリーニ島、特に夕日が見えるイア地区のレストランは、世界中から観光客が集まるため非常に高価です。
ディナーは1人 40ユーロ(約6,800円)からが相場で、ワインなどを楽しめば、あっという間に1人10,000円を超えてしまいます。「景色代」も含まれていると割り切って楽しみましょう。
カフェ(コーヒー代)
ギリシャのカフェ文化は活発ですが、コーヒー代は日本より高い傾向にあります。特にギリシャ名物のアイスカプチーノ「フレッドカプチーノ」は、アテネのカフェで1杯 4.10〜4.70ユーロ(約700〜800円)ほど。
毎朝カフェに立ち寄ると、地味に出費がかさむのでご注意を!
交通費・移動の費用(アテネ市内、島へのフェリー)
アテネ市内の交通費は、賢いチケットの買い方を知っていれば「激安」に抑えられます!
アテネ市内(メトロ・バス・トラム)
アテネの公共交通機関はチケットが共通。基本料金は90分有効で1.20ユーロ(約204円)です。
観光客におすすめなのは、以下の乗り放題パス!
- 1日券(24時間有効):4.10ユーロ(約700円)
- 【最強パス】5日券:8.10ユーロ(約1,380円)!
- なんと1日あたりたったの1.62ユーロ(約275円)。アテネに3日以上滞在するなら、これを買わない手はありません!(※空港への移動は対象外)
- 【初心者におすすめ】3DAYツーリストチケット:20ユーロ(約3,400円)
- 72時間の市内交通乗り放題に加えて、空港 ⇔ 市内メトロの往復(片道9ユーロ x 2=18ユーロ相当)が含まれます。
- 空港往復と、市内で少しメトロに乗るだけですぐに元が取れる、旅行者に最適のパスです!
アテネ空港 ⇔ 市内中心部
移動方法は大きく3つ。
- メトロ(Line 3):片道 9ユーロ(約1,530円)。速くて確実です。
- バス(X95番など):片道 5.50ユーロ(約935円)。24時間運行しており、一番安い移動手段です。
- タクシー:【重要】市内中心部へは定額 45ユーロ(約7,650円)(※2025年1月現在、日中の場合)。
- 注意! ギリシャのタクシーは、メーターを使わずに高額請求するなどのトラブルも耳にします。乗る前に「Flat rate, 45 Euro, right?」と必ず確認しましょう。
- 不安な初心者は、配車アプリの「Uber」や「FreeNow」を使えば、料金が確定するので安心です。
アテネ → サントリーニ島
島への移動は、旅の予算と時間でえらびましょう。
- フェリー(船): 最も安いチケットで 66〜77ユーロ(約11,000〜13,000円)ほど。所要時間は高速船で約5時間、通常船で約8時間。エーゲ海のクルーズ気分を味わえます。
- 飛行機: 所要時間は約1時間と最速ですが、料金はフェリーより高くなる傾向があります。
観光・ホテル・その他の費用
旅行予算の中で最も大きな割合を占めるのが、観光とホテル代です。
観光費(【超・重要】チケット制度変更!)
ギリシャ旅行を計画している方に、非常に重要なお知らせがあります。アテネの「共通チケット」は2025年4月に廃止されました!以前は、アクロポリスを含む主要7遺跡(古代アゴラ、ローマン・アゴラ、ゼウス神殿など)に30ユーロで入場できる、非常におトクな「共通チケット」がありました。
しかし、この制度が廃止され、現在は「アクロポリス単体」の入場料が30ユーロ(約5,100円)となっています。もし、以前の共通チケット対象だった7カ所の遺跡すべてを個別に回ると、合計93ユーロ(約15,800円)もかかってしまう計算に!
古いガイドブックやブログ記事の「共通券がおトク!」という情報は間違いなので、絶対に注意してください。アクロポリス以外にも遺跡をたくさん周りたい方は、観光スポットの入場やバスツアーが含まれた民間の「アテネ・シティ・パス」(13,864円〜)などを利用するのも一つの手です。
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ギリシャの通貨と為替レート
ギリシャ旅行前に、お金の基本情報を押さえておきましょう。
通貨
ギリシャの通貨はユーロ(EUR/€)です。
為替レート
1ユーロ = 約170円(2025年1月現在)
※為替レートは日々変動します。旅行前や両替時には、必ず最新のレートを確認してください。
両替のコツ
日本国内の空港での両替は、レートが悪いため最小限(例:空港から市内への交通費分)にしましょう。最もレートがいいのは、アテネ市内の両替所です。
次点で、現地のATMでクレジットカードのキャッシング機能(要・事前設定確認)を利用すギリシャ旅行の費用相場
では、実際にギリシャへ旅行するには、総額でいくらくらい必要なのでしょうか?旅行費用は、「航空券」と「ホテル代」で大きく変動します。
航空券は、安い時期(オフシーズンの11月〜3月)なら15万円前後、高い時期(ピークシーズンの7月〜8月)は30万円を超えることも。
ここでは、気候も良く旅行しやすい「ショルダーシーズン(5〜6月、9〜10月)」を基準に、2つのパターンの費用相場をご紹介します!
3泊5日(アテネ集中)の旅行費用
短い日数で、首都アテネの見どころ(アクロポリス、市内観光)をギュッと楽しむ弾丸プランの相場です。
費用項目 | 1名あたりの費用目安 |
|---|---|
往復航空券 | 約11万円〜 |
ホテル代(3泊) | 約4万円〜(1泊1.3万円想定) |
現地での食費 | 約1.5万円〜 |
現地での交通費 | 約0.5万円(3DAYパス+α) |
観光・入場料 | 約1万円(アクロポリス+他) |
お土産・雑費 | 約1万円〜 |
合計 | 約19万円〜 |
5泊7日(アテネ+サントリーニ)の旅行費用
ギリシャ旅行の王道!アテネ観光と、憧れのサントリーニ島を両方楽しむプランです。サントリーニ島に渡る分、費用はジャンプアップします。
費用項目 | 1名あたりの費用目安 |
|---|---|
往復航空券 | 約11万円〜 |
ホテル代(5泊) | 約8万円〜(アテネ2泊+サントリーニ3泊) |
現地での食費 | 約3.5万円〜 |
現地での交通費 | 約2.5万円(フェリー代、島内バス代含む) |
観光・入場料 | 約1.5万円 |
お土産・雑費 | 約1.5万円〜 |
合計 | 約28万円〜 |
※この予算は、サントリーニ島で「カマリ地区」などのリーズナブルなホテルに泊まった場合の節約相場です。
もしサントリーニ島でイア地区の絶景ホテルに泊まる場合、ホテル代だけで20万円以上になることも。その場合の合計予算は40万円〜を見ておくと安心です!
ギリシャ旅行の費用を抑える節約のコツ
「やっぱりギリシャは高いかも」と諦めないでください! ギリシャの物価は「高い」ところと「安い」ところがハッキリしています。ポイントを押さえれば、賢く費用を抑えることが可能です!
【最重要】サントリーニの宿泊エリアを工夫する!
これが最も効果の大きな節約術です。サントリーニ島での宿泊費は、エリアによって1泊数万円単位で変わります。
- 節約プラン:宿泊費が最も高い「イア地区」は「日中に観光で行く場所」と割り切り、ホテルは「フィラ地区」や、さらにリーズナブルな「カマリ地区」「ペリッサ地区」で探す。
- これだけで、1泊あたり5万円以上の節約になることも夢ではありません!
アテネの交通パスを徹底活用!
アテネ市内は、メトロやバスが非常に安くて便利。
- 観光客向けの「3DAYツーリストチケット(20ユーロ)」や、長期滞在なら「5DAYパス(8.10ユーロ)」を使い倒しましょう。
- タクシーは、空港からの定額利用や、複数人での割り勘、アプリでの利用に留め、基本は公共交通機関で移動するのが賢い選択です。
食事は「ギロピタ」と「タベルナ」を味方につける
ギリシャ旅行中、毎食を景色の良いレストランでとる必要はありません。
- ランチは「ギロピタ」(約3.50ユーロ)で手軽に済ませる。
- ディナーは観光客向けの高級店ではなく、地元の「タベルナ」をえらぶ。
- このメリハリが、食費を大きく節約するコツです。
旅行は「ショルダーシーズン」を狙う
航空券もホテル代もすべてが高騰する、ピークシーズン(7月〜8月)はさけるのが鉄則。気候もよく、価格も比較的落ち着いている5月〜6月、または9月〜10月の「ショルダーシーズン」が、ギリシャ旅行のベストシーズンであり、節約シーズンでもあります!
「水」はスーパーで買う
基本的なことですが、観光地のキオスクやレストランで水を買うと1ユーロ以上します。一方、スーパーマーケットなら0.30ユーロほどで買えます。ホテル近くのスーパーで、大きめのボトルウォーターを買いだめしておくのが、地味ですが効果的な節約術です。
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物価を理解して、賢くギリシャ旅行を楽しもう!
ギリシャの物価は、確かにサントリーニ島のように「高い!」と感じる部分もありますが、アテネの交通費やローカルフードのように、日本より「安い!」と感じられる部分もたくさんあります。一番の「節約」は、旅行前にこうした現地の物価の「相場」をしっかり知っておくこと!
特に「アクロポリスのチケット制度変更」や「空港タクシーの定額料金」といった情報は、知っているかいないかで、旅行中の安心感や満足度、そしてお財布の中身が大きく変わってきます。この記事で紹介した情報を参考に、あなただけのギリシャ旅行の予算を立てて、一生モノの思い出になる素敵な旅を楽しんできてくださいね!
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋
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