NEWT - かしこい、おトク、旅行アプリ“NEWT” アプリでひらく
開く

ヘルシンキの物価は高い?費用や予算、日本との徹底比較も

フィンランドの首都、ヘルシンキは、初めての海外旅行や、おしゃれなヨーロッパ旅行の行き先として大人気です。本記事では、ヘルシンキの物価を徹底解説します。費用や予算、日本との徹底比較も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

ライター
NEWT編集部(AIサポート)
フィンランド旅行・ツアーの情報をみる

フィンランドの首都、ヘルシンキは、初めての海外旅行や、おしゃれなヨーロッパ旅行の行き先として大人気です。ただし、「ヘルシンキの物価は高いの?」と疑問に思う方も多いのではないのでしょうか?

そこで本記事では、ヘルシンキの物価を徹底解説します。費用や予算、日本との徹底比較も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

Contents
もっとみる

\NEWTでおトクに旅行しませんか✈️/

\おトクなフィンランド・ヘルシンキ旅行をチェック!/
ホテル+航空券で約17万円~!
詳しくは下のツアーをクリックしてくださいね。

ヘルシンキの物価は高い?安い?日本(東京)と徹底比較!

photo by Unsplash

結論から言うと、2025年11月現在、ヘルシンキの物価は日本(東京)と比べてかなり高い水準にあります。「北欧は物価が高い」と聞いたことがある人も多いと思いますが、これは決して誇張ではありません。

フィンランドは高い税金によって医療・教育・福祉が充実した社会福祉国家であり、支える高い賃金水準がサービス価格に反映されているためです。

特に、レストランの食事、カフェ、タクシーなど「人の手がかかるサービス」は日本の1.5倍から2倍程度の価格と考えておきましょう。一方で、旅行者には直接関係しにくい家賃は、東京の中心部ほど極端に高くはありません。

また、空港から市内への電車賃など、項目によっては「日本より少し安い」と感じるものもあります。次に、旅行者が気になる主要な費用項目を取り上げ、日本(東京)と比較した具体的な価格差を見ていきましょう。

なお、為替は1ユーロ=約176円(2025年11月時点)を基準にしています。

商品・項目

ヘルシンキ価格 (EUR)

ヘルシンキ価格 (JPY)

日本 (東京) 価格 (JPY)

ミネラルウォーター (500ml)

€1.50

約264円

約130円

コーヒー (カフェのラテ)

€4.50

約792円

約550円

ローカル食堂 (ランチ)

€14.00

約2,464円

約1,000円

レストラン (ディナー)

€28.00

約4,928円

約3,500円

バス (市内ABゾーン)

€3.20

約563円

約240円

鉄道 (市内ABゾーン)

€3.20

約563円

約180円

タクシー初乗り (日中)

€5.70

約1,003円

約500円

ホテル代 (3つ星/1泊)

€120.00

約21,120円

約15,000円

家賃 (1LDK・市内/月)

€1,050.00

約184,800円

約150,000円

公共サウナ (Löyly 2時間)

€26.00

約4,576円

約1,000円 (スーパー銭湯)

空港鉄道 (片道)

€4.40

約827円

約1,500円 (京成)

\NEWTでおトクに旅行しませんか✈️/

【費用別】ヘルシンキ旅行の物価を深掘り!

photo by Unsplash

物価が「高い」ことはわかりました。では、旅行で実際にかかる「食費」「交通費」「観光費」「ホテル代」について、具体的に見ていきましょう! ここを理解すれば、予算(費用)の相場感がバッチリつかめます。

食費(グルメ)の物価:救世主は「Lounas(ロウナス)」

photo by Unsplash ※画像はイメージです

ヘルシンキ旅行で最も予算を左右するのは、食費です。特にディナーは非常に高く、カジュアルなレストランでもメインディッシュ1皿が20〜30ユーロ(約3,520〜5,280円)ほど。

高級レストランでは30〜50ユーロ(約5,280〜8,800円)にもなり、ドリンクを付けると1回の食事で1万円近くかかることも珍しくありません。

特に覚えておきたい節約キーワードが「Lounas(ロウナス)」です。これは平日のランチタイム(おおよそ11時〜14時)に提供されるお得なランチメニューのこと。

内容はメインディッシュが選べるセットやビュッフェ形式などが多く、価格は12〜15ユーロ(約2,112〜2,640円)程度が一般的です。ディナーに比べて破格の安さで、フィンランド料理のクオリティも高く、パンやコーヒーが含まれる場合もあります。

ヘルシンキ・グルメ

相場 (EUR)

相場 (JPY)

サーモンスープ (マーケット)

€13.00

約2,288円

シナモンロール (コルvapuusti)

€3.50

約616円

カフェのコーヒー (ラテなど)

€4.50

約792円

レストランのディナー (メイン1皿)

€28.00

約4,928円

バーのクラフトビール (1杯)

€9.00

約1,584円

交通費の物価:HSLアプリと「デイチケット」が命綱!

photo by Unsplash

ヘルシンキの交通費は、何も考えずに移動していると出費がかさみます。市内交通は「HSL(Helsinki Region Transport)」という公共交通機関が統括しており、バス、トラム(路面電車)、地下鉄、電車、さらにはスオメンリンナ島へ向かうフェリーまで含まれています。

どのエリアでも効率的に移動できるのが特徴です。交通システムの基本は「ゾーン制」で、ヘルシンキはA・B・C・Dの4つのゾーンに分かれています。

観光の中心であるヘルシンキ中央駅やテンペリアウキオ教会、マーケット広場などはABゾーン内に位置し、空港(ヘルシンキ・ヴァンター国際空港)はCゾーンにあるため、空港アクセスにはABCゾーンのチケットが必要です。

気をつけたいのは、1回券(Single ticket)を何度も購入することです。ABゾーンの1回券は3.20ユーロ(約563円)で、80〜110分間有効ですが、1日に4回乗るだけで12.80ユーロ(約2,250円)にもなってしまいます。

交通手段

ヘルシンキ (AB/ABC)

日本 (東京)

1回券 (市内)

€3.20 (約563円)

約180円〜240円

1日券 (市内)

€10.00 (約1,760円)

600円 (メトロ24h)

空港→市内 (電車)

€4.70 (約827円)

約1,300円〜3,000円

タクシー初乗り

€5.70 (約1,003円)

500円

観光・アクティビティの物価:サウナと美術館は高め!

photo by Unsplash ※画像はイメージです

ヘルシンキならではの特別な体験として、サウナとデザインの魅力は外せません。どちらも旅のハイライトになりますが、入場料はしっかりかかるので事前の予算確保がおすすめです。

ヘルシンキには旅行者でも利用しやすい公共サウナが多く揃っています。「Löyly(ロウリュ)」は海辺に建つ木造デザインが美しい人気サウナで、2時間の体験が26ユーロ(約4,576円)です。水着着用で、事前予約がおすすめです。

「Allas Sea Pool(アッラス・シー・プール)」はマーケット広場近くの複合施設で、バルト海に浮かぶプールで泳ぐこともでき、平日の入場料は18ユーロ(約3,168円)です。そのほか、「Uusi Sauna」「Kotiharjun Sauna」などローカルな雰囲気のサウナもあり、料金は15〜18ユーロ程度となっています。

また、完全セルフ運営の「Sompasauna」なら、無料で24時間利用可能です。デザイン体験では、美術館や教会も人気スポットです。「テンペリアウキオ教会(ロック・チャーチ)」は岩をくり抜いて造られた幻想的な空間で、入場料は8ユーロ(約1,408円)です。

ホテル代の物価:クオリティは高いが予約は早めに!

photo by Unsplash ※画像はイメージです

ヘルシンキのホテル代は、航空券の次に大きな費用となり、東京と比べても平均的に高い水準です。特に市内中心部では、清潔でおしゃれな北欧デザインを取り入れたホテルが多く、価格に見合った快適な滞在が期待できます。

宿泊費は時期やホテルのランクによって大きく変動します。ドミトリーやホステルは1泊40ユーロ(約7,040円)から、3つ星ホテルは100〜150ユーロ(約17,600〜26,400円)で、平均は120ユーロ(約21,120円)ほどです。

4つ星ホテルは150〜250ユーロ(約26,400〜44,000円)が中心で、平均は156ユーロ(約27,456円)程度になっています。​人気の季節に旅行する場合、3〜6ヶ月以上前からの予約が必須です。

逆に、冬(1月〜3月)は寒さが厳しいものの、ホテル代が下がる傾向があるため、予算重視の旅にはおすすめです。

\ヘルシンキのおトクなホテルをチェック!/

ヘルシンキの通貨と為替レート、支払い事情

photo by Unsplash ※画像はイメージです

ヘルシンキ(フィンランド)で使われている通貨、両替、スマホ世代に一番大事な「キャッシュレス事情」について解説します!

通貨はユーロ(EUR)

フィンランドの通貨はユーロ(EUR)が使われています。2025年11月現在、ユーロの為替はおよそ1ユーロ=176円前後で推移しています。

このレートは10年前の130円台と比較すると円安が大きく進んでおり、旅行者が「物価が高い」と感じる主な理由のひとつです。

なお、フィンランドは世界でも有数のキャッシュレス社会です。現地ではクレジットカード(Visa、Mastercard)がほぼすべての店や施設で利用できるほか、交通機関の券売機やカフェ、公衆トイレやマーケットの小規模店舗でもタッチ決済が普及しています。

現地の人はスマホ決済(Apple Pay、Google Pay)やデビットカードを主に使い、現金(ユーロ)を使う機会はフリーマーケットや一部のローカルイベントに限られます。​

旅行時にはVisaかMastercardのクレジットカードを1枚(+スマホ)持っていればほぼ困ることはありません。お守り代わりに1〜2万円(50〜100ユーロ)程度を両替しておくのは安心ですが、現金が必要な場面は非常に少ないため、大きな両替は不要です。

【期間別】ヘルシンキ旅行の費用相場(航空券・ホテル代込み)

photo by Unsplash ※画像はイメージです

「物価が高いのはわかったけど、結局、総額でいくらなの?」 という疑問に答えます。

ここでは、ヘルシンキ旅行にかかる「航空券」「ホテル代」「現地滞在費(食費・交通費・観光費)」を合計した、1名あたりの総予算(費用)の目安を、人気の期間別に紹介します。

※オフシーズン(冬など)、エコノミークラス利用、3つ星ホテル、Lounasやスーパーを活用して食費を節約した場合の「最低ラインの目安」です。

3泊5日のヘルシンキ旅行の費用相場

市内中心部をコンパクトに楽しむ、弾丸旅行のプランです。

費用項目

費用目安 (1名あたり)

航空券 (往復・オフシーズン)

150,000円〜

ホテル代 (3泊・3つ星)

66,000円〜 (約22,000円/泊)

現地滞在費 (食費・交通費・観光費)

49,500円〜

 (内訳:食費)

(約7,500円/日 x 4日 = 30,000円)

 (内訳:交通費)

(AB 3日券+空港往復 = 約4,500円)

 (内訳:観光・サウナ代)

(15,000円)

合計 (目安)

265,500円〜

5泊7日のヘルシンキ旅行の費用相場

ヘルシンキ市内に加え、近郊の街(ポルヴォーなど)への日帰り旅行も楽しめる、ゆったりプランです。

費用項目

費用目安 (1名あたり)

航空券 (往復・オフシーズン)

150,000円〜

ホテル代 (5泊・3つ星)

110,000円〜 (約22,000円/泊)

現地滞在費 (食費・交通費・観光費)

81,900円〜

 (内訳:食費)

(約7,500円/日 x 6日 = 45,000円)

 (内訳:交通費)

(AB 5日券+空港往復 = 約6,900円)

 (内訳:観光・サウナ代)

(30,000円)

合計 (目安)

341,900円〜

\おトクなフィンランド・ヘルシンキ旅行をチェック!/
ホテル+航空券で約17万円~!
詳しくは下のツアーをクリックしてくださいね。

物価が高いヘルシンキで賢く費用を抑える5つの節約術

photo by Unsplash

物価が高いヘルシンキでも、この5つの「鉄則」を知っていれば問題ありません。海外旅行初心者でも簡単に実践できる、賢い節約術を紹介します。

1. 昼食は「Lounas(ロウナス)」一択!

ヘルシンキで食費をしっかり節約するなら、平日のランチタイム(11時〜14時頃)にレストランの「Lounas(ロウナス)」を利用するのが最もおすすめです。多くのレストランでランチビュッフェやセットメニューが提供されており、12〜15ユーロ(約2,112〜2,640円)が平均的な価格です。

このランチで野菜・タンパク質などをしっかり摂り、1日で一番充実した食事にするのが理想的。​逆に、朝食と夕食はスーパーで食材を調達するのが賢い方法です。

ヘルシンキのスーパーではライ麦パンやチーズ、ハム、ヨーグルト、サーモンなど高品質な食材が豊富に揃っており、ホテルなどに持ち帰って食べれば夕食を10ユーロ(約1,760円)以下に抑えることも可能です。

2. 移動は「HSLデイチケット」が必須!スマホアプリでOK

ヘルシンキ観光の移動費を節約するなら「HSLデイチケット(乗り放題券)」が必須です。ABゾーン(市内中心部)の1日券は10ユーロ(約1,760円)、3日券は20ユーロ(約3,520円)、5日券は30ユーロ(約5,280円)です。

観光で1日3回以上公共交通機関(トラム、バス、地下鉄)に乗る場合は1回券より圧倒的にお得。​このデイチケットは、市内の券売機やキオスクはもちろん、HSL公式アプリで簡単に購入できます。

アプリでクレジットカードを登録し、必要なゾーンと日数を選んで購入したら、乗車前にアプリ上でチケットをアクティベート(有効化)して使います。アプリの利用なら購入・管理・乗車までスマートに完結し、旅行中の移動も安心です。

3. 「ヘルシンキカード」は、自分の旅程と要相談!

観光で公共交通と主要スポットを効率よく回りたい場合、「ヘルシンキカード」が選択肢となります。このカードは「HSL公共交通(ABまたはABCゾーン)」と「主要な観光スポットの入場料」がセットになったパスで、CITY(ABゾーン交通付き)の料金は24時間62ユーロ(約10,912円)、48時間77ユーロ(約13,552円)、72時間93ユーロ(約16,368円)です。​

たとえば72時間券の場合、HSLの3日券(20ユーロ)を引くと、観光施設に実質73ユーロ換算でアクセス可能となります。アモス・レックス(20ユーロ)、テンペリアウキオ教会(8ユーロ)、Löylyサウナ(26ユーロ)、シティハイライトクルーズなどを利用すれば十分に元が取れる計算です。

まとめると、美術館や博物館、クルーズなど有料スポットを1日に3か所以上巡る観光重視の方にはヘルシンキカードがおすすめです。一方で、カフェ巡りやサウナでゆっくりしたい方、街歩きが中心の旅の場合は個別チケットやHSLデイチケットのみのほうが安くなる場合もあるので、自分の旅程にあわせて比較検討をしてください。

4. スーパーマーケット(Lidl, S-Market)を使いこなす

ヘルシンキで賢く食費とお土産代を節約するには、スーパーマーケットの活用が最強の方法です。市内にはいくつかの主要チェーンがあり、それぞれ特徴があります。

ドイツ系のディスカウントスーパー「Lidl(リドル)」は、ヘルシンキで最も安いチェーン。パンや乳製品、飲み物、お菓子などの日常的な食材が低価格で揃います。とくに朝食や日々の軽食を買うならLidlが断然お得です。

「S-Market」や「Prisma」は地元資本のSグループが運営。価格と品質のバランスが取れていて、品揃えも豊富。大型店舗「Prisma」なら生活雑貨やデリコーナーも充実しているので、サラダや総菜も安く手に入ります。

「K-Market」「K-Citymarket」(Kグループ)は市内各所にあり、利便性では一番。Sグループよりやや価格が高い店舗もありますが、立地や営業時間の面でとても便利です。

5. 水は「水道水」を飲むべし!

ヘルシンキの水道水は世界的にも非常に高い品質で知られており、国連の報告書などでも「世界で最も清潔で安全」と評価されています。ヘルシンキではホテルの蛇口からそのまま水を飲むことができ、味にクセがなく冷たくて非常に美味しいのが特徴です。​

フィンランドの水は軟水であり、日本の水と似た硬度のため、日本人にも飲みやすいと言われています。浄水処理も高度に管理されており、残留塩素量も日本の水道水と同程度かそれ以下に抑えられているため、安心して使用できます。

旅行者は日本からお気に入りのマイボトル(水筒)を持参し、ホテルや公共施設の水道水を毎朝補充して持ち歩くのが賢い節約術です。これにより、1日で3〜5ユーロ(約500円〜880円)相当の飲み物代を節約でき、手軽で環境にも優しい旅のスタイルを実現できます。

まとめ:ヘルシンキの物価は高い!でも計画次第で絶対楽しめる!

photo by Unsplash

ヘルシンキの物価は、日本と比べると間違いなく高いです! 特に外食費と交通費は、覚悟していた以上だと感じるでしょう。

ただし、物価が高いからと諦めるのは早すぎます。

  • 食費は「Lounas(ランチ)」で豪華に、朝晩はスーパーで節約しましょう
  • 交通は「HSLデイチケット(アプリ)」で乗り放題になります
  • 飲み物は「水道水」でゼロ円になります

この3つの「鉄則」を守るだけで、現地でかかる費用は驚くほど抑えられます。 高い物価の背景には、豊かな市民生活や美しい街並み、洗練されたデザイン、世界一のサウナ文化があります。

ぜひ本記事を参考に、賢く予算を立てて、素敵なヘルシンキ旅行を楽しんでくださいね!

※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋

cover photo by Pixabay

NEWT FES メガサマーセール Final|NEWT(ニュート)NEWT FES メガサマーセール Final|NEWT(ニュート)

フィンランドの東京発のおすすめツアー

フィンランド旅行におすすめのホテル

\ 旅行のご相談はこちらから/

LINE
公式LINEアカウント

おトクな旅行キャンペーンなどをどこよりも早くお届けします。旅行のご相談も受付中です。

旅行の情報をお届け✈️

InstagramやXでは、旅行の情報を毎日投稿しています。ぜひチェックしてみてください✨

NEWT公式InstagramをみるNEWT公式Xをみる

フィンランド旅行・ツアー情報

ほかエリアの旅行・ツアー情報

ほか出発空港のフィンランドツアー