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ボリビア旅行のベストシーズンは?おすすめの季節やさけるべき時期を解説
南米大陸のほぼ中央に位置し、「天空の鏡」ウユニ塩湖の絶景で世界中の旅人を魅了する国、ボリビア。この記事では、そんなボリビアの気候を地域別・季節別に徹底解説!旅の目的別のおすすめシーズンまで詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。



南米大陸のほぼ中央に位置し、「天空の鏡」ウユニ塩湖の絶景で世界中の旅人を魅了する国、ボリビア。この記事では、そんなボリビアの気候を地域別・季節別に徹底解説!旅の目的別のおすすめシーズンまで詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
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ボリビアの気候は?年間の気候と特徴

ボリビアの気候は、その地形の多様性により、一言で表すのが非常に難しいのが特徴です。アンデス山脈が連なる高地、温暖な渓谷地帯、そしてアマゾンの熱帯低地と、訪れる場所によって気候は大きく異なります 。
国全体の季節は、主に2つに分けられます。
乾季(4月~10月ごろ)
雨が少なく、晴天が続くため観光に最適なシーズン 。特にアンデス高地では、空気が澄み渡り、突き抜けるような青空が広がります。
雨季(11月~3月ごろ)
雨が多くなり、特に午後にスコールのようなにわか雨が降ることが増えます 。ウユニ塩湖に水が張り、「天空の鏡」が見られるのはこの時期です。
特にウユニ塩湖や首都ラパスなどのアンデス高地(アルティプラーノ)は、標高が3,700メートル前後と非常に高いため、一年を通して昼夜の寒暖差が激しいのが大きな特徴 。日中はTシャツで過ごせるほど暖かくても、日が沈むと一気に気温が下がり、冬の乾季には氷点下になることもあります。高地に訪れる際は、季節を問わずしっかりとした防寒対策と、紫外線対策が必須です!
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ボリビアの季節別カレンダー!春・夏・秋・冬の気候と楽しみ方

南半球にあるボリビアの季節は日本と逆になります。ここでは、日本の四季に合わせて、それぞれの季節の魅力とおすすめの過ごし方をご紹介します!
春(9月~11月):乾季の終わりと雨季の始まり。穏やかな気候で文化に触れる
花々が咲き始め、穏やかな気候の中で街歩きを楽しむ

9月から11月は、ボリビアの春にあたり、長く厳しい乾季が終わり、待望の雨季へと移り変わる季節です。アンデス高地では徐々に気温が上がり、日中は過ごしやすくなります。ラパスやスクレなどの都市では、花が咲き始め、街が彩り豊かになるうつくしい時期です。
気候が穏やかなため、街歩きには最適なシーズン。世界遺産の街スクレの白い街並みを散策したり、ラパスの活気あふれる市場を覗いてみたりするのにぴったりです。服装は、日中は長袖シャツにジャケット程度で快適ですが、朝晩は冷え込むためフリースなど暖かい上着を準備しましょう。
11月に入ると雨が降り始め、ウユニ塩湖に水が溜まり始めることも。まだ「天空の鏡」を見るには水量が足りないことが多いですが、運が良ければ鏡張りの始まりに出会えるかもしれません。また、11月2日には「死者の日」があり、各家庭で祭壇を飾り、故人の魂を迎える伝統的な文化に触れることができます 。
項目 | 詳細 |
---|---|
季節 | 春 |
期間 | 9月~11月 |
平均気温(ラパス) | 8℃~9℃ |
降水量(ラパス) | 15mm~50mm/月 |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
適した服装 | 長袖シャツ、セーター、フリース、ジャケット。重ね着で体温調節できるように。日差し対策の帽子、サングラスも必須。 |
主なイベント・見どころ | 死者の日(11月2日)、スクレやラパスの街歩き |
おすすめグルメ・特産品 | サルテーニャ(ボリビア風ミートパイ)、ソパ・デ・マニ(ピーナッツスープ) |
体験・アクティビティ | 街歩き、市場散策、文化体験 |
注意点 | 標高の高い地域では高山病に注意が必要です。水分補給をこまめに行い、ゆっくりと行動しましょう。11月は天候が不安定になることがあります。 |
夏(12月~2月):「天空の鏡」が現れる!奇跡の絶景に出会う雨季
雨が創り出す奇跡の絶景!ウユニ塩湖の鏡張りを体感

12月から2月は、ボリビアの夏であり、雨季のピーク。この季節こそ、多くの旅人が夢見るウユニ塩湖の「天空の鏡」が出現するシーズンです! 降った雨が広大な塩の平原に薄く張り、天地の境目がなくなったかのような幻想的な世界を創り出します。青空と雲が映り込む昼間の絶景はもちろん、夜には満天の星が足元にも広がる、宇宙に浮かんでいるかのような体験ができます。
ただし、この奇跡の絶景に出会うには、「十分な雨が降っていること」「風がないこと」「晴れていること」など、いくつかの条件が揃う必要があります 。雨季だからといって必ず見られるわけではない、まさに運次第の絶景なのです。
この時期は、南米三大祭りの一つに数えられる「オルーロのカーニバル」が2月頃に開催され、国中がお祭りムードに包まれます 。悪魔の姿で踊る「ディアブラーダ」など、キリスト教と土着の信仰が融合したユニークで情熱的な踊りは必見です 。
項目 | 詳細 |
---|---|
季節 | 夏 |
期間 | 12月~2月 |
平均気温(ラパス) | 9℃ |
降水量(ラパス) | 90mm~120mm/月 |
おすすめ度 | ★★★★★(ウユニ塩湖) |
適した服装 | 防水性のあるジャケットやパンツ、長靴(現地でレンタル可)。日中は暖かくても朝晩は冷えるため、フリースやダウンも必須。 |
主なイベント・見どころ | ウユニ塩湖の鏡張り、オルーロのカーニバル(2月頃)、アラシタの祭り(1月下旬、ラパス) |
おすすめグルメ・特産品 | トゥナ(サボテンの実)、ピケマチョ(肉とポテトの盛り合わせ) |
体験・アクティビティ | ウユニ塩湖での絶景鑑賞・星空観賞、カーニバル参加 |
注意点 | 雨で道路状況が悪化し、ツアーが中止になったり、移動に時間がかかったりすることがあります。ウユニ塩湖の鏡張りは天候次第で見られない可能性も。 |
秋(3月~5月):鏡張りと乾いた大地、二つの顔を持つ季節
鏡張りのラストチャンス!穏やかな気候で絶景も街歩きも

3月から5月は、ボリビアの秋。雨季の終わりから乾季へと移り変わる、気候が安定し始める過ごしやすい季節です 。
3月はまだ雨季の名残があり、ウユニ塩湖の鏡張りを見られるラストチャンス!雨量が減り晴天率が上がるため、青空が映り込むうつくしい鏡張りに出会える確率が高まる、ねらい目の時期とも言えます 。4月以降は急速に水が干上がっていき、乾季の真っ白な大地の姿へと変わっていきます。
この時期は、アンデス高地でも日中の気温が15℃前後と比較的暖かく、夜の冷え込みも冬ほど厳しくありません 。そのため、ウユニ塩湖の観光と合わせて、ラパスやスクレなどの都市観光を組み合わせるのにも最適なシーズンです。服装は、重ね着を基本に、朝晩の冷え込みに備えてフリースや軽めのジャケットを準備しましょう。
項目 | 詳細 |
---|---|
季節 | 秋 |
期間 | 3月~5月 |
平均気温(ラパス) | 8℃~9℃ |
降水量(ラパス) | 15mm~60mm/月 |
おすすめ度 | ★★★★★ |
適した服装 | 長袖シャツ、フリース、ジャケットなど重ね着できる服装。防水性のある上着や靴。日差し対策グッズ。 |
主なイベント・見どころ | ウユニ塩湖の鏡張り(3月)、乾季の塩の大地(4月以降) |
おすすめグルメ・特産品 | シルパンチョ(ボリビア風カツレツ)、チョクロ(大粒トウモロコシ) |
体験・アクティビティ | ウユニ塩湖観光、都市観光、遺跡めぐり |
注意点 | 季節の変わり目で天候が不安定なことがあります。3月はまだ雨が降る可能性があるため雨具は必須です。 |
冬(6月~8月):果てしなく続く白銀の世界!トリックアートと満天の星空
どこまでも続く塩の大地!最高の星空とトリック写真を楽しむ乾季

6月から8月は、ボリビアの冬であり、乾季のピーク。アンデス高地では雨がほとんど降らず、毎日突き抜けるような青空が広がります 。ウユニ塩湖は完全に干上がり、見渡す限り真っ白な塩の大地が地平線の彼方まで続きます。
この時期のウユニ塩湖の魅力は、なんといってもトリック写真!遠近感がなくなる広大な塩の大地では、おもしろいアイデア次第で不思議な写真をたくさん撮ることができます 。また、空気が澄み渡り、雲一つない夜空には、天の川がくっきりと見えるほどの満天の星が広がります。
ただし、この時期は一年で最も寒さが厳しく、日中の気温は10℃前後ですが、朝晩は氷点下まで冷え込みます 。ダウンジャケットや手袋、帽子などの本格的な防寒対策は必須です。寒さ対策を万全にして、乾季ならではのウユニ塩湖の絶景を楽しみましょう!
項目 | 詳細 |
---|---|
季節 | 冬 |
期間 | 6月~8月 |
平均気温(ラパス) | 6℃~7℃ |
降水量(ラパス) | 5mm~10mm/月 |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
適した服装 | ダウンジャケット、フリース、ヒートテックなどのインナー、手袋、帽子、マフラー、厚手の靴下など、本格的な防寒具が必須。 |
主なイベント・見どころ | ウユニ塩湖の乾いた塩の大地、インカワシ島、満天の星空 |
おすすめグルメ・特産品 | チャイロ(アンデスの伝統的なスープ)、熱いマテ茶 |
体験・アクティビティ | トリック写真撮影、星空観賞、デスロードのサイクリング |
注意点 | 一年で最も寒さが厳しい時期です。特に朝晩の冷え込みは想像以上なので、防寒対策は万全に。空気が非常に乾燥するため、保湿ケアも忘れずに。 |
【地域別】ボリビア旅行のベストシーズンガイド

広大で多様な地形を持つボリビア。旅の目的地によって、訪れるべき最高の時期は異なります。主要な3つのエリアに分けて、ベストシーズンをまとめました。
地域 | ベストシーズン | 理由 |
---|---|---|
アンデス高地 (ラパス、ウユニ) | 乾季(4月~10月) | 天候が安定し、青空が広がるため観光に最適。ただし、鏡張り目的なら雨季(12月~3月)が必須。 |
中央渓谷地帯 (スクレ、コチャバンバ) | 通年(特に乾季) | 「常春」と呼ばれるほど年間を通して気候が穏やか。乾季はさらに過ごしやすい。 |
東部低地 (サンタクルス、アマゾン) | 乾季(5月~10月) | 雨が少なく、ジャングルでのアクティビティに適している。野生動物との遭遇率も高まる。 |
ボリビア旅行におすすめのベストシーズンはいつ?

あなたの「ボリビアで何をしたいか」によって、最高の旅行時期は変わります。旅の目的別に、おすすめのシーズンをご紹介します!
目的 | ベストシーズン | 理由 |
---|---|---|
ウユニ塩湖の「天空の鏡」 | 12月~3月(雨季) | 塩湖に水が張り、鏡張りの絶景が見られる唯一のシーズンだから。 |
トリック写真・白い大地 | 5月~10月(乾季) | 湖面が干上がり、遠近感のない真っ白な大地でおもしろい写真が撮れるため。 |
チチカカ湖観光 | 5月~9月(乾季) | 空気が澄み渡り、湖の青と空の青のコントラストが最もうつくしい時期だから 。 |
アマゾン探検 | 5月~10月(乾季) | 雨が少なくトレッキングに適し、川の水位が下がることで動物たちが水場に集まりやすくなるため 。 |
お祭り参加 | 2月~3月 | 南米三大祭りの一つ「オルーロのカーニバル」が開催されるため 。 |
ボリビア旅行が安い時期は?

ボリビアへの旅行費用を安く抑えたいなら、観光のオフシーズンにあたる雨季(11月~3月)、特に11月や2月がねらい目です 。
航空券
航空券比較サイトによると、年末年始を除けば、雨季は乾季に比べて航空券の価格が下がる傾向にあります 。
ホテル
乾季のハイシーズンに比べ、雨季はホテルの予約が取りやすく、料金も比較的安くなることがあります。
ただし、この時期はウユニ塩湖の鏡張りを求める観光客が増えるため、ウユニ周辺のツアーやホテルは早めの予約がおすすめです。雨季は道路状況が悪化し、交通機関に遅れが出る可能性もありますが、「天空の鏡」が見たい、かつ費用を抑えたいという方には最適な時期と言えるでしょう。
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ボリビア旅行でさけるべき時期は?

ボリビア旅行を計画する上で、目的によってはさけた方が良い時期もあります。
トレッキングや陸路でのスムーズな移動を重視する人
雨季(12月~3月) この時期は雨によって道がぬかるんだり、川が増水して道路が寸断されたりすることがあります。特にアマゾン地域や、アンデス山脈のトレッキングを計画している場合は、乾季をえらぶ方が安全で快適です。ウユニ塩湖でも、雨量が多いと塩湖の中央部まで行けなくなることがあります。
厳しい寒さが苦手な人
乾季の夜(6月~8月) 乾季は日中の観光には最適ですが、アンデス高地の朝晩の冷え込みは想像を絶します。特にウユニ塩湖の星空・朝日鑑賞ツアーでは、気温が-10℃以下になることも。しっかりとした防寒対策ができない場合や、寒さに弱い方は、この時期の早朝・深夜の活動は厳しいかもしれません。
それぞれの季節のメリット・デメリットを理解して、ご自身の体力や旅のスタイルに合った計画を立てることが大切です。
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雨が創り出す「天空の鏡」と、太陽が照らす「純白の大地」。二つの奇跡の絶景を持つウユニ塩湖をはじめ、ボリビアは訪れる季節によって全く異なる感動を与えてくれます。
鏡張りの絶景に心を奪われる雨季か、トリックアートと満天の星空に夢中になる乾季か。あなたの心に響くボリビアの姿は、どちらの季節にありましたか?
この記事を参考に、あなたの旅のスタイルにぴったりのベストシーズンを見つけて、一生忘れられない天空の旅を計画してみてください!
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています。
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