龍虎塔は台湾・高雄にある風光明媚な観光スポット!特徴や見どころなどを解説
台湾・高雄を代表する観光スポット・龍虎塔(りゅうことう)。その名のとおり、龍と虎を模した建造物が訪れる観光客をインパクト抜群にお出迎えしてくれます。 この記事では、龍虎塔の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひ龍虎塔へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!
台湾・高雄を代表する観光スポット・龍虎塔(りゅうことう)。その名のとおり、龍と虎を模した建造物が訪れる観光客をインパクト抜群にお出迎えしてくれます。
この記事では、龍虎塔の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひ龍虎塔へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!
\NEWTでおトクに旅行しませんか✈️/
龍虎塔の基本情報
龍虎塔(りゅうことう)は、高雄の蓮池潭にある二基の七重の塔です。今にも動き出しそうな大迫力の龍と虎の建造物が入り口となっており、訪れる観光客を圧倒します。
ここでは、龍虎塔について知っておくべき特徴や歴史、街の特徴をご紹介します。
※龍虎塔は2025年夏頃まで工事中のため、訪れる際は最新情報をご確認ください(2024年6月時点)。
\NEWTでおトクな台湾ツアーをチェック/
人気の台湾ツアーで在庫に限りがあるため、ご予約はお早めに!
龍虎塔の特徴
龍虎塔は孔子廟や啓明堂、春秋閣がある蓮池潭の敷地内にそびえ立つ二基の塔です。7階建ての塔になっていて、入り口の龍門・出口の虎門が特徴的。
かつて中国歴代王朝でおこなわれていた官吏登用制度の「科挙」で、合格者の名前が運び込まれる門を龍門、死刑囚が刑場に向かう際にくぐる門が虎門と呼ばれ、それぞれ龍虎門の由来となっています。塔内には「二十四孝子」や「十殿閻羅図」、「十二賢士」、「十殿玉皇大帝三十六宮将図」などの絵が飾られていますよ。
台湾では十二支の龍は最も良い動物、虎は最も悪い動物と信じられています。ユニークな龍塔塔から見る蓮池潭の景色はまさに圧巻の一言です。
龍虎塔の歴史
龍虎塔は1976年に春秋閣から約700メートルほど離れた場所に建てられた塔です。幸運を呼ぶ龍から入って、虎の出口から出ることで災いを避けられると信じられています。
元々は72ヘクタールほどもあった蓮池潭の敷地が埋め立てや再編などによって42ヘクタールまで縮小されていく過程で、龍虎塔が建てられました。
龍虎塔のある高雄ってどんな街?
龍虎塔のある高雄は台北に次ぐ台湾第二の都市。台湾最大規模をほこる高雄港という貿易港があるほか、数々の自然資源に恵まれた街です。台北からは高鉄(台湾の新幹線)で1時間半ほどで到着するので、台北からの日帰り旅行にもおすすめ!
海沿いの港町の風情や大都市の煌びやかな風景を楽しめる魅力的な街ですよ。
\NEWTでおトクに旅行しませんか✈️/
龍虎塔観光の見どころ
龍虎塔観光の見どころは何といっても龍と虎の姿をモチーフにした迫力満点の出入り口でしょう。色彩豊かでテーマが興味深い絵画や塔の上層部から見渡す蓮池潭の景色は唯一無二!現地人に幸運を呼ぶスポットとして人気があるのもうなずけます。
ここでは、龍虎塔の具体的な見どころポイントについてチェックしましょう。
龍と虎を模した出入口がダイナミックにお出迎え!
龍虎塔といえば、龍と虎を模した建造物が出入口になっているのが最大の特徴です。極彩色でヒゲやウロコ、牙などが精巧に再現された龍と、鮮やかな黄色と黒色の縞模様とヒゲと眉毛まで表現された虎は、それだけでも見どころが満載!
龍虎塔を訪れたら出入口付近で写真や動画を撮影するのがおすすめです。龍の入り口から入るとすぐに陶器でできた絵画が壁一面に広がっていますよ。
色彩豊かなデザイン性あふれる陶器が壁一面に広がる
龍虎塔は色彩豊かな絵画が壁一面に展示されているのが特徴です。龍の入り口から入ってまず最初に目に入ってくるのが「二十四孝」という名前の絵画で、色彩豊かな人物や風景によって、親孝行に関してのエピソードを視覚的に説明してくれます。
そのほかにも二十三孝ものエピソードが見られますよ。台湾語・中国語がわからなくても楽しめるのがメリットです。
塔の7階から蓮池潭の大パノラマを楽しめる
龍虎塔の7階までのぼると、広大な蓮池潭と慈済宮、遠くに寿山などが見えます。また、塔の上には小さな龍のオブジェもあり、見つけると何か良いことが起こるかも?一方の塔から、もう一方の塔をバックに蓮池潭の写真を撮るのもおすすめですよ。
塔の上から見下ろした蓮池潭の写真を撮りたいなら、龍虎塔にのぼってみましょう。
龍虎塔観光に最適なシーズンは?
龍虎塔を観光するベストシーズンは10月〜4月の間です。観光客が少ないシーズンにゆったりとまわりたいと考えている方は5月・6月に観光するのがおすすめですよ。
ここでは、それぞれのシーズンがおすすめの理由についてご紹介します。
ベストシーズンは快適に過ごせる10月〜4月
龍虎塔を観光するなら、外を散策していても雨に降られるリスクが少ない乾季の10月〜4月のシーズンがおすすめ。気温自体は高いですが、雨量とそれに伴う湿気が落ち着くので、龍虎塔のある蓮池潭周辺を観光するにはベストです。
日差しが強く紫外線量も多いので、日焼け止めと日傘などは忘れずに!
観光客が少ない時期を狙うなら5月・6月
5月〜6月シーズンは雨季で、4月まで快晴の日が続いていた高雄で嘘のように雨の日が続くようになります。観光客が少ないシーズンを狙うならこの時期がおすすめ。
ただ、スコールも多発するので、折り畳み傘やレインコートの持参が必須です。また、ライチが美味しいシーズンなので、現地を訪れたらぜひ食べてみましょう!
龍虎塔の見学方法は?予約は必要?
龍虎寺では事前予約やチケットの購入が必要ありません。ここでは、観光に関して知っておきたい情報についてご紹介します。
入場にはチケットの購入は必要なし!
龍虎塔の見学にはチケットは必要ありません。そのため、オンライン予約も不要です。誰でも無料で入場できるので、スムーズに観光を楽しめるでしょう。
オプショナルツアーに参加するのもおすすめ
龍虎塔を含む蓮池潭をまとめて見てまわりたいなら、現地ガイドを雇ったり、オプショナルツアーに参加してガイドから詳細な説明を受けたりするのもおすすめです。
龍虎塔の観光に要する時間
龍虎塔観光の所要時間は1時間前後です。蓮池潭をぐるっと一周するなら2時間くらいはかかるでしょう。龍虎塔だけを観光するのであれば約1時間、そのほかの観光地もついでに見てまわるなら、約2時間の所要時間がかかると考えておきましょう。
龍虎塔へのアクセス・行き方
龍虎塔へのアクセス方法には、MRTや台鉄、路線バス、タクシーなどが挙げられます。それぞれの移動手段の特徴とメリットについてチェックしていきましょう。
最も一般的な移動はMRT(地下鉄)+台鉄
MRTの高雄駅まで行き、台鉄に乗り換えて左営駅で降りれば、そこから徒歩で10分ほどで龍虎塔にアクセスできます。乗車料金は15台湾ドル(約73円)です。地下鉄から台鉄の乗り換えさえスムーズにできればOKなので、移動の利便性が高いアクセス方法です。
移動中の風景も楽しむなら路線バス
MRTの左営駅から301番・紅51バス、生態園区駅から紅51番バスなどで龍虎塔までアクセスできます。8キロメートル以内であれば12台湾ドル(約58円)で乗車できる(以降は24台湾ドル)ので、MRTと同様にコスパよくアクセス可能です。
快適に移動するならタクシー
節約よりも快適さを重視したい方にはタクシー移動がおすすめ。料金は最初の1,500メートルで85台湾ドル(約414円)で、その後は250メートルごとに5台湾ドル(約24円)が加算されていきます。また、夜中23時〜朝6時までは2割の深夜料金がかかりますよ。
タクシーは、人混みを気にせずに快適に龍虎塔まで直行したい方におすすめの移動手段です。
自由度を高くするならレンタサイクル
高雄市街を全身で感じたいという方にはYouBikeレンタサイクルもおすすめ!30分ごとに10〜20台湾ドルかかりますが、街中を自転車で走り抜けて龍虎塔までアクセスできます。蓮池潭周辺の観光にも自転車を有効活用できるのもメリットですね。
\NEWTでおトクな台湾ツアーをチェック/
人気の台湾ツアーで在庫に限りがあるため、ご予約はお早めに!
龍虎塔観光における注意点
龍虎塔観光に向けては最低限の注意点をおさえておきたいところです。ここでは、龍虎塔観光を満喫するために注意すべきポイントについておさえておきましょう。
龍の門から入って虎の門から出る
龍虎塔の敷地内にある立て看板で説明されているとおり、龍虎塔は龍の入り口から入って、虎の出口から出るのがルールです。もし仮に虎の出口から入ろうとすると職員に厳重注意されてしまいます。必ず龍から入り、虎から出ると覚えておきましょう。
2025年の夏まで大規模改修の予定
龍虎塔は2025年の夏ごろまで大規模改修がおこなわれる予定です。工事中は現地に行っても龍虎塔を観光できない点に注意しましょう。
入場料は無料!寄付金は任意
龍虎塔の入り口から入ると寄付金ボックスをもっている人が立っています。寄付するかしないかは個人の自由ですが、いくらかでも寄付するとポストカードがもらえますよ。
龍虎塔にはエレベーターがない
龍虎塔にはエレベーターがありません。7階の最上階まで歩いてのぼらないといけないので、体力的にキツイと感じてしまう方もいるでしょう。夏場の蒸し暑い時期にのぼるとかなりの運動量になるので、あらかじめ水やお茶などを持参しておくのがおすすめです。
龍虎塔の観光を満喫しよう!
この記事では、龍虎塔の観光に関する見どころや歴史、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。龍虎塔は、龍や虎のダイナミックな出入口や精巧に作られた陶器製の絵など、見どころがたっぷりの観光名所です。周辺の蓮池潭には孔子廟や啓明堂、春秋閣などの観光スポットが盛りだくさん!
ぜひ紹介した情報を参考に、龍虎塔の観光を満喫してみてくださいね!
龍虎塔(りゅうことう)の基本情報 | |
---|---|
住所 | No. 9號, Liantan Rd, Zuoying District, Kaohsiung City, 台湾 813 |
電話 | +886 7 581 9286 |
営業時間 | 24時間 |
休業日 | なし |
アクセス | 左営駅から徒歩で約10分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
※記事内の金額は2024年6月18日時点のレート、1台湾ドル=4.87円で計算しています。
※龍虎塔は2025年夏頃まで工事中のため、訪れる際は最新情報をご確認ください(2024年6月時点)。
cover photo by PIXTA