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【2025年最新】トルコ物価を完全ガイド!日本と比較すると高い?

この記事では、トルコの物価の最新情報を解説。日本と比較すると高いのか安いのか、旅行前に知っておけば安心して楽しめますよ。旅行者目線で食費・移動費・観光費などの費用の内訳や物価上昇率など最新のトルコの物価のポイントについて紹介します。

ライター
Hirokazu Kojima
埼玉県出身・在住。学生時代から東欧の歴史や文化に魅了され、ベラルーシ、ウクライナ、ブルガリアなど20か国以上を旅してきた経験を持つ。これらの国々で合計15年の海外生活を経験し、現地の人々との深い交流を通じて海外の知られざる魅力を体感。帰国後は首都圏を拠点に、昔ながらの喫茶店から最新のコーヒーショップまでカフェ巡りを楽しむ。
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この記事では、トルコの物価の最新情報を解説。日本と比較すると高いのか安いのか、旅行前に知っておけば安心して楽しめますよ。旅行者目線で食費・移動費・観光費などの費用の内訳や物価上昇率など最新のトルコの物価のポイントについて紹介します。

Contents

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【最新】トルコの物価は日本と比べて安い?高い?

photo by PIXTA

かつて「物価の安い国」として人気だったトルコですが、近年は急激なインフレによって状況が大きく変化しています。現在のトルコの物価は日本の約2分の1〜3分の1程度といわれるものの、項目によっては日本より高く感じる場面も少なくありません。特に食費や観光地の入場料、空港や観光地周辺の外食などは、ここ数年で大幅に値上がりしています。

背景には、トルコ国内で進行するインフレの影響があります。トルコの消費者物価指数(CPI)は2025年9月時点で前年比+約33%。日本の+ 2.9%と比べると、物価上昇率はおよそ10倍に達しており、毎月のように価格改定が行われるのが現状です。

そのため、「数か月前の旅行記の価格情報はすでに古い」といわれるほど変動が激しいトルコの物価。旅行前には最新の物価を確認しましょう。

項目

トルコ

日本

水(330ml)

約20トルコリラ(約70円)

約120円

食堂での食事

約350トルコリラ(約1,260円)

約1,000円

レストランでの食事(2人分)

約1,500トルコリラ(約5,400円)

約5,500円

カフェ(コーヒー)

約136トルコリラ(約490円)

約480円

鉄道・バス

約30トルコリラ(約110円)

約220円

タクシー初乗り

約90トルコリラ(約330円)

約600円

トルコの物価は一概に安いとはいえず、項目によって大きな差があるのが実情です。

トルコの通貨・為替レート最新情報

トルコで使われている通貨はトルコリラ(₺/TRY)です。2025年11月現在、1トルコリラ=約3.6円前後で推移しています。近年は急激なインフレとリラ安が進んでおり、為替も大きく変動しています。為替レートは日々変動しているため、旅行前に最新のレートをチェックしておきましょう。

紙幣は5、10、20、50、100、200リラの6種類、硬貨は1、5、10、25、50クルシュと1リラの6種類があります。1リラ=100クルシュで、日本円の「円と銭」のような関係です。クレジットカードはVISAやMastercardが広く使えますが、小さな商店やローカルマーケットでは現金払いのみの場合もあります。

トルコでの食費はどれくらいかかる?

photo by PIXTA

トルコは屋台や市場が充実しているため、地元民のように食事を楽しむなら日本より外食費を抑えられるでしょう。特に「ロカンタ(Lokanta)」と呼ばれる地元の大衆食堂では、スープ・メイン・ライス・ドリンク付きランチで約300〜400トルコリラ(約1,100〜1,400円)前後と、トルコの家庭料理を手頃に楽しめます。

ケバブやピデ、キョフテ、サバサンドなど、世界三大料理のひとつであるトルコ料理をリーズナブルに味わえるのが魅力。以下は2025年11月時点の主な料理価格と日本との比較です。トルコはイスラム圏のため、ロカンタにはアルコール類が置かれていないのが基本。お酒を楽しみたい場合は、レストランやバーを利用するとよいでしょう。

項目

価格

ケバブサンド

約200トルコリラ(約730円)

キョフテ(トルコ風ハンバーグ)サンド

約60トルコリラ(約220円)

サバサンド

約100トルコリラ(約370円)

ゼルデ

約100トルコリラ(約370円)

トルココーヒー

約50トルコリラ(約180円)

チャイ(トルコ紅茶)

約30トルコリラ(約110円)

一方で、観光客向けのレストランの価格は高め。イスタンブール中心部やカッパドキアをはじめとする観光地にあるレストランでは同じ料理が2倍近くすることもあるため、節約したい人はロカンタや屋台、スーパーでの購入がおすすめです。

交通費・移動の費用は?

photo by PIXTA

トルコでは、地下鉄・トラム(路面電車)・バス・フェリーなどの公共交通機関が充実しており、観光地間の移動も便利でリーズナブルです。特にイスタンブールは交通網が発達しており、「イスタンブールカード(Istanbulkart)」と呼ばれるICカードをチャージして使えば、地下鉄・トラム・フェリーなどを利用できます。

トラムや地下鉄・バスの運賃は、乗車距離ではなく乗り換え回数ごとに料金が加算される仕組み。日本より割安で、1日の交通費の目安は300~400円です。

イスタンブール空港から市内中心部までのタクシーの運賃は約1,200トルコリラ(約4,400円)、所要時間は約40〜50分です。公共交通機関と比べると割高ですが、荷物が多いときや夜間の移動には便利です。

項目

トルコ

日本(都内の場合)

電車・地下鉄(1区間)

約30トルコリラ~(約108~216円)

約220円

バス

約30トルコリラ~(約108~216円)

約220円

フェリー

約25トルコリラ~(約90円)※路線によって異なる

-

タクシー初乗り

約9トルコリラ~(約330~430円)

約500~600円

なお、公共交通機関の運賃は変動が激しいため、あくまで目安として考えてくださいね。

観光やオプショナルツアーはいくら?

photo by PIXTA

トルコ旅行中の観光やアクティビティにかかる費用は、訪れる都市やスポットによって大きく異なります。近年はインフレの影響で、遺跡や博物館などの入場料が頻繁に値上げされており、2025年時点ではヨーロッパ並みの価格帯に近づいています。

入場料は訪問時に変更されている場合もあるため、最新情報を確認してから訪れるようにしましょう。

項目

金額

トプカプ宮殿

約2,400トルコリラ(約8,800円)

アヤソフィア

約25ユーロ(約4,430円)

地下宮殿(バシリカ・シスタン)

約1,500トルコリラ(約5,500円)

ギョレメ野外博物館(カッパドキア)

約20ユーロ(約3,550円)

カイマクル地下都市

約13ユーロ(約2,300円)

パムッカレ(ヒエラポリス遺跡含む)

約30ユーロ(約5,300円)

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トルコ旅行でかかる費用はいくら?

photo by PIXTA

実際にトルコ旅行でかかった費用を3泊5日・4泊6日のモデルケースで紹介します。3泊5日のプランではイスタンブールなど1都市を中心に観光するのが一般的ですが、4泊6日のプランなら地方都市にも足を延ばせますよ。

トルコと日本との旅行費を比較

photo by PIXTA

旅行者目線でまとめると、トルコの物価は日本と比べてやや安い項目もありますが、観光費やホテル代などは上昇傾向です。近年のインフレにより、ローカルレストランやタクシーはまだ手頃な一方、観光地の入場料やツアー費はヨーロッパ並みになっています。

特にイスタンブールやカッパドキアの人気観光地では、食費や観光費は日本の主要都市と同程度、またはやや高くなるケースもあります。

項目

トルコ

日本(東京の場合)

1日食費(外食中心)

約5,000~7,000円

6,000円~

交通費(市内移動)

約500~1,000円

500円~

観光施設入場料

約3,000~10,000円

1,000円~

5日間のトルコ旅行の費用相場

トルコ旅行にかかる5日間の費用相場は、1人あたり約23万円~です。(※東京発、往復航空券+中級ホテル利用の場合)

航空券代

約150,000円~

ホテル代(大人2名で宿泊した場合の1人あたりの料金)

約45,000~70,000円

インターネット、Wi-Fi代

約2,500~5,000円

海外旅行保険代

約1,500~3,000円

食費

約15,000~25,000円

交通費(市内移動)

約2,500~5,000円

観光やオプショナルツアー費用

約10,000~20,000円

お土産代

約5,000~10,000円

トルコ旅行の費用は、訪れる都市数や旅行時期、宿泊ホテルのグレードによって大きく変動します。イスタンブールのみ滞在する場合は、都市間の移動がないため、複数都市訪れるよりも交通費や観光費を抑えられますよ。

一方で、カッパドキアやパムッカレなど地方都市も巡る場合は、移動費やツアー費が加算され、現地の滞在費が10万円を超えることもあります。また、ショッピングや高級ホテルでの滞在を楽しみたい方は、余裕をもって予算を見ておくと安心です。

6日間のトルコ旅行の費用相場

トルコをしっかり満喫する4泊6日コースの費用相場は、1人あたり約26万円~です。イスタンブールだけでなく、カッパドキアやパムッカレなど地方都市を巡るプランでは移動費がやや増えます。

航空券代

約150,000円~

ホテル代(大人2名で宿泊した場合の1人あたりの料金)

約54,000~84,000円

インターネット、Wi-Fi代

約3,000円~5,000円

海外旅行保険代

約3,000円~

食費

約18,000円~30,000円

交通費

約3,000~6,000円

観光やオプショナルツアー費用

約20,000~30,000円

お土産代

約5,000~15,000円

6日間のトルコ旅行では、イスタンブールに加えてカッパドキアやパムッカレなどの地方都市を巡るプランが人気です。観光地間の距離があるため、国内線や長距離バスを利用するケースが多く、移動費はやや高めになります。

気球ツアーやボスポラス海峡クルーズなどのオプショナルツアーを組み込む場合は、プラス3〜5万円程度を見込んでおくと安心です。

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トルコ物価のチェックポイント

最後に、トルコ旅行を計画する際に押さえておきたい物価のポイントをまとめます。

観光地エリアの物価は少し高め

photo by PIXTA

トルコは、都市やエリアによって価格差が大きいのが特徴です。特に観光客が多く集まるイスタンブール旧市街やカッパドキア中心部では、飲食店や入場料の設定が一気に高くなる傾向があります。たとえば同じケバブでも、地方都市では500円程度で食べられるのに対し、観光地の中心部では1,000円を超えることもあるほど。

人気の博物館や宮殿の入場料も近年は値上げが続き、一部ではヨーロッパ主要都市と同等の水準になっています。こうした物価上昇の背景には、インフレと通貨リラの下落があり、かつての「物価の安いトルコ」というイメージは薄れつつあります。

旅費を抑えたいなら、オフシーズン(11〜3月)に訪れたり、観光地中心部を避けて地元のエリアで食事を楽しんだりするのがおすすめです。

無料の観光スポットも盛り込む

photo by PIXTA

観光地の入場料が高くなっているトルコでは、無料で楽しめるスポットをスケジュールに組み込むのがおすすめです。

イスタンブールには、ブルーモスク(スルタンアフメト・モスク)やスレイマニエ・モスクなど、壮麗な建築を無料で見学できるモスク(寄付推奨)が多数あります。いずれも礼拝時間を避ければ内部の見学もできますよ。

そのほかにも、スルタンアフメット地区の旧市街散策や、グランドバザール(カパル・チャルシュ)でのショッピング、ギュルハネ公園の緑の中での休憩など、費用をかけずに楽しめるスポットがいっぱい。ボスポラス海峡沿いの散歩やガラタ橋からの夕日鑑賞も人気なので、街歩きをスケジュールに組み込むのもおすすめです。

観光地のチケット代が年々上昇しているトルコでは、こうした入場無料の名所をうまく組み合わせることで、旅の満足度を下げずにコストを抑えられるでしょう。

ローカルレストランやスーパーを活用

photo by PIXTA

食費を抑えたいなら、観光客向けの高級レストランよりもロカンタ(Lokanta)と呼ばれる地元の食堂がおすすめです。ロカンタでは、セルフサービスで好きな料理を選べる形式が一般的で、価格はレストランの半額程度。トルコの人々も日常的に利用する人気の外食スタイルを体験できますよ。

食材やお土産を買うなら、地元のスーパーマーケット「MiGROS(ミグロス)」がおすすめ。ばらまき用の個包装お菓子やチャイ、石けん、ハンドクリームなどが豊富にそろい、観光地のショップより2〜3割ほど安い価格で購入できます。

観光エリアのレストランでは物価上昇の影響もあり、ローカル価格の2倍以上することもあります。ロカンタやスーパーを上手に活用することで、ローカル気分を味わいながら節約が叶いますよ。

トルコリラへの両替は計画的に

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トルコ旅行では、現地での両替が基本です。日本でも両替は可能ですが、レートがあまり良くないためおすすめできません。到着後に必要な分だけ空港で両替し、残りは市内の両替所(エクスチェンジオフィス)で行うのがおすすめです。

空港での両替は安心感がありますが、市内の私設両替所のほうがレートが良い傾向にあります。イスタンブールのグランドバザール周辺にはレートの良い両替所が多く、観光ついでに立ち寄る人も少なくありません。一方で、ホテルや銀行での両替は手数料が高めです。

両替所を利用する際は手数料が別途かかることもあるため、掲示されているレートと条件を確認しましょう。「NO COMMISSION(手数料無料)」と表示された店舗では手数料無料で両替ができます。

また、インフレの影響でユーロや米ドルがそのまま使える場所も増えています。お土産店やホテルでは小額のユーロ紙幣(5〜20ユーロ)やUSドル紙幣(5〜10ドル)が利用できる場合もあり、トルコリラとの併用が便利です。

旅行前は最新の物価情報を確認

photo by PIXTA

トルコではここ数年、猛烈なインフレが続いており、価格が短期間で大きく変動しています。「1か月経てば確実に値上がりしている」といわれるほど、現地では物価上昇が日常になっています。

特にトルコでは、食事代や観光地の入場料、公共交通機関の運賃などが頻繁に値上げされています。円安も重なり、旅行者にとっては体感的に高い国になりつつあるのが現状です。そのため、旅行の計画を立てる際には最新のレートや物価情報をチェックしておきましょう。

最新の現地情報は、ニュースサイトや旅行者向けのSNSなどの現地在住日本人コミュニティを活用すると便利です。リアルタイムで今の相場や安くて美味しいお店などの情報が得られます。

トルコの物価をチェックして旅行を楽しもう

トルコはここ数年で物価が大きく変動していますが、工夫次第でコスパよく旅を楽しめる国です。ロカンタ(大衆食堂)やローカル市場をうまく利用すれば、日本より安く美味しい食事を味わうことも可能。一方で、観光地やレストランなどはエリアによって価格差が大きいため、事前の情報収集がポイントです。

旅行前には最新のレートや物価を確認し、現地の相場を把握しておくことで、予算を立てやすく安心して旅を満喫できます。歴史ある街並み、美しい自然、そして温かい人々。ぜひ、今のトルコの魅力を体感しながら、自分だけの旅の価値を見つけてみてください。

※本記事では、1トルコリラ=約3.6円、1ユーロ=約177円(2025年11月時点)の為替レートをもとに算出しています。物価や為替レートは変動が大きいため、旅行を計画する際は最新情報をご確認ください。

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