【2024年最新】トリニダード・トバゴの治安は?危険な場所や注意点を解説
トリニダード・トバゴへの旅行を検討中の皆さん、治安の状況が気になりますよね。この記事では、2024年最新のトリニダード・トバゴの治安情報をお届けします。首都ポートオブスペインの安全性や危険な地域、注意すべき犯罪、そして具体的な防犯対策まで詳しく解説。安全で楽しい旅行の準備に役立ててください。
トリニダード・トバゴへの旅行を検討中の皆さん、治安の状況が気になりますよね。この記事では、2024年最新のトリニダード・トバゴの治安情報をお届けします。首都ポートオブスペインの安全性や危険な地域、注意すべき犯罪、そして具体的な防犯対策まで詳しく解説。安全で楽しい旅行の準備に役立ててください。
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トリニダード・トバゴの治安はいい?悪い?
トリニダード・トバゴの治安は全体的にあまりよくありません。外務省の危険情報では、全土に「レベル1:十分注意してください」が設定されています。
首都ポートオブスペインを含むトリニダード島では、銃器を用いた殺人や強盗が多発しており、注意が必要です。かつては比較的安全とされていたトバゴ島ですが、近年は凶悪犯罪が増加傾向にあります。渡航前に外務省海外安全ホームページで、最新の治安状況を確認してください。
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トリニダード・トバゴの夜間の治安状況
トリニダード・トバゴでは、夜間の一人歩きは控えてください。やむをえず夜間に外出する際は、必ず車で移動し人通りの少ない場所へは立ち入らないでください。首都ポートオブスペインのダウンタウン地区は、日中でも発砲事件や強盗が発生しています。
タクシーを利用する際は、ホテルや信頼できる会社で予約することをおすすめします。白タク等の違法タクシーは、絶対に利用しないでください。
トリニダード・トバゴで治安が悪いとされる要注意エリア・スポット
トリニダード・トバゴは犯罪リスクの高い国ですが、中でも下記地域はとくに旅行者が注意すべき危険地域です。
- ポートオブスペイン市ダウンタウン地区東部
- トリニダード島
- トバゴ島
安全なトリニダード・トバゴ旅行にするために、危険地帯の情報を事前にチェックすることは大切です。ここでは、要注意スポットについて詳しく解説します。
ポートオブスペイン市ダウンタウン地区東部
ドライリバーをへだてて東側に広がる下記地区は、大小の犯罪集団が支配する危険地域です。
- イースト・ドライリバー
- ラベンティル
- モーバー
- ベルモント
- ビーサム
- シーロッツ
各地区では、組織間の抗争事件、殺人、強盗、発砲事件などが頻発しています。現地の人でさえ、立ち入りをさける場所なので、絶対に近づかないでください。
トリニダード島
トリニダード島全域で、殺人事件をはじめとする凶悪犯罪が多数発生しています。外国人に対する強盗も頻発。警備員が常駐する集合住宅やスーパーの駐車場でも空き巣や車上ねらい、自動車窃盗などの犯罪が起きています。夜間だけでなく日中も、つねに周囲に注意を払う必要があります。
トバゴ島
かつては比較的治安がよいとされていたトバゴ島ですが、近年は凶悪犯罪の発生が目立ってきています。とくに侵入窃盗(ホテルの客室荒らし)やビーチで外国人観光客をねらった強盗の被害が増加中です。トリニダード島の犯罪者が、トバゴ島に逃げ込み犯行に及ぶケースも少なくありません。トバゴ島を訪れる際は、十分な警戒が必要です。
トリニダード・トバゴで観光客が被害にあいやすい犯罪は?
トリニダード・トバゴは治安がよくない国として知られています。観光客が被害にあいやすい下記のような犯罪も多く発生しているのが現状です。
- レンタカーの盗難
- ホテル客室荒らし
- 偽警官による詐欺・恐喝
具体的な犯罪の手口について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
レンタカーの盗難
トリニダード・トバゴでは、レンタカーの盗難も多発しています。レンタカーを利用する際は、必ず全ドアをロックし、窓の施錠を徹底しましょう。駐車する場所も、できるだけ人通りの多い明るい場所や、警備員のいる有料駐車場を選ぶようにしてください。
ホテル客室荒らし
ホテルの客室に忍び込んで金品を盗む、いわゆる「ホテル客室荒らし」もトリニダード・トバゴでは多発しています。部屋を出る際は必ずドアをロックし、貴重品はホテルのフロントにある金庫に預けるのがおすすめです。また、部屋のドアを開ける際は、ドアスコープで相手を確認し、不審者と思われる人物は絶対に入れないようにしましょう。
偽警官による詐欺・恐喝
トリニダード・トバゴでは、警察を装った犯罪者による詐欺や恐喝のケースも報告されています。偽警官から職務質問を受けたり、所持品検査を求められたりしても、安易に応じないことが大切です。本物の警察官は必ず身分証を提示するので、身分証を見せてもらいましょう。不審に思ったら、その場を離れて大使館や総領事館に連絡を取ってください。
トリニダード・トバゴでの防犯対策
トリニダード・トバゴでは、観光客が犯罪に巻き込まれるケースが少なくありません。せっかくの旅行を台なしにしないためにも、しっかりと防犯対策をしましょう。ここでは、トリニダード・トバゴで被害にあわないための具体的な自衛策を4点ほどご紹介します。
- 貴重品は見えないところに隠す
- 人通りの多い場所を歩く
- レンタカー利用時に注意する
- 安全情報を入手する
旅の安全のために、ぜひ参考にしてくださいね!
貴重品は見えないところに隠す
路上強盗やひったくりをさけるため、貴重品は目立たないところに隠しましょう。パスポートや多額の現金は、ホテルの金庫に預けるのが一番安全です。外出時は必要最小限の現金だけ持ち歩き、なるべく人目につかない場所にしまってください。ウエストポーチやマネーベルトを活用するのもおすすめです。
人通りの多い場所を歩く
犯罪者は人目につきにくい場所をねらいます。できるだけ人通りの多い明るい場所を歩くようにしましょう。とくに夜間は、人気のない道や裏通りに立ち入らないよう注意が必要です。やむをえず人通りの少ない場所を通る際は、周囲の状況に細心の注意を払い、不審者がいたらすぐにその場を離れてください。
レンタカー利用時の注意点
レンタカーを利用する際は、必ず窓を閉め、ドアをロックしてください。信号待ちの間などに窓ガラスを叩かれ開けてしまい、強盗被害にあうケースが報告されています。また、人気のない場所での駐車はさけ、必ず明るく人通りのある場所に駐めるようにしましょう。駐車した車から離れる際は、短時間でも必ず施錠を確認してください。
安全情報の入手に努める
トリニダード・トバゴ旅行中は、つねに最新の治安情報を入手するよう心がけましょう。外務省の海外安全ホームページをこまめにチェックするほか、現地の日本大使館からの情報提供にも注意を払ってください。また、ホテルのスタッフや信頼できる現地の人から、危険な場所や最近の犯罪発生状況について情報を集めることも大切です。
もしトリニダード・トバゴで犯罪の被害にあってしまった時の連絡先
トリニダード・トバゴで思わぬトラブルに巻き込まれてしまった時のために、事前に緊急連絡先を把握しておくことが大切です。警察や病院、大使館など、いざという時に頼りになる連絡先を以下でご紹介します。旅行前にメモしておくと安心ですよ。
トリニダード・トバゴの緊急通報先
トリニダード・トバゴで緊急事態が発生した場合、下記へ電話しましょう。
- 警察:999
- 消防:990
- 救急:990
オペレーターにつながるまで電話を切らずに待ってください。英語で対応してもらえます。
盗難などにあった場合など緊急ではない被害の際は、最寄りの警察署に直接出向いて被害届を提出するようにしてください。安全に警察署まで移動できるよう、ホテルのスタッフに同行を頼むのもおすすめです。
在トリニダード・トバゴ日本大使館
住所:5 Hayes Street, St. Clair, Port of Spain
電話:+1-868-628-5991
メールアドレス:ryouji@po.mofa.go.jp
営業時間:月~金8:30~12:00、13:00~16:30(土日祝閉館)
公式サイト:https://www.tt.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ryouji.html
まとめ
トリニダード・トバゴは治安に不安のある国ですが、正しい知識と適切な防犯対策があれば安全に旅行を楽しめます。最新の治安情報を入手し、危険な地域には近づかないことが何より大切です。
トリニダード・トバゴでは、観光客をねらった犯罪が増えています。犯罪の手口を知り、怪しい人物には警戒心を持って接してください。リスクを最小限に抑えつつ、トリニダード・トバゴの美しい自然や文化を満喫してみてはいかがでしょうか。
※治安は地域によっては短期間で変動する場合もあるため、渡航の際には必ず最新情報をお調べください。
cover photo by pixabay