公用語
フィレンツェの公用語は、イタリア語です。標準的なイタリア語が使用されており、観光の場面でも広く通じます。一方で、日常の会話ではトスカーナ方言が自然に使われており、柔らかな響きが特徴です。フィレンツェは現代イタリア語の基礎が生まれた土地でもあり、言葉の面からも深い歴史と文化を感じられる街です。
宗教
フィレンツェの宗教は、イタリア全体と同様にカトリックが中心です。街の歴史はキリスト教と深く結び付いており、ドゥオーモをはじめとする壮麗な教会や修道院が今も信仰の場として息づいています。現在では多様性も尊重され、さまざまな宗教を感じるエリアと言えるでしょう。
通貨
フィレンツェで使われている通貨は、イタリア全土と同じユーロです。市内のレストランやショップ、美術館の入場券購入まで幅広くユーロが利用されています。一方、観光地ではクレジットカード対応も進んでいますが、個人経営の店や市場では現金が必要な場面もあります。少額の現金を持ち歩くと安心です。
クレジットカード、キャッシュレス決済
フィレンツェではクレジットカードやキャッシュレス決済が広く利用されています。ホテルやレストラン、美術館、ショップの多くでカード払いが可能で、観光中の支払いに困る場面は少ないです。特にVISAやMastercardは対応店舗が多く、安心して使えます。ただし、個人経営の小さな店や市場では現金のみの場合もあるため注意が必要です。少額のユーロを併せて持っておくことで、よりスムーズに街歩きを楽しめます。
費用
フィレンツェ旅行にかかる費用は、3泊5日で1人あたり約25〜38万円が目安です。主な内訳は以下の通りです。
航空券代:120,000円~
宿泊費:1泊:10,000円〜
現地交通費:5,000円~
食費:18,000円~
観光費:10,000円~
雑費:7,000円~
フィレンツェは芸術と歴史が色濃く残る都市で、入場料が必要な美術館も多いです。特に、街全体が屋外美術館のような魅力を持ち、費用以上の満足感を得やすい旅先とも言えるでしょう。
ビザ
フィレンツェを観光目的で訪れる場合、日本国籍の方は90日未満の滞在であればビザは不要です。入国時には有効なパスポートと帰国用航空券、滞在先の情報を求められることがあるため、事前に準備するようにしましょう。また、2026年の後半からは、ETIAS(電子渡航認証)への登録が必須になる予定です。渡航前に最新情報を確認しておくと安心です。
日本との時差
フィレンツェと日本の時差は、8時間です。日本のほうが8時間進んでおり、日本が12:00の頃は、フィレンツェでは4:00です。サマータイムが導入される春から夏にかけては時差が7時間となります。
気候
フィレンツェの気候は、四季の変化がはっきりしているのが特徴です。夏は短めですが日差しが強く、晴天が続くため暑さを感じやすくなります。一方、冬は比較的長く、冷え込みが厳しい日もあり、曇り空が増えます。年間を通した気温は約2℃〜32℃の範囲で、極端な寒暖差は少ないものの、季節に応じた服装選びが大切です。
服装
フィレンツェを訪れる際の服装は、季節と街歩きの多さを意識すると快適です。歴史地区は石畳が続くため、歩きやすい靴が欠かせません。また、春と秋は寒暖差があるため、薄手の上着があると重宝します。一方、夏は日差しが強く通気性の良い服装が向いており、冬は冷え込みに備えた防寒対策が必要です。さらに、教会や美術館では露出を控えた服装を心掛けると安心です。
旅行のベストシーズン
フィレンツェ旅行のベストシーズンは、気候が穏やかで街歩きを楽しみやすい春と秋です。4〜6月、9〜10月は暑さや寒さが厳しくなく、歴史的建造物や美術館巡りにも適しています。快適に旅を楽しみたい人は春と秋を選ぶのがおすすめです。
治安
フィレンツェの治安は、イタリアの中でも比較的安定しているとされています。歴史地区には常に人の往来があり、昼間の観光で不安を感じる場面は多くありません。ただし、世界的な観光都市であるため、混雑する場所ではスリや置き引きへの注意が必要です。特に、駅周辺や観光名所では貴重品を分散して持つようにしましょう。夜間は人通りの少ない路地を避けるなど、基本的な対策を意識することで、より安心して楽しめます。
物価
フィレンツェの物価は、イタリアの中ではやや高めの水準にあります。歴史的な観光都市のため、中心部のレストランやカフェ、美術館周辺では料金が高く感じられることが多いです。一方で、地元の人が利用するトラットリアや市場、郊外のスーパーを選ぶことで、食費や日常の出費を抑えられます。場所選びを工夫すれば、無理のない予算で滞在を楽しめます。
交通手段
市内ではバスと路面電車のトラムが主要な交通手段で、共通のチケットで90分間乗り換えが可能です。これらは歴史地区から周辺エリアへ移動する際に便利です。また、市内や郊外への移動には鉄道も利用でき、主要駅の「Santa Maria Novella」を拠点に近隣都市へのアクセスも簡単です。タクシーやシェアサイクルも利用でき、目的や体力に合わせて使い分けると効率よく観光できます。
空港から市街地へのアクセス方法
フィレンツェ・ペレトラ空港から市街地へのアクセスは、トラムが便利です。空港から中心部まで約20分ほどで到着します。また、運行本数も多く、初めての旅行でも利用しやすい手段です。他にもタクシーも利用可能で、荷物が多い場合やホテル前まで移動したい方に向いています。目的や滞在スタイルに合わせて選ぶと快適です。
インターネット
フィレンツェはインターネット環境が整っており、旅行中も不自由を感じにくいエリアです。ホテルやカフェ、レストランなどは無料Wi-Fiが備えられていることも多いでしょう。旧市街の一部では公共Wi-Fiも提供されており、地図確認や情報収集に便利です。安定した通信を求める場合は、現地SIMやeSIM、モバイルWi-Fiなどを用意すると安心です。
電源プラグ
フィレンツェで使用されている電源プラグは、イタリア国内共通のCタイプが主流です。日本のプラグとは形状が異なるため変換プラグが必要です。電圧は220Vと日本より高く、非対応の電化製品は使用できない場合があります。スマートフォンやパソコンの充電器は対応していることが多いものの、事前に電圧を確認し、対応していない場合は変圧器を用意しましょう。
飲水
フィレンツェの水道水は飲用できます。ただし、硬水でカルキ臭がするため、ミネラルウォーターを購入して飲むのが一般的です。炭酸なしの水は「Naturale」、炭酸入りは「Frizzante」と表示されています。また、市内中心部には無料で冷水や炭酸水を汲めるフォンタネッロと呼ばれる給水所もあり、ボトルを持参すると便利です。
トイレ
フィレンツェの公衆トイレは日本と比べると数が少なく、有料の場所が多い点が特徴です。また、カフェやレストランでは、注文をしてトイレを借りるのが一般的です。トイレットペーパーは基本的に流せますが、古い建物では配管の都合で流さないよう指示されることもあるため、表示を確認して使うことが大切です。
海外旅行保険
現地で体調を崩し治療や入院が必要になってしまった際や、スリや盗難などのトラブルにあった際に海外旅行保険に入っていると安心です。NEWTではツアーやホテルのご予約完了後に任意で簡単に保険に加入することができます。