公用語
ベルリンの公用語はドイツ語です。ただし、観光客の多い中心部や主要観光エリアでは英語が広く通じ、ホテルやレストラン、観光施設でも英語対応が進んでいます。特に若い世代のスタッフは英語教育を受けているため意思疎通がしやすく、初めて訪れる方でも安心です。観光案内板やメニューには英語表記が添えられていることも多く、翻訳アプリを使えばスムーズに観光を楽しめる環境が整っています。
宗教
ベルリンでもっとも多く信仰されているのはキリスト教で、プロテスタントとカトリックが中心です。街には歴史ある大聖堂や教会が点在し、その多くが観光名所としても人気を集めています。ベルリンの人々は宗教や文化の多様性に寛容で、さまざまな信仰が共存しているのが特徴です。教会を訪れる際は静かに行動し、帽子を取るなどの基本的なマナーを守ると良いでしょう。
通貨
ドイツの通貨はユーロ（EUR）です。紙幣にはさまざまな額面があり、硬貨も小額から幅広く流通しています。観光客が多く訪れるベルリンではカード決済が一般的ですが、現金のみを受け付ける店舗や屋台もあるため、少額のユーロ紙幣や硬貨を用意しておくことが大切です。小銭は公共交通機関のチケット購入や市場などでも便利に使えるので、常に手元に少し持っておくと安心です。
クレジットカード、キャッシュレス決済
ベルリンではキャッシュレス化が進んでおり、ほとんどのレストランやホテル、ショップでクレジットカードが利用できます。特にVISAとMasterCardが広く普及しており、日本人旅行者にとっても使いやすい環境です。JCBは利用できる店舗が限られるため注意が必要です。Apple PayやGoogle Payなどのモバイル決済にも対応しており、スマートフォンひとつで支払いを済ませられるのも便利です。
費用
ベルリン旅行にかかる費用は、3泊5日で1人あたりおおよそ20～25万円が目安です。主な内訳は以下の通りです。
航空券代：120,000円～
宿泊費：40,000円～
現地交通費：6,000円～
食費：20,000円～
観光費：10,000円～
雑費：5,000円～
ベルリンはヨーロッパの首都の中では物価が比較的安定しており、滞在費を抑えながら快適に過ごせます。ブランデンブルク門や博物館島、ベルリンの壁など見どころが多く、歴史や芸術を堪能できるコストパフォーマンスの高い旅行先です。
ビザ
日本国籍の方がベルリンを観光目的で訪れる場合、シェンゲン協定に基づき90日以内の滞在であればビザは不要です。パスポートの有効期限は出国予定日から3か月以上残っていることが条件となります。入国審査では往復航空券や宿泊先の確認を求められる場合があるため、事前に準備しておくと安心です。2026年以降はEU域内渡航者を対象に「ETIAS（エティアス）」と呼ばれる電子渡航認証制度が導入予定のため、旅行前に最新情報を確認しておくことが大切です。
日本との時差
日本とベルリンの時差は通常8時間で、日本の方が進んでいます。たとえば日本が午後20時のとき、ベルリンでは正午です。ベルリンを含むドイツはサマータイムを採用しており、3月下旬から10月下旬までは時差が7時間になります。旅行の時期によっては時計の調整が必要となるため、出発前にスマートフォンの設定などで時刻変更に備えておくと安心です。
気候
ベルリンは温帯性気候に属し、四季の変化がはっきりしているのが特徴です。冬は気温が氷点下になることもあり、雪が積もる日もありますが、幻想的な街並みを楽しめます。春は気温が穏やかになり、公園の花々が咲き始める心地よい季節です。夏は30℃近くまで上がる日もありますが、湿度が低く過ごしやすいのが特徴です。秋は紅葉が美しく、観光や街歩きに最適な時期として多くの観光客で賑わいます。
服装
ベルリン旅行では季節に合わせた服装を準備することが大切です。冬は厳しい寒さが続くため、厚手のコートや手袋、マフラー、帽子などの防寒具が必須です。春は日中暖かくても朝晩は冷えるため、重ね着できるジャケットやカーディガンが便利です。夏は30℃前後まで気温が上がることがありますが、湿度が低いため半袖や薄手の服装で快適に過ごせます。秋は気温が下がり始めるため、セーターや薄手のコートを用意しておくと安心です。
旅行のベストシーズン
ベルリンを訪れるベストシーズンは目的によって異なります。街歩きや観光をゆっくり楽しみたいなら、気候が穏やかな5月〜6月、または9月〜10月がおすすめです。特に春から初夏にかけては緑が美しく、公園や運河沿いの散策に最適な季節です。夏は日照時間が長くイベントも多いため、屋外フェスやビアガーデンを楽しむのにぴったりです。一方、冬は寒さが厳しいものの、クリスマスマーケットやイルミネーションが美しく、幻想的な雰囲気を味わえます。
治安
ベルリンはヨーロッパの中でも比較的治安が良い都市ですが、観光地ではスリや置き引きに注意が必要です。特に主要駅や観光名所、公共交通機関では貴重品を分散して持ち歩き、バッグは体の前でしっかりと持つようにしましょう。夜間の外出時は、照明があり人の往来が多いエリアを選ぶと安心です。タクシーを利用する際は流しの車ではなく、正規のタクシー会社や配車アプリを通じて手配するのが安全です。
物価
ベルリンの物価は日本よりやや高いものの、ヨーロッパの主要都市の中では比較的安定しており、外食や宿泊費を抑えやすいのが魅力です。地元のレストランでは本格的なドイツ料理を手頃な価格で味わえます。カフェでは3ユーロ前後でコーヒーが楽しめ、食費のコストパフォーマンスも悪くありません。スーパーや市場ではパン、チーズ、ビールなどを手頃な価格で購入できます。
交通手段
ベルリン市内では地下鉄（Uバーン）、郊外鉄道（Sバーン）、バス、トラムが主要な交通手段となっており、観光スポットを効率的に巡ることができます。共通チケットで複数の交通機関を利用できるシステムがあり、48時間券や72時間券は観光客に人気です。タクシーも利用できますが、料金トラブルを避けるため、流しではなく正規の会社や配車アプリを利用すると安心です。さらに、シェアサイクルや電動キックボードを使えば、街並みを楽しみながら自由に移動できます。
空港から市街地へのアクセス方法
ベルリンの「ブランデンブルク国際空港」から市街地までは、電車やタクシーの利用がおすすめです。空港からは快速列車「エアポートエクスプレス」がベルリン中央駅まで直通しており、所要時間は約35分です。料金も手頃で、チケットは自動券売機やアプリで購入できます。タクシーを利用する場合は、公式タクシー乗り場から乗車すると安心で、渋滞がなければ市内中心部まで約40〜50分で到着します。バス路線もありますが、荷物が多い場合は電車の方が快適です。
インターネット
ベルリンはインターネット環境が整っており、ホテルやカフェ、レストラン、ショッピングモールなどで無料Wi-Fiを利用できます。空港やベルリン中央駅にもフリーWi-Fiがあり、旅行中にSNSを使ったり地図アプリを確認したりする際にも便利です。より安定した通信を希望する場合は、日本でポケットWi-Fiをレンタルして持参するか、プリペイドSIMカードやeSIMを利用する方法もおすすめです。
電源プラグ
ベルリンの電源プラグはCタイプ、Fタイプで、電圧は220Vです。日本の電化製品を使用するには変換プラグと変圧器が必要です。220Vに対応している製品であれば、そのまま使用できるため事前に対応可否を確認しておくと安心です。
飲水
ベルリンの水道水は厳しい基準で管理され安全とされていますが、慣れていない人には口当たりが重く感じられることがあります。現地ではそのまま飲む人も多いものの、旅行者はミネラルウォーターを購入するのが一般的です。スーパーや売店では炭酸入りと炭酸なしのミネラルウォーターが手頃な価格で販売されており、観光中の水分補給にも便利です。
トイレ
ベルリンの公衆トイレは駅や観光地、ショッピングモールなどに設置されていますが、日本と比べると数が少なく、有料トイレが多いのが特徴です。料金は低額で、入り口でコインを投入するか、ゲートを通る形が一般的です。トイレは多くが洋式で清掃も比較的行き届いていますが、日本のような温水洗浄機能付き便座はほとんど見られません。衛生面が気になる場合は、ウェットティッシュや携帯用便座シートを持参すると安心です。
海外旅行保険
現地で体調を崩し治療や入院が必要になってしまった際や、スリや盗難などのトラブルにあった際に海外旅行保険に入っていると安心です。NEWTではツアーやホテルのご予約完了後に任意で簡単に加入することができます。
ターキッシュ エアラインズ周遊プラン
カタール航空周遊プラン
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