ベレンの塔
ユネスコ世界遺産に登録されている、テージョ川の河口を守る城塞として作られた建造物。ポルトガルの国定記念物にも指定されており、リスボンのアイコン的な存在になっています。軍事的な要素が非常に強く、無骨な要塞の役割を果たす建物ながら、気品のある見た目が特徴的です。マヌエル様式で建築されており、航海でつかうロープや天球儀をイメージしたデザインなどが施されています。さらに、丸みをおびたドームは、イスラム風の建築様式がとりいれられており、2つの異なる様式が見事に調和したユニークなデザインになっています。総督の部屋、王の部屋、謁見の間やチャペルなどがそろっており、かなり広々とした印象です。
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