【2024年最新】パキスタンの治安は？危険な場所や注意点を解説

パキスタンへの旅行を検討中の皆さん、治安状況が気になりますよね。この記事では、2024年最新のパキスタンの治安情報をお届けします。全土的に注意が必要な状況や危険な地域、ひん発する犯罪、そして具体的な防犯対策まで詳しく解説。テロや政情不安のリスクも含め、安全に配慮した旅行の準備に役立ててください。

2024年11月12日

ライター

NEWT編集部（AIサポート）

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Contents

パキスタンの治安はいい？悪い？
パキスタンの夜の治安は？
パキスタンで治安が悪いとされる要注意エリア・スポット
カラチのライクラバード地区は要注意！
ペシャワールの旧市街は犯罪者の温床！
カイバル峠周辺は部族勢力の支配地域！

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パキスタンの治安はいい？悪い？

パキスタンの治安状況は全体的に不安定で、外国人旅行者は細心の注意を払う必要があります。外務省は下記の地域に、危険情報を発出中です。

レベル	エリア
レベル4：退避を勧告します。渡航は止めてください。（退避勧告）	アフガニスタンとの国境付近一帯ハイバル・パフトゥンハー州旧連邦直轄部族地域（旧FATA）インドとの管理ライン（LoC）等付近一帯バロチスタン州のクエッタ市
レベル3：渡航は止めてください。（渡航中止勧告）	ノウシェラ郡スワビ郡デラ・ブグティ郡コールー郡ジャコババード郡チトラル郡イランとの国境付近一帯
レベル2：不要不急の渡航は止めてください。	上記以外の全域

主要都市でもパキスタン・タリバン運動（TTP）などによるテロ攻撃がひん発しています。銃社会のため、銃器を使用した強盗や犯罪も多発しており注意が必要です。

政情不安による突発的なデモや暴動にも発生しており、治安状況は非常に流動的です。そのため、渡航前および滞在中は外務省の海外安全ホームページで最新情報を確認してください。

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パキスタンの夜の治安は？

パキスタンの夜間の治安は、注意が必要です。主要都市でも夜間の一人歩きは極めて危険で、強盗や性犯罪のリスクが高くなっています。夜間の外出は極力控え、必要な場合は信頼できる現地の人と同行するのがおすすめです。

夜間のタクシー移動も夜間強盗の標的になりやすいため、慎重に利用してください。夜間の外出は極力控え、やむを得ない場合は十分な安全対策を講じることが重要です。

パキスタンで治安が悪いとされる要注意エリア・スポット

パキスタンには、テロや武力衝突のリスクが高い危険地域が複数存在します。

ライクラバード地区
ペシャワールの旧市街
カイバル峠周辺

上記のエリアへの立ち入りは、可能な限りさけてください。

カラチのライクラバード地区は要注意！

カラチ最大のスラム街として知られるライクラバード地区は、犯罪が多発する危険エリアです。麻薬の密売や銃器の不法取引が横行しており、抗争も頻繁に発生。警察の取り締まりもおよびにくく、治安当局から「立ち入り禁止区域」に指定されています。日中でも強盗や誘拐のリスクが高いため、観光客は絶対に近づかないようにしましょう。

ペシャワールの旧市街は犯罪者の温床！

アフガニスタンに近いペシャワールの旧市街は、麻薬や武器の密売が行われる犯罪多発地帯として悪名高いエリアです。路地裏には犯罪者が潜伏しており、旅行者をねらった強盗や誘拐もひん発しています。テロ組織の活動拠点としても利用されており、自爆テロのリスクも少なくありません。迷路のような路地に迷い込まないよう、旧市街への立ち入りは厳禁です。

カイバル峠周辺は部族勢力の支配地域！

アフガニスタンとの国境に位置するカイバル峠周辺は、連邦政府の支配がおよばない部族勢力の影響下にあります。武装勢力による検問や銃撃戦が日常的に発生しており、旅行者の安全はまったく保証されません。峠周辺への立ち入りは法律で禁止されているため、絶対に近づかないでください。

パキスタンで観光客が被害にあいやすい犯罪は？

パキスタンは治安が不安定な国として知られています。旅行中に被害にあわないよう、注意が必要です！この記事では、パキスタンで外国人観光客が被害にあいがちな犯罪の種類や手口を詳しく解説します。

スリ・ひったくり

パキスタンでは、人ごみの多い場所で、スリやひったくりがひん発しています。市場や観光地、公共交通機関の乗り場などは要注意です。犯人は単独ではなく、複数人で協力して犯行におよぶことが多いのが特徴。

一人が話しかけて注意をそらしている間に、別の犯人が荷物を盗むといった手口が増えています。万が一被害にあってしまった場合は、犯人を追いかけないでください。危害を加えられてしまうかもしれません。

ニセ警官による詐欺

パキスタンでは、警察官を装った犯罪者による詐欺行為が多発しています。犯人は旅行者に声をかけ、所持品検査などを求めてきます。その隙に貴重品を盗んだり、罰金名目で金銭を要求したりする手口が増加中です。

ニセ警官詐欺の被害を防ぐには、警察官を名乗る人物には必ず身分証明書の提示を求めてください。また、見知らぬ人から声をかけられても安易に応じず、不審に感じたらその場を離れましょう。

強盗

パキスタンでは、銃器を使用した強盗事件が多発しています。夜間や人通りの少ない場所での犯罪リスクが高く、犯人は単独や複数で旅行者を襲撃。車で移動中に道路に障害物を置いて車を停止させ、窓ガラスを割って強盗におよぶケースも報告されています。

万が一襲われた場合は、抵抗せずに貴重品を渡すことが大切です。犯人を刺激せず、自身の命を最優先に考えて行動してください。

パキスタンで被害にあわないための防犯対策

パキスタンでは外国人旅行者をねらった犯罪が多発しており、十分な防犯対策が必要になります。ここでは、旅行で実践すべき具体的な防犯対策をご紹介します。

事前に正しい知識を身につけ、適切な予防策を講じることで、被害を未然に防ぐことができるはずです。

夜間の外出は控える

パキスタンでは、夜間の治安がとくに悪化するので、外出は控えてください。人通りの少ない夜の街中は強盗などの犯罪に巻き込まれるリスクが高くなります。レストランでの夕食も、閉店時間に注意して早めに切り上げましょう。どうしても夜間の外出が必要な場合は、信頼できる現地の人と一緒に行動するようにしてください。

スリや置き引きに注意する

人ごみの多い場所ではスリや置き引きが多発しています。混雑した市場やバスターミナル、観光地などでは、バッグの中身を盗られないよう、常に体の前で抱えるようにしましょう。

ズボンの後ろポケットに財布を入れるのはさけ、なるべく目立たない場所にしまうのがおすすめです。貴重品は必要最小限にとどめ、ホテルのセーフティボックスに預けましょう。

ニセ警官には応じない

パキスタンでは警官を装った詐欺が発生しています。警察を名乗る人物から職務質問や所持品検査を求められても、 正規の身分証明書をしっかり確認しましょう。

少しでも不審に感じたら毅然とした態度で拒否し、その場を離れることが重要です。本物の警察官でも、むやみに個人情報を教えたりする必要はありません。

もしパキスタンで犯罪の被害にあってしまった時の連絡先

パキスタン旅行中に万が一犯罪に巻き込まれてしまった場合、落ち着いて適切な連絡先に助けを求めることが大切です。警察への通報はもちろん、状況に応じて医療機関への連絡も必要かもしれません。また、盗難や強盗被害にあった場合は、保険会社へも連絡しましょう。緊急時の連絡先を事前にメモしておくと、いざという時に慌てずに対応できるので、おすすめです。