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ピサのドゥオモ広場はイタリアにある世界遺産!見どころや行き方などを解説

イタリアを代表する観光スポット・ピサのドゥオモ広場。世界遺産に登録されており、人気・知名度ともに高い観光地です。 この記事では、ピサのドゥオモ広場の見どころや歴史、アクセス方法などを解説!ぜひピサのドゥオモ広場へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

ライター
NEWT編集部

イタリアを代表する観光スポット・ピサのドゥオモ広場。ピサの斜塔は特に有名で、傾いている塔を支えるようなポーズで撮られた写真をSNSなどでみたことがある人も多いのでは?世界遺産に登録されており、人気・知名度ともに高い観光地です。

この記事では、ピサのドゥオモ広場の見どころや歴史、アクセス方法などを解説!ぜひピサのドゥオモ広場へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

Contents

ピサのドゥオモ広場の基本情報


photo by Unsplash

イタリアを代表する観光スポット・ピサのドゥオモ広場。まずは、ピサのドゥオモ広場の歴史や特徴などの基本情報を解説します。

ピサのドゥオモ広場の歴史


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ピサのドゥオモ広場は、イタリア・トスカーナ州のピサにあり、ピサの斜塔、ピサ大聖堂、サンジョバンニの洗礼堂、カンポサントなどの見どころが集まっている広場。1063年にパレルモ沖海戦での大勝を記念し、1064年からピサ大聖堂の建設が開始されたことがピサのドゥオモ広場の始まりです。

その後200年ほどをかけて、ピサの斜塔、サンジョバンニの洗礼堂、カンポサントなどが建設され、火事に見舞われたり戦火に巻き込まれたりしましたが、修復を繰り返してきました。1987年には広場全体が世界遺産に登録されました。

ピサのドゥオモ広場とは?


photo by pixabay

ピサのドゥオモ広場は、88,700平方メートルの城壁に囲まれたエリア。イタリア中世およびルネサンスの芸術文化に影響を与え、世界で最も優れた建築複合体の1つと言われています。歴史的に重要な広場であることから、「奇跡の広場」ともよばれています。

ピサのドゥオモ広場内には、ピサの斜塔、ピサ大聖堂、サンジョバンニの洗礼堂、カンポサントの4つの宗教施設と、2つの美物館があり、世界中から観光客が集まってくる、人気の高い観光地です。

実は、イタリア国内には110以上のドゥオモ(街を代表する教会堂)があります。ピサのドゥオモ以外には、ミラノやフィレンツェなどのドゥオモが美しいことで非常に有名です。イタリアに行かれる際は、さまざまなドゥオモをぜひ訪れてみてくださいね。

ピサのドゥオモ広場のあるピサってどんな街?


photo by Unsplash

ピサは、イタリアのトスカーナ州にある都市。街のランドマークであるピサの斜塔は世界的に知られています。

ピサのドゥオモ広場以外にも、20以上の歴史的な教会や中世の宮殿、イタリアで最も古い歴史を持つ大学の1つであるピサ大学、ナポレオンが1810年に創設したピサ高等師範学校など、歴史ある建築物がたくさんある魅力的な街です。

ピサのドゥオモ広場が世界遺産に登録されたのはなぜ?


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1987年に広場全体が世界遺産に登録された、ピサのドゥオモ広場。芸術的で独創的な空間に属するピサの斜塔・ピサ大聖堂・サンジョバンニの洗礼堂・カンポサントの4つの傑作とその中にある美術品、11世紀と14世紀の2度にわたり芸術と建築に影響を与えたこと、中世のキリスト教建築の傑作であること、ガリレオ ガリレイが「振り子の等時性」や「落体の法則」を発見し物理科学の歴史に影響を与えたこと、の4点が評価され、世界遺産登録に至りました。

ピサのドゥオモ広場観光の見どころ


photo by pixabay

ピサのドゥオモ広場には見どころがたくさんあります。広場内には4つの宗教施設と2つの美術館があるので、じっくり見てまわりたいですね。ここでは見どころをご紹介します。

世界中の誰もが知っている超有名観光スポット・ピサの斜塔


photo by pixabay

ピサの斜塔は、ピサ大聖堂の鐘楼(しょうろう)。斜塔と呼ばれている通り、傾いていることが大きな特徴で、塔を支えるようなポーズで撮られた写真をSNSなどで目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

高さ58,36メートルのこの塔は、地盤の土質が不均等であったことが原因で傾き、現在は約3.97度傾いているとのこと。1990年以前の測定値だと5.5度でしたが、1990年に始まった、傾斜角を是正するための改修工事により改善されたようです。地質学者の見解によると、あと300年は倒壊の危機なしとのことです。

見学の際は、塔に登ることができます。内部にある螺旋状の階段を登っていきますが、傾斜のきつい階段を登っているような感覚の時と、階段を登っているのに平坦な道を歩いているように感じられる時があり、不思議な感覚を味わうことができますよ。塔に登るには、日時の予約が必要なので、忘れないようにしましょう。

ピサの斜塔(the Leaning Tower of Pisa)の基本情報
電話:+39-050-835011
営業時間:9時~22時(夏期)、9時~20時(春秋期)、9時~18時(冬期) ※日によって変動があるため要確認
休業日:特になし
料金:ピサの斜塔+大聖堂 20.00ユーロ(約3,109円) ※大聖堂への無料入場込み
※2023年6月21日のレート、1.00ユーロ =155.44円で計算

ロマネスク様式の代表的な建築・ピサ大聖堂


photo by pixabay

ピサ大聖堂はドゥオモ広場にある大聖堂。1064〜1118年と1261〜1272年の2回に分けて建設されました。バジリカ式という建築形式で、平面図で見ると十字架の形をしていることで有名です。ロマネスク建築でありつつも、ローマ時代の建築様式の影響もあり、内装はビザンティン様式が取り入れられていたりと、様々な建築様式が取り入れられており、見応えがあります。

必ず見ておきたいのは、ピサ大聖堂の中にあるブロンズの大きなランプ。諸説ありますが、ガリレオ・ガリレイが振り子の等時性を発見したきっかけになったランプだと言われています。

正面のファサードも見逃せません。大理石のパネルは様々な色が組み合わされており、アーチと柱が特徴的な古典的なロマネスク様式のファサードとなっています。

ピサ大聖堂(Duomo di Pisa)の基本情報
電話:+39-050-835011
営業時間:10時~20時(夏期)、10時~19時(春秋期)、10時~18時(冬期) ※日によって変動があるため要確認
休業日:特になし
料金:無料

ロマネスク時代を代表する建築物・サンジョバンニの洗礼堂


photo by Unsplash

サンジョバンニの洗礼堂は、大聖堂の西側の白大理石の建物。1152年に着工し、200年以上かけて完成しました。建物の上部はゴシック様式、下部はロマネスク様式の珍しい建物です。屋根の片面だけが鉛板葺きになっていますが、予算不足の影響と言われています。

洗礼堂の中には、中央に洗礼盤があり、キリスト教入信の際に使用されます。その奥には説教壇があります。丸い天井は二重のドームになっており、長い反響音が有名。1時間に2回、職員が音声のデモンストレーションを行っています。

サンジョバンニの洗礼堂(Battistero di San Giovanni)の基本情報
電話:+39-050-835011
営業時間:9時~20時(夏期)、9時~19時(春秋期)、9時~18時(冬期) ※日によって変動があるため要確認
休業日:特になし
料金:7.00ユーロ(約1,089円) ※大聖堂への無料入場込み
※2023年6月21日のレート、1.00ユーロ =155.44円で計算

ピサの中心部にある巨大墓所・カンポサント


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カンポサントは、大聖堂の北側にある墓所。1277年に建設が始まり、約200年後の1464年に完成しました。カンポサントは聖なる野原という意味で、神聖な土が使用されています。

白大理石のアーチが連続するゴシック様式の回廊と中庭があり、見応え抜群。回廊には、当時ピサを統治していたメディチ家や有名な数学者であるレオナルド・フィボナッチら、偉人が眠るお墓が並んでいます。

壁にはフレスコ画が飾られていましたが、第二次世界大戦の空襲や1944年の火災によりほとんどが消失。現在は、修復されたブオナミーコ・ブファルマッコ作と言われている傑作などを見ることができます。

カンポサント(Camposanto Monumentale di Pisa)の基本情報
電話:+39-050-835011
営業時間:9時~20時(夏期)、9時~19時(春秋期)、9時~18時(冬期) ※日によって変動があるため要確認
休業日:特になし
料金:7.00ユーロ(約1,089円) ※大聖堂への無料入場込み
※2023年6月21日のレート、1.00ユーロ =155.44円で計算

ピサのドゥオモ広場の観光に最適なシーズンは?


photo by pixabay

見どころがたくさんあるピサのドゥオモ広場にせっかく行くなら、最適なシーズンに訪れたいですね。ここからは、ピサのドゥオモ広場の観光にベストなシーズをご紹介します。

ベストシーズンはエネルギッシュな雰囲気漂う7〜9月


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ピサのドゥオモ広場の観光のベストシーズンは、7〜9月。気温は26〜30度前後、降雨日数は少ないため、爽やかな暑さです。

ただし、ヨーロッパはサマーホリデーのシーズンのため、非常に混雑することが予想されます。余裕を持ったスケジュールを立ててくださいね!

観光客が少ない時期を狙うなら12~3月


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ピサは冬でも比較的温暖で、最低気温は10度前後。観光客は夏に比べると格段に少ないので、暑さが苦手な方は冬がおすすめです。降雨日数は夏に比べると多いので、傘を忘れずに!

ピサのドゥオモ広場の見学方法は?予約は必要?


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ピサのドゥオモ広場を見学するには、どのような方法があるのでしょうか?事前予約が必要なのか、営業時間はいつなのかなど、ご紹介していきます。

入場にはチケットの購入が必要!


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ピサのドゥオモ広場では、広場自体に入場料はかかりませんが、個別の施設への入場はチケットが必要です。ただしピサ大聖堂のみ、内部の見学をする方は無料で入場できます。

コンプリートチケット(ピサの斜塔・ピサ大聖堂・サンジョバンニの洗礼堂・カンポサント・オペラ美術館・シノピエ美術館)は27.00ユーロ(約4,197円)なので、全施設を見て回る予定の方はこちらがお得です。

このほか、サンジョバンニの洗礼堂・カンポサント・オペラ美術館・シノピエ美術館のいずれか1ヶ所のチケットには、ピサ大聖堂の見学も含まれており、各7.00ユーロ(約1,089円)。

ピサの斜塔とピサ大聖堂の2ヶ所の見学は20.00ユーロ(約3,109円)で、タワーへの入場時間を予約する必要があります。ピサの斜塔以外の5施設がセットのチケットは10.00ユーロ(約1,555円)です。

事前予約は必須?


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チケットは公式サイトから事前購入が可能です。特に、ピサの斜塔は入場日時の予約が必要なため、必ず予約しておきましょう。

オプショナルツアーに参加するのもおすすめ


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ピサのドゥオモ広場の観光には、オプショナルツアーの参加もおすすめ。フィレンツェ発の半日ツアーや、ローマ発のピサ・フィレンツェのガイドツアーなど、様々なツアーがありますよ。

日本語ガイド付きのツアーもありますので、海外旅行に慣れていない方や、詳しい説明を聞きたい方はぜひ利用を検討してみてくださいね。

ピサのドゥオモ広場観光に要する時間


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ピサのドゥオモ広場には見どころがたくさんあるため、全施設を見て回る場合は2時間半程度、ピサの斜塔にのぼるだけなら1時間ぐらい見込んでおくと良いでしょう。

ピサのドゥオモ広場へのアクセス・行き方

ピサのドゥオモ広場観光の拠点となる都市はピサ。ピサからピサのドゥオモ広場へ行く方法が一般的です。ここでは、バス、タクシーそれぞれの行き方を解説します。

最も一般的な移動はバス


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ピサからピサのドゥオモ広場までは、路線バスのラム・ロッサ(LAM rossa)での移動が快適です。ピサ中央駅(Pisa Centrale Station)から最寄りのバス停Torre 1(トーレ1)まで約10分、バス停からは徒歩1分です。バスは10分に1本程度と便数も多いため、非常に便利です。

最短で向かいたいならタクシー


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ピサ中央駅からタクシーを利用する場合、道路の混雑状況によりますが、所要時間は約7分で料金は1,500円程度。雨の日やグループでの旅行の場合は、効率的で良いでしょう。

景色を楽しむなら徒歩


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時間に余裕がある方には、徒歩での移動がおすすめ。約1.7キロメートル、21分ほどの道のりです。道中に教会があったり、川を渡ったり、ピサの美しい街並みは散歩にぴったりです。レストランやカフェも多くあるので、食事に立ち寄るのもおすすめです。

ピサのドゥオモ広場の観光を満喫しよう


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この記事では、ピサのドゥオモ広場の観光に関する見どころや歴史、アクセスなどをご紹介しました。ピサのドゥオモ広場は、イタリアのトスカーナ州のピサにある、一度は行ってみたい世界遺産です。

ぜひ紹介した情報を参考に、ピサのドゥオモ広場の観光を満喫してみてくださいね!

ピサのドゥオモ広場(Piazza del Duomo)の基本情報
住所:Piazza del Duomo, 56126 Pisa PI, Italy
電話:+39050835011
営業時間:施設ごと・日ごとに営業時間が異なる
休業日:施設ごとに休業日が異なる
アクセス: ピサ中央駅(Pisa Centrale Station)からバスで約11分
料金:コンプリートチケット(ピサの斜塔・ピサ大聖堂・サンジョバンニの洗礼堂・カンポサント・オペラ美術館・シノピエ美術館)27.00ユーロ(約4,197円)※その他にもチケットあり、公式サイトで要確認
※2023年6月21日のレート、1.00ユーロ =155.44円で計算
公式サイト:https://www.opapisa.it/en/


※記事内の金額は2023年6月21日のレート、1.00ユーロ =155.44円で計算

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