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セントクリストファー・ネービスの首都はバセテール!歴史と観光スポットを解説
セントクリストファー・ネービスの首都バセテールは、カリブ海に浮かぶ魅力的な都市です。本記事では、セントクリストファー・ネービスのバセテールを徹底解説します。カリブ海の隠れた宝石とも言えるバセテールの魅力を、ぜひ一緒に探っていきましょう。



セントクリストファー・ネービスの首都バセテールは、カリブ海に浮かぶ魅力的な都市です。ただし、バセテールがどのような所か分からない方も多いのではないのでしょうか?
そこで本記事では、セントクリストファー・ネービスのバセテールを徹底解説します。カリブ海の隠れた宝石とも言えるバセテールの魅力を、ぜひ一緒に探っていきましょう。
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セントクリストファー・ネービスの首都バセテールの基本情報
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バセテールは、カリブ海に浮かぶセントクリストファー・ネービスの首都で、セントクリストファー島南西部に位置し、国の政治・経済の中心地です。人口は2018年時点で約14,000人とされており、国全体の人口の約4分の1を占めています。
面積は約6.1平方キロメートルで、コンパクトな都市です。バセテールには行政機関や主要な商業施設が集まり、美しい港町としても知られ、クルーズ船の寄港地として人気があります。
首都・バセテールの場所は?

バセテールはセントクリストファー・ネイビスの首都であり、セントクリストファー島の南西海岸に位置しています。カリブ海に面したこの都市は、島の主要な港町としても機能し、経済や物流の中心地となっています。
セントクリストファー島は国土の約3分の2を占める主要な島で、バセテールはその中でも最大規模の都市です。バセテールの北東約3kmには、国内最大のロバート・L・ブラッドショー国際空港(IATA: SKB)があり、首都へのアクセス拠点となっています。
また、バセテールから北に約10kmの場所には、標高1,156mのセントクリストファー島最高峰マウント・リエミュスター(マウント・リアミューガ)がそびえ、街からもその雄大な姿を望むことができます。
セントクリストファー・ネービスの首都バセテールの歴史と成り立ち
バセテールはセントクリストファー・ネービスの首都であり、歴史は17世紀初頭に始まります。1627年、フランス人ピエール・ベラン・デスナンブクの指導のもとフランス人入植者によって設立され、当初はフランス領サン・クリストフ(Saint-Christophe)植民地の首都として機能しました。
「バセテール」という名前はフランス語で「低地」を意味し、町が谷間の低地に位置することに由来しています。17世紀から18世紀にかけて、フランスとイギリスの間でセントクリストファー島の支配権を巡る争いが続きました。
1713年のユトレヒト条約で島はイギリスの支配下となり、1727年にフランス人が島から追放されると、バセテールはイギリス領セントクリストファーの首都として発展していきました。
1983年9月19日、セントクリストファー・ネービスがイギリスから独立した際も、バセテールは歴史的重要性と地理的優位性から新国家の首都となりました。現在も政治・経済・文化の中心地であり、観光都市としても発展を続けています。
バセテールの主要空港は?日本から直行便はある?
セントクリストファー・ネービスの首都バセテールに最も近い主要空港は、ロバート・L・ブラッドショー国際空港(Robert L. Bradshaw International Airport, IATA: SKB)です。この空港はバセテールの中心部から北東約3km、車で10分ほどの距離に位置し、島の玄関口として機能しています。
ロバート・L・ブラッドショー国際空港は、アメリカやカナダ、イギリス、カリブ海諸国からの直行便が就航しており、アメリカン航空(マイアミ、ニューヨーク)、デルタ航空(アトランタ、ニューヨーク)、ユナイテッド航空(ニューアーク)、ブリティッシュ・エアウェイズ(ロンドン・ガトウィック)、エアカナダ・ルージュ(トロント)などが利用できます。
日本からバセテールへの直行便はありません。日本から訪れる場合、アメリカ(マイアミやニューヨーク)、カナダ(トロント)、イギリス(ロンドン)、またはカリブ海のサンフアン(プエルトリコ)、アンティグアなどで乗り継ぐルートが一般的です。
全行程の所要時間は経由地や待ち時間によりますが、通常24~30時間程度かかります。空港から市内へのアクセスは主にタクシーが利用され、所要時間は約10分です。
バセテールの気候は?
バセテールの気候は典型的な熱帯海洋性気候で、年間を通じて高温多湿かつ温暖です。気温の年較差は小さく、平均気温は約27℃、最も暑い時期(6~9月)の平均最高気温は31~32℃、最も涼しい時期(1~2月)の平均最低気温は22~24℃です。
年間降水量は約1,150~1,400mmで、雨季は7月から12月、特に8~11月に降水量が多くなります。乾季は1月から4月で、比較的晴天が続きます。
年間を通じて湿度は高く、平均で70~78%程度です。また、6月から11月はハリケーンシーズンにあたり、まれに強い熱帯低気圧の影響を受けることがあります。
強い日差しや高湿度、雨季の突然のスコールには注意が必要ですが、年間を通じてビーチやアウトドアアクティビティを楽しむのに適した気候です。
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セントクリストファー・ネービスの首都バセテールの観光名所

バセテールには、歴史的な建造物や自然景観、文化施設など、魅力的な観光スポットが豊富にあります。ここでは、首都バセテールを訪れる際に外せない5つの観光名所を見ていきましょう。
インディペンデンス・スクエア
自由と歴史を見つめる広場

インディペンデンス・スクエアは、セントクリストファー・ネイビスの首都バセテール中心部に位置する歴史的な広場です。もともと「パル・マル・スクエア」と呼ばれ、1750年に行政・商業・社交の中心地として整備されました。
奴隷は広場南側の建物の地下に一時収容されていたことも知られています。1983年の独立を記念して現在の名称に改められ、美しい公園として整備され、市民や観光客の憩いの場となっています。
インディペンデンス・スクエアの基本情報 | |
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住所 | Basseterre, Saint Kitts and Nevis |
電話 | - |
営業時間 | 24時間 |
休業日 | 無休 |
アクセス | バセテール市内中心部 |
料金 | 無料 |
公式サイト | - |
セントジョージ教会
静寂に包まれた歴史の聖堂

セントジョージ教会は、バセテールにある美しい英国国教会で、19世紀に建設されました。レンガ造りの堂々たる外観とステンドグラスが印象的で、内部には歴史を感じさせる木造の調度品が残っています。
周囲を囲む小さな墓地には植民地時代の人々の墓が点在し、静かに時の流れを物語っています。市内観光の途中に、歴史と信仰を感じるひとときを過ごせる場所です。
セントジョージ教会の基本情報 | |
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住所 | Church Street, Basseterre, Saint Kitts and Nevis |
電話 | +1 869-465-2404 |
営業時間 | 月曜 7:00~16:00、火曜~金曜 8:00~17:00、日曜 12:00~15:00(礼拝は日曜8:00~、18:00~) |
休業日 | 土曜日 |
アクセス | インディペンデンス・スクエアから徒歩約5分 |
料金 | 無料 |
公式サイト | - |
ナショナル・ミュージアム
島国の歴史を一望できる博物館

ナショナル・ミュージアムは、セントクリストファー・ネイビスの豊かな歴史と文化を紹介する施設で、バセテールのウォーターフロントに位置しています。
かつての倉庫を利用した建物は重厚な雰囲気を持ち、内部には植民地時代、奴隷制度、独立運動に至るまでの資料や展示が充実しています。コンパクトなサイズながら、島の多様な過去と現在を深く理解できる貴重なスポットです。
ナショナル・ミュージアムの基本情報 | |
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住所 | 77VG+RGC The National Museum of St. Kitts, Bay Rd, Basseterre, St. Kitts & Nevis |
電話 | +1 869-465-5584 |
営業時間 | 9:00~16:00 |
休業日 | 日曜日 |
アクセス | フリゲートベイ方面から車で10分 |
料金 | 大人 5ドル |
公式サイト | - |
セントキッツ・シーニック鉄道
緑と海を巡る列車の旅
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セントキッツ・シーニック鉄道(旧バセテール・バレー鉄道)は、かつてサトウキビ輸送を目的に1912年から1926年にかけて建設された全長約29km(18マイル)のナローゲージ鉄道です。
サトウキビ産業の衰退後、2003年から観光用に再生され、現在は「ラスト・レイルウェイ・イン・ザ・ウェストインディーズ」として親しまれています。2階建ての専用車両は下階が冷房付きサロン、上階がオープンエア仕様で、カリブ海や緑豊かなバレー、歴史的なサトウキビ農園跡、火山の景観などを車窓から楽しめます。
車内ではガイドによる島の歴史や文化の解説があり、鉄道とバスを組み合わせて島を一周するツアーも人気です。セントキッツの自然と歴史を体感できるユニークな体験として、家族連れやカップルにも高く評価されています。
セントキッツ・シーニック鉄道の基本情報 | |
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住所 | Needsmust Train Station, Basseterre, St. Kitts and Nevis |
電話 | +1 869-465-7263 |
営業時間 | 出発時間は運行日による(要確認) |
休業日 | 不定休(事前確認推奨) |
アクセス | バセテール中心部から車で10分 |
料金 | 大人 約120ドル、子供 約60ドル |
公式サイト |
バセテールの治安・注意点

バセテールはセントクリストファー・ネービスの首都で、カリブ海地域の中では比較的治安が良好な都市とされていますが、観光客を狙った犯罪や強盗、侵入窃盗などは近年増加傾向にあります。
特に大型クルーズ船の寄港時や観光シーズンには、スリやひったくり、ホテルでの盗難被害が発生しているため、夜間や人通りの少ない場所での一人歩きは避け、貴重品の管理には十分注意が必要です。
また、強盗事件では凶器が使用されるケースもあるため、万一被害に遭った場合は身の安全を第一に考え、抵抗しないことが重要です。派手な服装や高価な装飾品の着用、スマートフォンなどの電子機器の不用意な使用は控え、タクシーは正規のものを利用し、乗車前に料金を確認しましょう。
見知らぬ人からの荷物や飲み物の受け取りも避けてください。旅行保険への加入やパスポートのコピーの別保管、緊急連絡先リストの作成も推奨されます。
緊急時の連絡先は警察・救急車が911、消防が333、在トリニダード・トバゴ日本国大使館(セントクリストファー・ネービスを兼轄)は+1-868-628-5991です。現地の人々は一般的に友好的ですが、常識的な行動と十分な注意を心がければ、安全で思い出深い滞在ができるでしょう。
セントクリストファー・ネービスの首都バセテールを知って、旅行を楽しもう!
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セントクリストファー・ネービスの首都バセテールは、カリブ海の陽光に包まれた歴史ある港町です。小さな都市ながら、イギリス植民地時代の名残を感じさせるコロニアル建築や、緑豊かな公園、賑やかなマーケットが点在しています。
特に独特の時計塔「ザ・サークル」周辺は、町の中心として多くの観光客が訪れるスポットです。さらに、港からは周辺の島々へのアクセスも良く、リゾート気分を満喫できる拠点となっています。
歴史と自然が調和したバセテールで、ゆったりとした時間を過ごしてみてください。
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋
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