野口英世記念館
野口英世記念館は、千円札に描かれていることでおなじみの世界的医学者・野口英世の生涯と業績を紹介する記念館です。野口英世は1876(明治9)年、福島県猪苗代に生まれました。記念館には、生家がそのままの状態で保存されており、幼少期の頃やけどを負った囲炉裏や、上京時の決意を刻んだ床柱など、貴重な品を目にすることができます。また、体験型展示では、ゲーム感覚で野口が挑んだ細菌の世界を楽しく学べ、子どもから大人まで楽しめるでしょう。併設されている感染症ミュージアムでは、現代にも通じる感染症についての知識を勉強できます。
スポット情報
福島旅行におすすめの観光スポット
大内宿
大内宿は、福島県南部の山間部に位置する、江戸時代の姿をそのまま残す宿場町です。約400年前、会津西街道沿いの重要な宿場町として栄えた大内宿は、参勤交代で江戸へ向かう大名や旅人たちの宿場町でした。現在は、国重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、からぶき屋根のお土産屋やお食事処が立ち並ぶ風景は、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。夏の半夏まつりや冬の雪まつりなど、季節ごとのイベントも魅力的で、年間100万人以上の観光客が訪れる人気スポットです。また、大内宿の名物「高遠そば」(ねぎそば)が人気で、多くの観光客がこの名物を目当てに訪れるほどです。
五色沼
五色沼は、磐梯山の北側に位置する神秘的な湖沼群です。1888年の磐梯山水蒸気爆発による噴火で誕生し、斜面崩壊と岩なだれが川をせき止めたことで形成されました。エメラルドグリーンやコバルトブルーなど、さまざまな色彩の約30の沼が森の中に点在し、2016年にはミシュラン・グリーンガイド1つ星にも認定されています。「五色沼」という呼び方は、沼の数ではなく、季節や天候、光の角度などによって水の色が変化して見えることに由来しています。全長約4km、所要時間約1時間30分の「五色沼自然探勝路」を散策して、毘沙門沼、赤沼、みどろ沼など、個性豊かな湖沼を巡ることができます。
鶴ヶ城
鶴ヶ城は会津若松市のシンボルとして知られる観光スポットです。起源は約630年前の1384年にさがのぼり、葦名(あしな)直盛が東黒川館として築いたとされています。幕末の戊辰戦争では、新政府軍の激しい攻撃に耐え、難攻不落の名城と称えられました。しかし、1874年に政府の命令で取り壊され、現在の天守は1965年に再建されたものです。天守内部は博物館として公開され、最上階からは会津若松市街地、会津盆地、磐梯山の壮大な景色を楽しめます。また、鶴ヶ城は市民公園としても親しまれており、「武徳殿」、「鶴ヶ城武者走り」、「鉄門(くろがねもん)」など多くの見どころがあり、ゆったりと散策を楽しめます。
スパリゾートハワイアンズ
スパリゾートハワイアンズは、福島県いわき市にある大型レジャー施設。大きくわけて6つのテーマパークに分かれていて、アクアリウムプールや巨大温水プール、たくさんのウォータースライダーが楽しめる「ウォーターパーク」、水着で温泉を楽しむ「スプリングパーク」、世界最大級の露天風呂「江戸情話 与一」などがあり、小さな子どもから大人まで幅広い世代の方が楽しめます。また、フラガールのショーも必見です。昼の「ポリネシアン・サンライトカーニバル」は明るく華やかな雰囲気、夜の「ポリネシアン・グランドステージ」は艶やかで魅惑的な雰囲気のショーです。ステージは全席指定で有料となっているので、ぜひチェックしてみてください。
アクアマリンふくしま
アクアマリンふくしまは、福島の海の特徴である「潮目」をテーマにした水族館です。自然光豊かな館内では、「潮目の海」や「サンゴ礁の海」、「ふくしまの川と沿岸」など福島の海山川の自然を体感できます。展示だけでなく、バックヤードツアーなどの体験プログラムや、裸足で生き物たちと触れ合える世界最大級のタッチプール「蛇の目ビーチ」があり、見るだけでなくさまざまな体験ができるのが特徴です。また、子供体験館「アクアマリン えっぐ」では、自分で釣った魚を食べられる釣り堀もあります。楽しみながら、自然の大切さや命の尊さを学べる水族館です。
あぶくま洞
あぶくま洞は、約8,000万年の歳月をかけて形成された神秘的な鍾乳洞です。全長約600mの洞内には、天井から垂れ下がる鍾乳石や床から伸びる石筍など、多様な形状の石灰岩形成物が広がっています。三層構造の洞内で最大の「滝根御殿」では、クリスタルカーテンやボックスワーク、シールド、洞穴サンゴなど、稀少な鍾乳石を間近に観察できます。日本初の調光システムを導入した「月の世界」も見どころの一つです。一般コースに加え、より冒険心をくすぐる「体験コース」も用意されています。地底の不思議と感動に満ちた空間で、自然が生み出す造形美を堪能できる貴重なスポットです。