門司港駅

1914年に開業し、1988年には鉄道駅舎として初めて国の重要文化財に指定された「門司港駅」。2019年に6年間の復元工事を経て、大正時代の姿に蘇った駅舎がグランドオープン。木造二階建てのネオルネサンス様式の建物は、左右対称の「門」を表現したデザインが特徴的です。駅構内には歴史を物語る見どころが満載。九州鉄道の起点を示す「0哩標」、門司港の帰りに引揚者や復員兵が喉を潤した「帰り水」、戦時中の金属供出を免れた「幸運の手水鉢」などが残されています。現役の駅舎で国の重要文化財に指定されているのは、現在、門司港駅と東京駅の2つのみ。現役の駅でありながら、日本の近代化の歴史を肌で感じられる貴重な文化遺産です。

門司港駅

スポット情報

住所
福岡県北九州市門司区西海岸1-5-31
アクセス
JR「門司港駅」下車
営業時間
ホーム内見学は始発~最終電車まで
休館日
なし
料金
ホームへの入場券:170円