【福岡観光】2泊3日のおすすめモデルコース！女子旅やカップルなど

福岡観光！2泊3日のおすすめモデルコースを紹介

福岡というと、グルメのイメージが強い人もいるかもしれませんが、太宰府天満宮やキャナルシティ、糸島、北九州エリアなど見どころ満載のスポットでもあります。

とくに福岡は市内を中心に、電車や地下鉄、バス、新幹線など、交通網が発達しているので移動が楽にできるのも魅力のひとつ。

福岡は、福岡・北九州・筑豊・筑後の大きく4つの地域から構成されています。2泊するのであれば福岡市や糸島市などからなる福岡エリアを中心に、ほかのエリアも観光するのがおすすめです。今回の福岡旅行の2泊3日のモデルコースは以下のとおり。

【1日目】

• 福岡空港到着
• 太宰府天満宮
• 太宰府天満宮参道
• キャナルシティ博多
• 天神
• 中洲屋台

【2日目】

• 糸島
• 白糸の滝
• 糸島トトロの森
• 桜井二見ヶ浦
• ヤシの木ブランコ 

【3日目】

• 門司港
• 門司港レトロ
• 九州鉄道記念館
• 博多駅
• 福岡空港へ

2泊3日で太宰府や糸島、北九州エリアを満喫できる内容になっているので、福岡でのカップル旅行や女子旅の参考にしてみてくださいね。

福岡観光1日目のモデルコース

福岡観光初日は、福岡市内や太宰府を中心にめぐるコースとなっています。福岡のグルメを満喫しつつ、歴史や文化に触れる1日を過ごしましょう！

【11:00】福岡空港到着

福岡観光スタート！

福岡空港に到着しました。待ちに待った福岡観光のスタートです。福岡空港は、東京や大阪、愛知といった主要都市だけでなく、長崎の五島列島といった離島まで網羅しており、国内線・国際線ともに20以上の都市に直行便が運航している九州最大規模の空港として多くの観光客が訪れています。

福岡空港には昼前の到着を今回は想定していますが、食事時間に到着する人は空港内のラーメン滑走路で早速福岡名物の豚骨ラーメンを食べたり、カフェでのんびり過ごしたりもできるので、旅のスケジュールに合わせて福岡空港もぜひ満喫したいところ。

この後、太宰府天満宮へ移動しますが、福岡空港からの移動方法はおもに2通りです。西鉄バスの太宰府ライナーバス旅人（たびと）を利用して、博多駅のバスターミナルか福岡空港国際線のいずれかから出発する方法があります。博多駅バスターミナルからの出発であれば、福岡空港から地下鉄を使えば、博多駅まで約5分、さらに歩いて約5分で博多口を出て右手のバスターミナルに着きます。

もしくは福岡空港から旅人に乗車するのであれば、国際線へ移動する必要があります。国内線に到着した人は、まずは無料シャトルバスで約10分で国際線へ移動しましょう。福岡空港に到着した時間と、太宰府ライナーバス旅人の時刻表とを照らし合わせて、どこから乗車するか決めるのがおすすめです。

博多駅バスターミナル～太宰府は片道700円、福岡空港国際線～太宰府は片道600円ですよ。所要時間は25分～40分ほど。バスの車両デザインが一部例外もありますが、太宰府の人気観光スポットをあしらったデザインになっているので、ぜひそちらにも注目してくださいね。

【12:00】太宰府天満宮

学問の神様・菅原道真公をまつる天神信仰の聖地

まずは福岡観光で外せない定番スポット・太宰府天満宮からスタートです。太宰府天満宮は学問の神様として名高い菅原道真公をまつっている神社。若くして学問の才能を大いに発揮し、宇多天皇のもと、右大臣にまでのぼりつめた菅原道真公は、策謀によるいわれのない罪でこの太宰府の地に左遷されました。不遇の事態に見舞われた後も、国の平安を願い生涯を閉じた菅原道真公は、天満大自在天神（てんまんだいじざいてんじん）＝天神様として信仰されるようになり、現在でも国内外から多くの畏敬を集めています。

2024年10月現在、本殿は124年ぶりに改修されており、約3年という期間限定で仮殿がその前に設置されています。写真のように、屋根にたくさんの緑が配されておりおしゃれで荘厳な雰囲気を感じられますよ。このデザインは、太宰府に左遷された菅原道真公を追って、都から飛んでいった梅の“飛梅伝説”から来ているのだそう。

また太宰府天満宮は境内が広く、参拝メインであれば約20分ほどが観光の目安ですが、たとえば宝物殿へ行ったり、天開稲荷社へ行ったり、たくさん写真を撮ったりしながら散策すると1時間はかかるでしょう。

なかでも風光明媚な太鼓橋や、樹齢1500年以上の樟（くすのき）は必見。また梅雨の時期になると手水舎が美しいアジサイたちでいっぱいになるので、時期が合えばぜひ見てみてくださいね。

【13:00】太宰府天満宮参道

ランチや食べ歩きに！太宰府グルメをたっぷり味わえるスポット

太宰府天満宮の参拝が終わったら、太宰府天満宮参道で食べ歩きやランチを楽しみましょう。ここには、名物の梅ヶ枝餅やあまおうの最中、明太フランスなど、食べ歩きにぴったりな店舗から、そばや明太重などランチにもおすすめな店舗までさまざま。

筆者のおすすめは、色んな店舗で太宰府グルメを食べ歩きしながら、ゆっくり散策すること。なかでも梅ヶ枝餅は外せません！梅ヶ枝餅というと、梅が入った料理かと思うかもしれませんが、梅は一切使用していません。菅原道真公が太宰府に左遷された当時、食べるものもままならなかったのを見かねた老婆が、梅の枝に餅をさしたのをあげたのが起源なのだとか。

現在では約30以上の店舗で梅ヶ枝餅が販売されており、たっぷりの餡子を餅で包んで焼いた香ばしい梅ヶ枝餅がお土産にも人気の一品です。店舗によって味が若干異なるので、お腹に余裕があれば食べ比べしたいところ。まずは梅ヶ枝餅を食べて、ほかのグルメやお土産やさんなどの観光を楽しんでくださいね。

【15:30】キャナルシティ博多

カップルデートにもおすすめ！噴水ショーが人気の複合施設

太宰府観光を満喫した後は、福岡市内観光へ移りましょう。若者にとくに人気のキャナルシティ博多は、太宰府天満宮から旅人を使って博多駅まで約40分、さらに地下鉄と徒歩で約3分で到着します。

キャナルシティ博多は、“都市の劇場”をコンセプトに、約4万3,500平米のなかにショッピングモールや映画館、劇場、アミューズメント施設、ホテル、ショールーム、オフィスなどが入っている複合施設。楽しみ方もさまざまですが、ぜひ見てほしいのが噴水ショーです。約180メートルに渡ってキャナル（水路）をダイナミックに使ったショーは、音楽も相まって迫力満点！

カフェもあるので、ゆっくり散策しながら噴水ショーを楽しむのがキャナルシティ博多の醍醐味ですよ。滞在時間は1時間程度を目安にしておくと良いでしょう。

【17:00】天神

行く度に新しい発見がある人気スポット

天神は九州最大の繁華街として人気の定番観光スポット。2024年10月現在、耐震性の高い先進的なビルに建て替えながら、さらに魅力的なエリアにする“天神ビッグバン”というプロジェクトが進行しています。そのため、天神界隈では色んな場所で工事が進んでおり、新しくておしゃれな建物が増えていますよ。その一方で自然を感じられる場所も増えており、散策にもぴったりです。

なかでも天神へ行ったらおすすめなのが、天神地下街。全長約590メートルの地下街のなかに約150店舗が出店しており、ショッピングからグルメまで楽しみ方もさまざまです。また天神地下街は、ステンドグラスや石畳など、どこかヨーロッパの雰囲気を感じられるおしゃれなスポットであるだけでなく、地下鉄空港線や七隈線が通る交通の要衝としても重要な役割を担っています。

【18:30】博多福岡屋台

ハシゴ飲みがおすすめな福岡の夜の風物詩

天神や中洲エリアを夕方ごろ歩いていると、どこからともなく屋台を引いて営業の準備をする人たちが。屋台は福岡の名物で、その発祥は第二次世界大戦後といわれています。福岡は新鮮な食材が手に入りやすいことから、どんどん発展していき、1965年の全盛期には約400の屋台があったのだとか！2024年現在でも約100店舗が点在していますよ。

屋台がはじめての人はどこへ行けばいいか迷うかもしれませんが、屋台のエリアは大きく分けると以下の3つです。

• 天神・渡辺通り
• 天神・昭和通り
• 中洲・那珂川通り

とくに中洲・那珂川通りは屋台が多いので、実際に行って選びたい人におすすめですよ。

屋台は基本的には予約は受け付けておらず、席は多くても10席くらいなので、長居はせず、色んな屋台をハシゴ飲みするのがルール。屋台によって、豚骨ラーメンや焼きラーメン、鉄板餃子、イタリアンなどさまざまなので、屋台マップを参考に福岡観光初日の夜を楽しんでくださいね。

【20:30】ホテル日航福岡

駅近がうれしい！観光にもぴったりなホテル

屋台で夕食を満喫した後は、ホテル日航福岡に宿泊しましょう。明日の移動を考えて、ホテルは博多や天神周辺に泊まるのがおすすめですよ。とくにホテル日航福岡は博多駅から歩いて約3分と好アクセスなのが魅力のホテル。

部屋はシングルや和室からスイートまであるので、カップルの記念日旅行や、女子旅、ファミリー、ビジネスとさまざまなニーズに対応しています。カップルならダブルルームラグジュアリーがおすすめで、約35平米の開放的な空間と高級感たっぷりの部屋が特別な旅行を演出してくれます。

女子旅ならトリプルルームラグジュアリーがおすすめ！3つ目のベッドがエキストラベッド対応のホテルがあるなか、ホテル日航福岡はすべてシモンズ製の快適ベッドがうれしいポイントですよ。

朝食は2階にあるカフェレストラン・セリーナか、日本料理・弁慶、もしくはルームサービスが利用できます。

カフェレストランのセリーナでは朝陽が差し込むなか、和洋ビュッフェが楽しめます。トッピングがたっぷり選べる五穀穀のお粥は、体を労わる優しい味がうれしいおすすめ料理ですよ。フルーツやスイーツ、ホテルカレーなどもあるので食べ過ぎには注意しながらビュッフェを満喫しましょう。

また日本料理の弁慶では日替わりの和朝食か、朝かゆ朝食が食べられます。落ち着いた雰囲気で、ゆっくり和食を楽しみたい人向けです。

朝もカップルで部屋でゆっくり過ごしたいカップルはルームサービスを利用してみてくださいね。

福岡観光2日目のモデルコース

福岡観光2日目は自然をたっぷり体感するモデルコースとなっています。近年大注目のエリアで自然とグルメを心ゆくまで満喫しましょう！

【10:00】糸島到着

山と海の自然に恵まれた魅力たっぷりのエリア

2日目観光のメインとなる糸島に着きました。糸島へは博多駅から地下鉄を使えば約50分で筑前前原駅に到着します。

糸島は福岡県西部にあり、豊かな自然が満喫できる人気のエリア。野菜や海の幸も充実しており、グルメも楽しめます。都心へアクセスしやすいこともあり、近年移住する人も多いですよ。

また志摩サンセットロードという海岸線沿いには、さまざまなおしゃれなカフェやレストランなどがあり、カップルのデートや、女子旅にも人気。フォトスポットが多いので、糸島のきれいな写真をたくさん撮ってくださいね！

【11:10】白糸の滝

四季折々の景色を楽しめる風光明媚な景勝地

まずは、人気の景勝地・白糸の滝へ移動しましょう。白糸の滝へはバスを乗り継いで約1時間10分ほどかかります。最寄駅からも約40分歩くことになるので、できれば筑前前原駅からタクシーやレンタカーで行くと約30分で到着しますよ。

白糸の滝は、約900メートルの羽金山の中腹にあり、福岡県の名勝に指定されている人気スポットです。滝の落差は約24メートルと迫力満点！周辺では時期によってヤマメ釣りやそうめん流しなどのアクティビティも参加できるので、子ども連れにもおすすめです。

またアジサイや紅葉、雪景色など四季によって表情を刻々と変える白糸の滝はカップルのデート先にもぴったりですよ。滞在時間は約30分～約1時間をみておくと良いでしょう。

【13:00】糸島名産の牡蠣でランチ

甘くてクリーミーな牡蠣がやみつきに！

白糸の滝で自然を満喫した後は、糸島名物の牡蠣小屋へ行きましょう！牡蠣小屋は糸島に点在する各漁港で早ければ10月上旬から翌3月まで営業しています。

糸島の栄養たっぷりの海で育った牡蠣はクリーミーで甘みがあると評判です。牡蠣小屋では牡蠣をキロ単位で購入して、自分たちで焼いて食べるスタイルが基本。牡蠣のほかにも、サザエやホタテなど新鮮な海の魚介が頼めますよ。牡蠣小屋によっては、アヒージョなどオリジナルメニューを販売しているところも。

女子旅なら自分たちで牡蠣を焼いている間も旅の話ではずんだりして楽しい思い出ができそうですよね。

とくに週末のランチタイムは混雑しやすいので、時間には余裕を持って行きましょう！

【15:00】糸島のトトロの森（芥屋の大門公園）

樹木のトンネルが『となりのトトロ』にそっくり！

糸島のおいしい牡蠣をたっぷり味わった後は、芥屋の大門（けやのおおと）公園内にある糸島のトトロの森へ行ってフォトジェニックな写真を撮りましょう！

糸島のトトロの森はその名のとおり、スタジオジブリ作品『となりのトトロ』に出てくる森にそっくりな場所。絡み合うようにして並んでいる樹木が天然のトンネルのようになっており幻想的です。

筆者も実際に行ったことがありますが、本当にジブリのような世界観で驚きました。約10分～約15分登っていくと、展望台に着きます。展望台からは景勝地・芥屋の大門の背面や糸島の景色が見られますよ。散策の目安は約30分～約40分ほどでしょう。

【16:30】桜井二見ヶ浦

海上に立つ真っ白な鳥居が美しいフォトスポット

次は桜井二見ヶ浦へ移動しましょう。糸島のトトロの森からだと、バスを乗り継ぐ方法では約1時間半～約2時間かかってしまうので、可能であれば車がおすすめ。レンタカーや車、タクシーだと約18分で到着しますよ。

桜井二見ヶ浦はここから車で約10分の場所にある櫻井神社の宇良宮（うらのみや）としておまつりしているスポット。海上に浮かぶ壮麗な鳥居と、海と空の青のコントラストが美しく、糸島を代表する観光スポットですよ。

鳥居から覗いている夫婦岩は、左が女性の伊邪那美命（いざなみのみこと）、右が男性の神様である伊邪那岐命（いざなぎのみこと）を表しているのだとか。寄り添って見えることから、夫婦円満のご利益もあるのだそう！

波が荒いこともあるので、近くまで行く際は十分注意してくださいね。鑑賞の目安は20分程度です。

【17:15】ヤシの木ブランコ 

晴れの日観光におすすめのフォトスポット

桜井二見ヶ浦で写真を撮った後は、さらにバスで約15分、もしくは車で約10分移動した場所にあるヤシの木ブランコへ行きましょう！

ヤシの木ブランコは、新鮮な魚料理が人気の活魚茶屋ざうお本店の敷地内にあるフォトスポット。ヤシの木ブランコはもちろんのこと、さまざまな遊具やオブジェがあり、写真を撮る手が止まりません！

ブランコも写真のようなシンプルなものもあれば、ベンチタイプや上下で人が乗れるタイプのものなどさまざま。ブランコ同士も少し距離があるので、人目を気にせず写真が撮れるのもうれしいポイントです。

またサメや、どこでもドア、空へと続く階段などもあるので、カップルや女子旅で色んなポーズの写真を撮って楽しんでくださいね。滞在時間は約30分を目安にしておくと良いでしょう。

【18:00】糸島の新鮮な魚を使った夕食に舌鼓

玄界灘などの漁場で獲れた絶品魚料理を満喫しよう！

ヤシの木ブランコで写真をたくさん撮って糸島の思い出を作った後は、待ちに待った夕食の時間です！せっかく糸島へ来たのなら、玄界灘など糸島近郊で獲れる魚を使った料理を満喫したいところ。

なかでもおすすめなのは海鮮丼です。市場から仕入れたばかりの魚をぜいたくに使った海鮮丼はまさに絶品！糸島には、海鮮丼が食べられる店舗が点在しており、各店舗によって乗っている具材や付け合わせなども異なります。それぞれの店舗こだわりの海鮮丼で2日目の夜をしめてくださいね。

また2日目のホテルも1泊目と同じホテル日航福岡がおすすめ。最終日は北九州エリアへ行くので、博多駅周辺の利便性に富んだホテルが便利ですよ！

福岡観光3日目のモデルコース

いよいよ旅も終わりが見えてきました。最終日ですが、最後までたっぷり福岡を満喫するモデルコースをご紹介していきます！異国情緒あふれる雰囲気が魅力的な場所ですよ。

【10:00】門司港（もじこう）

近代日本を大きく支えた港町

北九州エリアの定番観光スポット、門司港の拠点である門司港駅に到着しました。博多駅から門司港駅へは特急や快速などの電車で行くか、もしくは新幹線で小倉駅まで行って、電車に乗り換える方法があります。

特急や快速場合は約1時間10分～約1時間40分と所要時間に幅があるので、事前に利用する電車をしっかり確認しておきましょう。できるだけ早く行きたいのであれば料金は高くなりますが、新幹線がおすすめ。乗り継ぎが良いと約40分で到着します。

門司港は、明治から昭和初期にかけて繫栄した港町で、かつては神戸や横浜と並ぶ日本三大港のひとつとして大変なにぎわいを見せていました。終戦後はその規模も衰退していきますが、現在は観光スポットとして連日多くの観光客が訪れています。

拠点の門司港駅も見どころのひとつで、開業したのは1914年と約100年以上の歴史があり、駅としては日本ではじめて重要文化財に指定されているのだとか！木造二階建ての駅舎はネオルネサンス様式で、ヨーロッパの雰囲気が感じられますよ。

【10:20】門司港レトロ

カップルデートにも！約130年の歴史ある建物が魅力的な観光スポット

門司港レトロは門司港駅から歩いて約3分の場所にある人気観光スポット。かつて栄えた門司港は、今や門司港レトロとして年間200万人以上が訪れています。

門司港レトロは門司港駅をはじめ、明治〜大正時代のレトロな洋館などの建物が今でも残っており、趣ある雰囲気が魅力的で、デートにもぴったりです。

全部で25の観光スポットから構成されており、なかでもカップルにおすすめなのは写真のブルーウィングもじ。国内最大級の歩行者専用かけ橋で、1日6回船の往来にあわせて跳ねあがります。恋人のかけ橋としても人気で、この橋を一緒に渡ると幸せになれるという言い伝えも。山口県へと続く関門海峡や関門大橋も見られますよ。

門司港レトロの観光はどこを見るかによっても所要時間は異なりますが、約1時間程度をみておくと良いでしょう。

【12:00】絶品焼きカレーランチ

門司港で誕生したハイカラ料理

門司港のランチには名物の焼きカレーがおすすめ！当時国際貿易港として栄えた門司港周辺には、さまざまな料理屋も軒を連ね、西洋と東洋が融合した料理もたくさん誕生しました。そのうちのひとつが焼きカレーで、その誕生は昭和30年代のことなのだとか。

当時余ったカレーをグラタンのようにオーブンで焼いてみたところ、とっても美味しかったのでメニューとして定着していき、現在では卵やチーズをたっぷり乗せた焼きカレーが人気ですよ。

門司港レトロ内でも焼きカレーが食べられる店舗が多くあり、店舗によってカレーの辛さが選べるところやインド風の焼きカレー、数種類のチーズが入っているところなどこだわりもさまざまなので、ぜひお気に入りを見つけてくださいね。

【13:30】九州鉄道記念館

鉄道ファン必見の観光スポット

焼きカレーを味わった後は、門司港レトロ内にある九州鉄道記念館へ行きましょう。九州鉄道記念館は、もともとは旧九州鉄道本社で、昔懐かしい実物の車両や、運転シミュレーター体験などができる観光スポットです。

またJR九州を代表する列車を映像とナレーションで解説した九州の鉄道大パノラマや、蒸気機関車や人気列車の模型から駅員の歴代制服、ヘッドマーク各種きっぷ、鉄道用具、駅弁ラベルまで、鉄道ファンならうれしい展示ばかり。

屋外展示も充実しており、本物の列車と同じような運転体験ができるミニ鉄道などもあるので、電車好きはぜひ行ってみてくださいね。滞在時間は約30分～約1時間が目安ですよ。

【15:30】博多駅へ

福岡旅行のお土産を買うならココ！

2泊3日の福岡旅行もいよいよ終わりです。楽しい思い出はできましたか？門司港駅から博多駅へ行ったら、お土産を購入しましょう。

博多駅にはいっぴん通りや、デイトスのおみやげ街道といった場所でお土産を購入できるので、ぜひ散策しながらお気に入りのお土産を見つけてくださいね。

購入できたら福岡空港へ移動して帰路に着きましょう。福岡旅行おつかれさまでした！

2泊3日で福岡観光を満喫しよう！

2泊3日で楽しめる福岡観光のモデルプランをご紹介しました。福岡には、観光もグルメも満喫できるスポットが盛りだくさんです。基本的には車なしで行けるスポットばかりなので、電車やバス、地下鉄を利用して移動できます。ただし、糸島エリアでは車やレンタカーがあると便利です。

今回ご紹介したモデルプランをもとに、福岡旅行でたくさんの思い出を作ってくださいね。

cover photo by mayu